chimmlさんのマイページ

レビューした作品

エキスパートレビューアー2025

女性chimmlさん

レビュー数153

ポイント数1109

今年度21位

通算--位

  • 絞り込み
条件

指定なし

  • レビューした作品
  • 神作品
  • 萌×2作品
  • 萌作品
  • 中立作品
  • しゅみじゃない作品
  • 出版社別
  • レーベル別
  • 作品詳細
  • レビューした著者別
  • レビューした作画別
  • レビューしたイラスト別
  • レビューした原作別
  • レビューした声優別
媒体

指定なし

  • 指定なし
  • コミック
  • 小説
  • CD
  • 映像
  • ゲーム
  • 特典
発売年月
月 ~
レビュー月
表示モード

まっすぐピュアな刺激が眩しい

ワタクシ尾上先生養分を定期的に摂取しないとだめになる疾患のようです。
キャンペーン中のこちら即ポチ。
(10月上旬までのところ多いです!)
この作品眩しすぎるー!甘党の私には嬉しいかぎり。
萌え倒れるかと思いました⋯。
以下タバレ含みます


ある冬の出来事をきっかけに起きる出会いと恋心。
自覚したときの鮮烈な気持ちが迫ってきます。
ドロップ占いという小道具に証拠を秘めて告白に至るシーンが激萌え。
ですがここが最上ではなかった。
お話事に「END」マークがつきますが、まだまだ序盤でした。

お付きあいが始まって、可愛らしい2人に、激しく動悸息切れが⋯(大丈夫?)
読んでいる途中で伏せってバタ足してしまった
ヾ(⌒(ノ,,> <,,)ノバタバタ
ピュアすぎて刺激が強いってどういうことだろう。(先生の手練です)
汚れちまった自分にまだときめく感情があることが驚きですが
尾上先生いざなってくれてるのですね〜。

そして季節が巡るごとに愛を育み、素晴らしいエンディングが。甘くてさわやかで幸せな読了感。
キラキラ眩しい二人でした。

赤いモチーフ

電子ではただいまセール中です、こちらのおまけつきを是非に〜♫
以下ネタバレ有



本編でも何度も出てくるクリスマス。
こちらは2人が大学に入って初めてのクリスマスのお話。
二人は大学に入ってからアルバイトを始め、初めて自分で働いたお金でプレゼント交換できることになります。
大人の階段を一歩のぼっているんです♡

伊吹がトヨにあげたかったものはイヤホン。
自分が事故の時に壊してしまったという気持ちから、ワイヤレスの良いものをプレゼントしたい。
けれどトヨは、有線のものが良いと言います。
伊吹と片耳づつ聞く際にケーブルの距離しか離れないからという理由でッ...!
くぅ~(悶絶)
どんだけだよ
どんだけなんだよっ!
もちろん色は「赤」。

伊吹もキュンキュン、「好きで死にそう」(ダメ)
自分も赤いマフラーを欲しいと口走りそうになります。
かわいいか!もうホント、かわいいからあ〜。
ドロップ、イヤホン、2人の運命の赤い色。
素敵なSSでした。

神々の饗宴に心酔

笠井あゆみ先生が描いた絵が先で、その画集に尾上与一先生が物語を添えるという夢の共演、競演、饗宴⋯!!うっとり。
画集を先に堪能し、後に物語を読むと世界観が付随してきます。

そして物語を読んだあとに画に戻ると、先にみたときと違う感情が流れてきます。
画→物語→画
で読むとエモさ倍増です。
しかも物語は京言葉どす。京言葉の監修は華藤えれな先生‥三人目の神降臨!贅沢が過ぎる⋯

囲う相手につかう呼び方で「旦那はん」になるという粋。
兄と慕っていたのに裏切られたと
静甫は全く本意ではないのでした。
そこが絵にものすごく合ってるんです⋯!
絵の中の静甫には笑顔がなく、貴顕の執着も見えてきます。

