きみが好きだった

kimi ga sukidatta

きみが好きだった
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神12
  • 萌×23
  • 萌2
  • 中立1
  • しゅみじゃない3

158

レビュー数
5
得点
79
評価数
21
平均
4 / 5
神率
57.1%
著者
凪良ゆう 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
宝井理人 
媒体
BL小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
発売日
価格
¥650(税抜)  ¥702(税込)
ISBN
9784199009396

あらすじ

俺ならもっと、先輩を大事にするのに──。高校2年生の高良が恋に堕ちたのは、3年の先輩・美山。けれど彼は大切な幼なじみで親友の恋人で、いくら想っても叶いはしない…。密かな想いを胸に盗み見た、綺麗な横顔。昼休みの屋上で一緒に食べたお弁当。夏休み、一度だけ奪った海辺のキス──三人の時間が心地よくて、微妙な均衡を崩せずに…!?

表題作きみが好きだった

諏訪直巳、高2、晶太郎の友人でありはとこ
真山南、高3

同時収録作品ずっと、きみが好きだった

高良晶太郎、30才、眼科医
真山南、31才、洋風居酒屋の店長

その他の収録作品

  • グッデイグッデイ
  • さくら
  • あとがき

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数5

フラストレーション溜まりっぱなし

どこまでも甘ったれな諏訪を一発殴らせろ、と思った前半の高校生編。

諏訪の事情はわかりますが、わかった上で甘ったれだと思います。

前半部分は耐えました。
後半、再会してからの高良と真山の再会愛を読みたいがために耐えました。

しかし、いざ後半が始まると。
案外あっさりエッチしちゃって拍子抜け。
あれだけ複雑な関係だったのに、再会してからエッチまで、付き合い出すまでが、あっという間で、私、20ページくらい飛ばしたのかしら…?と思いました。

ずっと好きだったから。
もう二度と会えないかもしれないと思っていたから。
これから先ないかもしれないから、っていう高良の気持ち?もわからんでもない。

真山は、高良が昔の想い出のノスタルジーに浸ってるだけで、今の自分を見てないみたいな言い方をしていましたが、じゃあ真山おまえはどうなんだ?
いつ、高良を好きになった?

高良救済として読んでたはずなのに、ここで急にペースダウンしてしまいました。

諏訪も相変わらずです。
先生はあとがきで諏訪は不憫と書かれてましたが、私も不憫だと思いますよ。
性質が、です。

真山が諏訪のことを、あいつも色々あったし、って言うセリフが出て来ましたが、もういい年の大人でしょ?30でしょ?


諏訪にほっぺつつかれて真っ赤になる真山。諏訪は真山の好みど真ん中なんだって。
で、部屋に上げるんだって。
なのに高良がお見合いしたことにショック受けてる。(本人はお見合いとの認識なし)
諏訪のご飯作ってやりながら高良を恨めしく思って泣く。

なんでもかんでも高良のせいなんですかね。
挙句に部屋に来た高良を出て行かせて、これで良かったんだ、って。

今まで我慢してきたものが頂点まできて、いっそ本閉じようかと思いましたよ。

頑張って最後まで読み終わりましたが、私にはすでに時遅し。

諏訪のように、青春の1ページだったよな、なんて思えません。

凪良先生作品でこの評価は初めてです。
後半も高良視点だったら、もうちょっと違っていたのかもしれません。
ごめんなさい。

5

春先

コメントありがとうございます^ ^
凪良先生の作品は好きなものばかりなので、今回は自分には合わなかったんだと思います^^;
結構厚みのある本だってので、尚更残念でした。
次に期待します!

よしぴす

熱烈に共感しました。

高評価の皆さんごめんなさい。

旧版を読んで絶対に再読しないと思っていたのに、SSが気になって読んでしまった。
やっぱり合わないのは読んじゃダメだわ。

再読したことで更に真山が嫌いになった。
高良が本当に惨めでかわいそうで同情。

真山は大人になってから再会しても諏訪を優先してるし、特別なんだろうと思う。
真山が高良を好きだとはどこからも読み取れない。
諏訪が特別で忘れられなくて、そこまで高良を好きになれないのなら
ちゃんと高良を振ってやるべき。
最後まで高良をバカにしている感があって嫌な男だなと思いました。
高良は真山のどこがいいの?顔?もう旬を過ぎた疲れたオッサンになっていくだけだよ?

高良との連絡を意図的に絶ったし、諏訪の電話には近況をベラベラ喋って高良には嘘をついたし、
仕事中に突然現れた諏訪に仕事を放って付き合うし、夜遅くに押しかけてきた諏訪を家にあげるし、
仕事終わって疲れているのに夜遅くに会いに来た高良を追い返してどこでどう成長したんだよ?
今までも高良の事は何回も切り捨ててるよ?同じ事してるだけじゃね?
諏訪に嫌な役させて悪かった??は?はぁぁぁ?
そこは諏訪も帰すべきだろう?いつまでいたんだよ?
海で高良にキスされた時には突き飛ばして諏訪に抱きついて置いてけぼりにしたくせに。
その後まったりと諏訪と昔を懐かしんでるし。
高校の時の夏のバイトの時許可なく最中を見せつけたのを聞いて「コイツ最低だな」ぐらい思えよ。
いい思い出とはとても思えないのだが?懐かしいか?
高良には睡眠時間を削らせてせっせと通わせてたくせに、諏訪とは待ち合わせして見送りか?
諏訪に言われるがままだし。
「もっとわがままになったほうがいい」って言われたから店まで高良に送ってもらうことにしたのか?
「俺の代わりに高良に大事にしてもらいなよ。」って言われたから高良を選んだのか?
なるほど。ふぅん。
諏訪の言ってた「年の割に純なところある」ってのはどこですかぁ?
それ諏訪にだけ発動する恋する乙女モードのことじゃないの?
諏訪も東京に帰ってしまったし一人になるのが寂しかったのね。
高良のお見合い話では泣くほど悩んだ?諏訪の為にだし巻を焼きながら?
諏訪の浮気ではこのままじゃどっかから飛び降りるって死ぬほど悩んだのにね?
その後高良に好き好き言ってるのが嘘くさい。

SSでもなかなか一緒に住むことも承知しなかったようだし、
諏訪とは浮気されながら5年も同棲してたのに。
家柄がどうのとかを理由にするのが古風?一緒に住みたくない言い訳じゃね?
高校の時に高良が童貞だった事を小馬鹿にしてたのに。意味わかんない。
ヤリチンが偉いのか?価値観がチグハグでバカっぽい。
妹と家族ぐるみのお付き合い今までの男ともしてたんじゃないの?
友達と紹介してたかも知れないけど、ゲイばれしてたし。
知らぬは高良だけ感。ずっとバカにした扱い。
またフラフラする宣言してたしな。この先も信用するのは難しいだろう。
高良に対しては全然愛を感じないし、不誠実だわ。

誰にも共感できないんだけど、高良は優しいいい男だとは思うから
せめてもっとすごい美人受と素敵な恋をさせてやって欲しかったよ。
一途なワンコっていうより都合のいい優良物件男で終わってますわ。
本当に不憫だわ。カス掴んで勝ち得た発言してたし。

諏訪が高校生にもなって家庭不和の影響で人間関係を構築する能力に欠けるってのは納得できないな。
真山が今までロクな恋愛して来なかったのは諏訪みたいなチャラ男が好きだったからであって、
ゲイであることは関係ないと思う。妹にも言われてたが、男を見る目がないだけだろ。

真山の不幸を自ら呼び寄せてきたエピソード。
そのツケを高良に払わせるというとんでもないお話でした。
初恋が報われたとは思えなかったわ。終始マウントとられっぱなし。
高良に与えられたのは巨根とむっつりで床上手という名誉だけでした。

