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女性まりあげはさん

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ただのメロBLじゃなかった?!!

ドジっ子な輝は、バイトもなにもかもダメダメだ。
そんなある日、頼まれてBLコンカフェで働くことに。
ドジっ子すぎる輝を、大学でもイケメンで有名な紗々原センパイがコンビを組んで面倒見てくれることに!
というお話。


とにかく輝のダメダメっぷりが最強すぎて、こんなにドジっ子で大丈夫?!! と心配になるレベルでしたが、常に紗々原がカバーし、ことな気を得る連携プレーはまさに愛♡ でした✧

で、そんな紗々原がなぜ輝を構うのかなあ、、
というか、どちらかというとそこに熱烈な好意を秘めているのが、チラリと見えてきて何故?? という思いが先行するのですが、、
その事実を知ると、紗々原のこともメロすぎて、
これぞ令和のBL感…✧*。
実は紗々原自体完璧じゃないけど、受けのために頑張る攻め、初恋成就をやり遂げステキすぎる!! といった印象を受けました。


そして、紗々原と出逢い恋人となったことで、輝自身も過去の黒歴史がただただ忘れたいだけのものじゃなく、救われたことが本当によかったと思いました。


要するに、ふたりともメロいし、お互いがお互いの存在に救われた運命的恋愛が最高にハッピーすぎて、さすが読了後温かく優しい気持ちになる園瀬先生BLだなあ♡と、ほっこりしました!!


紙コミックスの修正は、細白短冊です。

メイト有償特典小冊子は、お互い好きすぎて仕事バグっちゃうので頑張ろ///♡ポッキー練習でした!

誤解から始まった、チェリーラブ/// ?!!

大学三年の八代は、大学デビューしたものの出会いがなく、チェリーのまま。
意を決して、SNSで憧れのTetsuが働くゲイ向けマッサージ店で働けば、経験もテクも積めると思い、面接に行くが、
まさかのTetsuによる実技面接? スタートしてしまい、、、?!!
という冒頭。



Tetsuは、八代と同じ大学の三年で、正体がバレないように、構内ではもっさい外見で目立たないようにふるまっていましたが、バイト先でえちなことをしているフェロモンギャップとがハンパなく、ギャップBL最高! とガッツポーズをキメるまりあげは。


そんなTetsuの誘いを、身体目当てじゃないから! と、突っぱねられる八代もまた、身も心も誠実なチェリーちゃんで、個人的には好感度高めでした。(ちゃっかりTetsuの胃袋もがっつり掴んでいますし!)


だからこそ、Tetsuは八代のことを特別に想い始めるのですが、
彼の生い立ちが複雑なせいで学費や生活費を稼ぐためにこの仕事をしていたこともあり、辞めるわけにはいかず、どう折り合いをつけていくのかが、とても気になるところでもありました。


で、結局Tetsuは、無自覚で八代大好きマンになっていたので、オーナーの八代の面接に関する一言で、避けられていた八代の家に駆けつけちゃうほど、実は恋愛チェリーちゃんなTetsu。
その必死さも、フェロモンダダ漏れTetsuのときとはまた違った独占欲強め攻めの顔が垣間見れて、ギャップにギュン♡としました!

えち経験は多めなのに、恋愛チェリー攻めの本気愛、独占欲強め攻め好きには性癖すぎてたまりませんな一冊でした///♡!!


ちなみに、紙コミックスでの修正は、輪郭うっすら白抜きでしたが、コミコミさんの8p小冊子特典の修正は、細短冊で比較的甘々で描き込みを堪能できました♪

Xmasで、誕生日でもある日に出逢ってしまった運命の相手に、ついたウソとは、、、?!!

タイトルに、「にせもの」と平仮名で書いてあるのが柔らかい印象を持つこちらの作品。


たしかに、読み終わると「にせもの」が平仮名表記になっているのが納得の、やさしいウソのお話でした。

というのも、、
不動産業勤務のミヅキは、クリスマスイブが誕生日。
誰も祝ってくれる人がおらず、仕事終わりさびしく帰路に着くと、なんと路上でギターを弾いていた貧乏ミュージシャンがお祝いの歌を唄い出す。
自分に向けて、、かと思ったら、そのミュージシャンであるヨシノも誕生日だと知り、一緒にお祝いすることに。

運命的な出逢いを感じたミヅキは、その後もヨシノに逢いに路上ライブへ。
が、ある日ヨシノから住む場所がなくなるので、この街を出ることになったと告白される。
どうしても離れたくなかったミヅキは、親の所有している高額物件をシェアしようと持ちかけて、、、
という、バレたらヒヤッとするような展開に?!!