窮地の際に本宅を選ばず静甫を拠り所として戻る貴顕が愛しいです。
貴顕を心底は憎みきれず、彼の本意を月になぞらえて覗おうとする静甫もとてもいじらしい。

気になるタイトルの意味は
ヨハネス・ケプラーの書いた「夢」という小説に「プリヴォルヴァ」と呼ばれる月の裏側半球の世界が出てくるそうです。(うっとり)
尾上先生のインテリジェンスにも悩殺されます。

物語によって息づいた絵がまた切なく妖艶。
自分、笠井先生の絵で酔えます。
ものすごいものを読ませていただきました。

現代でも♡未来永劫ラブラブ

終わっちゃいましたね、本編..。
おセンチな気持ちになった方に、こちらドン!
ももまんの現パロ。ちょーカワイイのでオススメします。短い中にファンサが詰まってます!
漫画は9ページ、イラスト、座談です。

かなり本編を忠実に現代化。
百→子供好き、身長高くなりすぎて引退
卍→元消防士、刺青あり


以下ネタバレ含みます

フォントが手書きです!しゃべり方が一緒!
リモートワークが始まったあたりに出てますので
イツメンがオンラインで繋がるのイイ。
やっぱり現パロでなにが気になるかって髪型ですよね?
ちょんまげ、「月代頭」がどう変わるか⋯。
めっっちゃキャラにあってるんです!
卍の髪型とメガネ、紗久楽先生神すぎる‥!
色っぺー!(あとがきにコ◯・ユ氏がモデルと有)
そんで百もすごく百なんです。おっきくて可愛い!ボトム無しで靴下だけ履いてそう!

米騒動www歴史にかけてるんですかね
桃尻もちょこっと出てきますよ!
卍が百にベタ惚れなのがわかる短編でした。

あとがきに「妄想おしゃべり会」は紗久楽先生、先生のご友人、担当さんの座談。
ちゃあんと千×卍の背景も妄想されていて裏付けがすごいです。

二人が江戸時代のことは覚えていないのに
なぜか浅草にいくと懐かしい気持ちになるというのが、クウッ‥!ファンにはたまらない妄想です。
前前前世からぼくは〜♪ってやつですね。
ということは永遠に二人は巡り会い、結ばれるのであります。めでてぇなあ〜!

本編終わったさみしい気持ちがちょこっと癒える現パロ。
ももまん未来永劫にさち多かれ!


すごい物語を読んでしまった

再会復縁ものがダイスキです。
これにSMが加わって大変なことに⋯。
ダークでもメリバでもなく、甘党の自分でも大変に楽しめました。


幾世が本のM女側に感情移入しているところを見抜いて攻めていく風見がもう、鋭い。
本当に愛があるSMは完全なMへののご奉仕なんだなあと読んでいて思いました。
風見の趣向はSでもなく、物書きがしたいわけでもないのに
幾世に合わせてやってあげてる、と思うと純愛を感じてズキズキ痛いです。
風見は大好きなのに、ホント鈍い幾世ですね⋯。

大学時代の初めての拙いプレイ、ロウソクで笑いあうところとか、読み返した時に泣きそうになります。
先生のマジもんのプレイで、本物をわからされたというか。
先生は当て馬というより、わからせに近い存在ですかね。
幾世はドMだし、先生はプロ?だし、怖くはなかったです。
仰る通りそこにSの居場所はないんですね、先生。
むしろ良いようにダシにされたのは先生ではなかったかなあ⋯。

退屈させたら終わりかと思ってた風見と
自分の性癖に付き合わせてしまっていたと思っていた幾世。
「ひとりよがり」だった2人、思いが通じ合ったあとが甘くて可愛くて、大変萌えました。

バニラ=平凡ですかね。いろいろな記号が含まれていそうです。
セーフワードとか、幾世の父の話とか
謎も多くて何回も読み返してます。この分野のインテリジェンスを要求されます。読み解ける方が羨ましい。

あとがき読むとものすごく細かな設定があるので
読めば読むほど味が染み出てきそうな作品だと思いました。
みなさんのレビューや、談話室の質問も全部読ませて頂いて解釈を楽しんでます。