SSでもう少しいい話が読めるかと期待してしまった自分にがっかり。
ここで吐き出してムダ金使ったことと読んでしまった自分へのムカムカがちょっとスッキリしました。

8

忘れられない恋

今回は母子家庭でバイト三昧な先輩と
成績優秀で真面目な後輩のお話です。

攻様視点で高校時代の
受様との出会いから別れまで、
受様視点で社会人になり
攻様の再会から恋人になるまでに
再録と書き下ろしの後日談を収録。

攻様の家は祖父の代から眼科医院で
父が後を継ぎ、攻様も後を継ぐべく
真面目に勉学に励んでいます。

母親の従姉妹夫婦の離婚話に絡み
同い年のはとこがよく家に来るようになり
最近では一番仲のいい友人になります。

はとこは来るもの追わず
去るもの追わずな軟派な男で
今付き合っている学校の先輩を
攻様に会わせたいと言い出します。

はとこの彼女など興味のない攻様ですが
やってきたのは3年生でも悪いで
目立っている男子生徒だったのです。

そして彼こそが今回の受様になります♪

受様は綺麗な顔立ちながらも
口と手や足が一緒に出る乱暴な先輩ですが
はとこの腕の中では真っ赤になる
可愛らしい一面のある人でした。

受様の告白にはとこが応えたものの
はとこが男と付き合うのは初めてで
攻様をカムフラージュに
3人で過ごすことが増えていきます。

母子家庭で年の離れた弟妹の世話と
バイト三昧な受様に恋人のはとこは
不満タラタラで浮気を重ねます。

一番好きなのは受様だけど
恋人にはいつも側にいて欲しい
というはとこの言い分は
攻様には承服できないモノですが
受様は仕方ないと許すのです。

そんな受様と共に過ごすうちに
攻様は自分が受様の恋人なら
もっと彼を大切にするのにと
やるせない思いを募らせ…

単行本収録作2話に
全サ小冊子用に書き下ろした1話に
新たな続編1話書き下ろしての
文庫化になります。

初版の単行本でた際に
ちょっと高い!!と思ってしまい
買い逃した本だったので
文庫化を知ってから
楽しみに待っていました♪

攻様と受様は恋人のはとこ、
はとこの恋人として出合うため
優等生な攻様は受様に恋心を抱いても
ただ見ているだけしかできません。

しかも攻様から見ても
受様の恋人の行動は不誠実で
受様を悲しませているのです。

それでも受様がはとこといて
幸せならといいと思っていたのに

浮気相手の後輩女子が
はとこの本命彼女として現れて
攻様がブチ切れてしまうのです。

それでも受様ははとこを選び
受様の恋は実りません。

理屈では解明できない
恋心の理不尽さ、やっかいさに
振り回される攻様のやるせない思いが
切なかったです。

そんな2人が時を経て再会し
受様を忘れられなかった攻様は
少しずつ受様を囲い込んでいくのです。

片恋遍と両想い遍で視点が変わるため
それぞれの逆の立場でも相手を見れれて
2人の恋が実るまで楽しさ倍増、
続く番外編まで一気読みでした (^◇^)

何かの事情で別れても
再び巡り合って惹かれ合う恋というパターンは
かなりMY萌ツボなので

まだ自分のことで手一杯だった初恋と
何度か恋をして互いに大人になり
再び巡り合い掴んだ恋と
3つの恋を楽しませて頂きました♪

書き下ろし2本で
2人が周りの人達からも祝福されているのが
またとっても良かったです。

来年の桜は家族4人で見られますように。

今回は先輩後輩&再会&年下攻をキーワードに
榎田尤利さん『交渉人は黙らない』をおススメです。
こちらの攻様も一途です。策士ですけどね(笑)

2

キラキラして、苦しい青春

読んで見たかったお話だったので、新装版が出て迷わず手に取りました。良かったです!!書き下ろしを含んだ三編からなるお話です。


医者の息子の高良(攻)。高良の親友の恋人 真山(受)。真山の恋人だけど浮気ばかりの、高良の幼馴染で親友の直巳。17歳の高良は、幼馴染の恋人として、紹介された1つ歳上の真山に恋に落ちます。幼馴染の恋人だから、恋心を隠しながら、直巳を含めた3人での日々を過ごしていきます。直巳の浮気を怒り、真山が直巳を許すのを複雑な想いで見つめる高良。甘くも苦しい日々には、あるきっかけで終わりが来て…。そして、次の話では、成長して大人になった真山と高良のお話です。再開した2人の、変わっていく関係の話。


真山は、直巳が大好きで健気。直巳が浮気をしても、影で泣きながら許してしまいます。家庭環境が複雑な真山と直巳。対して、仲の良く裕福な家庭に生まれた高良。高良はずっと真山を一途に想い続け、高嶺の花のように恋い焦がれていますが、真山は真山で、高良のことが眩しいのです。前半の高校生の頃の日々が愛おしく感じます。後半の大人になってからの話では、高良がイイ男になっていて、けれど真山の前では、情けないワンコのままで、もう色々と好き要素が詰まっていました…!青春小説が読みたかったのと、長年かけて想いを遂げる話が好きなので、私には大ヒットでした!

