ショートケーキの苺にはさわらないで

shortcake no ichigo niwa sawaranaide

ショートケーキの苺にはさわらないで
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神162
  • 萌×239
  • 萌22
  • 中立11
  • しゅみじゃない17

205

レビュー数
38
得点
1043
評価数
251
平均
4.3 / 5
神率
64.5%
著者
凪良ゆう 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
草間さかえ 
媒体
BL小説
出版社
心交社
レーベル
ショコラ文庫
発売日
価格
¥690(税抜)  
ISBN
9784778117627

あらすじ

アンドロイドが普及し、人に代わって戦争すらしてくれる時代。大学生の南里輝(なんり てる)は、自分だけを愛してくれるセックス用アンドロイド、通称「裏ドール」を伴侶にすることを夢見ていた。その資金を貯めるため裏方バイトをしていた風俗店に、ある日とびきり美しい裏ドールが売られてくる。悲しげな姿を見かねた南里は、つい貯金をはたいて「彼」を買い取ってしまった。シンと名づけられた彼は、ドールゆえの一途でけなげな愛を南里に注ぐが――。

表題作ショートケーキの苺にはさわらないで

南里輝・自分だけのドールを欲する大学生
シン・美しい容姿を持つ裏ドールであるアンドロイド

その他の収録作品

  • あとがき

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数38

すごく疲れた。

ごめんなさい。
ここから読まないでくださいね。








これは泣かせる為に書かれたものなのか。と思ってしまいました。
BLである必要があるの?と思ったりもしました。
これだけの高評価の中このレビューを書く意味はないのかもしれません。

でも、とてもしんどかったんです。戦争。徴兵。事故。
設定で泣かせる話に仕立てられたという感じすらしてしまいました。
アンドロイド徴兵の話が出た時点で、ああ徴兵されるんだ。って予想はすぐついてしまいました。
で、皆でシンを匿ってるところからの残りのページ数から考えて徴兵されてから二度と会えなくなるという事はなさそうだ。と、思いました。
もうそう思ったら涙の一滴も流れませんでした。

登場人物は良い人たちでその純粋に他を想えるところには魅力を感じました。
逆に私には純粋さがないからこんな感想しか持てないのかもしれませんね。

戦争うんぬんの設定はあまり良い設定ではないと思います。
架空世界なら現代の世の中からは考えられないずーっとぶっとんだ世界観にして欲しかったです。そこにリアリティは必要ないでしょう。

すごくしんどくて読むのに時間がかかりました。

2

タイトルの意味

本編を読むと、タイトルの意味にぐっときます。

アンドロイドのお話で、生き物でないのはなー躊躇していましたが、読んだらそんなこと吹っ飛びました。凪良先生好きさんで、アンドロイドに躊躇してまだ読んでない方がいらっしゃいましたら是非読んでください。

たくさんのレビューがあるので、あらすじ等は割愛します。
非常に可愛らしく、そして切ないお話です。アンドロイドですが心があります。傷つきますし、喜びも感じます。シンというアンドロイドの愛らしさ、純粋さ、そしてヒトのような成長を、南里くんとその仲間達が温かく見守る姿が温かく静かな文章で描かれています。
後半は、急展開の連続です。シンと南里の波乱の連続だけど優しい一生を見守る事ができます。涙なしでは読めなかったので、泣きたい時や切ない話が読みたい時に読んでください。

1

SF純愛作品

※ネタバレ注意です!
とっちらかったレビューで失礼します。


凪良先生の作品は二冊目です。カジュアルな文体と魅力的なキャラクターたちで、最後まで一気に読ませられます。

「ショートケーキの苺にはさわらないで」、とても良いエンターテイメント作品でした。映画で例えるなら、ス○ルバーグ監督あたりのハリウッド映画かな?
友情や家族関係や政治的なこと、そして恋人との純愛を主人公の激流のような運命の中で描く。
読み終わった後はあまり「BLを読んだ!」という感じにはなりませんでしたね(笑) それぐらい内容が壮大です。

この作品の魅力をあげるなら、やっぱり受けにあたる『シン』の存在です。
裏ドールのシンは不遇な目に遭っていたところを主人公で攻めの南里に拾われます。このシンが健気で純粋でとっても可愛いんです。
途中、記憶のチップだけそのままにボディが丸型のロボットになりますが、その時のシンが人型の時以上に可愛く感じられ個人的には好きです。人型ではないからこそ、純粋さやひたむきさが際立っているように思います。
そんな可愛いシンだからこそ、徴収から逃れようともがいていく展開は可哀想で辛かったです。

奇跡的な偶然を経て主人公のもとにシンが戻って来てくれたときは嬉しかったです。姿は変わったし完全な形ではなかったけれど、間違いなくシンの魂がそこにはあって、それを証明してくれた言葉が「ショートケーキの苺にはさわらない」なんです。ここでタイトルの意味がわかります。

