原作既読です。モノローグや台詞がほぼ原作そのままで、忠実に作られていると思います。
主人公2人は会社の先輩後輩の間柄なのですが、キャラ設定がブレてなくて分かりやすいお話です。
ストーリーは、5年先輩の佐藤君が新卒で入社してきた坂木君の教育係になって、仕事を色々教えていくということが軸になっています。
佐藤君は本当はいい先輩なのに、プライドが高かったり負けず嫌いな所が強くて、なかなか素直になれない性格。
坂木君はかなり出来る新人なのですが、とても真っすぐでワンコタイプかなと思います。
ただ意外な弱点があって、その弱点を知った佐藤君が、それを利用して坂木君を困らせて楽しんでいるのを遊佐さんが好演されてます。
こういうちょっと意地悪で素直じゃないキャラは遊佐さんピッタリな気がします。
私もそういうシーンは私も坂木君と一緒になってビクビクしてました(笑)。
切ない所も私は好きで、バランスがいい作品だと思います。
分冊版で6話まで読みました。分冊版の方にはレビュー出来ないようなので、こちらに書きます。
コミックス版の収録作品と比較すると、『もみチュパ同棲タイム』、『あとがき』、『セフレさがし』がコミックス版には収録されているようです。
舞台になっているのは、おっぱいパブの男性版で、お客様も男性のみ。
小柄で可愛い男の子もいるのですが、しっかり筋肉のある男らしいキャラもいます。
2組のカップルのお話が収録されていますが、どちらもラブが感じられて可愛いカップルでした。
ストーリーは王道的だと思うのですが、なかなか自分の気持ちを素直に認められなかったり、天邪鬼な性格の主人公たちが可愛かったです。
初読み作家さんです。
2つのお話が収録されているのですが、どちらも年の差カップルのお話です。
あとがきによると年の差と大人の男性という要素がお好きという事なのですが、どちらのお話もこの設定でした。
それぞれ120ページ程のお話なので、手軽に読むのにいいと思います。私もあっという間に読めました。
冷たかったキャラが急に優しくなったり、年上の攻め様が受け様に甘えたり、可愛いと思ったシーンが何度かありました。
ただ、二つのお話は何の繋がりもないのに設定が似ているせいで、後半に収録されている『BLUE ANGEL』を読んでいる時に『秘密と嘘』のストーリーとごっちゃになりそうになりました(汗)。一気に読んだせいもあるかもですが…。
円陣さんの挿絵は、いつもそう思うのですが、とても綺麗でした。