俺たちは、春を迎える──

コミック

  • 冬すぎて桜~Cherry Blossoms After Winter~ Season1 下
  • 冬すぎて桜~Cherry Blossoms After Winter~ Season1 下

冬すぎて桜~Cherry Blossoms After Winter~ Season1 下

fuyu sugite sakura ~Cherry Blossoms After Winter~

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作冬すぎて桜~Cherry Blossoms After Winter~ Season1 下

冬野悠真、高校3年生
青柳澄春、高校3年生

その他の収録作品

  • 番外編

あらすじ

「俺のこと嫌ってたんじゃなかったの?」
「むしろ俺のことを嫌ってたのはお前のほうだろ?」

ひょんな誤解からすれ違っていた澄春と悠真だが、
長い冬を経て2人の想いはようやくかみ合い始めていた。

穏やかな学校生活の中で澄春は、
悠真に対する自分の想いが以前とは何か違うことに気づき──。
同じクラス、同じ屋根の下。
誤解の解けた2人は次第に惹かれあっていくが、
澄春は、血の繋がらない自分を引き取り、
ここまで育ててくれた悠真の母・恵美を裏切れないと葛藤する。

「今は俺たちだけ
俺のことだけを考えてくれ」

冬は過ぎ、果たして彼らに春は訪れるのか……?

作品情報

作品名
冬すぎて桜~Cherry Blossoms After Winter~ Season1 下
著者
Bamwoo 
媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
発売日
電子発売日
ISBN
9784758018548
4.4

(10)

(7)

萌々

(2)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
43
評価数
10
平均
4.4 / 5
神率
70%

レビュー投稿数2

下巻もよかった(感涙)

下巻では悠真の過去、そして澄春を好きになった理由がとうとう明かされます。

今はなにもかも恵まれている悠真。

小さい頃の境遇は、両親亡き時まで家族に愛されて育った澄春とは正反対で、母親には愛されていなかった不憫な生い立ちだったようです。

そして澄春は、そんな母子関係を和らげるカンフル剤のような存在だったとは。


話が進めば進むほど、不器用ながら悠真の愛が深く、重く。澄春にうまく伝わらないのがもどかしくありつつも、確実に距離を縮めていく2人の描写がとてもよかったです。


長い冬が終わり、春に桜が咲いた2人のお話。
もっともっと、そのあとも読みたかったです。


3

切ない両想いの交錯 

悠真×澄春

胸はギュッと締め付けられるような下巻、

誤解だらけでずっとすれ違っていた2人の関係が、
やっと解け始めてくるけど・・・。

澄春を守り切るという決意する悠真のが超男前で、
そんな悠真の過去が明らかになって、
澄春に抱いている想いや、
心の奥に秘めたものが切なすぎて、
彼がなぜそんなに内外ともに力強いのか、その基盤がわかる。

一番の切ないのは、澄春の葛藤!
血の繋がりのない自分を引き取ってくれた
悠真のお母さんを裏切れないと思って、
感謝と悠真への想いで揺れる姿が心をえぐる。
悠真のお母さんを尊重している様子も感動もの。

両想いなのに、
交差している2つの心がハラハラドキドキさせる。

澄春と悠真、
悠真のお母さんとの関係、
そして周りのクラスメイトとのの関わり、
エロなしでも、
青春の甘酸っぱさと、
家族の絆と見事に絡み合って、
高校生の2人複雑な心理が丁寧に描かれていて、
胸キュン場面がいっぱいで、
切なく、甘く、温かく、心に響く作品でした。

続編の単行本を期待しています。

1

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP