ナツ之先生の現代オメガバース。
Kindle Unlimitedにて拝読しました。
レビュータイトルどおり、夜中に読み始めて涙が止まらなくなってしまった、夜明けの物語でした。
10年前の作品ということで、皆様のレビューを拝見していると、まだオメガバースの小説がちょこちょこ出始めてきたばかり、という時代だったようですね。
今はBL小説と言えば転生ものかオメガバース、或いはその掛け合わせ…というイメージが強いので、小説のトレンドもずいぶん変わったのだなあ…と感慨深かったです。
さて、こちら。
高校時代からの同級生で運命の番(ということは攻めだけが認識)、深いトラウマを持つΩ受けとの再会愛の物語です。(超ざっくり…)
Ωに不利な状況にも負けず努力し続ける受けの男前な部分、そしてそんな受けを想い続け、支え続ける攻めの一途愛に涙( ; ; )
智宏(受)が運命の相手(作中では「伴侶」と呼ばれます)だと分かっていながら、
彼の壮絶な経験とトラウマ、誰とも結婚はせずアルファと番うこともしないー
という決意を尊重し、一度は離れ、しかし戻ってきてそばにい続ける恒星(攻)の愛の深さよ…!
こちらの物語では、オメガとして生まれてくる者はおらず、Ωは皆βから変転する、という独自設定があります。
通常よりも異常に早い段階で9歳でΩ変転し、
やや不便ながらも楽しく学校生活を送っていた智宏。
しかしヒートで学校を休んでいる時、
ゲームをしようと訪ねてきた友人αに襲われかけたことがきっかけで、「普通の生活」を諦めることに、
Ω保護施設へと自ら入ることを選び、数年後ー
と続きます。
このΩ保護施設の中の同志とも言えるキャラクター達がまた、とてつもなく魅力的で。
施設に入る前はシェフだったという先輩?Ω、類主導で行われるイベントの数々を楽しむ智宏の姿に癒されました。
ヒートが来るたびに施設内のΩ同士で(複数)体を舐め合い、慰め合う衝撃的な光景も描かれます。
Ωにとっては心から安心できる施設であると同時に、一度入れば2度と出られなくなる「甘い檻」でもある現実が切ない。
で!
そこから6年後、施設から出ることを決意した智宏が恒星と共に送る、「学生らしい」「普通の」高校生活の描写がとても、とても良かった…(語彙力;)
男Ωということで入学式初日に陰口を叩かれ、足がすくむ智宏の腕をとり「行こう」と行って教室へ導いてくれた恒星。
出過ぎた杭は逆に打たれることはないー
と、自身と共に生徒会に入るよう提案し、
開催される学内行事は、さりげなく智宏の
ヒート時期を避け、智宏が疎外感や寂しさを感じないように配慮する。
そんな恒星の心配りに気付き、じんと心温まり嬉しく思う智宏の気持ちが、まっすぐに伝わってきます。
恒星、もうこの頃から紛うことなきスパダリなんよー…
生徒会会長は智宏で、恒星が副会長という図も良い!かしずく攻め、大好きです。
テニス大会でのまさかの◯◯事件、そして智宏を思うが故の淋しく切ない別れ。
6年後の再会や、智宏の通う喫茶店のビルに恒星の探偵事務所があることが、決して偶然ではないこと。
これ、智宏が気づく前に読者にはピンとくるのですが、もうなんというか、智宏の意思を最大限に尊重しながら、懸命に彼のそばにいて何かある時には守り抜くーという恒星の一途健気っぷりに、頭が下がります。
そして恒星の導きにより、弁護士事務所を開いて働き出した智宏。
そんな彼をまたしても幾度襲う試練ー…!
や、自力で立ち向かい縛り上げる智宏の奮闘と男気、頑張りに痺れました。
もはやここまで…となりそうな人さらいタクシー事件の際には、間一髪のところで駆けつけ智宏を守り抜く恒星。
王道のスパダリ攻めの姿にも震える…!
恒星への気持ちを認めながらも、自分は彼の”伴侶”ではないからーと距離を置く描写は辛さMAXでしたが、、
あの9歳で起こった突然のヒートの謎が、
意外なところから判明して本当に良かった(涙)。
高校時代に恒星が告げた、「お前のことをつがいだと思ったことはない」という言葉。
自分をΩとして、つがいとして性的に見ているわけではないー
と、当時はそれを聞いて心から安心した智宏だけれど。
恒星の真意はそこにあったのかー…!と、終盤もう感動で胸震えます。
ねじれてしまった長い年月を経て、やっとやっと2人が心も体も結ばれる場面にも涙しました。
濡れ場描写は少なめだけど、本当に美しかった…
読み終えてただただ感無量、泣きながら眠りについた物語でした。
こちらシリーズものになっており、次作では
保護施設の教務官として印象的だった仁科が主人公とのこと。
本作以上に切ない展開になりそうな予感に今からハラハラドキドキしますが…
そちらもアンリミに入っていたため、続けて一気読みしたいと想います。
タイトル”回収”…というより、「そこでこのセリフが出てくるか〜!」という圧倒的甘やかな幸福感、興奮がものすごかった…!
