バンド時代の仲間のMAKOがストーカーから逃れて山王町にきたことがきっかけで、幼馴染のヤヤとガラの恋物語がはじまります。
ヤヤとガラは過去に1度だけラブホに行って、身体を触り合ったことがありました。ずっと友だちだったのがはじめて抱きしめ合ったり互いのものを触ったりした夜。
その過去のシーンで、「お前の指太い上に長さもあるのな それを尻で実感する日が来るとは思わなかった」とガガが言うんですが、幼馴染ならではのセリフですよね!そこでそんなこと言うなんて!めっちゃ萌えました!
ヤヤはずっとガラを好きだったんだろうと読んでいてわかりますが、ガラはそんなこととはつゆ知らず、ちゃんとセックスできなくてEDになったのは自分のせいでは?それなら俺がなんとかして絶対治す!とか思っているんですよ。相手がガラじゃないから女の子相手じゃ勃たなかっただけなのに。
そこでガラは「過去」をやり直そうと、同じように女装をしてラブホに誘います。なんとアナルプラグまで入れて!それをヤヤが抜くんですが、そのシーンよかったです。ガラが色っぽくってヤヤがセクシーで!これでふたりは付き合ってないの?両想いじゃないの?って叫びたくなるほどに、とてもいい濡れ場になっています。
最後までセックスできて思わず「好きだ」と言ってしまうヤヤですが、ガラはスルー。でも実はガラも「好きだ」と本気で言われたのか不確かで、ちょっとすれ違いますが、ちゃんと恋人としてお付き合いすることになります。
でも恋人になって終わりじゃない。自分を育ててくれた祖父母やガラの家族、そして周りの夫婦と子どもを見て、男同士で付き合うことに考えすぎてしまうヤヤ。真面目で親しい人たちを大切にしているヤヤらしい想いですよね。
13巻へふたりの物語は続くようですが、きっとヤヤはたくさん悩んで、ひとりでどうにかしようとするタイプなので、どうガラがヤヤの悩みを解決してくれるのか楽しみです。MAKOのストーカーのことも未解決だし、まだなにか事件もありそうですね。
個人的に、ヤヤがずっと「草介君」って呼んでるのがすごく好きです。とてもかわいいですよね。みんなのようにガラではなくて、小さい時からずっと呼んでいる自分だけの特別な呼び名なんだろうと思うと、大きい身体のヤヤのかわいい気持ちにとてもエモい!!
起業した会社の成功によってすべてを手に入れたイケメン会社経営者の常倉と身元不明でなにか企んでいそうな謎の美青年との騙し合い。
その正体は?たくらみ?悪人なのか?そしてふたりはどう恋に落ちていくのか。甘いだけのBLが多い中、芥先生らしいアクの強そうなストーリーになるのかなと思っていたのですが…
今の世の中、やっぱり見た目や金やステータスで恋愛したり結婚したりするのは当たり前。BLというファンタジーの中でもやっぱり描かれている。そんな中で最初の「スポーツ選手が女子アナと結婚するわけ」がリアルな意見で笑えました。
常倉は正論を言っているけど人を不愉快にします。でも実はそんなに嫌なやつでもなくて、優しい面もちゃんとあります。
カイと名付けられた謎の青年は、仕事はできるしかわいいところもあるんですよ。正体を想像しながらも、最後は裏切れないいい子の予感。結局のところ彼は何も知らないお子様で、ちょっとあっけなかった気もしました。
あと、常倉を追っている記者ももう少しなにかしてもよかったかな?とは思いましたが、常倉とカイの関係と仕事をきちんと1冊で描いていくのにページが足りなかったのでしょうね。
想像よりも攻めがメロメロで受けがツンデレで、すごくラブラブでかわいいふたりの関係になっていました。
1話のサンプルを読んでから「これ絶対に好きなやつ!!」と思い、珍しく単話買いで連載を追っていた作品。1冊にまとまったので特典も気になり購入。
これも個人的に大好きな設定である、昔から好きだった相手と再会してノリで寝ちゃってセフレ?付き合う?でもノンケだよね?というモダモダのふたりのお話。しかもスーツ姿が素敵な40歳のイケオジ!攻めの拓也は結婚離婚もしているし、ひょんなことから一緒に海外リゾートへ出張することになるし。最高でした!
受けの実令がリゾート地で現地のかわい子ちゃん(しかもグラマラス!)に猛アプローチされているのですが、その子を嫌な女にしない先生の描き方もよかったです。しかもふたりのキューピッドにもなってくれるし!ふたりの部下もふたりの恋を見守って楽しんでいる様子が読者とリンクしているのもおもしろかったです。
描き下ろしの家事代行とかも最高でした!!!!!
ほんとにすごく上手です。セクシーとかエロとかフェチとかよくわかっていらっしゃる!!って感じで。特に紙本は神修正なんでめっちゃおススメです!!
エッチも十分に満喫できるし、絵柄も綺麗でコマ割りもとても楽しめたし、ストーリーでもわくわくさせてくれました。すごく好きな作品のひとつに年末出会えました!