一途に想い続ける攻が好きな人、健気な美人受が好きな人、苦しむ攻が好きな人、三角関係万歳な人にオススメします。

4

一途なわんこ攻めがお好きな方に。

作家買い。

2013年に単行本で発売された旧版に、「グッデイグッデイ」と「さくら」の2編の描き下ろしを加え文庫本という形で出版された新装版。

旧版は既読。宝井さんの描かれた表紙や挿絵は変わらず、本文は修正はちょびっとだけありましたがほぼ変わらず、でした。

内容は旧版のほうでも書いてくださっていますが、一応ざっくりと。








「きみが好きだった」
開業医の息子で、高校生の晶太郎視点のお話。
晶太郎は友人でもあり、はとこでもある直巳と家族ぐるみの付き合いをしている。直巳はいいやつではあるもののモテるのをいいことに女性関係がちょっとだらしない。

ある日直巳に「恋人」と紹介されたのは、同じ学校に通う一つ年上の真山先輩。
真山が男であることに驚きつつも、彼と関わりを持つことで少しずつ真山先輩に惹かれていく晶太郎。けれど、「マヤちゃん」は直巳の恋人で。

そんな想いを隠し続ける晶太郎だが、直巳は浮気ばかり。

自分なら真山先輩を悲しませないのに。

そんな3人のたどり着く結末は―?

直巳という男の子は不誠実極まりない男の子なのですが、憎めない。
真山も、同じように感じてたんだろうな、と思うのです。浮気性で、ふらふらしてて。でも、好きだったんだろうと。

その一方で晶太郎にも心惹かれていく。
三角関係のお話なのですが、ドロドロしてない。

彼ら3人が、とにかくいい子たちだから、だと思うのです。

「きみが好きだった」は彼らの関係は昇華しないまま終了します。

そして、後半の「ずっと、きみが好きだった」へストーリーは移行します。
「きみが好きだった」とは異なり、こちらは真山視点。
そして、彼らが出会った高校生時代から13年後、のお話です。

医者になり、実家の病院の跡を継いだ晶太郎と、母親の再婚相手が経営する洋風居酒屋の店長になった真山が再開するシーンからスタート。

高校生の時には蓋をするしかなかった想いが、再会したことで再燃する。
大人になって、分別もでき、常識も知り、現実も知った彼らが辿る「未来」はー。

「きみが好きだった」の時から、晶太郎という青年はとにかくナイスガイです。
誠実で、大人で、開業医の跡取りだというハイスペック男子。何より真山一筋です。

一方の真山のほうはちょっと複雑。
でも、その根底にあるのは、晶太郎への想いなんですよね。

晶太郎を愛しているからこそ、彼のこれからを思い、一歩踏み出せない。

そんな彼らの起爆剤になるのが、ヤリチン・直巳です。凪良作品の中でも群を抜いてのクズ男と言って良いのではなかろうか。
でも、直巳って、実はかなりの不憫さんだと思うんですよね。

好き放題しているようで、彼は周りをよく見ている。
彼がマヤちゃんの前から姿を消したのは、マヤちゃんの気持ちがどこを向いているか気づいたからだと思うんだよな。

凪良さんもあとがきで書かれていますが、直巳を幸せにしてあげてほしいです。スピンオフを激しく所望してますです。

新装版にあたって収録されているあとがきは、どちらも晶太郎視点のお話です。

「グッデイグッデイ」
恋人同士になった彼らは、一緒に住むことにするけれど…。

というお話。

「さくら」
真山と住む部屋も決まり、引っ越しをする事に。引っ越しの当日、荷物をまとめる手伝いをしてくれていた母親に、結婚できないことを詫びる晶太郎だが―。

2話とも短いお話なんです。
でも、この短いお話の中に、家族への愛が溢れていました。

男同士で恋をする事の難しさ。
けれど、そんな彼らを見守り、愛してくれる家族がいる。

子ども時代。
彼らが出会った高校生の時。
現在。
そして、これから共に築いていく未来。

それらを、まるっと描き切っている、素晴らしい描き下ろしでした。旧版を持っているので新装版を買おうかちょびっとだけ悩みましたが、やっぱり買ってよかった、と思える書き下ろしでした。

彼らが出会って、恋を成就させるまで14年という歳月がかかっています。
ジレジレと進む恋ゆえに、もしかしたら好みが分かれるかも。

でも、個人的にはめっちゃ好きな作品です。

一途なわんこ攻めがお好きな方にはお勧めな1冊かと思います。

7

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