その後も波瀾万丈な二人ですが、最後はちゃんとハッピーエンドを迎えます。まぁ、情勢的なことを考えるとちょっと不安は残りますが…(戦争が多い世界線かと思うので)。それでも、二人が一緒に居ることができればそれだけで幸せだと思うのでどうかいつまでも一緒にいられますように…。


エンターテイメント作品としてすごく面白かったのですが、BLとして萌える要素が個人的には薄く感じられたため評価は萌2にしました(萌にしようかと思ったんですが、シンの可愛さで萌2に変更)。 だからといってツマラナイとかそういうことではないです!
なんだろう…、南里を求める気持ちとか葛藤とかを、シンの目線でダイレクトに読めたら嬉しかったかもです。綺麗で純粋なドールの内側にある、人間臭い矛盾とか。シンは可愛いけど綺麗で純粋でやっぱりアンドロイドなんだな~という気持ちから抜け出せませんでした。わがままを言わせてもらうなら、上下巻くらいに分けてもっとじっくりゆったり二人の関係や世界観を書いてほしかったかもしれないです…。

それから、作者の政治的な考えがうっすら透けて見えるのもなんとなく居心地が悪く感じられてしまって…。
BLは現実からトリップして楽しみたい派なので、作者の現実的な主義主張を感じてしまうと作品にノイズがかかってしまうと言いますか…。
私が神経質なだけですね;

純粋な気持ちで読めばとても楽しめるし、感動する作品です!どんな姿形になろうとも揺らがない純愛が読みたい人におすすめです。

3

時代やカタチが変わっても愛は。

「こう来たか! やられた……」と呟かずいられなかった一冊(しっかり目尻を涙で汚しながらね)。
ジャンルで言うとSF。BLとしての条件も押さえてはいるのですが、読んでいるうちにジャンルとかはどうでもよくなりはします。

設定は今より未来で、それなのにあまりにも普通な現代との地続き感のある風景から物語は始まり、途中ディストピア物のような展開も見せます。だけど根っこは壮大な理念とかなんとかよりも個人的な愛についての物語。
愛はどこに宿り、どう育まれるのかのお話なのですね。

これから読む人たちにもこう来るか!? と軽く驚き、泣いたり笑ったりしながらページをめくって欲しいから、ストーリー自体についての説明はしません。
一見設定的に変わり種の作品のようでいて、とても凪良さんらしい物語でした。

とにかく先入観無しで読んで欲しい! 出来れば普段BLを読まない人にも。素敵な素敵な一冊でした。

3

実写化映画化してもいいくらいの、SFヒューマンドラマ。

部屋で読みながら、嗚咽が出るほど泣いた。
目が腫れるくらい泣いた。
神以上の評価がつけられるのであれば、神×5くらいしたい作品。

2人が出会った直後から、私はすでに泣いていた。
出会ったばかりの頃の、受(ラブドール)の仕草や言葉に、過去のご主人さまから受けていた仕打ちがどれほど辛いものだったかが想像できてしまって、それがもう読んでて辛すぎて、辛すぎて、「もう、大丈夫だよ」って言ってあげたいくらい切なくて、心の中で2人の幸せを願いながら読んでいた。

ハラハラして、涙が出すぎて、もう途中で本が読めなくなって一旦閉じてしまったくらい。

その後も、結局読み終えるまでずっと私は泣いていた。

ネタバレなしで、是非最後まで読んでほしい。
タイトルの意味が分かったとき、きっとみんな泣いてしまうと思う。
最高の作品に出会えたことに感謝。
作者様にも、イラストレーター様にも感謝。

2

やっぱりAIモノはいいですね…

けっこう前凪良ゆう先生の「ショートケーキの苺に触らないで」を拝読したがなんとなく感想はまだ書けていない。先日もう一度読み直したということで感想を書いてみたので読んでいただけたら嬉しいです。

もともと先生の作品が好きで、さらにあらすじを読んでAIの設定だと知ったら躊躇いなく買った。帰ってから一気に読み終えて、本の名前の意味を知った途端号泣してしまった。
物語は近未来の日本をバックグラウンドにし、人間のお手伝いとしてドールは広く使われているという設定。そしてある少年は、一人のドールに恋をした。お互いに癒し、癒され、そしてそのドールもいろいろな感情を持つようになり、2人は愛し合った。それから色々あったが、ストーリーの最後は人間の男は手術してドールになって、この先永遠にドールと生き続けてくる。本当に究極な終わり方だよね…。
でもこれは本当にハッピーエンドなのかと考えていた。けれど考えれば考えるほど迷ってしまう。不老不死というのは、なんて悲しいことなんだろうね。家族も仲間も続々亡くなって、周りの風景がどんどん変わっていって、自分だけが世の中に生き残るのは寂しいの極めだと思う。そうだったら愛する人と一緒に老いて一緒にお墓に入るほうが百倍ましだ。それに人生は有限なものだからこそ楽しいと思っている。
人間とアンドロイドが愛し合うのは最初からは間違っていた。所詮機械だし、この先悲劇の運命から逃げられない。だけどこの運命を知りつつもアンドロイドに愛情を注いて、命をかけてもアンドロイドを守ろうとする人間がすごく愛おしい。これは人間ならではの繊細さやセンシティブさ。さらにだんだん人間に懐いてきて、人間くさくなてくるアンドロイドを見て切なくてたまらない。
この先は2人は永遠に幸せに生きていくとは限らないけど、これは先生なりの考えたベストな終わり方だからこれでいい。むしろこれがいい。今まで触れたAIモノのストーリーのエンドはほとんどアンドロイドは歳をとらない一方人間は確実に老いていくということを曖昧に避けてるけど、先生はちゃんと後のことも考えてこのエンドにしたのだ。
改めてAIモノはどれほど読んでも飽きないと感心した…。

