季田ビスコ先生、『星空を見つめたそのあとで』シリーズが大好きです。
そんな先生の新刊もまた、優しさに満ちホロリとくるお話でした。
不憫寡黙攻めの流す涙に、私も涙…( ; ; )
置かれた状況や境遇は違っても、「普通の子」として扱われたいー
という思いを共有する高校同級生二人の、切なく優しい恋物語。
主人公は大阪を出て一人暮らしを始め、高校に入学した一真(攻)。
5歳の時に両親が事故死、伯母に引き取られるも”面倒な厄介者”扱いをされ続け…
という不憫寡黙攻めです。
「伯母さんは小学校も中学校も通わせてくれた」
「家におらせてくれた」
「風呂もトイレも使わせてくれて生活の不自由は何もなかってん」
と、当たり前すぎる扱いを”ありがたかった”と語る一真の言葉が本当に切なくて...
対する受け・結斗は、大智・康介という幼馴染みや友人に囲まれて過ごす明るいキャラ。
でも実は、ある病を抱えておりー
という事実が途中、明らかになります。
何よりグッとくるのが、生まれて初めて”友達”ができ、
”普通の子ども”としての生活を経験する一真の感動が、
ダイレクトに伝わってくるところ!!
伯母との生活の中で、話しかけても常に無視されることから、
人に話しかけること自体を恐れ、避けるようになっていた一真。
そんな一真に邪気なく明るく近づく結斗が、一緒に昼ごはんを食べ、
一真に美容院へと連れて行き見違えさせ、いつの間にか一真はクラスに自然と溶け込んでゆくのです。
「しんどかったねぇ」と言って一真を抱きしめる結斗。
その温もりと、一馬の心の高鳴りが伝わってくるようなシーンが、とても印象的でした。
もう一つ、胸がきゅんとなり、同時に切なかったのが、
結斗が自分のお弁当の卵焼きを一真にあげようとするシーン。
友達がいままで一人もいなくて、人と接することに不慣れな一真は
「これ食べてええの…?」と困惑するのですね。
あげたり、もらったり。
そんな友達同士の”当たり前”を経験したことのなかった一真の戸惑いと照れ、喜び。
なんか、なんというか…
「ああーーーーー…!」と叫び出しそうなほど、
胸がいっぱいになってしまった。。( ; ; )
結斗のおかげで、その年齢らしい「普通の子ども」としての生活を始めて体験し、
救われる一真ですが。
病気のせいで体育の授業にも参加できず、行動に制約のある結斗もまた、
一真との交流の中で「普通の子」としての扱いを受け、救われていくんですね。
眩しいほどピュアな相互救済に、読んでいてなんだか泣けてきてしまう。。
寄り添い合う二人の気持ちが単なる”友情”を超え、
”恋”に変わっていくのは必然だよね、と思えました。
難しい手術を受けることになった結斗が
それを一真に隠そうとしたことから、
ああーーすれ違いターンか!?と思わせる切ない展開になるのですが。
大智、グッジョブ!!(๑•̀ㅂ•́)و✧
二人の背中を押してくれる友人の存在が、なんとも心強い…!
二人が初めて体を重ねた際の、
「もう絶対に いなくならんといてな」
という一真の一言と涙に、私もホロリと泣かされました( ; ; )
そして…
意外にも?受け・結斗の方がキスやその先に当初から積極的で、
攻め・一真の方が結斗の一挙手一投足にドギマギさせられている構図にキュン!(*´◒`*)
ウブウブな攻めがどぎまぎ、あたふたする様が可愛くて//
じんわり沁み入る、高校同級生×相互救済の物語。
攻めの涙が美しくて、強く印象に残ります。
切なく優しい世界観にじっくり浸れる一冊でした・:*+
★修正:ライトセーバー(電子シーモア)
抜き合い描写+描き下ろしに二人のエッチ描写があります。
電子限定の描き下ろしは「体育祭での借り物競走」。
一真の愛が伝わってくる、あまあまなお話に蕩けました(*´◒`*)
神香うらら先生の新刊は、個人的憧れの”豪華クルーズ船”を舞台にした
ロマンティック・オメガバサスペンス!
