表紙をめくって扉絵を見れば、三家の髪に司波の髪の色がインナーに入っていて、それだけでもうエモい!!だんだんと三家が司波の色に染まっていくように感じられる!しかもふたりがすごーく幸せそうでいいイラストをいきなり見られてテンション上がる!
表紙も1巻の司波と2巻の三家の顔のアップが対になっていて並べたくなるデザインなのもすごくよかった!
2巻のはじまりは三家の胸の痛みから。自分だけアイドルに慣れなかった苦しさと自分の仕事を軽く見られたくやしさと自分越しに司波を見られるうっとうしさ、そしてなにより司波に自分の気持ちを理解されない切なさがまとめてやってくる。
ああ、司波ってやっぱりお子ちゃまなんだなと感じた。身体もちん○も大きいし、かっこいいしかわいいし、多くの人から好かれるけど、いつまでも三家にふざけて甘える弟なんだなと。
規格外の破天荒さで、なんと司波はリヒトとシアンのメンバーみんなに三家とのお付き合いやセックス事情などを相談しちゃう!司波のアンバランスさは魅力の一部だしラブコメとして笑えるけど、幼い頃から大人に性対象にされてきたので精神年齢や成長が歪んでしまったんだろうなと思うとちょっと複雑な気持ちになった。でもこういったことをちゃんと描いてあることによって、ただのアイドルの恋愛BLじゃないおもしろさがある作品になっている。
そして三家のかっこよさも描いてくれてうれしい。司波に振り回されて、疲れ切ったADだけどちゃんとかっこいい姿を魅せてくれる!司波の代わりにステージでリハをする三家はめちゃくちゃかっこいい!!そしてADとしても一流だってわからせるシーンもある。夢に敗れた後にも次の仕事にプライドを持ってる。かっこよかった!
えっちもたくさんあるし、性癖もヤバい!物語の強さもあるけど十分にえっちなフェチを楽しめる作品にもなっているのでご安心ください!
アイドルとADでありながら、仲間で兄弟のようなふたりの恋物語。ただキラキラしているだけじゃなく、裏もあって過去もあって、それぞれの事情や気持ちの揺れも丁寧に描かれていた。
絵もますます上手になってキャラも美しく魅力的に描かれている。デビュー作から応援してきたけど、「推しヤバ」の2巻は一番好みの物語展開とキャラだった。
次回作もとても楽しみ!
1巻で幼馴染から恋人同士になった一颯と凪沙。高校も卒業して半年の遠洋漁業を終え再会したふたりが、「一緒にいる」ということを模索していく。
大好きだから一緒にいたいし心配だし甘やかしたい。でも大好きだから尊重したいし成長して欲しいし止めたくない。互いのことを想い合っているから悩むふたり。その様子がすごくかわいくていじらしい!
たった18歳で好きな人と長い間会えないのは辛いはずだし、将来のことを決めるのも難しいはずなのに、幼馴染ならではの歴史とこれからもふたりは永遠に一緒にいるんだと感じられるエモさが溢れていて「ながとべ」は2巻もすごくキラキラしている。
「次の一颯の船出」について考えたくないけれど、それはすぐやってくる。
最後までセックスはできないし、朝の鮭定食も食べられない。一緒にやりたいと思っていたことをできなくて空回りする。
切なくて苦しくなって、読んでいてうるうるしちゃう。ハイティーンの青春のキラキラがすごくまぶしい!
いわゆる大事件はない。それでもキラキラしているし物語は楽しく読める。それはベリ子先生の絵の美しさに見せ方、そして語る言葉の素晴らしさがあるから。ただふたりがいちゃいちゃしているだけじゃなくて過去のことや未来のことも伝え、ふたりの家族や周りの人たちも丁寧に描かれているから、より一層、一颯と凪沙の魅力が伝わってくる。「今」を大事にするふたりがすごくよかった。ふたりの「大好き」「大好き」がたくさん溢れていて、どのシーンもセリフもすごくよかった!
ネタバレなしで読んだ方が楽しめると思うので、あまりあらすじは書きません。
とにかく読んで欲しい!1巻もよかった!でも2巻はもっとよかった!キラキラしている!白黒ページなのに、ずっとキラキラしていた1冊だった!若いキラキラっていいね!
幼馴染3人(男2と女1)と同級生1人(男)と社会人1人(男)の日常の中の恋愛関係。みんな誰かの恋愛を見ていて「主人公は自分じゃない」感じがしているようです。他の人の恋に気づくけど、それは自分がその人を見ているから。それは読者も同じ。
それぞれのキャラがいろんな想いや考えや苦しさを持っていて、ままならない恋愛を見つめています。自分がどのキャラに感情移入するかで物語のラストの感じ方が違うかもしれません。わたしは切なかった!すごくいい作品なのでおススメです。
読んだ後にタイトルの良さに頷くはずです。もちろん表紙にも。
ネタバレなしでぜひ読んで欲しいです。
スピンオフないのかな!!!!!
