作家と編集のラブコメ、ですがそれが普通と違うのは、前世で殺した相手…だったからなのです。一見殺伐としそうな感じなのに、実は大好きで崇拝する作家だったとか、実は前世からの片思いだったとか、そこら中に大好きが溢れててニヤニヤが止まりません。
そんな第2巻、残念ながらまだまだ恋人には遠いのですが、作品をダシにデートを要求されたり愛が分かる本を作って(笑)こなしていく内に、徐々に気持ちの変化が起こってきたようです。それは、亀の歩みよりも遅かったりはしますが。
それでもあの西園寺が、大好きな本も読まずに、東雲のことを考えるようになったのは大きな進歩ですね。500年モノのこじらせラブが成就するのか、早くも3巻が楽しみになりました。
最近1巻を読んで気に入り楽しみだった続編は、イケメンオタク美容師と推しアイドルの、ドキドキ同居再開編です。
前巻では大好きなアイドルのために、ツラい別れを選んだのでしたが。
早々にファンなのがバレ(笑)、活動を再開してライブもでき、脅迫してきた手紙の相手も分かって…。
何よりメンバーたちに理解されて、同居が再開され、これにてメデタシメデタシ…。
とはならず、アイドル君を心配する幼馴染みが登場して、波乱の幕開けとなりました。彼を連れて帰る気満々な上に、もしかしたらライバルかもしれないとなれば、美容師さんの方も居ても立っても居られず…。
ですが、これが良いスパイスになって2人の関係が進みそうな予感に、既に3巻が楽しみで仕方ありません。もちろん今巻も、過激な推し愛が楽しかったですね。
人類初のΩとα2人の、前巻に続いてのセカンドヒート編です。合宿中に2回目のヒートが始まり、父親に迎えに来てもらうのですが。
もちろん、父親は2人の状況を知りません。加えて、発情期も分かりません。なのに収まらない熱と、今にもやっちゃいそうな車内とで、ドキドキも最高潮でした。
ですが、何とか堪えた喬君は、親への説得もクリアし、2人は彼の自宅でめくるめく濃密な夜を過ごすことに…。
この巻は、そんな本能に突き動かされた、濃厚なHシーンがほとんどでした。ストーリーは全く動いていません。普段なら、展開が遅い‼と怒っていると思うのですが。
この2人に関しては全く思わず、美しい2人に見入って時の経つのも忘れていました。何なら、もっと見たいとまで思ったのです。
おまけに、両親の息子への対応にもホッコリしました。心配なはずなのに素晴らしい対応をしてくれて、感謝しかありませんね。
と書きつつ、弟が帰ってきたらどんな結果を生むのか…次巻が楽しみであり、不安でもあります。
大好きな作家さんの新刊は、この作家さんらしくコメディと萌えの塩梅が絶妙で、最後まで楽しめました。というか、物凄く好みで、大好きな1冊になったのです。
お話は合コンでの、軽いキスから始まりました。
キスをしたらなぜ死ぬのか、呪われた家系かと思ったのですが。
何と理由は、ブラコンの最強兄姉がブチ殺しに来るからでした(笑)。
死亡回避のために、イヤイヤ始まった偽物お付き合いだったのです。
なので、嫌われようと色々画策するのですが、なぜか逆に惹かれていくのを止められず…。
受け君の恋が初めての箱入り息子のズレ感は可愛く、攻めさんの空気を読んでばかりの良い人の殻を外していく様子も良く、2人の距離が近付いていくのにキュンキュンしました。そのズレのせいで途中切ない展開もありましたが、結果オーライでイチャイチャ全開に嬉しい悲鳴ですね。
最後に、「待ち受けにすると恋が叶う画像」が私も欲しいです‼
大好きなシリーズなので、待ちに待った新刊でした。加えて、心残りだったカップルの、「かかえ続けた恋の答えが今ここにある」なんて帯の煽り文句を見ては、居ても立っても居られません。
あの悲しい事故が描かれた4巻以来ということで、実に9年ぶりでした。興奮するなという方が無理というもので、先を知りたい気持ちと自分の希望通りの答えなのか…とドキドキが止まりません。
そんな中読み進めましたが望んだ展開ではなく、正直ガッカリ感は否めませんでした。ですが、幸せそうな2人を見て、これで良かったのだと思えたのです。
