美しいけれど異質だった祖父。その祖父に似ている孫の昴。昔から拳ひとつで悪人も改心してしまう不思議な能力のあった。死期を悟った祖父から、実は異世界の人間で、そこであったトラブルについて語られます。そして、祖父の懸念通り異世界に呼ばれてしまいます。祖父と間違えられて、精霊王殺害の罪をきせられるトラブルにあうなか、精霊アルヴァヤと出会い彼の力が昴のおかげで取り戻したという。生来の正義感と祖父のためにもアルヴァヤとともに旅をすることになり…というお話。
あらすじに光と闇とあるように、ファンタジーでダークな部分も強い。そしてえちが濃厚で多い!アルヴァヤは物腰は柔らかいのですが、昴への愛が凄まじい…。昴は、正義感の強い少年!な感じ。
先生のお話はわんこ攻めがすごいのですが、これも例に漏れず…タイトルの溺愛通り越して執着すごい!な精霊さんでした笑
前世で同僚から突き落とされてアニメの世界に転生した悪役令息エミールが主人公
王太子と婚約しその王太子に恋人ができて、その恋人を虐めることで悪役令息として断罪される未来を思い出したエミール。それによって降りかかる不幸を回避するためにもひたすら猫をかぶり完璧な令息として過ごして予定通り婚約破棄となったものの、悪役令息とはならずに婚約解消に成功!…と、そこからがスタートでした。
エミールの父が急死し、父の仕事であった財務局からお金がなくなっていた。父は汚名をきせられることになり、借金も発覚してエミールの生活は転落します。そんな中、エミール父の後に大臣になった第二王子の依頼でお金の行方を探るためにも仕事を手伝うことになる。第二王子は断罪の時にいたはずの人だけど… というお話。
猫を被ったエミールも、第二王子も優秀で気持ちのいいお話でした。アニメの主人公である理人も、嫌な子じゃなくてそこも良かった!第二王子からの好意が滲み出てるのに我関せずなエミールが面白い。最終的に両思いになる過程も、ミステリーも楽しかったです! 淡々とした2人だから、周りの王太子や理人、友だちが賑やかしてくれるのでバランス良かったです。
あるアルファ男性から猛烈にアプローチされて一緒に暮らす事になったオメガのティガ。実は一夫多妻制で、妻達がたくさん暮らしていた。しかも肝心の夫となる男性はいないし放置される始末。持て余したティガはなぜかベビーシッターをすることになりやんちゃな兄弟たちをお世話して、子供たちからも信頼されるように。しかし、アルファで後継である長男ナウファルからは何故か拒絶されてしまう。後継として日々努力しているナウファルに子どもらしくのびのびとさせたいティガ。そんな時、ナウファルが刺客に襲われるところに遭遇したティガは、それを身体を張って助けて…というお話。
最初の展開はあまりにびっくりな展開なのですが、ベビーシッターとして活躍するティガが、それぞれの子供たちに愛情をもって接したり、辿々しい言葉(母国語じゃないので)でコミュニケーションを取るのが可愛くて好きでした。そして、攻は実は最初の男性ではなくその長男ナウファル!!最初は拒絶していた彼がティガに心を傾けるようになる過程が良かったし、歳下攻がめちゃくちゃ頑張って歳上受を手に入れようと努力する姿がめちゃくちゃ良い。
元気がもらえるお話です。頑張る歳下攻めが好きな人にもおすすめです!
公爵家のオメガの長男サミュエルと、義弟でアルファな英雄セオドア。
義弟を虐めた末に将来その義弟に殺されてしまう悪役令息サミュエル。転生したこの世界がその結末を辿る小説の世界である事がわかったサミュエルは、その運命を変えるために優しい兄になり、畑仕事を頑張る事に。サミュエルとセオドアは仲良く成長していき、変わり者な畑大好き「大根公子」なサミュエルと若くして戦争に出て英雄となったセオドアに成長します。
幼い頃からセオドアはサミュエルにキスしたり弟ムーブで一緒のベッドで寝てみたり…と使用人から止められても好き放題なセオドアと呆れながらも受け入れちゃうサミュエルに笑っちゃいました!セオドアの執着は凄く、サミュエル第一、それ以外は知らん!な執着の仕方なのでいっそ清々しいです笑
サミュエルはサミュエルで、セオドアを可愛く思っているので、当て馬な王子様や主人公な「聖なるオメガ」が現れても安心して読むことができます。
そして何よりサミュエル達家族が仲良くて家族愛に溢れていて素敵でした。息子たちを大事にする父と母、そして兄弟を温かく見守る使用人達が良かったです。
元気がもらえる小説を読みたい時におすすめです!
