ヤンデレすぎる元教え子で、現同僚となった四海にロックオンされた、堅物教師の伊万里とのお話続編です!!
とにかく四海のヤンデレぶりがヤバヤバで、
有言実行と言いますか、
職場に校内恋愛バレして、居場所を失いかけ、教師失格と自己嫌悪に陥った伊万里。
なぜか、四海が伊万里家にやって来て、同居が始まり、様子おかしい四海に懐柔されかけます。
このときの四海のセリフと表情のヤンデレぶりには、ヤンデレ攻めには堪らないくらい、ゾクゾクしたものでしょう✧
あとろ先生だから??
それとも、敢えてディープなBL色強めじゃないこのレーベルだからこそ、なせるわざだったのでしょうか。
そして、堅物だった伊万里も最終的には、葛藤しつつも四海に対し、手を引っ張ってあげたいなどの気付きを経て、恋の追いかけっこには無事終止符が打たれたエンディングは予想外で、
まさかそんなカタチでハピエン収束するとは思いもしませんでした。
いや、もっとこの四海のヤンデレ具合に翻弄された、半ば強引なカタチのエンディングを迎えるのかな、、
と、予想していたので、四海のヤンデレぶりに引きずられて教師を辞めないどころか、
むしろ教師っぽい包容力とBIGLOVEで四海と向かい合った、まさかの健全っぽいいちゃラブエンディングに、予想外の嬉しい悲鳴を上げてしまいました。
あと、まさかの四海知人と高橋先生との、ラブの予感も♡
あとろ先生、、、超絶ヤンデレからの完結の方向性がすごすぎます!!
ということで、ヤンデレ攻め入門BLとして、ぜひオススメしたい、読了感も闇っぽくないライトBLでした♪
友達のいないDKの遥は、いじめっこの同級生に脅されて、ひとりで心霊スポットへ。
そこでイケメンと出逢うが、まさかのそのイケメンが過去そこで亡くなっていたホストと同じ顔で、、、
という冒頭。
まるで、某お笑い芸人のコントかのように、お互いに対するお互いの認識がズレているうえ、
幽霊と遥かに間違われているイケメン攻めの片瀬が、「夏休みの間だけでも楽しい思い出を作ろう」などと発言しちゃったため、
より片瀬は幽霊じゃないかという信憑性に拍車がかってしまいます。
で、
片瀬もまた、遥が誤解していることに気付くので、どこかのタイミングで誤解を解こうとしますが、
サイアクな自体でバレてしまい、、、
せっかくふたりが夏の間に育ててきた絆が、タイミングの悪さによって、すべてが振り出しに戻ってしまう切なさに涙しかありませんでした。
けれど、
この夏を一緒に過ごしたふたりは、もう出逢う前のふたりではなく、
一皮むけた、ともに成長したふたりとなっていたように思いました。
兄を亡くし、無気力だった片瀬も、会社で人と交わろうとする心境の変化が見えたときや、
遥がいじめっこに言い返した瞬間は、その大きな一歩に感動しかありませんでした。
本編でのえちはありませんが(描き下ろしでは、それっぽいのがある)、
心と心の結びつきがとても丁寧に描かれているひと夏のエモBL。
タイトルに、ゴーストとついていますが、果たしてゴーストとはなんだったのか。。。
ちなみに、ホラー系ではありませんので、苦手な方も安心して読んでいただける年の差救済BLです!
とある罪を犯し、十一年もの間逃亡していた弥六。
そんなある日、見知らぬ青年からキスされ、気付けば見知らぬ部屋に連れてこられ、、、
という、まさにタイトル通りの「愛執の籠」=〇禁生活がスタート。
けれど問題なのは、弥六を監〇した相手が、十一年前に弥六が〇したふたりの子ども俊琉だったという事実。
また、弥六の親が亡くなったのも、俊琉の両親が絡んでいて、、、
という仇同士。
不思議なことに、そんな俊琉自体はむしろ十一年前に弥六に救われ、会いたすぎて、そのために警察へ入ったという異様なまでの執愛を持っていました。
しかもその愛には、性欲を向けるほどの好意も含まれていますので、ひたすら毎日えちしまくりです。
本来であれば、仇同士となるはずなのに、むしろ甘く妖しいムードしか漂わないそこには、あやうくふたりの行く末がメリバになりそうな予感しかありませんでした。
なにしろ、弥六は俊琉の両親を〇した罪で逃げ回っていたのだから。。。
しかし、そんな弥六を俊琉がハピエンに変えてくれた展開が待ち受けていました。
いや、元々メリバにはならない事実が、俊琉によって明かされて、、、
攻めの執着がとにかく様子おかしいので、ぜひお好きな方にはオススメの一冊です♪
なんとなくお表紙を目にして、メガネの真面目そうなほうが受けなのかなあ、、、
と思ったそこのあなた!!
答えはいかに?!!
という、ヤンキーマンガの世界に憧れる、友情オタクなメガネの小出が主人公です。
で、憧れから友達として小出が目をつけたのが、合併したばかりの不良ばかりいる工業高校で最強ヤンキーと呼ばれる恋次郎。
小出は恋次郎に近づくが、惚れやすくフラレやすい彼に、まさかの一目惚れされてしまい、、、
微妙に方向性が違うふたりが織り成すラブコメは、とにかくツッコミどころが多すぎる、何でもありのドタバタすれ違い展開に、毎秒笑いが止まりませんでした!!
とくに、小出の地元で釣り堀をしているおじさんの久米さんの登場や、ミニキャラ仕様のフォルムになっていたり、恋次郎はヤンキーだけど恋に関してはめちゃくちゃカワイイギャップだったり、、、
読んでいくうちに、やはりこの恋次郎の可愛さは受けと確信♡
そして、一見真面目そうだった小出が攻めという理由の裏には、納得の秘密と真実が、、、?!!
このあたりも含め、作者様のコメディセンスが秀逸すぎて、最後の最後まで、スゴッ…! という声と笑いが絶えない一冊でした!
ヤンキーもの好きや、
テンション高めで
え、実はそういうお話だったの?!!
という展開がお好きな方にオススメの一冊です!
タイトル通り、DKたちのお話です。
過去、嵐の日に田んぼに落ちたところをクラスメイトの遊佐に助けてもらった相瀬。
それ以来、遊佐が夢に出てくるようになり、、!
一方で、遊佐の夢にも相瀬が出てくると本人よりクレームがあったが、、、
という冒頭。
てっきり、夢のなかに出てくる相手は、自分のことを好いてる相手らしいという流れから、
ファンタジー要素でもあったりするのかなあ、、、などと、勝手に妄想していたら、普通にDK同士の焦れラブでした!
でもこの焦れラブが、高校生ならではで良!!
しかも、両片想いと判明したのも良きでしたし、むしろ攻めの遊佐の愛のほうが強そうで、ニヤニヤしてしまいました。
ちなみに、遠距離恋愛となってしまうまさかの展開に、
正直驚きを隠せませんでしたが、用意周到に新幹線のチケットを用意していた遊佐の将来スパダリ確定な行動にキュンとしました!
しかし、またその行動を、自分よりも他人を優先する相瀬の性格を知っていて、一方的に遠距離恋愛を終わらせてしまうのではないかという疑惑を阻止しようとする遊佐の必死なシーンは、切な展開すぎて胸がギュッと苦しくなりつつ、けれど相瀬への大好きすぎる想いも伝わってきて、
個人的に大好きすぎるぜ! 遊佐!!
と、モダモダなどを楽しめました。
また、同時収録短編で「金曜日のひみつ」、
「お待たせしました!」と、それぞれ別のお話が収録されていました!