(死ぬまでに一度は乗ってみたい…)
事件の顛末なんかは、終盤ちょっと駆け足気味だったかな…?と思う部分はあるものの。
ロマンティックな年上スパダリとの船上の恋に酔いしれ、
満足度の高い一冊だったため、「神」評価に◎
外国が舞台のお話、年上御曹司スパダリとの甘い恋、サスペンス…
これらのキーワードにセンサーが反応する方に、特に響く一作かなと思います☺︎
みずかねりょう先生の表紙、そしてイラストが麗しくて震える!!
コミコミさんの特典アクコもキラキラ、目と心が潤います(*´˘`*)✨
年上スパダリ医師α(35歳)×ヒート未経験の27歳看護師Ωというカップリング。
勤務先の病院でストーカー被害に遭い、退職した汐音(受)。
ヒート未経験なことを隠れ蓑にし、βと偽って豪華客船で看護師として働くことに。
そこで偶然出会い、強い引力のようなものを感じたαのレミントン(攻)を警戒するも、緊急事態により彼が臨時の船医を務めることに。
共に働くことで見えてきたレミントンの誠実さに惹かれ、距離を縮めていく二人。
しかしそこに汐音の命を脅やかす事件が、次々と巻き起こりー
と続きます。
二人の恋愛模様と共に、汐音やレミントンを狙う影、事件の展開もまた大きな見どころとなっています。
必死の形相で受けのピンチに駆けつけ、救ってくれるレミントン。
王道だけど、王道だからこそ、それがいい…・:*+.
大柄な犯人に船から夜の海へ投げ飛ばされそうになったり、
ミネラルウォーターに毒物を混入されたり。
初めは汐音だけが執拗に狙われているのだと思っていたら、
実はレミントンの方も…!?と思わぬ展開へと転がり、
事件の真相はいかに!?と手に汗握って見守りました。
レミントンと犯人との取っ組み合いなど、文章から伝わってくる緊迫感も
物語への没入感をおおいに高めてくれます。
その分、先述したようにレミントン側の事件の真相が
ちょっとあっさり薄味で、欲を言えばもう少し噛み応えが欲しかったかな。
とはいえ、サスペンス好きの心を十分満足させてくれるハラハラ感で
没入し楽しく拝読しました。
事件と並ぶもう一本の柱である恋愛パートは、ひたすらロマンティック✨
ストーカー事件へのトラウマから、αとの恋に及び腰になっている汐音。
そんな汐音を決して怯えさせないよう、しかしまっすぐに、情熱的に想いをぶつけてくるレミントン……良い…好き…
個人的に、癖に刺さりまくりで興奮してしまったレミントンのセリフがありまして。
汐音がレミントンのズボンに射精してしまい、
恥ずかしさと申し訳なさとで小さくなるシーン。
「こんなことを言ったら変態だと思われそうだが、
きみにぶっ○けられてますます興奮している」
…伏字の意味、ほぼほぼありませんが、、
スパダリ御曹司の言う「ぶっ○けられて」というワードのインパクト、
その後に続くストレートなベッドへの誘いに、たまらずドキドキ!!