デビュー作でこのクオリティ、これからの活躍がとても楽しみな先生です。
下巻では再び付き合ったふたりが、少し違和感を覚える様子からはじまります。記憶にはなくても身体が強張る律。傷つけた律にどこまで手を出していいのか躊躇する旭。そしてとうとう律の記憶が戻っていきます。
不安になり距離を置くふたりですが、その間に旭はどうしてモデルになろうかと決めた理由、律は裏切られた以外の旭のことを思い出します。不器用ながらもふたりは再会してまた恋をした意味を考えます。旭は仕事関係の人と、律は地元の友だちとの再会によって、ふたりっきりだと見えなかった・考えもしなかったことに気づきます。
こういうふたりだけの恋愛以外の描写があることによって無理なく物語が進んでいくなと感じられます。律に甘えるだけのクズだった旭が成長することによって再生する恋愛物語だと感じました。
エッチは少な目です。でもふたりの様子や感情が詳しく描かれているので、ストーリー重視の方には満足いく作品になっていると思います。
上巻の青い表紙で律はかわいい顔して大好き!を表現して抱きついていますが、旭は嘘をついていることや過去の自分の行いについて引け目を感じているので歪んだ顔をしています。
下巻のピンク表紙では許しを請うようなキスをする旭とそれを恥ずかしながら受け入れるような律が旭の肩を抱く様子が見られます。
上下巻同時発売の表紙って最高ですよね!この対になっている表紙の色とイラストを見るだけで満足できるのだから!
この作品は、でん蔵先生らしい受けと攻めの絶妙なアンバランスさのあるふたりの再会・記憶喪失の恋愛物語だと思います。
ただ旭が女性と寝ているシーンがあるのでそれが地雷な人はお気を付けください。
上巻ではふたりの過去と再会するところからはじまります。
大学2年の時に出会って付き合い、旭がモデルになってから調子に乗って浮気をくり返すのに我慢できなくて離れていった律。そして5年ぶりに再会してみたら、律は事故に遭い、出会って付き合っていた3年間の記憶が丸々抜けていました。
自分が裏切った彼氏だったことを伝えられないまま、昔の友人としてまた仲良くなっていきます。そしてまた惹かれ合うふたり。過去の自分が傷つけたことも言えないので、一度は律の告白を断りますが、ずっと忘れられずにいた律に再び恋をした旭はまた律と付き合いだします。
受けの律は記憶がないことに苦しんでいますが、ずっと笑顔でいます。そしていつも旭に対して「ありがとうございます」と伝えます。すごく健気でいい子だってわかります。
その逆に攻めの旭はずっと暗い、苦しそうな顏をしています。自分が巻いた種を後悔しているんですが、自分本位な男です。
ふたりとも5年の間に変わらないところもあれば、変わったところもあります。ずっと捨てられないモノも、知らなかったことや新たに気づいたこともありました。律がピンポイントで旭と過ごした3年だけ忘れていたのもきっと意味があったんだと思います。
こういう繊細な事柄があるので、上下巻で丁寧に描いてくれてすごくよかったです。過去と現在のふたりのちょっとした気持ちの揺れや変化など無理なく表現されていると思います。
今まで読んでいた「ロックンロール」「FAVORITES」は、BLレーベルでの連載・発売ではなくて幼馴染や同級生がじゃれ合っている微笑ましい様子が描かれていましたが、こちら「たろ逃げ」は待ちに待ったBLレーベルでときめきもある内容なのでとても楽しみにしていました。
1話のみ単話で読んでみると、めちゃくちゃ太郎がかわいくて意外性があって続きが早く読みたかったのですが、そのまま単行本発売まで待っていました。単行本でまとめて読んだら期待以上におもしろかったです。
絵柄が独特なので、好みじゃないからと手に取らない人もいるかもしれませんが、「たろ逃げ」は読んでいくうちに、太郎がめちゃくちゃかわいく見えてきます!だから躊躇している人もぜひ読んでみてください。とてもおすすめです。
この作品はどう太郎や鉄が行動するのか、どういう気持ちでいるのかという謎とその結果の驚きがとても重要です。そのためネタバレなしで読んで欲しい作品です。
間違いなく面白い作品になっているので、ぜったいに読んだ方がいいですよ!
実は東湖が奥村の対抗馬だった加藤側についていたとバレますが、肝心なことはまだ話せないままふたりの関係は持続します。それでもなんとなく東湖が何かを隠していると気づいた奥村は、少し東湖と距離を置きます。
東湖のお兄さんや親とのことも描かれて、東湖がただのビッチや金のためではないことがわかります。がんばっておかしな方向に進んでしまって、それを後悔しているので、嫌なキャラになっていないのもよかったです。
お仕事BLのところもあるので、ふたりが日本に帰国して仕事をしながら仕事やプライベートで悩んでいる様子を見られるのも楽しかったです。ウノハナ先生はいつもキャラの仕事も丁寧に描かれているし、メインカプの周りの人たちも魅力的で興味深いので、人物にも物語にも深みが出るのではないかと思います。そして時々、クスリと笑わせてくれるのもすごく好きです。
下巻ではもちろんふたりはラブラブに戻りますが、この辺りはネタバレなしで読んだ方がおもしろいと思います。奥村がすごくかっこいいので、ぜひ次の展開がどうなるのか想像しながら読んでいってください。
不器用ながらも相手を好きだから、なんとかふたりの未来の未来を掴んでいこうとする奥村と東湖。BLのよさがたくさん溢れた作品だと思いました。
発売が延期になりましたが、ホリデーシーズンに向けて読むのにぴったりの作品だったので、発売延期はよかったかもしれませんね。
そして上下巻の表紙!ふたりの顔と手!最高です!!!大好き!!