あまあま、幼馴染み、年上溺愛攻め+えちえち。
↑こんなワードにピピっと反応する方に、強くプッシュしたいー!
4歳差、お隣さん同士の甘えち幼馴染みラブストーリー。
心に刺さって刺さって&沁みて仕方ない、糖度500%のお話に蕩けました(*´艸`)
各話に1回ほど、また描き下ろし(11Pも!先生ありがとうございます✨)にもあまあまエッチがあり、思った以上に”えちえち”だったのも嬉しい限り♡
以下、ただただ「好き!」を叫ぶだけのレビューですが、、
お話は、既に恋人同士である二人の様子から始まります。
2話以降、受け視点での恋心の自覚→告白→お付き合いが始まり…と”これまで”が綴られる構成。
前半部分、大学生×高校生の二人のお付き合いから甘さはMAX!
攻めの溺愛大大大好きな自分は、この時点でもう蕩けました。
東京で暮らす志央(攻)の元へやって来て、
えっちなこともしたい、触れ合いたい…と思い
健気に頑張る環(めぐる・受け)と、
がっついて嫌われたら死ぬ!!!と必死に我慢してる志央。
も〜、”すれ違い”ではあるのになんだろう、この胸のときめきは…!
激重感情をそのままぶつけて引かれないよう、
かっこつけながら抑えてるカッコいい攻めって最高&最強ですね(*´◒`*)
志央くん、好きだー…!
受けの環も、ただ”一途健気”なだけじゃなく、魅力的な面がいっぱいあるキャラだったのも、とっても良かった。
周りのことをよーーく見ていて、気遣いや心配り、必要なフォローができる優しさ、機転の良さがあるんですよね。
志央くん絡みの恋愛面での、ちょっと天然不器用なところとのちょっとしたギャップにきゅん...としました。
バイト先で叱られていた同じ大学のタメ・八嶋を嫌味なくフォローするところ、カッコ良かった✨
ここでBL脳の私は「ははーん、この八嶋が当て馬か」とニヤついていたのですが笑、予想に反してそうはならない展開がまた、とっても良かったー!
終盤、”俺なら別れるけど”から始まる、
フォローにもなってない八嶋のフォロー(?)が、
環にとって励ましになり、背中を押してくれるのもいい!(๑¯﹀¯๑)
この二人の間の、恋心の絡まない友情描写にもおおいにグッときました✧
お互い学生同士(大学生と高校生)だった時から時間が経ち、社会人×大学生になった時に生じるすれ違い。
ここも後の甘さをグッ!と引き立ててくれるスパイスになっていたなあ...
そもそも!
近いようで微妙に遠い、”4歳差”という年齢差の設定がもう、絶妙ですよね。。
中学、高校、大学…と、絶対かぶることがない切なさよ。
多忙な志央に遠慮して、「寂しい」「会いたい」と言い出せない環が限界を超え、涙する場面。胸締め付けられました( ;ㅿ; )
ちゃんと期待どおりに追いかけ追いつき、これでもか!と愛を伝えてくれる志央が素敵・:*+.
扉を開けない環に、開けさせる術を心得ている、一枚上手なところも好き。笑
で!
ああここで仲直りの…と、最大限に期待高まったところでの、”あの”セリフ。
読みながら思わず、「ここか〜!」と声が出てしまったー…!✨
体位いろいろ、本編の濡れ場だけでも存分に”あまあま”を吸収できたけれど。
描き下ろし11Pの中では、攻めフェや
あまーーーーーーーい褒め言葉攻撃をしながら…
なんて新しい(?)シチュでの濡れ場も堪能できます。
裏表紙に”じれキュン”とありますが、
自分にとっては”キュンキュンキュン”で最高の
「年の差幼馴染み」ラブストーリーでした(*´◒`*)
★修正:ちょっと残念、ライトセーバーでした;(電子アニメイトブックストア)
tnの形がぼんやり分かるコマも、
ぼうっと全体的に白くて分からないコマもあります
★アニメイト特典4Pリーフレット(2P漫画)えちなし、ほのぼの
→初エッチ後、地元へ帰る環のお見送りにて。
別れ際に昨日のエッチを思い出し、かあああ…となって思わず抱きつく環!