品の良い普段の姿とのギャップに、見事にやられた一文でした(*´◒`*)
ただレミントンに守られるだけではなく、
自分もレミントンを守りたいのだー
という意思を伝える汐音の芯の強さにも共感、好感の持てるところでした。
夢の中に出てきた男の子は、きっと現実のこととなったんだろうな。
書かれていなくても十分想像つきますが、レミントン×汐音+可愛い愛の結晶たちの様子もぜひぜひ見てみたかったな。
脳内妄想で補完して、余韻を楽しみたいと思います☺︎
大海原、船上でのロマンティック・サスペンス、
ハラハラドキドキの緊張感と、恋の甘さを存分に堪能させていただきました・:*+
素晴らしい、本当にただただ素晴らしい、
”恋の成就のその先”のお話でした。
読み終えた直後の今も、涙が止まりません。
血の呪縛、血による隔たりを超えた、愛の結実の物語。
「愛してる。俺のバター」
終盤、ディルクのこの一言に涙腺決壊。
読みながらティッシュとハンカチが手放せず、
何度もすすり泣きました。
2巻で成就したディルクとヨセフの恋。
3巻、甘く濃密な二人の愛の営みから始まる冒頭で頭も心も蕩けそうに…
互いを「パンとバター」と呼び合い、どっちがパンでどっちがバター?と戯れ合う二人の姿は、幸福そのもの。
しかし、元平民だけれどルーカスの養子となり貴族籍になったヨセフと、平民出身のディルクの間には「身分差」という高い高い障壁が。
平民として、この国の中枢で道を開拓しなければ意味がなく、
生涯ただ一度の恋だとしても、貴族になる道だけは選ぶことができないディルク。
一方、憂えることなく王族である主・レオリーノのそばにいるために、
ルーカスの養子となり貴族の籍を得たヨセフもまた、再び平民に戻る道は選べない。
愛し合い、共に生きることを胸に誓いながらも
現行法のままでは神に認められた婚姻を
叶えることができない二人の苦悩と葛藤に、
胸引き裂かれる思いでした。
平民上がりで初心なヨセフは当初、身も心も結ばれた自分たちは
正々堂々と永遠の愛を誓えるーと信じて疑わない。
それが叶わぬことと知っており、教えてやらなければ、と思いつつも
愛する者の夢を壊すことを恐れ、黙って微笑むしかないディルク…
ディルクがひとり二人の将来を思い悩む描写も、読んでいて苦しかったけれど、、
身分差ゆえに、自分たちは神の前で永遠の愛を誓い合うことはできない。
周囲からの指摘によって初めてその事実に気付いたヨセフ。
彼がその時感じた自分への羞恥と絶望、葛藤する様が、何よりも切なかったです。
誰一人敵う者などいない、最強の剣士であるヨセフ。
そんな彼が、自分に懸想し襲いかかってきたダミアンに対し、膝を折るー
平民出身で王宮の要職に就いたディルクを、権力をもって排除してやる、
とのダミアンの卑劣な脅し。
剣でどれだけ強くとも、王宮では結局はその血筋と権力、政治力がものを言う。
強いと信じ磨いてきた自らの力が、肝心な時に
この王宮内では役には立たないーと思い知らされ、
打ちひしがれるヨセフの姿に胸張り裂けます。。
で!!
ここで最高にたぎるのが、ディルクとヨセフ、それぞれの覚悟と決断です。
互いの進む道を尊重しつつも、決してこの愛を諦めないという強い思い。
特に胸熱くなるのが、ディルクの、想像の上をゆく決意と覚悟の内容。
終盤、ディルクがヨセフに見せた一枚の紙には号泣してしまいました、、
この紙に書かれた証が夢でなく現実のものとなるまで、一体どのぐらいの年月が必要なのかー
本編最後、その後のディルクについて記された数行にあった答えに、涙しました( ; ; )
またこの3巻(に限らず1巻も2巻もですが)、
恋愛面以外での大きな見どころの山がいくつも!
ファノーレンの未来を変える、大きなうねりと動きが描かれています。
王宮内の不穏な裏切りの気配、戦により抱え込んだツヴェルフラント領の農地改良、渓谷への砦建設による国境線画定への動き…
いや、ディルク一人の体で足りる!?と
口をあんぐり開いてしまうほどの大事件・大事業ばかりなのですが、
そこに力を貸してくれる協力者の面々の心強さよ!!