「愛の温度で教えてよ」の続編ですが、この1冊だけでも「お付き合い編」として読めます。
パパ活をしていた戒が、パパだった悠真と恋人として過ごす日々から2巻ははじまります。
初エッチに向かってふたりがゆっくりとじっくりと開発をし、3話までふたりが開発をがんばる様子と初エッチが丁寧に描かれています。そういうエロさを描くのがハイカロ先生は上手ですよね。
「二人で未来を作っていく感じがすごく心地いい」と悠真が言うシーンがあるんですが、ふたりが一緒に歩んでいく言葉でとてもよかったです。
でも初エッチ後にふたりでいるのが幸せな分、同性で付き合うことや未来の家族の姿などを考えて、戒は不安になり悠真と距離を置こうとします。その態度に悠真も若い相手や女の子がいいのかもと考え始めます。
ふたりとも他人を信用できなくなったり、恋愛に真剣になれなかったりした過去がありましたが、相手を好きになるほど今までの自分と違う自分の行動や気持ちに不安になっていきます。同性だし歳の差もあり社会的地位も違う、そのアンバランスな恋に悩みが尽きない。大人になってからの初恋だから、大好き過ぎてどうしたらいいのかわからなくて困っちゃう。そんな感じでしょうか。相手を想って空回りしているふたりでした。
結局、無事に誤解は解け、悠真のすごい執着や変態なところを戒は無事知ります(笑
ハイカロ先生ってフェチ度高めなキャラを魅力的に描くな!と思います。すごく愛を感じる!
最終話はセックスを十分に楽しめます!2巻はとにかく開発とえっちが多かったですね。でも物語としても楽しめました。
2巻で続きが気になるところで終わっていたので、待ち遠しかった3巻!すれ違ってしまった煌夜と優雅の恋の行方がどうなるのか楽しみにしていました。
紫音と亜威と煌夜が優雅を自由にするためにした「3年間の約束」が優雅にバレてしまいました。
優雅を陰ながら助けたい煌夜と紫音と亜威の3人。みんな優雅を愛しているし、優雅にとってもみんなは大切な人たち。
紫音とリューズのために縛られていることやハイパーヤリチンで周りの人を傷つけた過去を煌夜に知られくなかったし巻き込みたくなかった優雅はショックを受け、みんなと距離を置きます。
離れていてもやっぱり考えるのは互いのことだし、相手を愛していてそばにいたい。
でも自分だけ幸せになっていいのか悩んで心身ともに疲れ、優雅はEDになってしまいます。愛しているのに身体が反応しない苦しみと、煌夜を縛り付けている罪悪感で優雅のきらめきが消えてしまいます。
出会った時からあった優雅のきらめきは、煌夜にとっては恋だったり尊敬だったりするオーラであって、優雅にとっては自信だったりプライドだったり強さなんだと思います。
互いのことを考えて相手に黙っていたことやしたことについて悔んだり、苦しんだりしています。簡単にメインカプが幸せになれないこの作品は、心情が巧みに描かれていると感じられます。
商業BL業界の中では、「シャンタワ」も1巻で完結してもおかしくなかったのではないでしょうか。物語で語られる伏線が回収されていなくても「1巻で終わらせるためにしょうがない」「ちょっと物足りない」と思わせる作品が多い中、ルチア編集部と先生方の想いとお力で、3巻までじっくりと「シャンタワ」を読めて嬉しかったです。
輝く光があるからその裏の影も濃い。それがNo.1ホストの優雅だから。
「好きだって傷つけたり逃げ出したくったりすることもあるかもしれないけど、ちゃんと話し合ってずっと離さない」と言う煌夜はかっこよかったです。
独りよがりで相手のためにって決めつけていたから傷つけあっていたって気づくふたり。
りんこ先生天才ですよね!セリフもキャラの行動や心情がすごくリアルで、薄っぺらいご都合主義じゃないんですよ。そうだよね!と、納得しながら読める物語を作られます。これも3巻まで続いたからこそ!
ずっと煌夜が優雅に「かわいい」と言い続けたり、ふたりがよく「お揃いでよかった」みたいなセリフを言ったりするんですが、そのシーン見るたびにきゅーんってきます!さすがNo.1ホスト!