「引かないで」の一言と上目遣いが可愛すぎてどうしよう!!!なお話でした(ˊ˘ˋ* )
うーーーーんこの二人(というか受けの紗和)、
まだ同居してなくて、こんなところでモダモダしていたんか〜!
…と、ちょっとびっくりな「(夫夫となった)その後」の物語。
『ウチのΩは口と性格と寝相が悪い』の番外編です。
電子のみで表紙以外イラストはありませんが、
やっぱり末広マチ先生の表紙が雰囲気ピッタリ!
真面目な顔でグイグイ迫る司と、腰の引けてる紗和( ̄∀ ̄)
セレブな司との価値観の相違への懸念と、
自分のテリトリーを守りたい思いで
夫夫となった今も同居はせず、通い婚を続ける紗和。
この”同居問題”と、現れた司狙い?の
”女性Ω当て馬”による二人のすれ違いが描かれています。
タイトルの「ウチの番は頑固で強情で諦めが悪い」が
双方向なのが、クスっと笑えるポイントですね♪
ツンデレどころか「ツンツンツンツン」な紗和に
手こずり続ける司と、いくら言っても同居を諦めない司に
”まったくもう!”な紗和と。
二人ともが揃って互いに”うちの番は頑固!強情!諦め悪い!”
と思ってることが伝わってきてふふふ、となります。
で。
お話は結論の出ぬ同居問題と、当て馬疑惑の
女性Ω(司の従姉妹)の登場で割とシリアス寄り。
紗和のツンツンな性格を考えれば致し方ないのですが、
ちょっと自分には”もだもだ”が長く、
もっともっとスイートな展開を…!と思ってしまったかな;
親同士の画策により、事故のような形で番った二人。
晴れて入籍して夫夫になってはいても、
紗和にとってはいろんな変化を受け入れ咀嚼するのに
時間がかかるのですよね。
両親のことは許せないとしても、
揺るがぬ愛を注ぎ続ける司に対しては
もう少し、ほんの少しだけ譲歩してもいいのではー…
なんて思ったりしました。
いまいち柔軟性には欠ける紗和を、
気長ーーーーーーーに待ち続ける司、
ほんっと尊敬してしまう。。
警戒を緩めて、素直に甘える紗和の姿、
そんな変化も見たかったな。
とはいえ。
脅威となり得る(?)ライバルΩの出現で
司に怒りをぶつける紗和の言葉全てが、
「お前のこと好きなんだからな!
俺とお前の愛の巣に、余計な奴を立ち入らせるな!」
って叫んでるようにしか聞こえなーーーーい!笑
言葉の裏を読んでによによする司と一緒に、
私もにやけてしまう。
「待て」ができて、気がながーーーくて、
ちゃんと紗和の言葉の裏にある想いを汲み取ってくれる。
司、正真正銘のできたスパダリすぎる✧
この二人の甘ーいエッチは見られないのかな、、
と思っていたら。
最後の最後に、ありました!!
誤解が解けた後の、紗和からのツンツンおねだり(?なのか?)によるお誘いエッチ。
描写少なめですが、事後の司のあまあまっぷりまで楽しめて嬉しい。
(”あっけなくナカイキした”等の直接的な表現については、個人的にはもう少しぼかしてロマンティックな感じの書き方が好きかな、、と思ったりしたのですが;)
誤解がもろもろ解けた後、紗和は結局
半年も経たないうちに司宅での滞在時間が
長くなり、最終的には自宅マンションを
手放すことになるー
とのこと。
同居し始めてもきっと、紗和のツンっぷりと
それを柔らかに受け止める司の気長スパダリっぷりは
変わらないのだろうな(*´艸`)
両親とのわだかまりはいまだ抱えつつ、
紗和が弟の結婚を素直に祝えたことが
一つ大きな前進となっていたのが良かった。
「雨降って地固まる」という展開を辿った二人の、
明るい未来が見える”その後”のお話でした☺︎
深見くんシリーズ、愛の新生活in北海道編!
思うようにいちゃつけなかったり、
ヤカラ的当て馬!?なる人物が現れて
一波乱あったりしますが、二人の関係は盤石◎
こんなにもじっくりじっくり
二人の関係性の変化と深まりを描いてくださり、
感謝の気持ちしかありません。
不器用ながら、愛を表現し伝えようとする深見が、とってもいいよー…
トラウマからちょっと及び腰になり、怯えを見せる梶のことをしっかり掴んで離さない、男前な深見が大好きです✨
思えば3巻ラスト、北海道まで梶を追っかけてきたところから、もう何かとてつもなく大きなものが動き始めていたんだなあ。
愛と、信頼・:*+
「一緒に暮らし始めたとして、たとえうまくいかなくても、悪いことにはならないと思った」
もう、この深見の一言に尽きるというか…!
