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魅力から抜け出せない・・・

先生方が素敵過ぎて、クラクラします。

特に、攻めの氷室先生。彼は病院の院長をしており優秀な外科医という社会的に見ても文句の付けようがない完璧さ。…それに加えてこの容姿!(これについては文章表現も挿絵も敵神って思いました。挿絵がピタッと合って見えてほんと素敵なんですよ~)。
しかも、立派な人間だけど、だからって真面目くさってるわけでもなく金に目がくらんでる嫌な医者というわけでもなく、人間的にも豊かで大きくて、魅力溢れます。ちょっとお茶目なところがあってそこがたまらなく素敵!

仕事のシーン(診察やオペ)もかなり本格的でした。働く男性って素敵。でも私は今まで医者ものって、カッコ良いのは分るけど説明文が多そうで敬遠していたんだけど、この作品は本格的な香りは感じとれるけど全然押しつげがましいところがなくて、すんなりと医者の魅力に浸れました。痺れます!
そして、否が応でも期待してしまうのはやはりラブシーン。こちらも大変あっぱれなわけで!!もうっ!受けの月島先生との会話&エッチでは、何往復もして読み返したくなるウットリする世界でした。夢心地です。

脇役もいいんです!
氷室先生も38歳だからBLでオヤジといっていい年齢ですけど、医師会の面々や患者たちが・・・彼らは50越え60越え当たり前の文字通りのオヤジたちで、そんなところにも萌えが潜んでいました。若者に関しては月島先生を慕う研修医やMRが素敵!ちょうどオヤジとのコントラストがあって眩しさが際立ちます。女性陣も看護師や婚約者や胡散臭い極妻・・・。みんなイイ!わりと、多くの人が出てくるけど、そのどでもがなかなかの名場面であり、後々物語が進んでいくと必要性をも感じる!この作者さんのファンになりました。

あ~この世にはまだまだ私の知らない作家さんが沢山いて、どんな素晴らしい物語があるんだろうと思うとワクワク!!!また一つ発酵したというか、また一段階さらに、ボーイズラブを好きになりましたよ!面白い作品に出会うって素晴らしいことですね。

一つ屋根の下で暮らす男たち

白雪マンシオンという、廃屋のような古いマンションに、
男ばかり9人の住人が暮らしている話です。
壁を貫通させちゃったり、ノックぜずに人の部屋入るのは普通だし、
ノリ的には、めぞん一刻みたいなドタバタを、イケメンが演ずるような感じです。

楽しくていいんですけど、
ただちょっと登場人物が多いので、そこを頭に入れるまでが大変といえば大変。

201号室 小鳥遊浩一(たかなしこういち) 179cm 翻訳家 28歳 【受け】
202号室 鷹左右知栄(たかそうともえ) 180cm リーマン 28歳 【攻め】
203号室 蔵良(くらら) 泌尿器科専門医 36歳
204号室 一話目では空き部屋
205号室 美甘(みかも) パティシエ
301号室 遠野(とおの) インテリアコーディネーター 37歳
302号室 長谷田(はせだ) 一級建築士 37歳
303号室 相川(あいかわ) 作家 22歳
304号室 長郷(ながさと) 漫画家 22歳
305号室 和久井(わくい) 玩具メーカー勤務

以上10部屋もあります! 
読んでいても正直最初は、誰が誰か頭がこんがらがりました。
慣れてくると名前が出ただけで、あ~あの人って分るようになりましたが……

二話目の、「白雪マンシオンライフ~恋愛電波発信中~」では、
204号室に新しい住人が引っ越してきます。
彼は、東堂千喜(とうどうかずき)22歳。
202号室の鷹左右の会社の後輩で、性格は不思議ちゃん系、変人。
管理人に惚れて、最終的には
東堂×管理人 のカプになります。

二話目ってことで、すでに人間関係が把握できてた分、
こっちの方がすんなり読めました。

分ってくれば、わりと楽しい話ではあります。




これはいかにもリバっちゃいそうな感じだったのに

結局はリバらなかっただけど、そんな雰囲気が充満した作品でした。
美人攻め×ヘタレヒゲ受け(普通に女の子も好き)
という設定で、美人攻めの方はオラオラな性格で帯にもある通り、ドSです。

だけど、精神的には、美人攻めの方が女性的で、ヒゲ受けの方が男だな~ってのが感じられて、良かったです。

そこら辺、うまい具合にバランスが取れているというか、
読んでいて、この二人がカップルであることに、自分もでちゃんと納得がいく感じがしました。最近読んだ中では一番のヒット。

なるほどネ・・・

表紙を見るに、髪型とか服装とかがホストっぽいので、
雰囲気的に自分の好みではないかな~って思ったんだけど、
肉体の描き方(肩の感じとか手のゴツゴツ)はすごく好きだったので、
読んでみました。

感想は、
攻め受けともにホストではなかったんだけど、やっぱなんかそれっぽいモノはあるな~と。
だけどこのマンガに関しては、やっぱ絵が綺麗で見ていてウットリするので、
もうそれでオッケーです。