そして、ちびキャラが時々出てくるんですが、ちびキャラがほんとにかわいいんですよ!シリアスな物語の中で違和感なく描かれているのはしらゆき先生も天才だからですね。
エミちゃん、リリィさんたちのようにふたりの周りの女性も魅力的に描かれているところも好きです。
また、ホストの制服であるスーツもいいんだけど、なんたってふたりの私服がいい!優雅はかわいくて煌夜はオシャレ!スーツとのギャップがまた沼っていく理由のひとつ。
描き下ろしの10年後。それぞれみんなの未来・関係が描かれています
毎回、描き下ろしやちょっとしたネタ漫画などでもたくさん楽しませてくれるので、雑誌で読んでいても単行本を買いたくなります。
夜の歌舞伎町の世界の物語でしたが、みんなが幸せになれる優しい世界でした!
皆が笑っていられる学園になるようにΩを四逸にしたい葵木と春太、そしてそれを阻止しようとする椿。誰もが自分の気持ちを誤魔化したり嘘を吐いたり策略していく。この作品の登場人物ってみんな胡散臭い!誰がいい人で悪い人なのかも、なにを隠しているのかわからない。
「正義を成すには力が必要」
みんな高校生だよね?すごい世界観!αってすごいエリートだってわかってはいるけれど、そんなαと一緒にいるΩである春太や辻も三富も才能があって努力もしているんだと思う。守られるだけのΩじゃない。
そして豪華客船でのイベント!どんだけ大富豪なのよ!学費いくらなんだろう(爆笑
椿に対抗するための切り札。また胡散臭い新キャラ登場!
辻の過去、這い上がりたい理由も今回分かる。そして椿の過去も少し垣間見える。彼が歪んだ理由はきっと弟の登場によって、次巻明らかにされそう。
シリアスな物語の中に時々笑わせてくれるのもこの作品の魅力のひとつ。ちょっと下ネタっぽい笑いになる時もあるけれど、それはBLでオメガバならではの気がする。
話の間に物語の設定やキャラのことを説明してくれるページが入っていて、それを読むのも楽しい。マナーや豪華客船の中とか自分の世界では求めないと知ることが出来ないことなので。
8巻も今から楽しみ!
読み切りを読んでいて、単行本になるのを楽しみにしていた作品。
3つの時代の人間とアンドロイドの愛と進化が描かれています。
「2055年」弥凪は自分のリアルの身体はなくなっても、記憶と心を見た目のアンドロイドであるアオイとヤナギに「永遠の愛」を託します。
「2072年」過去の人間やアンドロイドの記憶を管理するサガミとスルガと管理AIであるIZによってふたたび生き返させられるアオイは、まだ弥凪を求めます。そしてサガミとスルガの真実の愛の行方。
「2075年」ミカとオールドタイプのトート、再生や新しく生まれ変わることに抵抗しながらも人間の愛はなにかと考えます。そしてトートがアップデートによって生まれ変わる時、弥凪や過去の人間たちに「永遠の愛」を託されます。
どの物語でも誰がリアルな人間なのか、アンドロイドなのか、どのタイプのアンドロイドなのか、わかりにくいところもあります。でもみんなそれぞれに自分の考えを持ち、幸せや愛を求めています。その想い・記憶があることこそが「人間」である証のように。
身体が機械なのか生身なのかは重要ではないのかもしれないと感じました。誰の記憶かわからなくても、やっぱり命と愛は繋がっているんだと感じました。そしてこれからも進化し続けていくのでしょう。
最近の人気である軽くてかわいいボーイズたちの恋愛物語ではなく、スケールの大きい世界観の中にがっつり浸れるSFになっています。じっくりと読んで理解しなくてはいけないので、時間に余裕がある時に読むのをおすすめします。読んだ後にもう一度読みたくなります。さらりと読んでしまうのはもったいない!
きっと読んだら自分ならどうだろう?と考えさせられる作品になっています。
楽しかったな!ぜひ同じ時代で他のキャラの物語も読みたいです。
「つかの間の恋人」の店長と人気ボーイのカノンのスピンオフ。
前作ではちょっと意地悪だけど頼れるボーイのカノンの予想外の健気な初恋物語になっています。怒ったシーンが多かったカノンのかわいい赤面や泣き顔がたくさん見られます。好きな人には強がってもとてもかわいいカノンです。
カノンの小さい頃がめちゃくちゃかわいいんですよね!その姿を見ているだけで癒されます!店長の若い頃も素敵なお兄ちゃん。カノンの苦しみもふたりの過去も切ないけれど、ふたりがどうして風俗で働くようになった理由もわかります。。
義兄弟のふたりの家族としての愛情と恋愛感情の間の揺れ動きに戸惑いに躊躇が丁寧に描かれています。
店長はちょっとヘタレで、カノンがすごくがんばって側にいようとするひたむきさに気づかないフリをしたり離れるのがカノンのためと思ったりするけれど、ふたりはずっと一緒にいるのが正解のはず。だから店長が最後にカノンを逃さずバックハグをしてくれて一安心できました。
前作同様に、贅沢な見開きページがあります。勇気を出して店長に告白するカノンと幼い奏音と拓ちゃんの見開きページがとてもよかったです。ふたりに歴史あり、そしてこれからも続いていくふたりなんだなと感じられました。
義兄弟でデリバリーサービスの店長とボーイだから、ふたりのエッチは最後までありません。前作ではガッツリ何度も描かれていましたが、今作のエッチシーンも朝チュンっぽい感じです。1巻で終わらせるためかな?それでも物語がおもしろいので問題なし!