実家がお金持ちゆえに、金銭感覚バグってるミヅキと、大家族の家に生まれて家事スキル高めなヨシノ。
ヨシノは、対等だと思っているルームシェアが、実は全然対等じゃないのだけど、
でも、知らぬが仏じゃないですが、金銭感覚バグってるミヅキのために…と、あれこれヨシノに世話焼いたり、一生懸命になったり、やがてミヅキのことを好きになっていた姿がとても可愛かったですし、
ミヅキも、好きの気持ちが抑えられなくて痴態見せちゃうハプニングが可愛かったですし、
感覚の違いや、隠していることによるすれ違いはありますが、とにかくすべてが可愛いくて、推せるふたりでした///!!


で、結局ウソはいつまでも突き通せなくなるわけで。
ルームシェアするためについたウソが、どう回避しようとしてもバレるフラグに切なくなりましたが、
経緯を知ったヨシノの待ち伏せお迎えシーンは、グッとくるものがあり(とくに、今は聞かないけど…っていう優しさ気遣いの一言が良かったです!)、攻めの抱擁力…最高♡となりました!!


運命的な出逢い、そして攻めが将来的にしっかりした抱擁力攻めへと成長するお話、また攻めを好きすぎるがゆえに一緒にいるためのウソをついちゃう受けのお話がお好きな方には、オススメの一冊です♪


今回のニコくんはどんなお話、、、?!!

全寮制の学校で同じ部屋の友人に招かれ、夏をその友人の別荘で過ごすことになったフィンリー。

そこにいたのが、義弟のニコラスで、、、
という冒頭。(レーベルが違えど、やっぱり主人公はニコくんでした!)


夜、お化けがくると話すニコラス。
家族間で、なにやらニコラスのその発言を隠している様子に、あやさしさを感じるフィンリー。

けれど、やがてニコラスの足に身内の足を重ねて、淫らな欲を抱くようになります。
で、少しづつニコラスへの想いに色が含まれるようになり、、、



今までのしちみ先生の作品のなかでは、比較的マイルドなのかなあ、、と感じた今作。

しかし、ニコラスのセリフや家族の反応、父親の過去の事故のことなど、、
色々深読みすればするほど、
家族のなかで、異色扱いされていたはずだったニコラスこそが実は、、、などと、別の可能性が透けて見えてきたり。。。


やがてフィンリーが、その一家によってニコラスへ妄想? 想像? するなどして、次第におかしな(褒め言葉)方向へ変化していく様が、ゾクゾクしてとても面白かったです!


描き下ろしラストのフィンリーの見解も、ニコラスの言葉もはたして、あれは信じていいものなのか。

そのアンバランスさで、絶妙なバランスを取っている危うげな世界観が魅力の今作。
読めば読むほど、真実はどうなの?!! と、気になりすぎて何回も読み返したほどです。


おそらく、しちみ先生を未読な方でも入りやすい、そんな一冊だったように思いました!


ちなみに紙コミックスの修正は、白抜きでした。

一難去ってまた一難、、な、六巻!!

ベルさんの強引なスカウトから始まった六巻。


青依の生い立ちから生まれた考えや、そしてベルの言葉。
それから、印南さんの複雑な想い。

青依が怖気づく気持ちは重々分かるし、けれどベルや印南さんの想いも分かるし、、
で、とにかくもどかしい思いでこのターンを読みました。

で、あのリビングでの強引なエチ…の余裕なし印南さんが良きすぎて!
○弁で風呂に行こうとするし///!!
今回、比較的シリアスな展開でしたので、そのなかでの貴重なえちイチャ…が最高で(◜ᴗ◝ )←こんな顔になりました。


で、後半は甥っ子の誉のお話ですが、、

まあ、、
仕方ないですよね。
思春期だし、印南さんの甥っ子だし←

で、誉を通じて青依の成長も伺えて(もう六巻ですものね!)、昔の青依のことも思い出したりして、しみじみしましたが、
まさかの今回のラストが、ぇえ…?!! 状態なので早く続き読みたいです(汗)


一難去ってまた一難すぎるだろーー!!
と、絶叫したまりあげはでした。
せっかく誉の印象よくなってきたのにね、、、


次巻、ようやく落ち着くことを祈って(拝むポーズ)



学校と僕、どっちが大切なのか教えてあげないと、、と、迫るヤンデレ攻めの目が良き///

ヤンデレすぎる元教え子で、現同僚となった四海にロックオンされた、堅物教師の伊万里とのお話続編です!!


