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クマ系を愛するすべての人に。

可愛いふりしてあの子…という古い歌が浮かぶくらい受の皮を被った攻の子がグイグイ来ます。レビュー評価が"神"から"しゅみじゃない"まですべてに投票されているのが興味深いところで、個人的嗜好によってまったく違います。ガタイの良い受・雄臭いセッ久が無理ならまず手に取らない方が良いと思いますが、クマ専や体毛萌え、ビッチ受愛好家のような業の深い方々には最適だと思うので、同士を求めておすすめします。

■秀×拓真(・(ェ)・)
今のところ表題作の19ページは電子書籍Re○ta!でも配信されていて1チケでお得なのですが、続編の16ページは単行本でしか読めません。どちらを選ぶかはあなた次第…でも業の深い方々(大事なことなので)は最初から単行本を買った方がいいと思います。今はどうか分かりませんがア○メイトだと限定の購入者特典描き下ろしペーパーがついていました。個々に電子書籍で配信されている後の作品も単行本だとまとまって読めますし、何より電子書籍は白ヌキが激しくて、濃淡とぼかしと削りだけで描かれたそれは美しい全トーンち○こが拝めません。初コミックスとは思えない画力でトーンワークが素晴らしいので、人体にも立体感があって生々しいです。靴下とかふきだしまでクマ柄で細かいなー!と唸りました。隙間なく丁寧に描かれているので絵を追って読み返すのも楽しいです。
残念だったのは表題作のわりにページ数が少ないことです。ラブラブ交尾の話で秀と拓真さえいてくれればオチなどなくていいと思うので、同人誌で番外篇が読みたいです。私もベアプラスやりたい…クマ充したい。

■龍吾父(バツイチ)×高校教師(秀と龍吾の担任)
■龍吾(秀と拓真の友達)×喫茶店店長(龍吾父の親友)
何を言っているのか分からないと思いますが…このカオスな掛算が全部で60ページ位を占めます。店長が元ヤン強面ビッチという衝撃。かなり濃密なエロで、すごい!エロい!としばし放心…。温泉ダブルデート回はまさかのススス○ッピングかと覚悟を決めましたがそこまでのことはなく(ちゅ~くらい)、ただお互いの存在を気にせず、個室とはいえ露天でズコバコ励んでいました。(⌒◡⌒)←そのときの龍吾父子の顔。電流が走りました。

■とっぺー×乙嘉(いつか)
二作ありますが前作の絵が結構違っていて昔の作品なのかな~と思ったらそこまで昔でもないようで、すごい勢いで絵が完成されたのだな~と驚きました。とっぺーのギラついた目つき、短髪黒髪イケメンぶりとかイマドキの高校生っぽい描写は前作の絵の方が作品に合っているように感じました(最初に描かれたのだから当たり前かもしれませんが)。斑まださんとしてはおそらく二度と見ることのない絵で貴重だと思います。乙嘉はこの単行本で唯一攻より気持ちの強い(好き度の高い)ビッチ受でアホ可愛いです。

■社長の息子(乙嘉の従兄)×課長(龍吾父と店長の高校の同級生)
失礼ながら作中で絵がめきめき上達されていて感心しました。課長が押しに弱すぎて心配です。ノンケなのに…訴えたら勝てるよ…。心の底から「何この子怖い」と言いたくなる変態年下攻で、単行本の最後にまたニッチな需要を掘り起こしてくるなぁとしみじみ思いました。

電子書籍ユーザーですが、今後も書店で購入する数少ない作家さんです。

癖になる液 電子 コミック

辰巳ドロ子 

陰鬱な耽美の世界

フルカラーにつき鮮血注意(特に表紙)。17ページと短い中でもストーリー性があってきちんとまとまっているので、辰巳ドロ子さんを初めて読むのに適した作品だと思います。ガロ系好きにはたまらない作家さんです。現時点で発行されているすべての作品を読みましたが、BL的なハッピーエンドは皆無に等しく、今後もあまり描かれないのではないかと思います。バッドエンドだったり哀しい終わり方だったり、読者によって意見が分かれるような曖昧な終わり方だったり、予定調和の大団円を描かれる作風でないことは確かです。カラー原稿はもちろん白黒原稿もハッとするほど美しいので、『恋文』など他の作品も覗いてみることをお勧めします。

