まずは、大学生の映画サークルで犬猿の仲の2人、佐居と久須美のお話でした。
趣味もノリも正反対なふたりでしたが、ある日、
久須美の住む家が、隣人のボヤ騒ぎで住めなくなってしまいました。
そこへ佐居が同居を提案し、だったら乗ってやろうじゃん! と、犬猿なふたりの同居生活が始まりましたが、家事も身体の相性も案外よくて、、、?!!
という冒頭。
突っぱねて素直になれないふたりでしたが、久須美の父が倒れたことにより、それまで犬猿だったはずの仲が一気に恋仲へと進展♡
佐居の元カノの登場など、誤解から久須美が出ていってしまうなどハラハラすることもありましたが、佐居はもう久須美に夢中でしたので、すべて杞憂に終わりました…♡
また後半は、かの有名な名瀬先生の作品のダンディなバツイチ~のスピンオフがお目見えしていました。
あれ、どこかで見たことのあるキャラが、、、
と、思っていたら。
まさかこんなところで読めるとは思っていなかったので、驚きました。
しかも、お表紙からして熱い! 4人いるし!!
と、鼻息荒くなった寛治と明利のお話でした。
犬猿の仲から、愛生まれる♡
そんなお話が読みたい方と、年下の隣人に世話されてますなどのシリーズがお好きか方には、オススメの一冊です♪
前巻で、ひどい怪我を負っていた鎮北王。
口では、鎮北王を突っぱねたり、嫌ってみたりする沈玉でしたが、その本心はもう彼のことを好きだという一択でした。
ということで今巻は、闘いの真っ最中ではありましたが、なんだかんだ言って甘々なふたりを堪能することができました♡
が!!
以前に、男でも妊娠できる薬を飲んでいた沈玉。
体調不良に見舞われ、その兆候が途中より現れます。
まさか、、、?!!
と思いきや、そのまさかで。
おめでたいなかで、けれど戦中だったこともあり、やはり戦地へ赴くこととなった鎮北王。
子どもの名前を考えたり、幸せモードのなか、様子おかしさに気付いた沈玉が問い詰めると、闘いに行くためしばらく離れることを伝えられます。
子どもが生まれる頃には立ち会えないという未来。
けれど、沈玉も理解ないわけではなく、、、
という、第一部でした。
一巻からの沈玉の不憫さを見てきているせいで、とうとうここまで鎮北王との愛が育ったのかあ!
と思うのと同時に、ふたりのお子が生まれるとは、非常に感慨深いものがありました。
正直、早く第二部が読みたいのですが、またしばらくお預けでしょうか。
早く無事に鎮北王が帰還して、ふたりのお子と幸せに暮らしているエピソードが読みたいです!!切実
DK幼なじみ同士で、寮同室とあらば、BLにおいてなにも起きないわけがないのです。
しかも、tkバンな雄っぱいお表紙に、この思わせぶりなタイトル。
もう、読むしかないわけですよ!!(勝手な使命感に満ちたまりあげは)
で、cpはDKの仁葵×剣道一筋雄っぱいすごい筋肉バカな衣吹とのお話です。
衣吹の筋肉触るついでに、雄っぱいを触ったらふわふわで、そこから悪ふざけでtkbトレーニングがあるなどと嘘の口実を作り、触り続けようとした仁葵。
次第に雄っぱいが開発されていく衣吹に、股間が反応してしまう仁葵だったが、、、
とにかくちょろすぎる衣吹に心配しかなかったですが、やがて仁葵も衣吹に対して恋が芽生え、葛藤します。
そして、tkトレはウソだったことと、言うはずのなかった告白に至り、、、
幼なじみだったDKたちが、tkトレを通じてお互い恋心を自覚し、苦悩しながら恋人となる過程がとても初々しくて、話を追いながら甘酸っぱさを覚えました。
体格差としては、ほぼ変わらず。
攻めの方が、少し痩せてそうな感じです。
tnの修正は、紙コミックスでは太め白短冊でした。
雄っぱい入門編としてオススメしたい一冊です♡!