共に暮らし始めて早速、ちょこちょこと現実的な問題が出てきつつも。
(タイミングが噛み合わずエッチできなかったり、ちょっとした誤解と疑念から来るすれ違いだったり)
相手に対する絶対的な信頼がベースにあるから、ぶつかりつつもちゃんと乗り越えていける。
3巻で別れ話が出た時とは違い、読み手としても安心感を持ち、どっしり構えて読むことができたように思います。
梶が諦めながらも、きっと喉から手が出るほど欲しいと思っていた”あの”言葉を言い…かける深見にきゅんが止まらない(*´艸`)
相変わらずの「アンタ」呼びの時もあるし
憎まれ口も叩くけれど、朝ご飯を用意したり、
「二人でしたことないことするのも楽しいかな」
なんて気持ちを言葉にできたり。
想いを伝えようとする深見の頑張りが、特に心に響く4巻でした。
二人を取り巻く個性強めの脇キャラたちも良かった!
すわ当て馬か!!と思われた人物が、まさかの◯◯!?だったり。
甥っ子を心配するあまり、当たりの強い強烈キャラになっていた(笑)郁おばさんも、とっても素敵な人✨
(深見の妹・さやちゃんももちろん!お子さん誕生おめでとう〜!☺︎)
電子168ページ(特典込み)。
実は毎回、もうちょっとページ数欲しいな、読みたいな…という気持ちもあったり。
でもでも!
愛と信頼の深化(とラブラブエッチ、ところてんも…❤︎)をじっくり見られたこの4巻。
読後沸き上がる幸福感が半端なく、心満たされる一冊でした(*´◒`*)
北海道編の続きのお話も、楽しみにお待ちしております!!
★修正:tn白抜き(電子シーモア)
こちらのシリーズが大好きで、電子で拝読していたのですが紙本もお迎えしました☺︎
1巻コミコミ特典のこちら、4Pがっつり漫画が読めるのが嬉しい(*´◒`*)
5話前半、資格試験前の二人のお話です。
試験勉強を頑張る、と言った先から七尾に「ゲームしたい」とリクエストした四ノ宮。笑
「ちょっとぐらいいーだろ 帰ったら過去問するって」と言い訳?する四ノ宮が可愛いw
ゲーマーの七尾に勝負を挑むも、案の定…の結果になるゲーム戦。
「負けたら一つ相手の言うことを聞くこと」を条件にしていた四ノ宮に、
「買ったら何言うつもりだったんだ?」
と聞いてみると。
「七尾的に許せる限界のトコまで触らせてー…とか…」
と、欲を隠さない四ノ宮、好きだ〜!//
そんな四ノ宮に「くすぐりの刑」を仕掛ける七尾も可愛くてほっこりするシーンです(*´˘`*)
その後の「まいったか(七尾)」「もっと触ってよ(上目遣い四ノ宮)」のやりとりの甘さにも、萌え転がります…
そうしてじゃれ合った後、四ノ宮が帰って行ってからー
玄関先にしゃがみ込み、へにゃ…となりながら七尾が呟く「俺もヤバかった…!」の破壊力たるやー…!
読者からは後ろ姿しか見えませんが、きっと七尾の顔は真っ赤になってるんだろうな(*´艸`)
甘酸っぱい一幕を壁となって覗き見できる、素敵なお話でした✨
★修正:なし(描写なし)
もう、もう…心鷲掴みにされました。
最高のDK凸凹コンビの物語でした。
初読みの先生だったのですが、
既刊もこれから追って拝読したい!!
攻めの照れ顔や泣き顔/涙に弱い方(←自分)、
不憫攻め属性お好きな方に、特に響くお話なのでは…!
コミコミさんから紙本をお迎えしたのですが、
特典のダイカットミニアクスタが可愛すぎてどうしよう!!
思ったよりも ちみっとしていて小さいサイズ感が、
小波を彷彿とさせます笑
これからいっぱい一緒にお出かけしたいです✨
読みながら気付いたのですが。
タイトルの英訳が、"The guy I thought I hated”、
直訳(?)で「小波くんが大嫌い”だった”男」になっているんですね。
うおーーー過去形になってる…!と、一人静かに興奮しました。
コミカルと切なさの振り幅が完璧…
やんややんや言い合いながらやり合う
DK二人のアオハルは、とんでもなく楽し可愛い!(*´艸`)
そして、あまりにも重く切ない”家庭の事情”から
伏し目がち、寡黙だった上坊寺(攻)の表情が変化していく様に心奪われました。
なんだろう…”人が恋に落ちる瞬間 ”と、
”人が恋する過程”を、じっくりじっくり追える贅沢、というのか。。
第1話のラスト。
家庭の事情がバレてしまった後も、
小波が変わらず憎まれ口を叩いてくることを
嬉しく思う上坊寺の微笑み!!
