多汗症の大学生佐富と、光属性のキラキラ男子安東の話。
満員電車で汗を流してた気分悪そうにしていた佐富に安東が声をかけたことからはじまります。
周りの目を気にして、自分の汗が他人を不快にさせていると思い込み、それによってより多汗になってしまう彼を、安東は放っておけず、構っているうちに。。。
佐富の可愛らしさと汗によるエロさが私は物凄く気に入りました!!そして、安東の心情の変化が良い!
もう構わずにはいられない気持ちと、佐富のふとした笑顔に心奪われる感じにニタついてしまいます。
過去の出来事を安東に語り、その原因である友人との再会で、佐富が乗り越え安東とのイチャイチャとか、後半はラブラブが多くて最高。そして、佐富のエロさが半端なく、読んでいて幸せ。
とても絵が爽やかで可愛くて、気にいりました。
この数ヶ月で、アニメから入って、原作読んで、映画観て、今頃ハマるなんて。。。ギヴンを読んでなかった過去の自分を蹴り飛ばしたい位ですが、こんな素晴らしい作品に出会えて本当に良かった!!
登場人物の気持ちになるということか苦手で、客観的に見て物語を楽しむタイプなのですが、ギヴンは真冬の空虚感が伝わり、何度も読み返していました。
この巻で、雨月と真冬が電話で話す場面で、記憶は音の中にというフレーズで、何だかすごくしっくりきました。色々な事に押しつぶされそうになっていた真冬が、歌いたいと思った理由が伝わりました。
そして、syhのライブが素晴らしい!!音が聞こえるかと思うくらい、勢いと眩さがあり「あぁ、いいなぁ。私もこの場に居たい」と思いました。
最終巻ですが、映画や続編など今後のギヴンも楽しみです。
アパレル店員をしていた木村は、店長のススメでアダルトグッズ製作の会社に転職。その転職先で一緒に働くことになった水田に、いきなりアダルトグッズを使って感想を言えと言われる。
見た目イケイケだが、実は童貞の木村。学生時代は陰キャでそれが嫌でイメチェンしたが、中身はあまり変われなかった。そんなホントの自分を隠して陽キャを貫いた結果。。。
木村の見た目があまり惹かれなかってのですが、読んでみたら内容がしっかりしていて面白い!!
負けず嫌いで、いきなりHしてしまう流されキャラだけど、中身はしっかりしているから、段々応援したくなるし、可愛さすら感じてしまう!
相方水田は、想像の上をいくキャラで、経験も豊かな分、相手を手の平で転がすのもウマイ!
後半に彼の今までの考えを知ってイラッとしたけど、そんな水田を虜にしちゃった木村の人柄の良さに、全て解決。
面白かったです。
その分、同時収録の作品に物足りなさを感じてしまいました。なんか勿体ないなぁ。膨らませてくれたらなぁと。。。
そのため、神評価ではないのですが、表題作自体は神評価です。
大柄で元ヤリチンの大樹と、恋人の奏汰。
付き合って一ヶ月だが、痛みに弱い奏汰に負担をかけたくない大樹は、毎回慣らして、慣らして、慣らして。。。絶対いつか痛くない初夜を迎える為に耐え抜いていた。
体格差が一目瞭然で、可愛らしい笑顔の奏汰にほっこり。元ヤリチンだが、生まれ変わった大樹は奏汰にゾッコンで、毎回最後までできなくても幸せ。
お互いがホントに好き合っていて、二人の幸せをお裾分けされた気分になります。
また、私がすごく気に入ったのは、奏汰が幼少期に友だちからいじめられた時、母親が奏汰に話す内容にすごく感銘を受けました。覚えておこうと思うくらい素晴らしい言葉です。
出会えて良かった作品です。
ちるちるさんでのオススメを見てから、気になっていた作品。
一筋縄ではいかないストーリーが本当面白い!
ゲイのセックスアピールダンスをするサイコ・アナ●バスターズの一人チオリにハマった、イエスマンのサラリーマン明人。
この明人の豹変ぶりが良い!!どんどんサイコになっていく。でも全てはチオリを愛する故。
そして、チオリは愛することを知って腑抜けになってからの復活ぶりがスカッとします。
チオリの幼馴染の林太郎。ダンサーの一人だけど、ノンケの童貞。彼の話もあり、サイコ・アナ●バスターズの曲の元となる音源が、まさかあんな方法で!!!
聞いてみたいなぁ彼らの曲。
最後までスピード感あふれるストーリーで、エロエロだし面白いし、オススメします!
念願の男子校に合格し、両親が海外赴任してしまうため両親の友人宅に居候させてもらう事になった日向。
その家の兄、亜輝と対面した日向は、一目惚れをする。
弟の子悪魔美少年、波瑠。同じクラスのギャップ系ヤンキー、不可三。
めくるめくラブの嵐。
色々なタイプの男子が出てきて、一体誰が本命?!
っていうか、そんなトントン拍子いく?!
ツッコミ所満載。
春田先生の作品は、時折あるクスッと感が好きで、癖になります。
この作品も、夢オチばかりで妄想炸裂。なのに、亜輝が思わせぶりな事をしてくるので、キュンキュンも止まりません。
春田先生作品にしてはH場面は少なく、少し物足りなさはありますが、青春を堪能できるので満足!
日向の涙が可愛いです。
受けちゃんクリニック医院長一宮。そんな受のプロが付き合っているのは年下大学生の千葉。
千葉には医者としか伝えていないため、本当の仕事はヒミツ。Hの主導権はいつも一宮が握り、幸せな日々を過ごしていた。。。
一宮は何でもできるため、いつもマグロの千葉。だから、主導権が一宮の時はメガネをかけたままだし、Hもアッサリな感じで、あまりラブラブ感がないのですが、後半千葉がリードをすると意気込んだHは、凄くエロエロで全く違うタッチでびっくりします。一宮先生がエロい!!この違いを見て欲しい!!
そして、ちょこちょこ入れてくるギャグも可笑しくて好きです。
本当ふざけた内容!!と笑ってしまいますが、一冊丸ごと表題作なので、読み応えありますよ。