懐かしのあの人もいれば(大きな体の異能持ちエッボ、大好きです)、
意外なあの人があの人の指示で!?
という展開もあり、本当に息つく間もありません。
特に刺さったのが、明かされたゾラーフの境遇と書記官となるまでの道、
その裏に見えた、未来を見つめるグラヴィスの偉大さ。
一を聞いて十を知り、先読みの力に長けているディルクをも上回る大局的な視点のすごさに圧倒され、もう、言葉が出てきません。。
貴族と平民とを無意識に線引きしていたディルク。
そんな彼が、出自に関係なく、誰もが喪失を抱えて生きているー
と気付くこの瞬間、自分もまたハッとさせられました。
で!
王宮を揺るがす陰謀を暴く、ここぞ!という場面で大活躍するヨセフーーー…!!!!
久々の大立ち回りに、読みながら私も血湧き肉躍りました。心たぎりましたよ!!
異能者たちをして「本当に異能持ちじゃないのか!?」と言わしむるその実力を、
おおいに見せつけてくれました。
ダミアンとの一件により、王宮では自分の剣など役に立たないー
と打ちひしがれていた彼が、光と自信とを取り戻した瞬間。
私の胸も熱くなりました。
智略を巡らせ敵に斬り込むディルクと、体を張って大切な人々の命を守り抜くヨセフ。
こんな最強のタッグでバディで伴侶の二人に、心震えぬはずがない…!
そして。
大きな事件がなんとか片付き、農地改良や砦建設の目処も立ち、これから二人は「法で結ばれる」べく歩み出すのねー
というところの、まさかの「その先」が見られるなんて!!!
小綱先生、本当に本当に光ある景色をありがとうございます。
感情のままに書き散らしたレビューでまとまりもなく、恥ずかしいのですが、、
胸熱くして駆け抜けた522ページ。
二人の試練と希望、愛の結実の形を見せてくださった先生にただただ、感謝しかありません。
レビュータイトルの文言は、先生のあとがきの一文に「完全同意!」という思いで拝借しました☺︎
野原耳子先生、今年ものすごいペースで御本を出してくださっていますね…!?
切ない恋やシリアスもの、尖った作品、そして本作のようなコミカル可愛いお話まで、幅広くカバーしてくださるのが本当に嬉しい!
こちら、体格差あり(身長20センチ差)・強気誘い受け・ちょっと様子のおかしい溺愛攻め…と、「好き!」要素の詰まったオメガバースファンタジー。
3年前の初めての出会いで互いに恋に落ち、そうとは知らぬまま結婚することになり、両片思いのすれ違いドタバタ劇の末に結ばれるー
という、タイトルがオチにもなっているコミカルなお話です。
終始気持ちのいいリズムでするすると読め、
読み終えた際には「えっもう終わり!?」と
いい意味でビックリしました。
やんちゃでつよつよ、「アゼリア王国の小さな猛獣」という呼び名のリオ(受)。
3年前、パーティーで出会ったオーディン帝国の第一王子・クラウス(攻)に一目惚れするも、結ばれるなんて叶わぬ夢…と諦めていた。
ところがそこへ、帝国から「一番若いΩを娶りたい」との依頼が!
美しいΩの姉を送り出そうとする両親に対し、リオは泣き喚いて(笑)自分が嫁ぎたい!と主張し、淑やかに振る舞うことを約束してクラウスのもとへ嫁ぎに行きー
と続きます。
まず、読んでいて大好き!と思ったのが、「王国の小さな猛獣」と呼ばれるやんちゃな末っ子王子・リオの性格。
彼はわけもなく暴れてるわけじゃなくて、
美貌のオメガ姉にちょっかいを出したり、
無体を働く輩を「ちょっと(?)乱暴に」蹴散らしてるんですね。
例えば姉の腕を掴んで離さなかった伯爵令息の股間を蹴り上げたり、お茶会に乱入してきた他国の使者の頭を熱々のティーポットで殴りつけたり。
33回大騒動を起こしている末っ子王子くん。
…うん、やりすぎなんだよな、、と嘆く両親の気持ちも、分かる気がするー!笑
でも、体は小さくとも負けないぞ!立ち向かうぞ!という気概、つよつよマインド、大好きです。グッと拳を握って応援したくなるよー…!