弁当屋のバイト攻めが、受けに対してストー〇ーちっくなことをしているけれど、そこまで様子おかしくなりすぎないラブコメ? も、面白かったです♪
生徒会長の仁は、副会長である椿のことをずっと好きだ。
無自覚たらしな椿が、仁のいないところで他の人に見つからないように、また貞操を守るために生徒会長になったのだが、、、
という、依存独占欲強め系攻めと、ほだされ系幼なじみ受けのDKラブコメです♡!
ピュアラブだと、作者様はあとがきで仰ってまして、、
たしかにピュアではありますが、独占欲強めでまっすぐな暴走系攻め様のご様子がおかしすぎて(超絶褒め言葉)、
ただのDKピュアラブでは満足できなくなった方が、次のステップに進むのにオススメな作品ではないでしょうか。
個人的に、文化祭での劇の主役である姫と王子を、それぞれ椿と仁が務めるのですが、
椿の可愛さ…というか、性格イケメンぶり(と、まりあげはは思った)が最後の最後で世に放たれてしまいめちゃくちゃモテてしまいますが、
きちんと恋人がいると断るところや、
そもそも舞台のうえでの仁のアクシデントのフォローなど、
意外と仁よりも? 男前なところも、さすが人たらし受け……おそろしい子ねッッ(ガラスの〇面風に)と、ニヤつきました✧
でもまあ、どのみちふたりは幼い頃からツーカーで、お似合いすぎて、一緒のお墓へ入る運命共同体なんだなあ♡ってことは、この1冊でよく理解できました///!(きょ、教科書?!!笑)
それにしても、タイトルのセンス激ヤバ(好みという褒め言葉)すぎて、さすが御自愛先生ッッ…♡と、手を合わせて拝みたくなりましたし、執着独占欲攻め好きのまりあげは、それだけで読みたいリストにインしていました✧
黒狐社の跡取りで、αでキツネ獣人の花木が、帰路運転していると、倒れていた狸獣人の聖を発見。
家に連れて帰るが、聖が花木によってΩとして覚醒してしまい、、、
という冒頭。
聖は、過去狸のせいで毛の抜ける病気が蔓延したとし、迫害された狸獣人の最後の一人でした。
そのため、密猟者などから逃げ惑う生活をしていたため、花木が守ってくれることに。
ちょうどその頃、花木は跡取りを作るために、お見合いをしろと命じられていました。
運命に出会いたいと考えていた花木だったが、、、
お互いのフェロモンが効きすぎて、すぐに発情状態となってしまうふたり。
まさに、運命と呼ぶにふさわしい反応にニヤニヤが止まりせんでした!
とくに聖は常にえちえちすぎて、後ろの*も、修正かかっていましたが、かえってなぜかえちに見えました///!!(おい)
花木は紳士的で、発情状態の聖と会うために抑制剤を何本も打つなど自衛していましたが、それでも抗えない運命の番の強さ。
それから、孤独であった聖に差しのべられた花木の救いの手。
救済であり、花木の理想が現実となったドラマティック愛は、嬉しいえち多め展開で、とても読みやすい獣人オメガバだったように思います!
もふもふBL好きさんには、オススメの一冊でした♪
45歳金満投資家のヨッシーこと吉井×10代から起業したスタートアップIT会社社長で25歳のケイティこと圭人、
ハイスペ同士年の差二人の記憶喪失BLです。
事故で記憶喪失になるのは、ヨッシー。
そしてその直前、ヨッシーのことを面倒くさいと感じていたケイティは、家に帰らずヨッシーの事故に気付くのが遅くなってしまい、後悔が、、、
冒頭から、ヨッシーに自分のことを思い出してもらおうと〇乗位を病室で仕掛けるなど、
テンション高めにケイティが、ヨッシーの記憶を取り戻すために奮闘するのですが、、、
女装だったり、手錠だったり、猫耳&尻尾だったり、とにかく毎話、ヨッシーが好きだったであろうフェチがぎゅぎゅっと詰め込まれていて、記憶を取り戻そうと必死になるケイティが可愛かったです!
