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神作品

エキスパートレビューアー2023

女性ミスTyさん

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今は淫魔もアプリを活用する時代

 スマホが実権を握る現代、淫魔ルシル(受)がアプリを使って定めた今宵のターゲットはやや体格の良い優し気な男ミカミ(攻)だった。

 元気よく突入!翼などが生えた奇抜な格好の男が飛んで来たら、多くの人は呆気に取られてフリーズしそうですが、ミカミは焦る事無く冷静&友好的な態度、様々なお客様を接客してきた精神の成せる業なのでしょう。
 早速ルシルは経緯の説明を始めるが自由&マイペースな反応のミカミ、情報化社会ネタ全開の噛み合ってないやり取りが面白かったです♪

 最初はルシルの襲い受け搾取から、ミカミも余裕無くなるのが良いですね。淫魔の能力を使いさっさと終わらせ退散!…しようとしたのですが引き留めるミカミは全然満足していない模様。
 
 一般的にありがちな展開だと、ここからミカミの逆襲わからせハードプレイが始まりそうなものですが…ある意味わからせと言えるかもしれないけれど、一味違う善意的わからせが意外でした!辛口正論お説教シーンも笑えますw
 搾取しか知らないルシルにセックスの極意を優しく指導、テクニック的な部分だけじゃなく一番大切な「相手へ」の思いやり、気持ちの部分も含めて。

 なんたってミカミはゴッドハンドマッサージ師なのだ、時折ツボ押しなども交えながら愛撫は優しく丁寧、最初は違和感を示したルシルもノリノリになって可愛いですし、動きや表情の変化も良く、会話しながらまったり時に激しく、お互い満足し合う甘めのHでした。

 続きがあるのか解りませんが読み切りとしても楽しめました。22ページで私が買った時は330円。
 普段ならページ数に対して少々値段が高く物足りないって感想になりがちですが、俺様ヤンキー系のルシルと穏やかイケメンのミカミのキャラがそれぞれ魅力的、セリフがしっかり練られた二人の温度差あるやり取りも楽しかったです。
 絵が上手くHシーンも充実した内容だったので物足りなさを感じませんでした、ページ数と読み応えって比例するとは限らないんだね。

 ラブにはまだ到達していませんし、やや肉々しい絵は好き嫌いが割れそうですが、個人的には満足度の高い短編でした!

欲望の果てで壊れた二人のクズの後悔

 不在の7日間を終えいよいよ物語は終末へと向かう。不仲になる龍城と響、龍城の兄である真の登場、龍城の人格を作り上げた家庭環境や兄との関係などの背景が明らかになっていきます。

 響を上手く抱けず浮気も疑われ龍城はオナホでヌき出す。女体型のオナホを響に見立てて犯し、それを後ろから剣が犯すシーンの龍城の妄想が狂気で家族水入らず(違)。
 上巻からインモラルなエロ漬け続け、いよいよ感覚が麻痺してきたのかこの異様な光景にすら興味が湧いてくる。家族愛の欠片もないこの一家はこんな歪な妄想ですら家族愛に見える錯覚。

 響を想う真に龍城と剣は攫われ、龍城は二度と女を抱けない身体にさせる為にモブ輪姦されるが、このパートが長くて少しダルかったかな。私はモブ姦割と好きですが、こういうのって結局感情がうほっエロい!と気持ちいいだけになってしまう。剣とのエロにあるような、ギスギスした感情のやり取りあるエロの方が見ていて面白いので。
 
 ニップルを開ける描写が、針が少しずつ貫通していく様子を龍城の表情と併せて4シーンで丁寧に描いているのが良かったです。ヤクまで出てきて最後は人間辞めてる状態になる龍城、普段なら胸を痛める場面なのに1㎜も可哀想だと思わないから凄いよね。そんな事になっている間、剣は真と命懸けのドライブをしているのだが…。


 そういえば、学校にも剣に影響を与える人物が二人居る。一人は剣が想いを寄せる顧問の神部先生、もう一人は剣に接触してきたゲイの熊澤先輩だ。剣は上巻で興味本位で先輩の相手に応じたが玉砕、でもその後も先輩は剣の事を密かに気に掛け想いを寄せていたようだ。