とにかく四海のヤンデレぶりがヤバヤバで、
有言実行と言いますか、
職場に校内恋愛バレして、居場所を失いかけ、教師失格と自己嫌悪に陥った伊万里。

なぜか、四海が伊万里家にやって来て、同居が始まり、様子おかしい四海に懐柔されかけます。

このときの四海のセリフと表情のヤンデレぶりには、ヤンデレ攻めには堪らないくらい、ゾクゾクしたものでしょう✧


あとろ先生だから??
それとも、敢えてディープなBL色強めじゃないこのレーベルだからこそ、なせるわざだったのでしょうか。

そして、堅物だった伊万里も最終的には、葛藤しつつも四海に対し、手を引っ張ってあげたいなどの気付きを経て、恋の追いかけっこには無事終止符が打たれたエンディングは予想外で、
まさかそんなカタチでハピエン収束するとは思いもしませんでした。

いや、もっとこの四海のヤンデレ具合に翻弄された、半ば強引なカタチのエンディングを迎えるのかな、、
と、予想していたので、四海のヤンデレぶりに引きずられて教師を辞めないどころか、
むしろ教師っぽい包容力とBIGLOVEで四海と向かい合った、まさかの健全っぽいいちゃラブエンディングに、予想外の嬉しい悲鳴を上げてしまいました。

あと、まさかの四海知人と高橋先生との、ラブの予感も♡

あとろ先生、、、超絶ヤンデレからの完結の方向性がすごすぎます!!


ということで、ヤンデレ攻め入門BLとして、ぜひオススメしたい、読了感も闇っぽくないライトBLでした♪



期間限定の友達?!! いやいや、、、??

友達のいないDKの遥は、いじめっこの同級生に脅されて、ひとりで心霊スポットへ。
そこでイケメンと出逢うが、まさかのそのイケメンが過去そこで亡くなっていたホストと同じ顔で、、、
という冒頭。


まるで、某お笑い芸人のコントかのように、お互いに対するお互いの認識がズレているうえ、
幽霊と遥かに間違われているイケメン攻めの片瀬が、「夏休みの間だけでも楽しい思い出を作ろう」などと発言しちゃったため、
より片瀬は幽霊じゃないかという信憑性に拍車がかってしまいます。

で、
片瀬もまた、遥が誤解していることに気付くので、どこかのタイミングで誤解を解こうとしますが、
サイアクな自体でバレてしまい、、、


せっかくふたりが夏の間に育ててきた絆が、タイミングの悪さによって、すべてが振り出しに戻ってしまう切なさに涙しかありませんでした。

けれど、
この夏を一緒に過ごしたふたりは、もう出逢う前のふたりではなく、
一皮むけた、ともに成長したふたりとなっていたように思いました。

兄を亡くし、無気力だった片瀬も、会社で人と交わろうとする心境の変化が見えたときや、
遥がいじめっこに言い返した瞬間は、その大きな一歩に感動しかありませんでした。



本編でのえちはありませんが(描き下ろしでは、それっぽいのがある)、
心と心の結びつきがとても丁寧に描かれているひと夏のエモBL。
タイトルに、ゴーストとついていますが、果たしてゴーストとはなんだったのか。。。


ちなみに、ホラー系ではありませんので、苦手な方も安心して読んでいただける年の差救済BLです!



愛執の籠 コミック

柚津木さび 

ラストは、メリバorハピエン?!! 最後まで気が抜けない執着BL!!