攻め受け以外の人物もなかなか男前で、
その中でもとくに、レストランの店長は大好きです。
攻め受けがキラキラした目立つカッコ良さなら、
店長は素朴なカッコ良さです。
役的には本当に脇なんだけど、好きなキャラでした。

カラーの挿絵がエロイので…

裏表紙もそうだし、表紙一枚めくったとこにある扉も、
肌色具合が生めかしくてなんかエロイ!
それで興味を引かれた次第なんですが、
読んでみると意外にもこの攻めの小笠原って、
年齢的にはそんなオヤジってわけでもないんですね。
35歳なので。。。

だけど、悠史(ゆうり)に対する迫り方とか、
セリフとか見るに、どう考えても35は軽く超えてる感じがしました。

悠史は結構勝気なキャラで普通に男の子っぽい性格。
小笠原のアプローチに対して、最初は怒ってます。
でもやっぱり身体は感じちゃう…ってのはお決まりのパターンなんですが、
それにしても、すんなり落ちないところはグッドでした。

そして、悠史の上司で高津亮雅(たかつあきまさ)35歳が出てくるのですが、
この人がお姉キャラでいい味出してます。
一応、攻めの小笠原に恋してるっぽいので、三角関係といえなくもないのかな…

この本は、私的に、文章からくるイメージと挿絵がピッタリ合ったところが良かったな。

ケモミミを多く書かれてる加納邑さん

なにげに、読んだのは初めてかもしれない。
予想通りポップでキュートなケモミミファンタジーでした♪
受けがケモミミで、人間にしたら15歳のキツネの男の子なんですけど、
とっても純粋で(ある意味ワガママ)、いかにも動物の子って感じです。

ケーキが食べたいと思えば“つい”万引きしちゃったり(笑)
攻めが勤めてる大学の女子生徒や同僚に嫉妬したり・・・
困るとすぐに泣いちゃったりするし・・・

だけどこの子はキツネで、人間だったら中学校に通ってるくらいの歳なんだよな~って考えると、そのワガママな部分も可愛らしく思えます。

ちなみに、少年の姿も良いけど、挿絵はキツネ姿のが自分好み。

もっと人間臭さがあるといいかな

全体的に、どの話もみんなイイ男揃いでした。
ちょうど『こんな人が彼だったら友達に自慢できるな~』って思うような男性たちです。

でも、なんか、ちゃんとし過ぎてて、心の中が見えてこない感じもしました。【包容力のある大人の男性】ってことで言えば、その通りだと思うけど、もう一歩踏み込んで、そういう男性なのに実は(なんとかなんとか) な、部分とか、日常のやりとり(そっから滲み出る人間性)を描いてほしかったです。

(なんとかなんとか)に入る部分は、カッコイイ人なのにビックリ!っていうギャップを感じる要素を希望!

表題作の「願わくば側に」と「願わくば永遠に」については、
こういう頼りになるカッコイイ攻めって、好きなんだけど、仁木社長はちょっとヒーロー過ぎちゃって……。ハルが「仁木さん格好よすぎて俺なんか」って気持ちになるのが分ります! 仁木さんのダメな部分が知りたい。

あとは、とくに好きな作品について、

・「呼バイノ美学」は、攻め受けともに、この本の中では個性のあるキャラだったので好きです。それと、“名前”にまつわるエピソードが萌えでした。受けが女王様系な点もポイントUP

・「ヒトフユ」は、使われていない田舎の家の管理人×社長の息子の社員 でした。ちょっと天然入ってる受けが可愛くてキュンとしました。攻めの素朴な優しさも萌えです。

・「10000分の1の男」は、攻めの微妙な傲慢さ加減がツボでした。プレイとか言動は、そこまで鬼畜とか、そういうのではないんだけど、よくよく考えたらイヤな奴だなぁ~って、、、。




一生忘れられない萌えをくれた作品!! ってちょっと大袈裟か

ビリー高橋さんの『迷宮へようこそ』シリーズ。
この巻で最終回です。

1巻の、どこか不思議ででも楽しいワクワクする雰囲気はそのままに、
2巻ではなんと二人がナチュラルに突発事故みたいにキッス!
堤先輩がカッコ良すぎでした。
そして期待の3巻はどうなることかと思ったけど、
悩む成瀬くんが超カワイイ! しっかりボーイズラブしてました~!