そんな猛獣くんの、恋のためなら本当の自分をも捨てようとする健気な一面。ここも刺さります。
赤毛を金髪ウィッグで隠し、「俺」と言わず、コルセットでお腹を締め付けて食べ過ぎないようにし、おしとやかに、にこやかに振る舞うー
リオにとって難易度MAXすぎるこの課題?、頑張り続けるものの少しずつボロが出てきちゃうところ、侍女にたしなめられるところなんかも読んでいて楽しい♪
後に起こる、デートで出かけて喜び勇んで食べすぎて、コルセットがぶちぶちぶちーっ!と弾け飛ぶ事件。
青ざめるリオには申し訳ないと思いつつ、ぶふっ!となりました笑
またスカッとするのが、嫁ぎ先でクラウスの従妹・ローザに嫌がらせされた時の切り返し方!
腐った果物を今すぐ食べろ、と言われてどうするどうなる…!?と固唾を飲んで見守り、まさかの行動に心の中で拍手喝采でした。
酷く当たられるローザの従者を守ろうと行動できるところ、男前で格好いいのです。
で!
先述のようにリオが「隠そう、隠さなきゃ」と思っている点ぜーーーんぶ、まるっと大好きなのが、攻めのクラウスです。
しごできで「冷徹王子」なんて言われている彼が、リオとのことになるとネジが一気に数本外れ、様子のおかしな攻めになるところ、面白すぎましたw
リオの透け透けナイトウェアの誘惑に必死に耐えるクラウスや、なかなか手出しできないことをなじられて「リオが可愛すぎるからだっ!!」と叫んで机に頭ガンっと額を打ちつけるー
大好きすぎて手が出せないよー!うわーん!とビクついているクラウス、可愛くて仕方ないですꉂ(๑˃▽˂๑)
そんな両片思いで盛大にすれ違う2人の気持ちが、どうやって通じ合うようになるのか?という点にワクワク。ここが最大の見どころかなと思います。
両視点で交互に描かれる中で、読者には2人の気持ちが手に取るように分かるのに、なかなかうまく噛み合ってくれない歯車がもどかしいーー!(でも、楽しい❤︎)
互いの会話の一部分だけ切り取って勘違いしてしまう…という「あるある」すれ違い描写はありますが、全体的に”切なさ”成分はかなり控えめ。
おかしな反応や行動に走る2人に笑い、一途な想いにキュンとしながら見守って、心地よい波に乗って楽しめます。
読んでいてじーんと心に響いたのが、リオが乱暴者アルファに当てられヒートを起こし、「悔しい、悔しい」と泣きじゃくるシーン。
自分はなんでオメガなのか、どうしてあんな奴に負けるのか、、と訴える彼に、クラウスが「君は、誰にも負けてない」と囁くのです。
その後に続く「君はそのままでいい。そのままの君がいいんだ」という言葉はただの慰めではなく、クラウスが心からそう思っていることが伝わってくる。
強くてやんちゃで健気で、食べることが大好きで、そしてついでにオメガである、という君が好き。
そんなクラウスの愛にたまらなくグッときました。脳内BGMで「ありの〜ままの〜」と再生されつつ…笑
思いがけない事件から体を重ねることになった2人の初夜は、インパクト大。
「抱くなら俺を抱けえ!」と叫び、「あなたに、ひどいことをされたい」と呟くリオの大胆さと恥じらう可愛らしさにやられました。
濡れ場の回数自体は多くなくとも、耳子先生ならではの濃厚な描写が腰にくる…!