売れない俳優の谷口が、BLドラマの主演に抜擢される。
相手は、若手人気俳優の天宮。
その天宮と、役作りのために同棲することになり、、、
という冒頭。
SNSで流れてきたのを目にして、あまりの面白さに続き読みたい!!
ってなった一冊でした。
というのも、天宮は実は大の谷口ファン。
谷口の悪口を言うヤツは、何びとたりとも許さないぜ!マインドを持つガチファンなのですが、、、
大好きな谷口を前に緊張してしまい、その対応が塩対応と間違えられ、かえって谷口にすでに役作りしてる?!!
と、盛大に勘違いされてしまいます。
だったら自分も見習わねば!
と、攻めぶりを発揮し、天宮をメロメロ(タヒ語ですね汗)にさせてしまい、、、
という、勘違いすれ違いぶりがめちゃ面白かったです。
えちはなし。(レーベルさん的にもないだろうなあと思っているし、これで良いと思っている)
売れないアラサー俳優と、ツンデレ若手人気俳優のお互い拗らせまくっているラブコメは、全年齢読めるので、そのすれ違いぶりにクスッとしたい方はぜひオススメいたします♡!
下巻は、尺足りないんじゃないの?!!
と思うほど、濃い内容でした。
というかね。
絶対、涼介の身にまたなにか起こるんじゃないかと思っていて、またそれは小島も思ってたわけで。
だからこその、あの究極の決断を下したわけで、、、
ですが、お表紙のハッピーウェディング的なふたりが存在しているので、どんなに不穏な展開が訪れようと、最後の最後はハッピーで終わるんだ!
と、自分に言い聞かせて読み進めまして、、、
そんな下巻は、、
涼介がMBBのメインキャストに合格。
ですが、
小島家のお家騒動は相変わらずだし、そのせいで小島をターゲットにした顔は伏せてあるけれど涼介とのキス動画が流出しちゃって真夜中の出来事だったのに大騒ぎだし、だからこその涼介とはしばらく逢えなくなるという現実からの、とある重大な決断を下した小島だったり、、、
偶然小島の緊急記者会見があることを、海外へ行く前に目にしてしまった涼介。
当然、黙っているわけはなく、、、
だからこその、その後記者会見前に乗り込んできた涼介とのやり取りは、涼介らしい迫り方と言いますか。
ここまで読んできた読者であれば、やっぱりそうなるよね?!!
でもさ、小島の心配も分かるよ。
だってさ、いつだって小島のせいで、涼介の未来を壊しかねないんだしね、、
と。
ですが、あの直球プロポーズを前にしたら、ふたりの出した結論は間違ってなかったなあ、、
というか、ふたりらしいなあと胸に熱いモノが込み上げてきました。
で、あれから五年の月日が経ち、、、
まさかの涼介がめっっちゃ背が高くなってることにびっくりしつつ!(世界で活躍しているのは既定路線だと思っていたので、そこは驚くというよりは、納得)
家を継いでいたアラフォー小島が渋くてカッコイイのはもちろん、俳優業の活動休止から、昂や澤の機が熟すのを待ってふたりにその立場を返した小島が大人の男としてかっこよすぎたし、
あまりにもドラマティックすぎるエンディングの余韻と、過去二作が走馬灯のように脳内に流れてきて、
ふたりとも永遠であれ!!
と、胸に十字を刻んだまりあげはでした。
あのプロポーズと、会見、、めちゃ痺れたなあ、、♡
六年ぶりの続編を描いてくださったハル先生には、感謝しかないです。
人気俳優の小島と、駆け出し俳優の涼介とのお話ですが、なんと六年ぶりの続編です!!
もう前巻のあれで、完結だと思っていたので、SNSで続編のお知らせを知ったときは歓喜しかなかったです。(最近、このような嬉しい続編のお知らせが増えて嬉しいです♪ニンマリ)
で、続編である上巻は、、
冒頭では、涼介作成の微笑ましい手書き券のエピソードに、うわ! ふたり甘々恋人同士だぁ///!