心配していたのは、匂い系とか、アッサリ系(朝チュン系?)って、
仲の良い二人を見て、自分の中で妄想するのが楽しくて、
そのもどかしさ自体魅力みたいなとこがあるので、
二人がくっ付いちゃうと、それはそれで、がっかりする時があります。
安売りされた感覚。

だから、このビリー高橋さんの話もそうならなきゃいいってずっと思ってました。
今のままの雰囲気が大好きだけど、でもくっ付いて欲しいような(欲しくないような)。

それがこのお話は、実に自然な形で、ラストまでいきました。
成瀬くんと堤先輩は、
性の対象である恋人同士である前に、お互いがかけがえの無いベストパートナーですね!
二人とも、人として素敵すぎますよ!
彼らは男性同士ですが、なんかもうこの関係は理想です。

初出しは2002年という、結構前の作品ですが、
今回読むことができて本当に良かったです。





説明しづらいけど萌えた…

帯に「こいつはバカで、最悪だ…」って書いてあるけど、そう言われてるのは攻めの石蕗宗士。でも彼は医学部に主席合格したほどの頭脳の持ち主なので、頭そのものはバカどころがとも優秀です。ではなぜバカなのかというと、生真面目すぎるというか、いい人すぎるというか、真っ直ぐというか……。そういうところがなんていうかウザイってか、“扱いづらい人”な感じなんです。一方、受けは大学の先輩で、同じく医学部の雪光蛍。医学部なので彼ももちろん頭脳明晰。おまけに、美人で、当時から結構な浮名を流していました。相手はドライに選び、面倒なことになりそうになったら容赦なく切り捨てる感じ。クールビューティーって言葉がぴったりなキャラです。

話は、この大学時代を経て、二人が保育士と小児科医になってからの再開ものですが、この二人、とても仲が悪いんです・・・。実は大学時代、後輩である宗士は、雪光に一度アプローチをしていました。それは、「自分がゲイなのかどうか実践で試したいので、先輩を抱かせてください」というなんとも失礼なもの。当然、そんなこと言われた雪光はご立腹です。色んな意味でそりゃ腹も立つさという感じです。まず第一に、男なら誰でも相手すると思ったのか!って苛立ちとか、そんな言い方でまさか自分が応じるとでも思ったのか!バカたれー!みたいな。なんかもうそんなこと言われてること自体にすごく不快というか(^_^;)

これ、男同士って考えなくても、女性なら分ると思うんですけど。なんか最初から勘違いした間違ったアプローチをされた時ってむしょうにムカつくんですよね・・・。

宗士はもし雪光を抱きたいなら、いくらでも他の言い方や方法があったはずで、そんな裏の事情までいちいち説明しなくてもいいはずなのに、その変に正直なところもバカだし、ホント苛立たせてくれます!

この伏線があるがために、二人はとても仲が悪いのです。

時を経て、雪光は実家の小児科を継ぎ、宗士は保育士になって再会します。宗士は医学部なのにナゼ医者にならなかったのかというと、それは血が尋常じゃなく苦手だから。この保育園と小児病院はすぐ近くにあり、保育園の子供がケガしたりは頻繁にあるので、その子供が雪光の保育園に運ばれたりします……。そういう関わりで話は進行していくんです。

あとがきには、『すべてのことにおちてイラついてしまうのに、気になってたまらない、そんなもどかしい関係、病み付きになっちゃうんです』とあって、この言葉は上手くこの本の内容をあらわしている気がします。

イラつくのに気になる、気になるからまた会ってみる、でもそしたらやっぱまたイラつく!って結構あることだと思う・・・。

ちなみに、この話はずーっと受け、雪光の視点で書かれているので、共感をとてもしました。

可愛い弟をいじめる兄

兄×弟(拾われて弟になった子)の、義兄弟もの。実の兄弟ものでも抵抗あまりありませんが、この話は雰囲気や設定的に義兄弟で良かったなって感じです。

兄は、普通の兄弟でもよくあるように弟をしょっちゅうイジメてて、パシリに使ったりしてます。それなのに弟は兄のことが心の中では大好き。でもそれも、兄弟の双方に、拾った&拾われたという記憶があるというところで納得できてしまう。

普通の兄弟間のイジメというか上下関係は結構壮絶で、それが男の子同士となると、ホントただイジメでしかなくて、弟は結構本気でイジメてる兄のことを嫌ってたりするもんだと思うんです。でもこの場合、拾ってきた人(兄)は、拾ったのが自分だからその子にとっての王様でありたいっていう気持ちなんじゃないかなぁと思います。コントロールしたいけど好き、好きだからコントロールしたい??みたいな感じ。また、それにプラスして拾ったという行為から、子犬を可愛がるような愛着もあると思いました。

弟も弟で、親に捨てられるというショックもいいところの状態にあったのを助けてもらっているわけだから、兄に対して恋愛回路が芽生えるの分る気がします。どんなにイジメられても従ってしまうのは、拾ってくれたという気持ちがあるからかなぁと。兄も兄でピンチの時は助けてくれたりして優しいし……。

………うーむ、なんか、言葉にしてみると上手く説明できないのが残念ですけど、この話、すごく萌えたんですよ。しかも、他の兄弟ものとは違った部分で萌えました!

今まで、兄弟ものの『面白さ』『魅力』というのは、結局、本質は怖いもの見たさにあると思っていた私ですが、(つまりドロドロしたのが兄弟ものの良さだと思っていた)こんなにも明るい雰囲気で、だけどおバカ系でもなくて、キュンキュンする話があるとは! 挿絵が小説のイメージ通りでそこも萌えUPになりました。

あと、この弟が、基本はポーカーフェイスの優等生なんだけど、実はすごいドM。真性Mだなぁ~て思うところがあって、そこもSな兄ちゃんとぴったりです。