6

なんだか複雑だけど やっぱ神にしかできない

なんだろうなあ。
涙はたぶん30粒ぐらい、膝におちた。
ティッシュは5枚ぐらい?

すごく考えてしまって。ぐるぐるポイント1.
他のお姉さまが同じようなことをおっしゃっておられてて。
息子がいます。戦争になったら、この子も徴兵されちゃうのか と。
私も逃げるのかなあ。どうするのがよかったんだろう。

とても泣いたんですが、泣いた傍らで、ひどく考え込んでます。
凪良先生は、それも伝えたかったのでしょうか?

アンドロイドに対する愛情は、私も南里と同じ。
丸くても同じ。恥じらう丸いシンちゃんが、大好き。
一緒にいてくれる、温かい存在でいてくれれば、それで十分。

十分なはずなのに、さらに望んで、その上に
「人である以上、先立ってしまう・・・」という懸念を
ぶっとばしてしまって(時間はかかったけれど)
二人して、ようやく手に入れた、長い平和な時間を、なんというのか。
永遠に近いものって怖くないのかな?
でも逃げてもしょうがないし、それだったらやっぱり前に進むべき?
それがぐるぐるポイント2。

わかりやすーい、超ハッピーなお話にはできず
ぐるぐる号泣してしまったお話でした。
考えさせられる本№1かも。
凪良先生ったら、読者に挑戦してる?

6

南里とシンの純愛苺系な可愛らしさにハートキャッチされてしまった。

ずっと気になっていたのですが、この度やっと手に入れて読了しました。
評価が高いながら賛否両論ある作品。ですが、個人的には本当に好みの作品でした。恐らくBLではなかったとしても好きになったと思えるくらい、ストーリーがしっかりしていると感じました。何が良かったかというと、

・斬新さはないもののあまり多くは見ない、近未来アンドロイドもの
・序盤のアンドロなシンと人間な南里ふたりの優しい心の交流
・↑からの戦争というリアリティのある障壁
・お互い何度も姿が変わっても気持ちはずっと変わらない健気さ
・とにかく切ない!

といった感じです。
切ないです。とにかく泣かせにかかってきます。ティッシュの用意がなければ読了できませんでした笑
ですが切ないものが苦手な方でもファンタジックな要素があるからでしょうか、そこまで抵抗なく読めると思います。
先述した通り、これはSF、サイエンスファンタジーの小説です。けれど南里の生活感や戦争という題材が妙なリアリティを作っていました。不思議な世界観に引き込まれます。
ファンタジーとリアリティ、そしてシンと南里の可愛らしさが相まった優しいお話だったと思います。
地雷の方も確かにいらっしゃりそうですが、とりあえず一度読んでみて損はない話です。

3

多分、最高のハッピーエンド

読み進めるうちにアンハッピーエンドしか思い浮かばなくて、地雷踏んだかとヒヤヒヤしましたが、良い意味で期待を裏切ってくれました。
まさか輝もアンドロイドになるとは…
そうきたかー!と凪良さんの創るストーリーに溜息。

人間とアンドロイドの愛は永遠のハッピーエンドと言えないけど、アンドロイドの二人なら穏やかに過ごせるでしょう。
こういうラストも有りだなぁと思いました。

そして阿部ちんの存在に癒されました。

結局、リョウのお相手はどんな人だったんだろ?

2

心で通じ合う

これまでのマスターにはひどく扱われていたアンドロイドのシンが、大学生の南里に拾われ大事に扱われること・愛されることを知ります。
初めて体験することに喜んだり悲しんだり、素直に反応するシンがとても可愛いかったです。

戦争のためにドールであるシンに徴兵通知が来てショックを受けている南里を励まそうと、本当は怖いのに平然を装うシンは切なかったです。
逮捕を覚悟で逃げる二人もサークルの仲間も愛でした!!
(阿部ちゃんのキャラ最高です)

その後離れ離れになってしまった二人ですが、記憶チップを通して、何度も再会し、そのたびに「ショートケーキの苺」というかすかな記憶で通じあうことができます。
外見ではなく心でのつながりを感じられる素敵な作品でした。

2

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