36.5度レシピ 電子 コミック

SUMA 

綺羅星の如く輝く期待のピュア新星BL

激エロがデフォの韓国タテヨミの中で綺羅星の如く輝くピュアな新星BLが誕生しました。

美しい絵が多いウェブトゥーンの中でも一際目を引く作画!
この可愛い一重まぶたのワンコをご覧になってください。
読んだ瞬間このベイビーにあなたは夢中になることでしょう。

実はこの男子高校生のジョンウ、普通の男の子ではなくて⋯??
扉絵に大きなヒントが。グラスにはチャンドクが映っています。シャレオツすぎんか!

まだまだお話は秘密が多く、恋愛はジョンウの完全な片思い。そこまで展開しておりません。
けれどその彼の瑞々しい感性を感じてください。
恋する男の子の可愛さを存分に味わえます。
ジョンウ、カワイイ、可愛い、KAWAII!

そしてどうやらガタイの良いヒョンの方がボトムという噂がまことしやかに囁かれております⋯(最高)
この物語に果たしてそのような展開が待ち受けているのかは今の段階で定かではありません。
とりあえずこの健気な子の恋の成就を見守る次第です。
今一番更新楽しみなタテヨミです!

神楽×日置

こちらスピンオフの別作品というより
「入室ノックは忘れずに」の神楽✕日置のお話を抜き出したものになっています。
3巻から読んでいればこちらは既読です。

本編は同室の颯太と仁木が「急に入られると困るからノックしてね」という意味のタイトルで、
こちらの作品は「外泊届け出してね」という寮長らしいタイトルなのが(≧∇≦)イイネ!!
寮BL!ってタイトルですねーー

外泊届は忘れずに1は、神楽が仁木にちょっかい出した後から始まっております。

3カプ中の神楽✕日置。
特筆すべきは日置が唯一の年上、元々ゲイであるというところでしょうか。
ウブなDKたちの中で日置は少しだけオトナなんですね。
なので少しひねくれた神楽と大変相性が良い!神楽が当て馬ポジから日置の犬へと変貌する様をとくとお楽しみあれ!

颯太✕仁木=ウブい
徳永✕滝川=ケンカップル
日置✕神楽=ちょいアブノーマル
というような感じでしょうか♡
ワチャワチャカプもの好きはぜひ!

「2」を期待しちゃう!催促レビューです

ハニーミルクキャンペーンで即なびいちゃいました。
教官、止まれませ〜ん!
作画神、展開神、ストーリー神でした
表紙と中身の八乙女さんのギャップ萌え。
いやホント可愛い!素敵な作品でした
以下ネタバレ含みます

教習所の教官と生徒!ありそでなさそな設定、助手席に憧れの人って最高ですね!?
八乙女のギャップが可愛くて最高です。
八乙女のことは読者に早い段階でわかりますが
千葉のことは後にきます。
それで女性の生徒が苦手に⋯切ない。

しかし千葉教官、何気に小悪魔な感じしてそこがイイ。
生徒とは距離置く風で八乙女には連絡先くれたり
不愉快と言っておいて旅館ではすり寄ったり。
不器用攻め×リード受けほど素敵なものは無い。

八乙女さんの告白よかった⋯。
泣き顔に一目惚れって素敵、その千葉を主役にした漫画がヒットしたってことですよね。
バームクーヘン野郎も役に立ったと思いました。

と思ったら出てきやがった、どのツラ下げて野郎です。
しかしクーヘン野郎のおかげで少し千葉さんの臆病なところがわかるようになっています。
無駄なところが一つもない!

その後の八乙女さんの登場かっっっこよかった⋯!
本免試験合格でそのまま即納車ってすごすぎぃ♡
教官もびっくりぃ!
そのまま夜の海にドライブって⋯
八乙女さんのオトメチックさが炸裂!後部座席には花束(*ノェノ)
千葉教官の心も溶けていくのがわかります。
シートを倒してキスするのがとっっても萌えシーンなんです!