 自分勝手なクズに壊され、そいつを壊す自分勝手な欲望の果て自らもクズに堕ちた剣。無価値な自分に向けられた先輩の想いに対する胸中に少し感動した、今までこの言葉を掛ける事が出来る相手すら居なかったんだろうな。
 この先輩とのエピソードは何を読んでいるかも解らなくなる暗澹から、一時だけ「ボーイズラブ」の世界へ戻れた気がした。

 剣は家を出て東京に移り住んだが、単身赴任で近くに越してきた龍城が訪れる。響に嫌われ全てを失い、もう剣しか居ないと縋る龍城の執着心と最後のエロに、一瞬だけ間違ってBL的な萌えの錯覚を起こしそうになる。
 最後まで剣はデレの欠片も見せる事は無い、憎悪から不自然に愛に変わらずこの姿勢を一貫したのが私は好きですね。

 ラストシーンの後ろ姿の剣は何を思いどんな表情をしているのだろうか、憎しみの中にほんの一握りだけあったかもしれない慕情に想いを馳せているか、はたまたもう関係無いと通話を切り、旅行に出かける今の家族だけを笑顔で見送っているかもしれない。


 よく考えたら苦手な要素だらけだったハズだ、BLの世界でまで浮気不倫なんか見たく無いし、きっかけはショタから始まる少年と大人のエロは、普段なら読んでいて少々罪悪感がある。BLのLも無ければ、龍城は誰も幸せに出来ず傷つける事しか出来なかった。

 作者さんは下巻のラストを謝罪していたけれど、私はこれで良かったと思う、だってこんな男幸せにしちゃいけないもん。真の言っている事にも正しい部分があったと思う、悪い事をしてバレないと思ったら大間違い、その罪は消える事は無く、その報いは必ず自分に返ってくるし落とし前は自分で付けないといけない。
 
 清々しい程のクズを全力で描き続けそれを最後に全力で否定する、苦手要素が多いはずなのに私がこのお話を好きなのは、上記に書いた嫌なものたちを、全部駄目な事なんだよって罰するかのように、この結末で全て否定してくれたからだ。


 R18に相応しい様々なシチュエーションやプレイを楽しませて頂きましたが、それ以上に私はストーリー部分の方が印象的でした。大袈裟って言われちゃうかもしれないけれど、平凡な家庭に生まれ家族を愛し愛されて大人になれた事が、どれだけ尊くて幸せな事なのかを痛感させられた。

 長い悪夢から目覚めたかのような読後感、家族としても恋情でも二人の間に愛とかそんなものは皆無で、でもそこには執着と、家族であり共犯である切れない絆のようなものがあって…剣と龍城、二人の男の壮絶な人生の片鱗を見届けたようでした。

それはある一家の破滅への軌跡

 「わんわんお父さん」は未読です、スピン元作品の攻め、剣の過去を描いたお話なので既読の方がより楽しめるとは思いますが、未読でも問題無く読めました。元は同人誌のようで、カバー下の情報によると上巻は同人誌の4冊目まででそこが最終話、下巻に収録されている5~7冊目はエクストラ的な扱いなのだとか。

 苦手な人は表紙で逃げ出すと思いますがまずは試し読み推奨、この時点で地雷になりそうな要素を大体通過している親切設計。

・男女のエロシーンなど見たくもない方
・モブ姦、モブおじ、メイン二人の他とエロシーンが無理な方
・フィクションでも犯罪描写や差別用語は絶対許せない方

…などは不向きと思われます。

 試し読みが家族の崩壊していく過程から描かれており、これはただのエロ本では無いな、と興味を示しました。逆体格差や龍城のビジュアルが良かったのと、主に調教プレイやクズを叩き潰す受けざまぁに期待して手に取りましたが、そういうレベルで終わるお話じゃなかった。

 言葉選びや表現面で笑える箇所もきちんとありますが、ストーリー自体は裏切り、憎悪、情欲、狂気、罪悪感、失望…人間の汚い部分が延々と描かれ続け全体的にどす黒い負の感情が渦巻いている。
 そのエロと歪んだ日常の中に、相手に対して、他の誰かに対して、肉体的感覚に対して、そして自分自身に対して思う様々な感情や考えが詳細に書かれている…ドエロ系にしては心情描写が多く読み応えがありました。