何という表紙…

けしからんもっとやれ、でも本屋で買いづらいなこれ…と思ってましたが新書に付いてる帯がうまく隠してくれてて割れ目くらいまでしか見えないのでシャイな方でも充分(?)手に取れるのではないかと思います。帯を少し上にずらすと丸々隠すことができます。表紙の青みがかった色は印刷物とPC画面上では結構違っていて、たいてい印刷物のほうが綺麗なので本屋で手に取って帯をめくってみてもいいかもしれません(帯大活躍)。カラー1ページの燐世の半裸も綺麗~。目の汚れが取れます。本篇は本誌でずっと読んでいたのですが、「鉄狼さんがいるのになんで勝てたんだろう」という疑問が描き下ろしで払拭されてスッキリしました。8ページの描き下ろしが有るのと無いのでは全然違うので本誌派も必見です。扇先生の作品らしくラブラブで綺麗な男のあられもない姿をたくさん見れて満足です。

バレエと恋愛と人生

作家さんの頭の中にはもっと色々なストーリーがあって、その中からほんの一部分をダイジェストで提供されているような印象を受けました。読み返すほど理解が深まりじわじわと惹かれていくと同時に、複数カップルで展開も早いぶん短く感じてきます。重苦しく生真面目な作風の方だと思いますが、モダンバレエを舞台にした恋愛模様が主軸なので、クラシック程ではないとしても閉じられた世界観と舞台袖の熾烈な争い、甘い恋人同士の対比は華があります。表紙はもっとバレエダンサーらしく華やかでも良かったかも?コートの話、好きですが読んでからでないと分からないですし…でもこの抑え目で実直なところが個性かもしれません。美しいラストに一瞬何もかも忘れてハッピーエンドのように思えても、すべてが上手くいったかというとそうではないというのが奥深いと思いました。バレエの特徴ポワントを表す作品タイトルや、「友意(ユーイ)」「ティエリー」といったネーミング、「苛烈で悲しい男」という台詞など、そこかしこにセンスを感じます。独特の感性と繊細な絵から放たれる「兄さん」がとても良いです。2ページの描き下ろしが異常に面白くてキャラも掴みやすく、ショートや4コマの作品も読みたくなりました。今後も期待して読み続けたい作家さんです。

秀逸な短篇集

短篇4作と描き下ろし番外篇4作、あとがきという構成です。
絵も話もすっきりと読みやすく、さらに一捻りあって楽しめる本だと思います。


『あと一息で愛』(36P)
 大学生×5歳年上の会社員で同棲中のカップル。我慢を重ねていざ抱いてみたら挿入を促されるというエロさが見ものです。鼻チューとか犬猫っぽくて可愛い。

『言うまでもない』(前篇24P・後篇24P)
 吉見くん(受)が好きです。黒髪長髪、気苦労の多そうな性格、伏しがちの目に映える睫毛、書店員、そしてメガネという個人的な好みに嵌りすぎて何度も生唾を飲みます。うなじから立ち籠めるフェロモンが尋常じゃない。細腰から突き上げられたお尻が扇情的すぎて、思わず紙面をなでなでしてしまいました。

『恋ともいう』(24P)
 王道のワンコ後輩×ツンデレ美人先輩です。ツンなりの精一杯のアプローチがいじらしくて、構い倒して泣かせたくなります。急速なエロ展開に爆笑しました。

『見えない先に』(前篇32P・後篇32P)
 世話焼き大学生×対人スキルの無い大学生の対照的な二人です。ここまで無意識に生きてこれるのがすごいと思います。。世話焼きメガネは良いメガネです。


◎描き下ろし番外篇「お初」(3P×4)

『あと一息のお初』 惚気の内容からして未だ童貞をこじらせてます。
『恋ともいうお初』 本篇の余韻でエロが滑稽。ギャーッッて、しかも2回も。笑 
『言うまでもないお初』 吉見くん健気…。怪しい小金持ち上司に引っかかって…。
『見えないお初』 介護…?メガネには小さな萌えを反芻して強く生きてほしいです。


番外編11ページ

リー様大人げないです。笑

フォブ山のドラドラ山羊の毛、ヤンマ奥地の青い鳥の尾羽、単語だけでもファンタジーファン垂涎のアイテムがいくつか。最高級の帽子とマント(リー様手縫い!!)で着飾ったラベルをカラーで観たかった~。