「八乙女さん続きは⋯」続きは?!
事後シーンになってる_| ̄|○

この作品の清らかさに合っているといえば合ってます、が
ううううほしい、見たかった。
教官がベッドでも教官してるとこ見たかった。
(オッサンか)
この二人の続きが読みたすぎます、最後は催促になっちゃいました!

好きだなあこの二人⋯大人ピュアOBL!

オジBL苦手気味の自分に新しい扉を開いてくれた作品です。
すごく気になり単話から読んでました。
臆病なオトナたちの糖度高めの恋、素敵すぎます。
以下ネタバレ含みます


40代男性っていったら、働き盛り男盛りですもんね?!エロい〜ッ⋯完熟とは言い得て妙。
自分の家に呼んで、相手のカップも準備してあって、エロくてエモくて、もう絶対これ恋じゃあないかと読んでるこちらは思うっちゃうんですけども。

酸いも甘いも知り尽くしたオトナ同士。
二人の間の気遣い、優しさ、思いやりみたいなものを適度な距離で保つために「セフレ」という枠に収めている感じが萌える⋯!
やることはやっちゃってるのに、踏み込んでいいのか迷うの臆病で可愛すぎます。
タクの亡くなった元作家の恋人が現れて助言してくるのもとても良いです。良い関係だったから、存在感が残っているんだろうなあと想像がつきます。
アキちゃんの妬かないところも大人を感じます。

二人とも互いをさらけ出して、愛を伝えることができてよかったなあ。
お互いが愛しい、愛しいと思っている事がヒシヒシ伝わる多幸感OBLでした。
(オトナ?オジ?オールド?決めるのは貴方次第‥)

後書きに、この作品は2019年に2話完結したものをファンのレビューに応じて書き足されたと書いてあり
そのこと全てに感謝です。
「作家は応援の言葉を食べて生きている」ともあり
ますます愛を叫び続けようと決意を固めた所存であります。

こちらR18版が出ていることに気づかず..
ワタシ完熟大人なのに⋯
修正☆ライトセーバー(ノД`)シクシク


百と卍 7 コミック

紗久楽さわ 

大団円にほろり

夢中で読んだ1巻から時が経ったなあ..としみじみ読み、気づいたらポロポロ泣いていました。
以下ネタバレ含みます


新居で甲斐甲斐しく卍の世話を焼く百が幸せそうでほっこり。
卍母直伝レシピなんて(雪に柚子..粋!)もう嫁じゃん⋯にっこり。

最初サラッと描かれていた出逢いのシーンの振り返り。簡単に一緒になったかと思っていましたが、いろいろあったのですね。
結果はわかっているのにどうしてこんなに胸が苦しくなるのか…。

雨の中百を拾った卍、緊張していたのですね。
百は京都言葉がぬけてなくて切ない。
陰間上がりで浮世離れした百のいといけさ。
一緒に暮らそうと思い、けじめつけた卍。
桃尻にすぐ手を出さずよく我慢した..!
お京さんの大概恋も切ない(;_;)苦しそうです。

百の初めてがよかったと思う卍が可愛かったです。百のことにかけては、最初から余裕がなかったんだなあと思うと萌えます。

浅草の観音様のお祭りは一挙勢揃い。
あの顔この顔、豪華絢爛のフィナーレに相応しいです。ここでまたホロリ。

描き下ろしは二人が商売で成功したことが描かれていて驚きました。素敵!
そこに丁稚奉公していた者が語り部、これまた粋です。
百がずっと自分を育てた湯島の兄を気遣っていた事がわかります。そして訪問した先には百そっくりの芸姑がおり、醒の気持ちも透けて見えるようになっているのです⋯。涙、涙。。

子供心に幸せと残るほどの二人の仲睦まじい姿に又ほろり。
若くいなせな時期だけで終わらず、二人の晩年の人生まで見せてくださったことに大変感謝です。
素敵なお話ありがとう御座いました!