その後の溺愛ラブラブ生活の様子にはニヤニヤ、まさかの大所帯家族の様子には驚くも、幸福感いっぱいの読後感ににっこりでした☺︎
個人的なお気に入りは、壁に向かって突っ立っている黒髪ロングのキャロルちゃん。
何してるの?と聞かれて答えた「…かべのマネ」がツボでしたw
あと!今井蓉先生の挿絵が素晴らしかったです。
特に裏表紙カバー下のミニキャラが可愛くて必見♡
楽しい読書時間を、ありがとうございました✨
昼夜いす先生、初読みの先生です。
表紙の優しいブラウンの色味が、最高に綺麗で素敵✨
生徒×先生、バウムクーヘンエンドの受けの切ない失恋から始まる、キラキラ一途な恋に心撃ち抜かれました。
(”バウムクーヘンエンド”って何だっけ?という読者にも分かるよう、作中序盤で説明してくれているのも嬉しい)
一途年下攻め、片思い、失恋…
こんなワードにピピっと反応する方に、特に響くのでは…!
高校2年の美甘 柊(みかも しゅう・攻)。
雨が降るある日、公園のベンチで引き出物のバウムクーヘンを抱え涙する教師・菊谷を見かけます。
先生がひどい失恋をして甘いものが食べられなくなってしまったことを知り、
洋菓子店の息子である柊はいてもたってもいられずー
と、一途攻めの片思いから始まるお話です。
もーー何より、まっすぐな気持ちをぶつけてくるワンコな柊が本当に可愛い。
「付き纏うな」と邪険にされても、「心配するのもだめなの」とすがる姿。
あんな目で見つめられて、健気一途に追いかけられたら陥落する…!!
柊の家の洋菓子店の常連だった先生。
失恋した先生がお店に来てくれなくなり、甘いものが食べられるように、笑顔になれるように…と奮闘する柊のアプローチは、さりげない優しさに満ちています。
まだ10代、ガツガツ行ってしまったり、相手よりも自分の気持ち優先で振る舞ってしまったり、そういうことがあっても決しておかしくないと思うのですが。
甘くないお菓子から始まり、少しずつ甘さを足したお菓子を作って持ってきて、にっこり笑って手渡して…と、寄り添う形のアプローチが、見ていてとても心地よい・:*+.
距離の縮め方が無理なく、でも戯れつくワンコの様に可愛いのです(U・ᴥ・)
ナチュラルに絶妙な加減で近づいてくる能力(?)、最高だー…
そんな中、初めは冷たく突き放していた菊谷の態度にも、変化が生まれます。
”クール”と評されているけど、よく見ると菊谷、コロコロ表情が変わって可愛すぎる!!
柊に絆され、どんどん柔らかく変化していく雰囲気、表情が言葉よりも多くを語っています(*´˘`*)
それでもきっちり、「先生生徒」の線引きは守るところも大変よき。
二人の念願の初エッチは、ちゃんと柊が卒業してからです◎
菊谷の片想い相手だった高槻も、憎めない良い人なんですよね。
菊谷の想いには応えられなくても、友人として菊谷の幸せを願っている。
そんな、柊にとって「恋のライバル」である高槻に頭を下げて教えを乞いに行ける柊、格好良すぎるよ!!
大好きで幸せにしたい人のためなら、変なプライドも嫉妬心も横に置いておける強さにグッときます(๑•̀ㅂ•́)و✧
柊が作ったバウムクーヘン、画面からでもその香りや触感/食感が伝わってくるようでした。甘さと優しさでできたバウムクーヘン✨
ピュアピュアなままエンディングを迎えても全然OK!という思いでしたが、
描き下ろしで見られる二人のあまーーい初エッチは、しゃっぱりご褒美だったーーー…!