体育祭のバスケの試合で終了時間ギリギリにシュートを決めた後の、にっこり笑顔。
もう、もう、ここまでで完璧に心奪われてしまったー…!
毎日の方過去練習でぜはぜは言って倒れている上坊寺だけど(上背あるけど運実は運動苦手なギャップも良い◎)、文句を言いつつ喜び楽しんでいることが、ひしひし伝わってくる。
4話で詳しく描かれる上坊寺家の事情、
これは読んでいて本当に辛かったです、、
その後の公園での”冬眠”からの、小波家でのお泊まり。
切なさの後に来る、小波の優しさが沁みて沁みて...
公園から上坊寺を連れ帰る小波の言葉に、上坊寺と一緒に涙してしまいました( ;ㅿ; )
ツンツンしているけど、人の心の機微に聡い小波が大好き。
高校時代に二人は恋人となり…と、
問屋が卸さない展開も良かったです。
まさかまさかの4年後の再会で、
初めて自分の思いを上坊寺にぶつける
小波の言葉、「ずっと好きだった」って告白にしか聞こえないよ(喜)
ラストの”今が一番幸せ”という上坊寺の言葉が、本当にじん…と沁みて、響きます。
描き下ろし。10日間離れてるだけで
分離不安のようになっちゃう上坊寺にも、
ちゃんとお迎えに行く小波にも萌えて萌えて、
きゅんきゅんしました。
コミコミさんの特典リーフレットは、1P漫画+カバーラフ別案イラスト。
漫画はお付き合い後のとある休日、ソファで後ろから小波を抱っこする上坊寺が、いちゃつきたくて手をふよふよさせるも、なかなか触れず…
というもの。
ちゃーーんと気付く小波と、その後のセリフ、
そしてアセアセしている上坊寺、全部ぜーーんぶまるっと愛おしいっ!となるお話でした(ˊ˘ˋ* )
あと...個人的にきゅーーん!で萌え転がったのが、小波の部屋着。
二人そsろって動物部屋着になってる姿、可愛すぎてハートを直撃、でした!!✨
★修正:tnトーン+白短冊(5〜9本)(紙本)
エッチ本番の描写はなく、兜合わせまでです
大好きなシリーズ4巻目!
溺愛子どもたち世代のお話も、最高に愛に溢れてました(*´◒`*)
切ないすれ違いシーンもありつつ、根底にある攻め受け双方向の”溺愛”が確信できるから、安心して読めるのが嬉しい✧
今回、表紙は那月×ミカ先生ですが、
お話は3巻の続き、ド美形ネズミ兄弟・朝陽&夕陽×
陰キャ保護ネコ・空のサンドイッチCPから始まります。
3巻では、保護施設育ちの欠け耳・鍵しっぽの空くんが
双子モデルに心救われたー
という背景が語られていましたが。
今回この4巻で、自分たちを推す空くんのことをなぜか知っていた双子たち(朝陽/夕陽)の謎が明らかに。
やーーーー、この話がとっっっても良かった…!
キラキラ光り輝くモデル道を歩んでいるように見えた二人だけど、「親の七光り」だと陰口を叩かれ、辛い思いもしてきていたんだね…
そんな時、アサ/ユウの二人に初めて届いた、黒猫ちゃんからのファンレター。
二人の父・璃音(Lio)の語った「空くんは二人の一番星だね」という言葉が温かく胸に響きます・:*+.
空にとって、ふたりが”おひさま”なら…
そしてふたりにとって、空くんは一番星。
空に朝日が昇る時、空に夕陽が沈む時、一番最初に光る星だー
この時のちみっこアサ/ユウの「ほわ〜」というお顔が、本っっ当に可愛くてしばらくじーーーーっと凝視してしまった。。
空にとっての救いになったいたように、
ふたりにとっては自分たちを応援してくれ
ファンレターまでくれた第一号のファン、
空くんが”救い”になっていたんだね。。
で!
その後の3人でのお泊まり会やらお出かけの様子、
嬉しそうな空くんと、空を甘やかしまくる双子の姿が楽しかった♪
特に萌え転がったのが、遊園地での3人デートです。
空くんそっくりの、限定版の「星付き」黒猫ちゃんぬいぐるみをゲットするアサユウ。
この「星付き」、あの”一番星”エピソードと繋がってる(*´˘`*)✧
その後二人が、空くんの匂いのついた黒猫ぬいぐるみをスーハースーハーしてる描写が出てきて吹きましたw
ところが三人でそんな楽しい時間をたっぷり過ごした後の、「本当の家族」についてのすれ違いは、切ないターン...
