ノンケが快楽に堕ちる作品です
ノンケが堕ちるって、かなり難易度が高い事象だと思うのです 男同士での素養があったとしても、玉より下の穴を使おうという自発性があるなら、それは後ろが好きな男になるし、自分で開発してしまうと、体が出来上がってしまいますから、その時点でノンケとは呼べなくなると思うのです
この作品がスゴイのは、再三の強調になるのですが、『ノンケが堕ちます』!!!??
ここへ至るまでの過程が、自然な展開の連続で、完全にナチュナルに、堕ちるのです
梅雨時に、花弁が地へ堕つる如く、ノンケ隊長はメスバレしてしまいます!
個人的に、はじめて触れたBLなので、作品選びの基準になっていて、ムチムチした肉付きの良いオトコのBLばかり選びがちになりました
触れるきっかけとなったのは、タイトルの強さでした
カラダの関係から始まる恋って良いですね、危うい趣味の活動が、身バレしてしまい、年下に身体を良い様にされてしまいます、まずホテルへ呼び出されるのです!
年下に好きなように扱われる社会人も、性的な実力において格下のごとく伏され、縛られ、弄ばれるのは、むしろ年上の余裕とも思えるのです
互いに、埋め難い過去の傷をトラウマとして負っているようで、それがストーリーとして、二人の間のコクになっていて、エロが、しっとり、しっぽり、してきます。
深海の底の様な闇を想わせる夜の公園での、出来事が好きです、それはそれとしてエロな行為をトイレでやっちゃうってのが、男同士ならではだなって、面白さを感じました、またエロかったです。
恋敵というか、悪い男も出てきて、イケナイ趣味とストーリーの盛り上がりが、バチンと絡み合って、物語としても面白かったです。
R18BLレーベル「ブラックチェリー」の作品です、成年向けエロBL漫画ですね
この作品を読んでから、BLのNTRが読みたい、という衝動を植え付けられました。
カバー裏には、各話の創作秘話です IFルートの妄想まで捗りますよ
漫画として、追放モノや復讐モノのファンタジーとしても楽しめました、何でも言うことを聞かせられる魔法を手にしたら、ただ従わせるだけじゃつまらないですもんね。
勇者パーティの一員で、禁呪を扱える魔道書を手にした呪術師が、ヤリチン感のある盗賊男子やウブな美少年の神官を禁呪の力を借りて、やりたい放題します。
パーティの構成は男ばかりで、勇者、盗賊、神官、呪術師、そして神官に恋する騎士です。
はじめ読みだして、聖女のごとき美少年を男の娘のように、曖昧なエロとして楽しんでいました、クッソひどい目にあうのに、禁呪の力のせいで、本人の真っ当に生きて来た価値観が変わるわけではなく、幸せそうでもあるのです、あと喘いで、性の快感に溺れています。
読み返すにつれて、盗賊男子に、興味をそそられるようになりました、ギャル男とも、性に素直なヤリチンとも見える顔の良い男が、禁呪の力によって、歪められていく様は見ものです。
成年向けだけあって、股間のリピドーが狂乱の様相です。ほとんど丸見えは良いものですね。