喜びのあまり先にイっちゃう攻め、可愛くて好きですw
全身全霊で「好き!」と伝え続けた一途攻めの、粘り勝ち。
菊谷にはこれからもずーーっと、照れて真っ赤になった可愛い顔を柊に見せ続けてほしいです(*´◒`*)
苦くて切ないバウムクーヘンエンドの後の、甘い甘いリスタート。
ピュアで一途な想いが光る、素敵なお話でした・:*+.
★修正:tn白抜き(電子シーモア)
『つかの間の恋人 ~旋律の乱れたカノン~』コミコミさん有償小冊子のこちら。
幸せ噛み締めるカノンの姿に胸がきゅん…となる、とても温かなお話でした。
拓ちゃんの愛がじんわり伝わってくるのが、最高に良い。
以下、簡単な内容と感想です。
その後のある日、カノンの家にて。
夜、パジャマ姿で隣に並び、二人一緒に映画を見ている時のお話です。
カノンが隣の拓真の顔をそっと窺うと、だー…っと涙を流し、ぐすぐすしている!
ピュアだなあ…と思いながら泣き顔を見ていると、なぜかそこでムラムラしてくるカノン!w
映画終了後、「泣いてる拓ちゃん見て欲情した!」と言ってフンスフンスしながら
ベッドへ引き摺っていきますꉂ(๑˃▽˂๑)
ミニキャラで描かれる図が可愛いw
「映画の余韻とか〜!」と叫ぶ拓ちゃんがちょっと可哀想で笑いました
そしてここから、個人的に悶絶した攻守交代シーン。
ベッドの上でも、「拓ちゃん…拓ちゃん」と拓真にキスしまくり、押し倒す勢いのカノンですが。
「ちょっと待てって!」とストップをかけた拓真が、
「せっかくするなら 丁寧に触らせて欲しい」「たまには俺の好きなように触らせてくれ」と言って、丁寧な奉仕を始めるのです。
じっくり舐められ、限界を迎えるカノンと、追い詰めたオスの顔をする拓真。
この横に並んだ二人の顔どアップコマが最高に良い…!
そして事後、自分を抱えて覆いかぶさり、スースー寝息をたてて眠る拓真を見つめ、微笑むカノン。漏れ出る幸せオーラに、見ているこちらもにっこりです✨
カノンも読者もそして眠る拓真も、みーんな幸せを噛み締める、素敵なお話でしたー…(*´˘`*)♡
*修正不要な描かれ方
『朝が来たら、ふたりは』『夜をこえて、ふたりで』2作の商業番外編。
先生初の同人誌の電子化、本当に嬉しいです…!ありがとうございます✨
こちら受けの甲斐くん(悠介)編。
去年の秋庭頒布の81先生の新刊は、こちらと対になる形の「藤井編」でした。
(タイトルは『REGRET into LIGHT』。こちら来月2月5日〜電子配信とのことです☺︎)
こちらで描かれているのは、悠介の高校時代〜
入社最終面接を経て、その5年後まで。
もうまず、前半高校時代のエピソードから切なくて、、
悠介が感じていた閉塞感がリアルにぐっと迫ってきて、泣きそうになります。
女子に告白され、「誰か好きな人いるの?」という質問に対して「いないよ」と答える時。「今は友達といる方が楽しい」と続けて出てくる言葉。
自分の言葉は噓ばかり、外に見えている”自分”は全て「fake=噓」だと感じているのですよね。
そんな中、密かに思いを寄せる親友・日下が何気なく口にした
「お前が女だったら付き合いたかったかも」ってセリフ!心抉られる…( ; ; )
もっと広い世界に行けば、本当の自分でいられる場所がどこかにある。
いつか必ず、「噓」で固めた自分ではなく「リアル」な人生を生きることができるー
そう信じていたけれど、高校を卒業しても大学生になっても大きく変わることはなくて。
もうたまらないよ、切なさMAXだよ!となった時に訪れた、運命的な出会い。