「三人じゃ本当の家族にはなれない」
と呟く空の言葉には”確かに...”と思わされ、
どうするどうなる!?とハラハラしましたが…
アサユウ二人の強い想いと信念、覚悟が、揺れる空くんの心をしっかり繋ぎ止めてた…!✨
うるっときちゃいました。。
「普通」で「一般的」な家族の形ではなくても。
誰がなんと言おうと、三人は紛れもなく”家族”だよー…!
そして。えっちも濃厚なこのシリーズのお楽しみ、
想いを確かめ合った後の3P、控えめに言って最っっ高でしたヾ(*´∀`*)ノ
どっちが空くんに最初に挿れるの!?とドキドキしてましたが、なるほどなるほど…!
さらっと譲ったけど、内心きっと複雑だったよね?
えちえちな中に、兄弟愛と絆を感じるエピソードでしたよー…
と、ここまで1,000文字以上もサンドイッチCPについて語ってしまいましたが;
幼稚園の元教え子×もちふわ雄っぱいクマ園長先生の
年の差カプの方には、互いへの愛ゆえのすれ違いが…
快楽から追い込み、結婚する!との
言質まで取ったけれど、那月くん、心休まりませんね…;
一回り以上も年上(20歳×36歳カプ)の
自分の見た目が、必要以上に
気になるようになってしまったミカ先生。
自分磨きを頑張る先生だけど、なんだかちょっと方向性がアヤしいような。
届いたセクシーランジェリーやおもちゃ類が、那月に見つかりあわわわわ…となる未来が見えます( ̄∀ ̄)笑
本編ラストの待ち合わせ、那月が待っているのは
てっきりミカ先生だとばかり思っていたけれど、
なんとそこで現れたのは、空くん!!?
どんな相談をするんだろう…と、気になるところでの「次巻へ続く」。
うう...待ちきれない!
大好きな溺愛シリーズ、孫の代までぜひぜひ続いてほしいな…と思ってます!✨
★修正:tn白抜き(電子シーモア)
七緒夕日先生のデビュー作『天才画家になりそこなった友へ』の番外編集。
ピリッとシリアスな緊張感が漂っていた本編とは一味違い、コミカルだったり甘やかな二人の様子が見られるのが嬉しい番外編でした(*´˘`*)
発売時の販促特典ペーパーと、小説Chara vol.51掲載の番外編の2つのお話が収録されています。
前者が直樹(受)の後輩くん視点、後者は直樹視点で二人の新たな道、”これから”に繋がる未来の見えるお話です。
小説Chara掲載の方は本誌で拝読していたのですが、後輩視点のお話は今回初めてで、これがとっても面白かった!
後輩指導に悩む新橋が、先輩デザイナーである直樹に声をかけられ、相談に乗ってもらいー
というお話なのですが、新橋の方から相談を持ちかけるのではなく、悩む様子に気付いた直樹が彼を呼び出す、というのがなんだか個人的に深く響きまして。
決して「人当たりがいい」とは言えず、周りからも恐れられ敬遠されていた直樹。
そんな彼を、麻人との恋が少しずつ、柔らかに変えていったんだなあ…と。
以前の直樹も、今の柔らかな直樹もどちらも好きです、ときっぱり言い切ってくれる後輩・新橋のキャラも好き。
まっすぐ尊敬の念を向けられ、照れっ照れでしどろもどろになる直樹の姿が可愛らしくてクスっと笑いました(*´艸`)
後半のもう一編、「レモンとブルーな僕だけの画家」は、美大時代の同級生・堀に誘われ直樹がグループ展に参加するお話。
来てくれたお客様から直接感想を聞き、じんとする直樹の気持ちがダイレクトに伝わってきます。
クリエイターにとって、こんなに嬉しい瞬間はないよね…✨
そしてとても素敵だな、と思ったのが、グループ展用に直樹が描いた絵です。
小説なので、もちろん実際にその絵を目で見ることはできないけれど。
綴られた文章の中からイメージが広がり、思い浮かんだ優しく美しい絵をじっくり鑑賞しました。
美大生時代、時には拳で”分からせ”てきたという当時の直樹の絵とは全く違うテイストの一枚。
麻人に「恋の幸せを感じた」と言われて照れちゃう直樹が、また可愛いのですよ(*´◒`*)
遠いNYから、サプライズで展覧会にまで足を運んでくれた、優しい恋人。
そこから思わぬ形で、ギャラリーでの扱いを提案されて…
”人生の全てを絵に捧げる”ように描くのではなく、カジュアルに、自由に描く。
そんな新しい道、可能性に気付いて驚き、ハッとする直樹の興奮が伝わってきます。
そういう道を、今の日本で歩むことは現実的に難しい…という現実には胸が痛みつつ、ニューヨークで麻人と共に生きる道が見えたこと、覚悟を決めた直樹には盛大な拍手を送りたい!・:*+.