などと、テンション上がりまくっていましたが、
すぐさま不穏な、、
小島の複雑な家族環境事情が、ふたりの背後に忍び寄ってきていました。
小島家と絶縁した雅人。
ですが、なにか義兄の昂は企んでいるようで、、、
亡き雅人の母親の墓前に報告した、涼介とのこと。
雅人すらも超えるだろう世界的俳優へと育つ可能性のある涼介にとって、大事な時期を迎えていること。
また、昂の秘書により雅人から手を引けと脅される涼介。
波乱万丈な展開に、
あ~! 間違いなく今、まりあげはは、アクマと契約の続編を読んでるんだ! これだよ! こういう展開!!(分かりずらい感覚的レビューですみません!切腹)
また、絶対なにか危機的なことが起きちゃう前触れだよ!!
と、躍動感溢れる涼介の動向と、涼介のことを溺愛する雅人に懐かしさを覚えました。
ところで上巻、まさかの昂のあの展開で終わってますが、下巻、、、心の準備とかしなくて大丈夫そですか??!(恐る恐る、読み終えた方に問うてみるまりあげは)
妹のタヒの真相を追っている元刑事の比賀と、元同級生だったインテリ893の志堂とのお話、続編です。
英田先生の訃報を知り、他の方同様、こちらの作品の行く末はどうなってしまうのだろう、、、
と、案じておりましたが、こうしてスペシャルな読み応えたっぷりの一冊となって編集部様と西本先生が世に送り出してくださったこと、
心より感謝申し上げます。
そんな今回は、前半は続きのマンガ。
後半が草案と、第一話の小説。そして、Cabでのインタービュー、SSマンガが収録されていました。
草案にて、志堂が比賀と離れてからどんなことがあったのか。
あまりにも壮絶すぎる切ない過去が描かれており、また妹のタヒの真相まで描かれており、そういうことだったんだ、、と明かされた事実に切なくなりつつ、、
そんなこちらの貴重すぎる草案を載せてくださった編集部様には、最終的には平身低頭のポジショニングしたいほど、ありがたきお気持ちしかありませんでした。
草案から察するに、これから益々コミカライズが面白くなるところだったでしょう。
西本先生の画を脳内で妄想しながら、拝読させていただきました。
また、漫画版の月下の独白の余韻が強強すぎて、これを一番最後に持ってきた編集様のセレクトに、ありがとうございます…と呟いたまりあげはでした。
最後になりますが、改めまして英田先生のご冥福をお祈り申し上げますと同時に、英田先生の作品をこれからも読み続けていきたいです。
リブレスポーツシリーズ三作目です!!
同期、幼なじみときて、今回は大学時代のバレー部の後輩×先輩です♡!
もう、信頼関係の基盤が学生時代のバレーのポジションからできてる尊さよ!!
そんなお話は、スポーツメーカー営業部の先輩である水谷が、ひと月前に彼女にふられ、同棲生活が解消された。
別れたことで無力感を覚え、体調不良でふらついた水谷を、後輩の九条が介抱する。
その際、九条がカレーを作ってくれたが、そのカレーがまさに水谷が学生時代大好物だった寮の「常勝カツカレー」そのものの味で、、、
卒業後も忘れられなかったその味のレシピを聞きに、寮へ行ったが分からなかったそのカレーは、まさかの九条が作っていたものだと判明する。
同時に、九条からキスされて――
という冒頭。
タイトルに「寡黙」とつくほどなので、過去二作の攻めと比べ、本当に寡黙でした。
が、動作や視線、表情で愛を語る攻めと言いますか。
まさにタイトルの「攻略」の部分と言いますか。
無言で、Loveの圧をかけてくる秘めた執着愛攻めと言いますか、、♡
常に、視線が水谷を追ってて、めちゃ好きじゃん…♡っていうのが分かりすぎて、さすが猫野先生の攻めだ…!と、興奮しました。
そして今巻、攻めも受けもいい感じにお互いがフォローしあっている姿は、さすがチームスポーツのバレーをやってきたからでしょうか。
基本、攻めの溺愛が過ぎるのですが、受けも受けで攻めを年上の優しい包容力で仕事のときなどサポートしていて、いつになく執着攻めが柔らかく(過去二作と比べて)感じ、
猫野先生のこんな攻めもイイ♡!! という印象を受けました。
で、描き下ろしに水谷の元カノ視点でのお話が。
賛否両論ありそうですが、個人的には九条がずーーーっと水谷のことを好きで、寡黙ななかでずっと水谷へ熱視線を送っていた執着ぶりが窺えて、とてもニマニマしてしまいました。
が、女性出てくるのが苦手な方はご注意を!!
