お気に入り作家さんなので、あらすじも見ずに購入しました。読む前にこちらで悪い評価を見てしまって、ドキドキしながら臨んだのですが。
シングルファーザーの舞台役者と死んだ妻の従兄弟で浪人生の、住み込みの家政夫から始まる子育てラブです。
とにかく、受けの柚希君が一生懸命な良い子でした。元々亡くなった奥様に似ていたのもありますが、相手が惹かれるのも納得できます。そのお相手の櫂さんですが、最初は柚希君の気持ちを利用しようとするズルさが苦手でしたが、徐々にダメっぷりが分かってくると可愛く思えてきて。柚希君に振り回される様子に、萌えました。
と言いつつ、可愛さは子供の乃衣ちゃんには敵いません。この子が2人を結び付けたと言ってもいい程で、お子ちゃま好きとしては辛抱堪りませんでした。
カップルになったその後のイチャイチャを見れなかったのは残念でしたが、自分の体を「ぴちぴちです」と赤面して差し出す柚希君に満足して、次回作を楽しみに待ってます。
何気ない日常の幸せを存分に堪能できる、本シリーズも4冊目となりました。前巻に引き続き、お付き合い前の高校生編と現在の恋人編が収録されています。
高校生編では思わぬ行動ですれ違った2人にヤキモキしましたが、お互いに嫌われたくないなんて思っていた事実に、その頃から大事だったのが分かって頬が緩みました。
大人になった現在編では、何をしててもそこら中に愛が溢れてて、ニヤニヤが止まりません。今こそ彼らの家の壁になって、2人のイチャイチャを見守りたいですね。
…高校生編ではまだお付き合いには至っていないので、次巻では見れるのでしょうか。既に、5巻の発売が楽しみですね。
大好きなキラキラ家族シリーズも、早いもので24冊目となりました。毎回レビューで書いてる気がしますが、気分は孫を見守るお祖母ちゃんで、可愛い子供たちに癒されるのです。
そんな今巻の目玉は、何と言っても前巻から続く、武蔵君と七生ちゃんの運動会ですね。目論見通りに「大好き抱っこ」や大翔君パパ改心作戦が成功した様子に感動し、張り切って頑張る子供たちが眩しくて。
8割…いえ9割が子供たちのエピソードで、これをBL括りにするには反対されるかもしれません。ですがイイのです、私みたいなちびっ子好きには需要があるのですから。
とは言え、今回はちゃんとありましたよ!主役カップルが、BのLをしているシーンが。弟たちの計らいで一泊二日の記念日デートに行き、イチャイチャ甘々を堪能してました。
それは、ほんの7ページ程度ですが、逆に邪魔だと感じた自分に驚いてます。やっぱりこのシリーズはお子ちゃまを愛でる担当だと、改めて実感しました(笑)。
大好きなシリーズの最新刊、ワクワクして手に取りました。気になっていたのは柘植さんと湊君カップルで、2人の恋の行方にドキドキしながら臨んだのです。
結論から言うと、先ずは無事に仲直りできて安堵しました。どころか、それキッカケでお互いに想いを打ち明けての恋愛成就に、キュンとなったのは言うまでもありません。おまけに、心の声を利用しての会話も良かったですね。
そんな友人カップルを心配し、相談に乗っていた主役カップルですが。他人の恋路に構えるのは、お付き合いが安定した証拠だと嬉しくなりました。
ですがそのせいか、主役カップルの出番が少なかったのが残念でした。黒沢さんが心の声が聞こえるバージョンの『if』も面白かったのですが、やっぱり現実の2人のイチャイチャ甘々を見たいのです。
14巻ではそこを期待して、特装版を購入するつもりです。
お気に入り作家さんの新作に、有無を言わずに手に取りました。特殊な経緯で夫夫になった2人の、その後を描いた第2巻です。
結婚も2年目となり、さぞや落ち着いた生活になってるのかと思いきや…。
未だメロメロで重い愛情や濃厚Hは健在で、全く勢い衰えずで安心しました。お正月には一緒に里帰りして一家団欒に参加したり、新婚旅行に行ったり。時には隠し事をされて不安になっての尾行…なんて事もしましたが、相互溺愛夫夫に他人が1㎜も入り込める隙間はありません。そんな2人を邪魔するのは、大腸検査オンリーでした(笑)。
そして、嬉しいことに2人の愛はまだまだ続くようで、更なるラブラブとワチャワチャを期待して、3巻発売を待ってます。
作家さん買いです。あらすじも読まずに購入しましたが、『息できないのは君のせい』のスピンオフでした。本編志筑さんの元バンド仲間で、しつこく彼に絡んでた、あの三好さんが主役です。
