凄く大好きな作品で、全巻鬼リピファン。既に10巻完結したので続編は買わないつもりでいました。先日、別の連載BLの在庫が最寄りの大型書店になく、少し先にあるTSUTAYAにはあった為数年ぶりに行きました。目当てのコミックを探していたら偶然お参りですよ番外編がある!でも買うつもりはないから、と今回の主役のコミックを見つけてそのままレジに、行けるはずもなく、!気付けば手の中にありました。少し絵の雰囲気変わりましたね。こちらも素敵です。優慈&三朗は安定の仲良しで、優慈のズレた感じや勝手な思い込みで空回るところが血管に染み渡りました。いやいや今回の賢慈&善人凄く良かったーー。賢慈さん優しい!叫んだ!よっちゃんの誕生日に、プレゼントだけじゃなくて付き合ってる事をよっちゃんの友達に打ち明けるなんてすごーい、血管に染み渡った栄養が逆流して漏れ出て溢れてパタッと倒れた。良かったねーってもう親戚目線。素敵なストーリーに大満足でした。
初めて手に取る作家さんでした。表紙とあらすじに惹かれたものの、ドロドロが地雷なので皆さんのレビューを見て読んでみる事にしました。最初から可哀想な展開で不安でしたが、助けられた先の登場人物が皆いい人で良かった。ただやっぱり兄と慕いいつか家族として接して貰えることをひたすら待ち続けた人にされた仕打ちはあまりにも残酷で胸が苦しくなりました。それでも綺麗な心のままで前に進もうとする受けと支える攻めの思いに荒んだ心が洗われました。受けを助けた事から始まった関係ではあっても、強引で軟禁状態だったので、ただただ庇護欲と真っ直ぐな優しさだったことに読んでみて良かったです。