(日本も欧米のように、もっともっとアート文化が浸透し大切にされ、政府の後追しなどが当たり前になったらいいですよね…)
その後の二人、NYでの様子もぜひぜひ、見たいなあ…!
散歩しながら微笑み合い、肩を寄せ合う二人の姿が、目に浮かびます(*´◒`*)
後輩視点のコミカルなお話と、興奮と甘やかな空気に満ちた後編。
どちらも幸せな気分に浸れる、心地よく素敵なストーリーでした✨
海野幸先生、作品ドラマ化おめでとうございます☺︎✨
『ifの世界で恋がはじまる』大好きな作品です。
こちらはその番外編、本編後日談です。
Chara25周年記念イベント小冊子に掲載されたお話とのことで、未読だったためこうして電子化して下さるのが本当に嬉しい!
まさかままさかの、並行世界への逆戻り!?
と思わせておいてー
のカラクリと、不器用な大狼のいじらしさにキュン(*´˘`*)♡
お手頃価格で(シーモアで200Pでした)こんなにも萌え転がらせて下さり、感謝しかありません。。
並行世界から戻り、異動先の営業部にて頑張り続ける彰人(受)。
同期で実は恋人の大狼(おおがみ・攻)とは
相変わらず喧嘩腰のやりとりを続けています。
(周りの反応が”慣れたもの”なことに笑ってしまう(*´艸`))
給湯室で後輩に大狼についての愚痴や
理想のタイプについて雑談し、
帰宅して酒を飲んで眠ってしまった翌日。
二日酔いのまま出社してみると、どうも大狼の様子がおかしい。
普段からは考えられないような優しい表情、態度で、社内だというのに甘やかに手を重ねてきたり…
既視感のある大狼の姿に、彰人は目の前の人物が”並行世界の大狼”だと確信しー
と続きます。
もーーーーこっそり聞いてしまった彰人のタイプ、
”優しい人”に頑張って頑張って寄せていこうとする
大狼がとにかく可愛すぎる!!
ぽかんとしてる彰人に「お疲れ」と言いながら頭を撫でたり、普段は彰人に任せきりなのに自らお店を提案してきて予約してくれたり、甘いものが苦手なはずなのに、彰人と同じスイーツを注文し一緒に食べたり。
あまりにも”らしくない”言動の数々に、によによしてしまう〜( ̄∀ ̄)笑
仰天した彰人に「……今日のお前は本当にどうしたんだ」なんて言われているしw
社内でも店で食事する時も、めちゃくちゃ無理して頑張ってたんだな…と思うと、愛おしさが込み上げてきます。
これぞ、愛だなあ〜(*´◒`*)
もう全力で(笑)違和感感じまくりの彰人と
ちょっとした言い合いになった後の、
「やめだ、やめ。柄じゃない。お前の言ってることなんて真に受けるんじゃなかった」という拗ねたような一言まで、ぜーーーーんぶ可愛くて萌え転がりました。
「恋人は優しい方がいいんだろう?悪かったな、優しくなくて」なんて言ってますが、いやいや!
彰人の言うように、彰人のために態度を変えようとする時点でだいぶ優しいよ!
そう指摘されて眉間に皺を寄せ、照れる姿までやっぱり可愛い。萌えてしまう…
以前二人で一緒に行った中華料理屋で長時間並んだ後、やっと店内に通されたーという時に文句を言い始めた大狼。
終盤明かされるその真意と、「外じゃ手も繋げない」との言葉、真っ赤になった彼の耳に、ハートを撃ち抜かれましたよー…
不器用でいじらしい大狼に、萌えが加速するばかりの素敵な番外編✨
朝から甘ーーい気分を堪能させていただきました(*´∀`*)
人を、”その人”たらしめるものは何か。
そんなどこか哲学的な問いが頭に浮かび、深く考えさせられる一冊です。
ただただ一言、素晴らしかった。
「ネタバレあり」のレビューを書いていて言うのもなんですが、
特に最初のお話はネタバレなしでぜひ、読んでいただきたい…
そして今回自分はコミコミさんから紙本をお迎えしたのですが、
装丁と手触りが素晴らしいです...
有償小冊子も読んで損なし、いや読もう!読んでー!と言える、救いの光見える内容でした(サガミ×スルガ)。
保管場所等問題ない方には、ぜひ紙の本をおすすめしたく...!