パブリックスクールシリーズの短編集第二弾
エドと礼、スタンとケイトのお話しがたっぷりです。
そしてエドと礼の仲間たち、スタンとケイトの先輩後輩たちのお話もあり、それぞれの目線が楽しいです。
デミアンもたくさん出てくれて、デミアンのファンとしては嬉しい限り。相変わらず礼が大好きなツンデレさんで微笑ましい。
そして、今巻は書き下ろしのボリュームがありました!
ネタバレかも?
書き下ろしでケイトと礼が出会います。ケイトがずっと本編から抱えていた悩みを吐き出すこと、共感してもらうことが出来てケイトは強張りを解くことが出来たのではないかなと思います。そして、こうして2人が出あうと、ケイトはまだまだ幼くて、礼はしっかりと大人なんだなぁと実感しました。
パブリックスクールシリーズが好きな方は、ぜひ前作と併せて、そして本編を横に添えて読んでください!私はまた本編が読みたくなりました。
前作で野良猫のように毛を逆立てて警戒して傷ついていたリオン。大我との暮らしや麗子さん達との時間、安心できる場所を手に入れたその後のお話です。
飲食店で働きながら、恋人の大我と暮らす元アイドルのリオン。飲食店でも目立って騒ぎを起こさないようにフロアには入らないで過ごしていたのに、トラブル対応のためにフロアに出た後日、リオンを嫌っている伯母が現れた。大我の昔を知るアーティストの大東も現れ…というお話。
相変わらず不器用で分かりにくい優しさの大我がカッコいい!メロい!というリオンの従姉妹に激しく同意です笑!リオンは大我や周りの人たちから愛情たっぷりもらって穏やかになりました。相変わらず猫っぽい仕草や性格が可愛いです。リオンの仕事仲間や従姉妹、大我の過去の仕事仲間?も出てきますがみんな良い人で良い。リオンの伯母は嫌な人ですが、登場ボリュームは少ないので安心。野良猫から家猫になったリオンの一生懸命さや健気さ、大我の不器用な優しさも前作と変わらず、ほっこり穏やかな空気感がとても素敵なお話です。2人にトラブルが発生しますが、互いに大事に思って愛情たっぷりなので前作と併せて読んでいただきたいです!
女神様に物語をすすめるために転生させられた直。英雄になるアルフレドを序盤でいじめる悪役リアンになってしまった。けれど、自分たちを守るためにリアンはアルフレドを強く育てて頑張ります
2巻ではますます2人の仲が深まり、いちゃいちゃ度も上昇!ちっちゃくなった女神様も再登場。そしてヒロインも…。
原作読了済です。
小説も好きだったので、コミカライズも…と思ったのですが、小説版の良いところを抜き出した!という感じで読みやすくて原作ファンとしても嬉しいコミカライズです!1、2巻一気に読みました。
アルフレドの大型ワンコ感な表情がかっこいいしかわいくて良い。リアンは可愛い!原作ファンの方にも、原作未読の方にもオススメです!
何度もやり直しているタイムリープもの。タイムリープの終わりを目指して受の子が頑張ります。
何度もタイムリープしている受(魔法使い)と
その受の祖父に凶事の予言に助けを乞いにきた攻(王様)
受の子が何度もタイムリープしているからどこか諦念というか老成気味なのに頑張り屋で健気。攻の王様は国や民を第一に考える人。幾重にも練られたタイムリープの因縁が紐解かれていく過程が丁寧に紡がれます。受の相棒の喋る猫も可愛い。タイムリープの過程や、受の覚悟が切なくなりました。でも、ナツ之先生なので切ないばかりではなく、楽しく読む事ができます。
恋愛ではなく凶事に集中!な受さんなので面白かったのですが萌は1つで!
何を書いてもネタバレになりそうなのですが、とりあえず凶事の当日のそんなのありか!?なてんこ盛りに笑ってしまいました笑