 家族構成は剣(攻、息子)、龍城(受、義父)、響(母・妻)、わん(犬)。上巻のストーリーは響が花展で1週間家を空け、父子二人で過ごすのがメイン。結婚指輪を取り上げ、襖の部屋に龍城を監禁し毎日様々な責め苦を与え、人としての尊厳を奪いながらその快楽に依存させていきます。

 剣がとにかくブレない、デレない、飴と鞭の鞭しか無い。侮辱と罵倒と犬扱い、時には快楽すらストレートに与えない、容赦ない攻め責めが見ていて気持ち良い!
 同情も憐れみの余地も無いクズ受けは、「お前が悪い、これは罰」にする事で陵辱シーンを楽しむ事に対する罪をスルーしてくれる=読者のちょっとした憂さ晴らしにも貢献するのが、この龍城という犠牲者を貶める行為なのだ。

 胸糞悪さや腹立たしさを感じそうな設定が、不快感があまり無くて不思議だった。それは龍城が人としては最低でもBLの「受け」としては素晴らしいスペックを持っていたからだ。
 顔良しカラダ良し髪型良し何故かオッドアイで良し。掘られるのが大好きな淫乱ビッチでドM野郎、ヤツのクズっぷりに拍車をかけているのはこのドMの性癖でもある。

 常習的な浮気の裏には妻との行為では満たせない欲求、尻を責められる快感とバレたら終わりの魅力的なスリルがある、ダメだと解っていてもやめられないのがクズの性。
 …とは言っても殺人や暴力沙汰を起こした訳では無いし、未成年の息子と関係を持つのは犯罪だけれど、浮気に対してはクズとは言いきれないのかもしれない。響を奪うに至った過程など、人に寄っては龍城にも共感出来る部分があるのでは?

 モブおじさんに対しても好意的、挑発や主導権握るような面も見せ、後半は剣に対しても大歓迎モード、と誘い受け要素も。クズの部分を除いてみれば性格は陽気でちょっとおバカっぽい感じ、太陽と月なら太陽に該当するだろう。

 …要するに私が受けに欲しい好きな要素を多く兼ね備えているのだ!剣が龍城を憎みつつもその身体には欲情したように、悔しいが何故かヤツがエロく乱れる姿にはこちらも惹かれてしまうのだ、「何でよりによってコイツなんだよ…」ってこっちが言いたくなるよね。


 冒頭に書いたように本編は上巻の範囲で終わりのようです、ここで止めておけば単純にハードエロを楽しむ為の、未来の解らない結末だったかもしれません。
 龍城についてとエロの感想しか殆ど無くて申し訳無いですが、ストーリー部分は下巻の方に書きます、このお話は下巻のストーリーと結末を読んでこそ深い意味があると思うので。

 ちるちるのガイドラインでは良い評価ほど人にお勧め出来るという事になる、この作品は人に寄って別れる「中立」にしないといけないかもしれませんが、ここまでやってくれるならもう私が個人的に好きなので神で。

コスパ◎の闇鍋系短編集

 ラブコメからダークファンタジー、学生に社会人から人外まで、個性的な題材が多めの短編集電子単行本。ストアによって若干差があるかもしれませんが、全7作品200ページ越えがなんと500円台で読めます、お得過ぎやしませんか?
 表紙は表題作の二人ですが前から5番目と後半に収録されています、触手が持っているのは同時収録作品に関連するアイテム達です。

 すぐエロ方向に行く体先行のものが多いので、ストーリーを重視する方にはあまり向かないかもしれません。でも殆どはそこに好きの気持ちが隠されており、叶わない想いの描写がしっかり描かれている切ない作品もいくつかありました。
 Hシーンの修正はモザイク。足舐め、尿道責め、触手、身体に字を書く、素股、ピンポイントな性癖を突くプレイが多くありました。以下は各作品の説明と感想、作品数が多く長文になってしまうので簡潔で失礼します。