ストーリーテラー・三月えみ先生による、3編からなる近未来SFファンタジー。
2055年、2072年、2075年。
時代は違いますが、それぞれのお話には繋がりがあります。
どれも切なく胸締め付けられる”黄昏”のお話でしたが、
わずか26ページと一番短い「2055」のインパクトの大きさたるや。
圧巻でした…
以下、3編それぞれについて、簡単な内容とレビューを。
全てのお話が、「AIが人間を管理下に置き、支配する近未来の世界」をベースにしたものです。
◆「2055」
AIによる管理が始まって間もない世界に生きる、
サーファーのアオイ×病気治療のためもうすぐ遠くへ旅立つ弥凪(ヤナギ)。
離れる自分の代わりにヤナギが注文し届いたヤナギそっくりのアンドロイドに、アオイは嫌悪感を示すがー
と続くお話。
やーーーーこれ…
「そっち!?」と思わず声が出ましたよー…
びっくり。。
人が亡き後、記憶と感情をアンドロイドに移したら、
それは元の人間と”同じ”と言えるのか。
人はその”復元”されたアンドロイドを、心から愛せるのか。
その一つの答えが、最大限に切ない形で提示されているお話でした。
生前と同じように性行為をし、共に暮らしていても
心から満たされることはなく、寂しさが消えることはない。
それはなぜなのかー
毎朝胸の痛みに泣いていたーというヤナギの苦しみがダイレクトに胸に響きます。
涙なしには読み終わることのできない、深い余韻の残るお話でした。
◆「2072」chapter.1&chapter.2
人間が作ったAI(オールドAI)から記憶を消去し、
弔うことを仕事にしている「記憶の掃除屋」、
サガミ×スルガのお話。
「2055」のアオイも登場し、重要な役割を果たします。
このお話にも「2055」のように、
あっと驚く事実が隠されていました。
途中から度々出てくるスルガの「頭が痛い」という言葉、
そして三月先生のあとがきにある
”どこからスルガの吹き出しが手描きになっているか”
という点が見事にリンクしていて、鳥肌が…!
あとがきを読んだら絶対にもう一度読み返し、
”そのポイント”がいつなのか、探し出したくなるはず。
サガミの台詞の吹き出しは、最初から最後まで
一貫して手描きで描かれているという細かな仕掛け。
いや、もう本当、すごすぎて言葉が出てこない…!
サガミの愛によって生み出された、
”ニューオーダー(AIによって作り出されたAI)”による頭部を持つオリジン(人間)。
泣きながらスルガを抱くサガミの表情が美しくて、切なくて、やるせなくて。。
スルガの元データが当初の約束どおり消去されることになり、
それを受け入れざるを得ないサガミ。
あまりにも切なすぎる黄昏のエンディングですが、ここで終わりではなく…!
この後の「2075」のラストに繋がっており、救いを見い出すことができました。
まだ元データを消される前、
「人間は 頭部以外にも少し記憶を保持してる」
と語ったスルガ。
抱きしめられたとき、自分の体は確かにサガミの体温を覚えていたー
との言葉に、涙が堪えきれませんでした。
一体どうしたら、こんな物語を考え出すことができるんだろう、、
言葉も出ず、ただただひれ伏したくなるほどの壮大なストーリーでした。
◆「2075」
「2072」の続きの世界観。
AIに反発し収監されている人間のミカ×彼を監視・管理するAI家事ロボット・トートとのお話です。
トートの見た目が、トイレットペーパーみたいで(←)可愛い!!!
名前もトイレの某有名企業を連想させますね(。-∀-)
家事を頑張るものの、ポンコツなところも愛らしくってほのぼのさせられます。
(もしかしたらこのシリーズで唯一の、”ほのぼの” シーンかも...)
「2072」にも出てきた爆発大事故の際、
自分を庇って散ったオールド(人間によって作られたアンドロイド)たちのことが忘れられないミカ。
ニューオーダー(AIが作ったアンドロイド)を受け入れられず、トートを新型に変更するよう勧められるも、うんとは言えずー
と続きます。
まさかまさかの、トート先導での逃走劇とその後の展開にはハラハラしたけれど…。
人型ニューオーダーとなったトートの変わらぬ愛らしさに頬が緩む!
自然と口角上がります☺︎
で、アップデートの際に起こる、奇跡のような出来事。
(この時トートの意識下に出てきた人物は、ヤナギですよね…!?)
そしてそのトートが繋いでくれた記憶の断片により、スルガが…
と繋がってゆくストーリー、震えてしまうよ。。
切なさと、簡単には言語化できない深い感動を与えてくれる3編の物語。
何一つ、本当に何一つ文句などなし!!の、「神」評価一択です・:*+.
★修正:不要な描かれ方(紙本)
★コミコミ有償小冊子:
スルガとサガミが初めて結ばれたある日の記憶についてと、その後。
切ない濡れ場と、ラストのスルガの武者震いが印象的な美しいお話でした