先生があとがきで記憶喪失となったカレシを本人から取り戻そうとする恋人って面白い、というのが描き始めの動機だったそうで、
まさにその部分が1冊たっぷり堪能できたなあと♡
とくに、ヨッシーの記憶喪失後と記憶喪失中の性格の違い――ケイティに対して怯えつつも、
次第に自分の性癖で迫ってくるケイティにムフフ♡となってるヨッシーは、キャラ崩壊しつつも、やっぱりヨッシーのことを好きなんだなあと微笑ましくなりました!
性癖が記憶を取り戻した節はありますよね(◜ᴗ◝ )
年の差、ちょっと変わった個性的な記憶喪失モノがお好きな方にオススメな1冊です♪
小田切家三兄弟のお話も、今回はとうとう長男の清丸。
清丸のお相手は、年の離れた刺青男で、小さなバーをやっている巡。
女でやらかしたうえに、さらに巡の店の商品もダメにしたことで、その責任を取るカタチで巡の店で働くことになったのですが、、、
もう、ねね先生の作品なので修正は甘いんだろうなあ、、、と勝手に妄想(◜ᴗ◝ )
コミコミさんで紙コミックス購入しましたが、間違いなく大当たりな修正甘々でした♡!(トーン処理ですが、そうだと思っている)
で、ストーリーも巡が大人すぎてそれに清丸が救われてる感がありましたが、
実は巡はバツイチだったと判明。
どちらかがバツイチ設定大好きマンなので、俄然途中から興奮気味が、さらに興奮してしまったまりあげは。
ラストのかすみ草のシーンは、巡の清丸への本気を見せてもらった瞬間で、あの風貌とかすみ草というアンバランスが最高にカッコよく見えました!
まあ、ちょっとですねえ、、
当たり前なのですが弟たちも含め、清にぃもなかなかに子どもすぎて(社会で揉まれてないから仕方ないんだけども!)、
おっ、、ぉお、、、などという反応に困ったシーンも個人的にありましたが、
それで巡も救われたならラブイズおkということで♪
いや、その甘さに(ナニとは言わないけれど)、まりあげはも救われたからいいのですよん♪(どんなテンションだ!)
同日発売の、華ちゃんたちの大人の電子も気になっておりますので、紙でも持ってますが、さらにクオリティすごそうなので電子で買い直そうと思っています///
ちなみに、コミコミさんの有償特典小冊子では、風邪引いた?!! 巡さん!! の巻でした。
NTRです。
しかも、背表紙に巻数が書いてなかったので、こちら一冊で完結するのかと思いきや、
なんと!
2026年4月に二巻が発売されるそうです。
大学生の真琴は、彼氏の亮平とうまくいかず。
えちもしたいけれど、不完全燃焼対応されてしまう。
で、亮平の友達である優季に間を取り持ってもらおうとするが、なぜか寝てる亮平の前でえちな展開になってしまい、、、
という、緊張感に溢れる冒頭です。
読んでいて思ったのが、真琴が不憫すぎる。
亮平が真琴となかなか会ったり、えちしようとしない背景には、本当はなにが潜んでいるのか。
着実に優季は、真琴をNTRとしてますが、そこまで執着を見せる原因はなんなのか、、
あと、あれだけ亮平にクソ対応されても、真琴のなかで表情を変化させるのは亮平なんだなあ~という事実が、いつ頃ひっくり返るのか、、、
この一冊だけでは見えてこないけれど、表面上見えてくるそれぞれのキャラたちの異常さに、
ゾクゾクする面白みを覚えました。
とくに、優季の底知れぬNTR計画は、果たしてどれだけ壮大なものなのか気になるところです。
で、あまりにも対照的でクズすぎる亮平が、これほどまで真琴に近寄らないのも、優季の画策なんじゃないかと疑いたくなるほどクズなので、
答え合わせのそのときまで、この胸クソ悪さを耐えようと思います!(褒め言葉としてのガマンです)
紙コミックスの修正は、白抜きです。