「猿鳥騒ぎ、犬わらう」
 幼馴染の犬間と小鳥はヤンキーコンビ。高校に入って生徒会長にされた小鳥は別人のようなり犬間を避けるようになる。過去に二人に負かされた猿賀谷は小鳥を攫い犬間を呼び出して…。
 以心伝心要素と幼い頃のエピソードで、二人が互いの半身のような絆で結ばれているのは良かったのですが、素直なコが好きな私は小鳥が好きになれなかったな。エロは顔射のみで控えめ。

「ひとなつの拘束せいかつ。」
 大学生4年の夏目(受)は人気者の一ツ橋(攻)に片想い。卒業すれば離れ離れ、どうせ最後なら…と自分を監禁するようドン引きされる覚悟で一ツ橋に頼む、こうして3日間の合意監禁生活が始まる。
 一ツ橋は元彼女持ち、夏目の叶わないのが目に見える恋愛感情の描写が切ない。足のお遊びをきっかけに出る本音、それに対する一ツ橋の気持ちは?
 一旦距離を置くすれ違いもまた切なく、互いを想う気持ちのやり取りが、この本の中で一番しっかり描かれていたように思えて良かったです、最後はもちろんハッピーエンド!二人とも関西弁キャラです。

「メカノフィリアの飯山さん」
 メカノフィリアとは機械に性的興奮を示す人。期間限定で技術部のヘルプに入る事になった有野(攻)に付くのは、メカノフィリアと噂される飯山(受)。無愛想な飯山の笑顔を見たいと思った有野は役に立てるよう努力を重ねる。
 有野が飯山にそこまで惹かれる理由があまり解らなかった、一目惚れみたいな感じかな?短編なので作中に描き切れないやり取りが裏にあったかもしれないけれど、エロへの入り方も含めてちょっと強引に感じました。器具による尿道責めのみでエロは控えめ、作品後にキャラ設定のページあり。

「ネカマして百合った相手が親友(♂)だった件。」
 女の子のアバターを使えばゲーム上で女の子といちゃいちゃ出来るではないか!と考えついたアキ(受)。親友の渋谷(攻)にそれを伝え早速実行したら大成功!結果を渋谷に伝えたが、お相手の女の子アバターの中の人、実は…。
 文章にするとちょい複雑な設定ですが、中身は何も考えず楽しめる現実でもヤッちゃおーなアホエロコメで殆どHシーンです。でも渋谷のアキへのLOVEがきちんとあるからこうなったのだ。

「いとしのエデン」
 戦争用の生物兵器として作られたロゼ(攻)と、死んでショタの姿で生まれ変わった産みの親ヨシュア(受)の再会愛。ロゼのゴシックっぽいデザインが触手とお洒落を両立させてセンスが良いなと思いました。
 ロゼは人間の体液を食事としておりこれも殆どHシーンです。触手プレイはもちろん、催淫体液に精通も。でない?って首傾げたり花の咲く触手で涙を拭いてくれるロゼが可愛いv二人だけの世界的な仄暗い雰囲気を纏った作品でした。
 本編後にヨシュアの手記が数ページあり。ヨシュアが大人の姿だった頃の本編の過去に当たり、ロゼの生い立ちや詳しい設定が描かれていて楽しい♪でも怖いもの苦手な人は最後のページの血文字ちょっとだけ注意かも(前ページに前兆有)。

「発情と交情」
 表題作と世界観を同じくする作品。ヨル(攻)は孤児院で小説を書いて賞を取ったが、そのせいで信頼していたマザーがおかしくなり、以来小説を書けず自分の存在価値を見出せなくなった。死に場所を求めて外を彷徨っていると猫耳の男ネル(受)と遭遇、彼はヨルの本に救われたと言う。
 面白半分に作られ発情期に苦しむネルと、死にたがりのヨル。エロ先行でラブ要素は薄めですが、互いを救う救済の要素があるのが良かったです。行為の最中にアイデアが降って来て紙も無く困ったヨルは、なんとネルの身体に文章を書き始める、と言うマニアックなプレイ有り。

「卒業」
 卒業する優しい先輩(攻)、彼に塩対応ながら実は想いを寄せていた後輩(受)は別れを惜しみ最後の想い出を作ろうとする。
 「ひとなつの監禁せいかつ。」と少し似ているかな、これも最後だから、ダメもとで…というダブル切ない要素が加わってラブ度が高く良かったです。Hシーンは素股からの挿入。先輩が方言キャラです。