一夜限りの相手を取っ替え引っ替え、恋愛は絶対にしないと豪語していたのですが。下心で助けた女装男子に惚れられたから、さぁ大変です。
それが、自分でも目を背けていた胸の内を暴かれるわ、ストーカーの如く追いかけまわされるわ…と、一癖も二癖もある性格を持つ相手で。
そんな相手に右往左往する様子が愉快やら可笑しいやらで、もしかして堕ちるのも時間の問題ですか!?な展開にドキドキしました。
いえ、難しい性格の三好さんには、彼ぐらいが丁度イイと思います。何があっても諦めずに愛し続けてくれると思うので、三好さんの孤独が癒されそうで…。
自分的にはお似合いだと断言したいので、無事にカップルになった2人を(三好さんがネコになったのを)続編で見せてもらえると嬉しいですね。
子供たちもスクスク成長し、愛情いっぱいな家族のハッピーライフを収録した獣人シリーズの最新刊です。新たな2組の恋と共に長男の初恋もあり、恋の花があちこちに咲いていました。
今回のメインカップルは、無理矢理『婚約の呪紋』を施した黒狐の獣人オムと白虎の獣人アールシュでした。最初は拉致から始まりましたが、年下オムの熱心なアプローチが実を結び、結局は粘り勝ちしていました。
次のカップルは、長男の初恋相手の人と突然現れた龍人でした。まさかの種族が判明しての、三角関係が微笑ましくて。
その分、主役カップルのイチャイチャ甘々の出番は少なかったですが、仲睦まじさは天下一品でした。子供たちのワチャワチャも尊く、今回失恋を経験した長男の成長が眩しく、その可愛さに悶えるのです。
様々なカップルの色々な愛の形に萌えて、子供たちの可愛さには癒され、幸せな読後でした。次巻での、幸せなカップルたちのその後を楽しみにしています。
作家さん買いです。魔法学校に寮やオメガバース、好きな設定が詰まってて…ワクワクして読みました。
と言いながら案の定、最初はオメガバースによくある、Ωが虐げられる描写に胸が痛んだのです。
おまけに、かりそめでカップルになった優秀αの先輩が冷たくて。女遊びも激しくて、かなりハラハラしました。
ですが、受けの螢君が健気でとってもいい子で。こんな先輩でも見捨てることなくめげずにぶつかった結果、先輩の「誰も信じられない」トラウマを解きほぐしていったのでした。憎んでいた母親の真実さえも暴いた頃には、すっかり先輩のクールな仮面も剝がれていましたね。
そこからは本当の番になれ、イチャイチャ甘々カップル一直線に、ニヤケつつ萌えました。なぜかタイトルの曲が脳内を流れましたが、一途な想いが報われて…嬉しくて胸がいっぱいです。
23冊目となった、キラキラ大家族シリーズです。気分は孫を見守るお祖母ちゃんで、可愛い子供たちに毎度癒されてます。
今巻も鎌倉の実家にお泊りという名の大家族大移動に、ワチャワチャ感たっぷりで楽しかったです。
そして一番のメインは、三男の運動会ですね。学校での人気者なのがよく分かるエピソードに、思わずウルっときました。
と、子供たちの魅力溢れる日常はたっぷり書かれていて、それ目当てで読んでいる人間としては何の文句もありません。
ですが!!いつも主役カップルの少しのBがLする部分が、今回は全くないという…。寝ている相手のホッペにチューって、中学生ですか!?なんって突っ込んだりもして。
特に怒り心頭なのが、あとがきでの鷹崎さんです。直接作家さんに文句を言ってますが、うやむやにされちゃって。次巻ではイチャイチャするシーンがあることを、私も願ってますよ鷹崎さん!!
4巻発売がもう4年前で、このまま終わったんだと思ってました。大好きなシリーズなので、寂しくて未練がましく、既刊4冊を繰り返し読んでいたのですが。
まさかの新刊発売に、興奮したのは言うまでもありません。嬉しくて嬉しくて、読むのがもったいなかったほどです。
ストーリーの方は残念ながら、2人には何の進展もありません。
原作未読なのでヤキモキしますが、それでもいいのです!続きが出ることに意味がありますから。
と言いつつ冷たくされて、ハートが濡れると涙を流すアルが悲しくて、いい加減答えてあげてアキラさん!と思うのですが。それでも、里帰りの協力をしてくれるし、中途半端に優しくされて嫌いになれないのです。
そんなアルの里帰り編ですが、妹が結婚してアルJr.がいて切なかったり、同じ吸血鬼のキエフに会ってドタバタさが楽しかったり。そして、やっぱりコウモリアルが可愛くて悶えますね。
予告編を見ると、6巻は来年夏発売とのこと。またまた楽しみができました!!