『朝が来たら〜』でもこの藤井との出会いについては言及されてたと思うけれど。
あらためて、この出会いが悠介にとっていかに大きな転機となったか、伝わってきます。
悠介が新人の時に指導してくれていた女性先輩の言葉一つ一つが、
とても胸を打つ。
「甲斐くん=ゲイ」じゃないよ、甲斐くんは甲斐くんだよ、ということを
こんなにも暖かく、納得いく形で言語化できることが本当に素敵。
沁みるなあ…
日下との偶然の再会で、彼の結婚や子供のことを心から喜べたこと、
そして家に帰ってから、恋人・藤井に「初恋の人に会った」と報告できたこと。
掴んだ「リアル」と絶対的な安心感があるからこそ…ですよね・:*+
(その後の電子版限定描き下ろし、お風呂の中で嫉妬する藤井が可愛かった(*´艸`))
今に繋がる悠介の歩み、軌跡をじっくり感じられる46ページ。
珠玉の番外編でした✨
★修正:なし
(お風呂で一緒にイチャついてからの…可愛いキスまで☺︎)
『シャンパンタワーの向こう側 3』コミコミさん12P有償特典小冊子、漫画部分は8Pです。
こちら、ページを開いて「あーっ!」と思わず声が出ました。
3巻序盤、回想シーンで二人がソファに並んで座り、甘く穏やかな時間を過ごしていた時。
優雅が「豪華客船で世界一周してみたい」と語っていたエピソードが、回収されている〜!✨
甘くてあまーーーい蕩ける二人の時間を堪能できる、最高の小冊子です◎
以下、簡単な内容と感想を…
素敵な船室にて。
もう遅い時間やし、そろそろ寝よか?と聞く煌夜に、
「もうちょっといちゃいちゃしたい」と甘える優雅〜!
上目遣いがニクい(*´艸`)
両手をぶんぶん振って「いちゃいちゃする❤︎❤︎❤︎❤︎」と喜ぶ煌夜が完全にわんこです♥•ᴥ•♥笑
優雅のセクシーTバックと、指を入れられて興奮して…からの「俺も触りたい」発言、そこからの69の流れが完璧✨
背面座位で揺さぶられる優雅の蕩けた表情が、たまらなく可愛い…
正常位で睦み合う二人を上から見るアングル、煌夜のタトゥーもセクシーすぎる。
そして関西弁で言われる「イってしまいよし」の一言、
これがたっったまらなかったーーーーーー…!!
もー、ときめきました。優雅だけじゃなく、読んでるこちらもドキドキしてしまう//
始まったばかりの二人の豪華客船での世界一周旅行、
できればこの先の二人の姿も、まだまだ色々見つめていたい。。
そんなワガママなことを思ってしまう、ラブラブいちゃいちゃ、あまあまのお話でした(*´◒`*)
★修正不要(手や体で隠れていて見えない仕様です)
『シャンパンタワーの向こう側 3』、コミコミさん特典リーフレットのこちら。
(漫画部分は2P)
インタビューされているような形で、「煌夜には抱かれる理由」につい優雅が語るー
という、ちょっとコミカルに描かれたお話(*´艸`)
「煌夜には抱かれる理由?」「それは…」ともったいぶった後、
ふっ、と息を吐きながら「愛…かな?」とのたまう優雅。w
煌夜が自分のことを心の底から愛してくれてると分かっているから。
煌夜からの愛を、自分の愛で包み込みたいって気持ち…かな?
と素敵なことを話してくれるのですが、次の瞬間。
ミニキャラになった姿で「それでも俺も男だから、本気を出せば…」と言いかけた後ろを、そーっと逃げ出そうとする煌夜くん笑
続くラストコマでのオチ、「背後をとって犯すぐらいは簡単」の一言を放つ優雅の表情と、怯えてムンクの”叫び”顔になってる煌夜が可愛い!ꉂ(๑˃▽˂๑)
思わずふっと笑ってしまう、コミカル楽しい小話でした♡