色々なタイプの作品を一度に楽しむ事が出来ました♪

仕事と過去と非日常と幸せな日常

 1巻と比べると次々と現れる強烈な新キャラ達と超展開が盛り盛り過ぎて初見では少々圧倒されてしまいましたが、後から読み返すとやっぱり舞沢×宮と愉快な仲間達が紡ぐ世界は楽しいなー(^^♪
 気になっていた二人の学生時代と宮が舞沢を好きな理由が描かれ、ラブはまだ始まったばかり…な所で終わっていた二人が互いを好きな気持ちをしっかり伝えあっていて、納得&満足でした!

 最初はバー「クラウディア」HP作成のため撮影。美しいママと屈強なお店の女の子♂達に目が惹かれるけれど、これは二人が力を合わせるお仕事風景が描かれているお話でもあり、MIAとタロイモさんとしての経験が間接的に役立つ時が来たのだ。女の子♂達のビフォー&アフターも可愛くなって良かったです(夢子の目だけはそのままなのね)。

 次は重要な回である二人の過去話。ギャグも挟みつつ暗くはなりませんが、宮の心の傷や秘めた恋心を描く少しだけシリアスな側面も見せるギャップが良かったです。
 人としての中身をあまり見て貰えなかった宮は、どんなにみんなに囲まれちやほやされていても、心の奥ではきっと孤独感や劣等感もたくさん抱えて悩んでいたに違いない。
 宮が舞沢を好きになった理由のエピソードも納得のいくものでした。舞沢ってパッと見は冴えない男なんだけれども、やっぱり気が強くて度胸があるよね!

 そして今回のメインであるお家騒動。ある日、舞沢の隣の席がデブオタ風の安田是清に代わっていたでござる(このタイプ現実で見た事ないなぁ)。仕事を辞めて姿を消した宮は二人の兄に呼ばれていたのだ。
 巨大組織に黒服の男達、クセの強い二人の兄と佐倉&♰TATSUYA♰も登場する忙しいお話、舞沢は捕らわれの姫を救い出す事が出来るのか!?眼鏡があんな事になったり♰TATSUYA♰の活躍も見所です。
 このエピソードに関しては描き下ろしの「叶人Side」も重要だと思います。お家騒動の裏側には、本当は3人の兄弟愛が隠されているから。

 最後はHシーンについて。リムジンでのHは車を汚さないようにしなければ…お前のは口でしてやると舞沢に言われて嬉しくて射精を我慢する宮。バキバキにしながら手で出さないように根元を握ってアングルもエロかったです!
 1巻の時も思ったけれどこの修正で大丈夫なんですか…?(※紙本で購入しています)でも頑張って我慢したのに舞沢がフェラするシーンは無いんかい!好き嫌い割れるからかな?

 言動行動思考回路も色々とアレなので一見解り難いのですが、舞沢には冷静な判断と閃きで状況を打破する才能がある事が判明します。
 2巻ではいざと言う時に頼りになる舞沢のカッコいい一面を何度も見る事が出来ました!まぁ結局その後には残念な一面も付いて来るのですが、ご愛敬と言う事で(笑)
 
 宮は恋人になってストレートに好きな気持ちを出すようになったから、可愛さが格段とアップしていますね。カメラマンの件やおっぱいの件では独占欲や嫉妬も垣間見えるけれど、宮なので陰湿にはならず好感でした。
 セリフや目の中のハートは好き嫌いが割れそうな表現だけれども、私はそこから宮の嬉しさや舞沢を好きって気持ちが凄く伝わってきて堪らなかったです! 
 
 最初の全員集合イラスト、可愛いデフォルメキャラや舞沢のリアル顔、サブキャラクター達のプロフィールページが今回も健在で嬉しい♪11話目が配信されているのを見かけたのでまだ続くと思われます。
 単行本になるまでは待つ予定だけれど、これからも舞沢×宮を追いかけます!さて、次はどんな強烈キャラが二人を待ち受けているのやら…。