カノンも奏音もどっちもかわいくて、幸せになってくれてよかったです。
ケイと蒼井先生も出てきます!ハピエン後のふたりの様子や前巻を読んだからこそのセリフなどもあって、スピンオフならではの楽しみもありました。ぜひ前作を読んで今作をお読みください。
随分前に「αの花嫁共鳴恋情」「共鳴発情オメガバース」を小説で読んでいたのですが、やっぱりこの世界観のΩはかわいそうだなと思いました。特に「Ωの花燭 共鳴恋情」は小説ではなくて漫画で読んでいるせいか、絵で見せつけられると自分の頭の想像を超えてより残酷に感じてしまいました。
魂の番ならαなら許されると思い込んでいる燕城路の執着と暴君さに、Ωだから抗えない李里耶が憐れでした。この先、両想いになるのだとわかっていても、なんで無理やりやられて好きになっちゃうのか?という疑問を持ってしまう自分にはこの作品の萌えを理解できないのでしょう。
絵も美しいし、辛いΩとしての生れでも強く生き抜いていくキャラは好きなのですが、まるで李里耶という人格はなくて魂の番であるΩとしてしか見ていない燕城路が怖すぎました。
でもきっと怖いもの見たさで気になるし、李里耶の幸せを確認したいから3巻出たら読んでしまうとは思います。Ωを憐れみ愛おしく思う、そんな心情の抉り方も古のオメガバならではなんでしょうね。
古のオメガバが好きな人にはいいですが、そうじゃない人にはおすすめできないです。
バンド時代の仲間のMAKOがストーカーから逃れて山王町にきたことがきっかけで、幼馴染のヤヤとガラの恋物語がはじまります。
ヤヤとガラは過去に1度だけラブホに行って、身体を触り合ったことがありました。ずっと友だちだったのがはじめて抱きしめ合ったり互いのものを触ったりした夜。
その過去のシーンで、「お前の指太い上に長さもあるのな それを尻で実感する日が来るとは思わなかった」とガガが言うんですが、幼馴染ならではのセリフですよね!そこでそんなこと言うなんて!めっちゃ萌えました!
ヤヤはずっとガラを好きだったんだろうと読んでいてわかりますが、ガラはそんなこととはつゆ知らず、ちゃんとセックスできなくてEDになったのは自分のせいでは?それなら俺がなんとかして絶対治す!とか思っているんですよ。相手がガラじゃないから女の子相手じゃ勃たなかっただけなのに。
そこでガラは「過去」をやり直そうと、同じように女装をしてラブホに誘います。なんとアナルプラグまで入れて!それをヤヤが抜くんですが、そのシーンよかったです。ガラが色っぽくってヤヤがセクシーで!これでふたりは付き合ってないの?両想いじゃないの?って叫びたくなるほどに、とてもいい濡れ場になっています。
最後までセックスできて思わず「好きだ」と言ってしまうヤヤですが、ガラはスルー。でも実はガラも「好きだ」と本気で言われたのか不確かで、ちょっとすれ違いますが、ちゃんと恋人としてお付き合いすることになります。
でも恋人になって終わりじゃない。自分を育ててくれた祖父母やガラの家族、そして周りの夫婦と子どもを見て、男同士で付き合うことに考えすぎてしまうヤヤ。真面目で親しい人たちを大切にしているヤヤらしい想いですよね。
13巻へふたりの物語は続くようですが、きっとヤヤはたくさん悩んで、ひとりでどうにかしようとするタイプなので、どうガラがヤヤの悩みを解決してくれるのか楽しみです。MAKOのストーカーのことも未解決だし、まだなにか事件もありそうですね。
個人的に、ヤヤがずっと「草介君」って呼んでるのがすごく好きです。とてもかわいいですよね。みんなのようにガラではなくて、小さい時からずっと呼んでいる自分だけの特別な呼び名なんだろうと思うと、大きい身体のヤヤのかわいい気持ちにとてもエモい!!