ドイツのクリスマスマーケットからはじまり、また1年後に同じ場所で終わる物語です。
2年間のドイツ赴任の終了前にクリスマスマーケットで出会ったふたり。攻めは才能ある脳外科医で受けは営業トップのMR東湖。帰国前に本能的に惹かれ合い、恋人ごっこをすることになります。
まず東湖目線で物語が語られて、ドイツ赴任前にやってきた過去と後悔が描かれています。帰国しても会いたいと願うほど本気で好きになった奥村が、実は自分のせいで大学病院の教授選に敗れ大学を追われたと知ります。
帰国後、会わない方がいいと思いながらも会わずにはいられない。自分のしたことがバレないでと願いつつ、恋人として過ごしていきます。
でもそんな幸せも続くことはなく、上巻の終わりは東湖の秘密を知るドクターの西野と再会します。
ここで上下巻同時発売でよかった!とつくづく思いました!!これで半年、1年待たされるのは辛いです!!さあ、すぐ下巻を読みますよ!
上巻の最後には奥村目線の出会いが5ページ描き下ろしであります。このふたりの対比を読めて嬉しかったです!ここで奥村はこうだったのか、こう見ていたのかというのがわかって、とてもよかったです。
ふたりとも海外で、そして帰国する前だからか、とてもストレートに自分の欲望や願いを伝え合ったり身体を重ね合ったりします。周りを気にしなくていい環境だからこその出会いと恋人ごっこだったのかもしれません。ふたりの真っすぐな愛情表現や欲情がとてもかっこよく、BLだからこそのよさがありました。
比較的にエッチなシーンが多いと思います。ふたりともかっこよくて、情熱的で楽しんでいるセックスシーンなので、読んでる方も楽しめると思います。ウノハナ先生の描く男性の身体のラインがとても大好きなので、裸のシーンが多いとめっちゃ興奮します!ふたりとも顔がいいし!とてもとても大好きです!!
冒頭の1ページ目で掴まれて、1話の試し読みをして購入しました。中学から友だちだった一誠にゲイだとバレて、流されてセックスをしてしまった榛名。一夜の気の迷いとして忘れようとしたのに「またしようぜ」と言われて困惑します。それからどうなる?と思わせる1話は、読み切りだったの?と思わせる完璧な1話でした。
攻めや受けの設定やふたりの過去のことなどよかったしおもしろかったです。絵柄も美しくとても読みやすいし、キャラも魅力的。ただ、受けの少女漫画の女の子っぽい行動や感情があまり好みじゃなかったです。もう少し男らしさがほしかったです。
攻めが実はずっと好きだった設定は大好きなので、受けの勘違いとかニヤニヤしながら読み進めていきました。長年の友だちからセフレになって恋人になるのっていいですよね!
そして最後のセリフ。タイトルに絡んでいるのかな?とてもよかったです。
最初と最後のページがとても好みでした!
さちおと宇迦野がとうとう結婚へ!
3巻で互いの家族に会って、結婚への条件である宇迦野の父の「おめだん」一千万部という課題に向けて頑張っていたところに新編集長からの打ち切り発表!どうなる?となった4巻冒頭。
表紙から結婚するんだとはわかるものの、どう解決するのか楽しみにしていました。
ふたりはラブラブなんだけど、時々見せる捕食者と被食者の心の葛藤や究極の愛が捕食というドキドキ感を絶妙なバランスを今巻も楽しませてくれます。オメガバBLによくある粘々したエロさとかもいいんですが、他にはない「ごちおめ」だからこその楽しさですよね。
もちろんオメガバらしいαの執着や独占欲に賢さとズルさ、Ωらしいかわいくて愛されるチョロい中の強さもちゃんと描かれているし、ラブコメでも十分にオメガバと獣人のおもしろさ・かわいさ・かっこよさなどが満載で、4巻になってもまだまだわくわくしながら読める珍しい作品だと思います。
1巻に比べてさちおもダメ漫画家ではなくて自分から頑張りを見せるし、宇迦野も愛情表現も自分の弱さをさちおに隠さなくなっているし、そんなふたりの変化もいいですよね。さちおが宇迦野の耳を齧るシーンが描かれているのですが、互いに安心して受け入れている感じにめっちゃ萌えました!ふたりの顔が最高にいい!!
4巻ではふたりでネズミを主役にした新しい作品を作っていく様子や、一緒にがんばっていく姿が結婚に向かっています。
結婚式・そして番になる初夜、最終回は最初から最後まで最高の神回になっています!
そしてつづく5巻!新婚・新連載とまだまだおたのしみはいっぱいですね!早くつづきが読みたいです!!