過去作のcpも登場して読み応えたっぷりで、次回作はいったい誰が主役になるの?!!
と、アレコレ読みながら勝手に妄想するのも楽しかったカレーか食べたくなる一冊でした!
(ちなみに、次回作があるかどうかは決まっておらず、勝手にまりあげはが脳内で妄想しただけですので、誤解させてしまった方、すみません!切腹)
自動車整備士をしている熊沢と、人懐っこいワンコ系配信者の晃一との同棲編です!!
もうお表紙のアングルから、熊沢の過保護ぶりが発揮されていますね。
個人的には、あの全身から放つ執着オーラと、目付きが堪らないです!(勝手な解釈失礼!!)
で、冒頭。
晃一に関しては、心配性で過保護な熊沢の弟が、まさかの中哉だったと判明した件について。
思えば、あまりいい印象ではなかったファーストインプレッションなどが似た者兄弟だと、晃一は振り返ってみたり、、
今巻では、熊沢が家に帰らなかった理由などで起こった価値観のすれ違いや、晃一ストー〇ー事件、そして熊沢兄弟久しぶりの対面など、Love面以外のドキドキ展開もありました。
とくに、晃一ストー〇ー事件の根源となった同級生女子の異常さはおかしすぎて、
これ…晃一…大丈夫なの?!! 汗
と、読み進めながらだいぶヒヤヒヤしましたが、過保護熊沢の執着レーダーが強強すぎて、勘鋭いのさすがだなあ///と、ニンマリしました。
で、過去のトラウマからゲイであることを明かしたくない熊沢。
対して、恋愛にポジティブでオープンな晃一との考え方の違い問題の結果にも、まさかの熊沢がハードルを乗越え、ストー〇ーへの宣言に拍手喝采したまりあげは。
そして、このお話であれこれと悩んで考えて出した、最終的な晃一の熊沢への想い。
動画での発表。
同棲したことにより、お互いがお互いの影響を受け、成長したこの一冊に感極まるものがありました。
終盤の、熊沢兄から弟へ年末年始のメッセージ送るあのシーンも、なんだかじーんとクるものが。
俺たちは恋人に向いていない、というタイトルでしたが、最初こそそうだったかもしれませんが、今では相乗効果で周囲(熊沢弟とか)にも良き影響を与えた、よき恋人同士となったのではないでしょうか。
そう感じた続編でした!!
続編お知らせの報を知ってから、ずっとこの日を待っていました!!
season2では香さんの娘、海香が海外留学へ行くことが決まり、そして司之介くんが前巻で脚本を担当したドラマの特別編の制作が始まり、新たな若手監督を迎えることなり、、、
と、今回も冒頭から波乱万丈な予感が!!
でも!
でも!!
相も変わらず、香さんのドフェロモンが最の高すぎて、、
というか、episode15の見開きお表紙からさっそくフェロモン全開すぎて、クラッとキたまりあげは!! お父さん、衰えるどころかパワーアップしすぎですが!!真顔
もちろんお仕事要素も強く、前巻のドラマで賞をもらった香さん。
そして、ノミネートはされたけれど結局なにも獲ることができなかった司之介。
そして、まだ若手なのに監督として申し分ない能力を発揮しまくる坂場に影響され、もがきあがき奮闘するが、かえってそれが香さんを心配させて、、、
髪切った司之介がめちゃ可愛いのと、一生懸命頑張る健気な姿も可愛くて、もっと香さんがキミに夢中なのに気付いてぇぇええ!!
と、絶叫したくなったまりあげは。
でもって、あの手作り指輪に彫られた言葉がネ申すぎて、爆笑した次第。
天才すぎやしません?!!
何度大笑いしたことか!!(超絶褒め言葉です)
池先生のコメディセンスと汁だくえちの絶妙具合よ!!
お父さんな面の、香さんも哀愁漂わせてて、ただえちとギャグだけにふりきった作品に、今巻も大変読み応えのありましたステキな作品でした!!