待望の続編です。
1巻もとても良かったのですが、2巻は...
控えめに言って神です。
非常に神です。
とても神です。
情緒不安定になるレベルで神です。
読み始めて1分で泣かせてくる続編に初めて出会いました。
「俺は劇的な何かがないと林を好きになっちゃダメなのか?」
↑このセリフで涙腺が崩壊しまして、それ以降、何でもないようなシーンすらもずっと泣きながら読んでいました。
離れても大丈夫。
きっと大丈夫。
お互いそのように言い合うことで、抑え込もうとした不安の欠片が積もりに積もって...
クライマックス、心のダムが決壊したふたりの涙にこちらも涙が止まらなくなりました。
小さな感情の欠片。
喜び、悲しみ。
はたまた名前のつかない感情すらも一つ一つ丁寧に掬い上げて表現されていて、感情移入しすぎなのでは?というほどに感情移入していました。
本当に素晴らしい続編でした...
紙派なのですが1巻は電子で拝読していて、今回2巻をどちらで買うか迷って紙で買ったのですが大正解でした。
1巻も紙で買い直そうと思いました。
ほど先生、本当に素晴らしいお話を紡いでくださりありがとうございます。
そして、続編を何卒宜しくお願いいたします。
同棲編を切望いたします。
いや...ホント神〜〜〜!!!
(先頭に戻り、以下ループ)
タイトルからして何だか凄そうだなという印象を受けていたのですが、遥かに想像を超えて重厚な物語が待ち受けていました。
何と言っても、文章が美しいです。
好みが分かれそうな文体ではありますが、この一風変わった文章表現によって作品に一層の深みがもたらされているように感じました。
残酷な因果の渦中にあっても、決して綻びることのない絆の物語です。
〜以下少し内容に触れます〜
すごく好きなのが、十左が高男と対峙し刀を構えるシーンです。
このシーンの文章がとにかく素晴らしく、気づけば涙が出ていました。
苦しい本編ののち、椿の目線で語られる回想編もまた素晴らしかったです。
尊いものの小さな芽吹きをそっと見守るような気持ちになりました。
あと、千代がとても芯のある人物で...
生き様に感動しました。
去年の8月に試し読みでシンゴの号泣シーンを拝見して胸を貫かれ、すぐにお迎えして拝読してみたらシンゴも瀧も最高すぎてドーパミンが溢れ出て、読後すぐ続編希望のお手紙を書きました。
去年のマイベスト推しカプです。
そしてついに続編が単行本に...!
心待ちにしておりました。
先生も編集部さんも本当にありがとうございます。
付き合い始めたふたりの平和な日々、時折挟まれるやや不穏な雰囲気、どんなシーンも嬉しく楽しく拝読しました。
瀧のすごくカッコいいギャップも最高でした。
相変わらずギャップ萌えオンパレードのふたりです。
作者様も仰っていますが、シンゴの愛情はこれからどんどん増していきそうな感じですね笑
まだまだ読んでいたいです。
『オオカミくんは襲われたい のつづき のさらにつづき』もよろしくお願いします!
最近読んだなかで圧倒的にぶっ飛んだストーカー受でした。
ストーカー受の作品自体あまり趣味ではないので読まないのですが、(フィクションとして)面白かったです。
攻が放った冗談を受が真に受けて、仕方なくお試しで付き合うことになるという始まり。
社内公認とか関係なく狂気しか感じないのですが、作品全体としてバランスが良く、当て馬も有効活用されている感じで面白かったです。
ばりばりに切ないシーンもありました。
以下ネタバレ有〜〜
一つ気になったのが攻の告白シーンで、
"一生分の時間をかけて"は言い過ぎではないか?と思いました。
受が言うならわかりますが、攻が言うには1冊のなかで表現するのが難しい気がします。
好きそうな予感がしてアニメイト限定セットをお迎えしました。
読んでみると1話に見覚えがあって、いつだったか覚えていませんが1話だけ読んだことのある作品でした。
運命の再会です笑
レビューを読んだら概ね好評ではあるものの大好評とは言えない感じだったので少し不安だったのですが、個人的にはかなり好きな作品でした。
No.1ホストが付き人に甘やかされて、なんだかわからないまま知らぬ間にお互いに好きになっていてくっついて終わり♪みたいなありがちな作品ではなく、お互いに好きになる過程が表情や台詞からしっかり伝わってきました。
アニメイト限定セットの小冊子は28ページもあって、内容もしっかりあって大満足です。
28ページもあるのに小冊子代は440円で、作者様は然るべき報酬を受け取っているのでしょうか?
書店の有償特典に印税は入るのかなどなど、そのあたりよく知らないので勝手に心配になりました。
神作家様
ウノハナ先生の新刊!
まず最初に、連載お疲れ様でございました。
こうして上下巻で拝読できてとても幸せです。
ありがとうございます。
ウノハナ先生作品に登場するキャラクターはみんな顔が饒舌ですよね。
口では全然違うことを言ったりしても、表情を見れば何を思っているのかすぐわかります。
今作のふたりも同じく、表情が全てを語っています。
攻はかなり早い段階で潔く想いを伝えていましたが、受はウノハナ先生が描くキャラっぽさ全開でした。
読者からしたらバレバレなのに...笑
上下巻ということもあって話はややゆっくりじっくり進んでいきますが、他の方が仰るように帯が少し大袈裟な気はしました。
(とはいえ、一般文芸の文庫の帯なんかと比較すると大したことないです)
ワケアリの主人公たちに光が照らされるまでのお話。
ウノハナ先生作品の萌えポイントが沢山詰まった素敵な物語でした!