とある罪を犯し、十一年もの間逃亡していた弥六。
そんなある日、見知らぬ青年からキスされ、気付けば見知らぬ部屋に連れてこられ、、、
という、まさにタイトル通りの「愛執の籠」=〇禁生活がスタート。


けれど問題なのは、弥六を監〇した相手が、十一年前に弥六が〇したふたりの子ども俊琉だったという事実。
また、弥六の親が亡くなったのも、俊琉の両親が絡んでいて、、、
という仇同士。

不思議なことに、そんな俊琉自体はむしろ十一年前に弥六に救われ、会いたすぎて、そのために警察へ入ったという異様なまでの執愛を持っていました。
しかもその愛には、性欲を向けるほどの好意も含まれていますので、ひたすら毎日えちしまくりです。


本来であれば、仇同士となるはずなのに、むしろ甘く妖しいムードしか漂わないそこには、あやうくふたりの行く末がメリバになりそうな予感しかありませんでした。
なにしろ、弥六は俊琉の両親を〇した罪で逃げ回っていたのだから。。。

しかし、そんな弥六を俊琉がハピエンに変えてくれた展開が待ち受けていました。
いや、元々メリバにはならない事実が、俊琉によって明かされて、、、


攻めの執着がとにかく様子おかしいので、ぜひお好きな方にはオススメの一冊です♪


作者様の個性が炸裂?!! ヤンキーと友達になりたい男は、果たして、、、?!!

なんとなくお表紙を目にして、メガネの真面目そうなほうが受けなのかなあ、、、
と思ったそこのあなた!!

答えはいかに?!!
という、ヤンキーマンガの世界に憧れる、友情オタクなメガネの小出が主人公です。

で、憧れから友達として小出が目をつけたのが、合併したばかりの不良ばかりいる工業高校で最強ヤンキーと呼ばれる恋次郎。
小出は恋次郎に近づくが、惚れやすくフラレやすい彼に、まさかの一目惚れされてしまい、、、


微妙に方向性が違うふたりが織り成すラブコメは、とにかくツッコミどころが多すぎる、何でもありのドタバタすれ違い展開に、毎秒笑いが止まりませんでした!!


とくに、小出の地元で釣り堀をしているおじさんの久米さんの登場や、ミニキャラ仕様のフォルムになっていたり、恋次郎はヤンキーだけど恋に関してはめちゃくちゃカワイイギャップだったり、、、


読んでいくうちに、やはりこの恋次郎の可愛さは受けと確信♡
そして、一見真面目そうだった小出が攻めという理由の裏には、納得の秘密と真実が、、、?!!


このあたりも含め、作者様のコメディセンスが秀逸すぎて、最後の最後まで、スゴッ…! という声と笑いが絶えない一冊でした!


ヤンキーもの好きや、
テンション高めで
え、実はそういうお話だったの?!!
という展開がお好きな方にオススメの一冊です!


表題作のDKふたりが、とてもカワイイ♡!!

タイトル通り、DKたちのお話です。

過去、嵐の日に田んぼに落ちたところをクラスメイトの遊佐に助けてもらった相瀬。
それ以来、遊佐が夢に出てくるようになり、、!
一方で、遊佐の夢にも相瀬が出てくると本人よりクレームがあったが、、、
という冒頭。

てっきり、夢のなかに出てくる相手は、自分のことを好いてる相手らしいという流れから、
ファンタジー要素でもあったりするのかなあ、、、などと、勝手に妄想していたら、普通にDK同士の焦れラブでした!


でもこの焦れラブが、高校生ならではで良!!
しかも、両片想いと判明したのも良きでしたし、むしろ攻めの遊佐の愛のほうが強そうで、ニヤニヤしてしまいました。

ちなみに、遠距離恋愛となってしまうまさかの展開に、
正直驚きを隠せませんでしたが、用意周到に新幹線のチケットを用意していた遊佐の将来スパダリ確定な行動にキュンとしました!

しかし、またその行動を、自分よりも他人を優先する相瀬の性格を知っていて、一方的に遠距離恋愛を終わらせてしまうのではないかという疑惑を阻止しようとする遊佐の必死なシーンは、切な展開すぎて胸がギュッと苦しくなりつつ、けれど相瀬への大好きすぎる想いも伝わってきて、
個人的に大好きすぎるぜ! 遊佐!!
と、モダモダなどを楽しめました。


また、同時収録短編で「金曜日のひみつ」、
「お待たせしました!」と、それぞれ別のお話が収録されていました!
弁当屋のバイト攻めが、受けに対してストー〇ーちっくなことをしているけれど、そこまで様子おかしくなりすぎないラブコメ? も、面白かったです♪