何より、これで良いとサバトが答えを出したのなら、ファンの一読者としては何も言えませんしね。
他カップルも幸せそうで、やっぱり大好きなシリーズだとしみじみと思いました。
48歳おっさんのアップデートを見守り、すっかり苦楽を共にしてきた感たっぷりの本シリーズも、とうとう完結となりました。
大好きなシリーズだったので寂しいですが、最終巻に相応しいストーリーに感動して、胸いっぱいな読後でした。
友人ゲイカップルの心強い味方になって、仲違いした2人を仲直りさせ、果ては親への挨拶までアシストして。
だけではなく、トランスジェンダーの人の面接をキッカケに、どんな人でも働きやすいようにと、会社で活動していたのに驚きました。
ここまで変わるとは、全く思わなかっただけに嬉しいですね。心配だった友人カップルも無事に両親に認められ、どこを見ても幸せしかなく大満足です。
恥ずかしながら、最近こちらのシリーズを知ってハマった者です。続けて最新刊が読める幸せに浸りながら、手に取りました。
人狼の大学生と血の繋がりはないが叔父で10歳上の探偵との、初めての発情期で襲って襲われた2人のその後のお話になります。
必要以上に自分を責める夜君に、別れの予感がして戦々恐々としていました。
そんな気持ちで迎えた3巻ですが、予想以上の黎人さんの男前っぷりが全てを解決してくれたのです。
甥っ子以上の気持ちだと気付いてからは抜群の行動力で夜君にぶつかっていって、深くて大きい愛情で認めさせたカッコ良さにキュンキュンしっぱなしでした。
そして、嬉しいことに彼らの今後がまだ見れるそうで、カップル成立後のイチャイチャ甘々を楽しみに、4巻発売を待ってます。
待ちに待った新刊です。
原作未読なので、どんな展開が待っているのかワクワクして、読むのがもったいないほどでした。
ですが、我らがアル君は何度も危険な目に遭って、ドキドキしっぱなしだったのです。
まずは飛行機の貨物の中で人間に戻って絶体絶命になり、次は拉致されて傷だらけの瀕死になって。なのにこれだけでは飽き足らず、最後は飛行機のハイジャックに遭遇して。
ここまで来たらいっそ清々しいですが、頑張ったアル君にご褒美が欲しいですね。それはアキラさんからの愛情に他ならないのですが、一貫した塩対応で望み薄なのが切なくてたまりません。行く先々で、カップルに間違われるのが余計に。
それはさておき、相変わらず蝙蝠アル君が可愛くて、殺伐とした中での癒しでした。
ショタ好きとして、ずっと追いかけてるシリーズです。と書きつつ、前巻のレビューでは、進展が欲しいなんて中立評価を付けたりもしたのですが。
そんな小学5年生と高校2年生の純粋BL、BLとは言いながら椿君の片思いで始終進んでます。彼は一貫して本気なのですが、如何せん小さくて…。
ですが、とうとう5冊目にして悠君の方も意識して、真剣に考えるようになったようです。と書きつつも、やっぱり亀の歩みのようなスピードでしか進んでおらず、本当のカップルになるには何冊分必要なのか…と途方に暮れたのも正直な気持ちでした。
でも!でも!
やっぱり椿君は可愛いのです。おまけに、ここまで来たら、彼の長年の恋の成就も見届けたくて。
なので、可愛さを愛でるモノと意識づけして、これからお付き合いする所存です。
癒し担当のお気に入りシリーズなので、発売を楽しみにしていました。読むのがもったいなくて温めていたら、既にたくさんのレビューが上がって、この作品の人気ぶりが分かりますね。
さて、3巻のメインは何と言っても、北山君の就活でした。なかなか決まらずナーバスになる中、南谷君の言動が怪しくて、浮気疑惑にショックを受けるのですが…。
そんな疑惑を持たれた南谷君、実は同棲に向けての家事修行を隠れてしていたのです。
お互いが大好きでのすれ違いだったせいか、心配せずに2人の大好きを堪能しました。逆に、恋愛に対して右往左往している様子が可愛くて、キュンキュンしまくりです。
就職も決まってプロポーズも済ませ、益々イチャイチャ甘々が溢れそうな予感がした幸せな読後でした。既に4巻が楽しみなのは、言うまでもありません。