この変態ヤリチン、こっちが童貞だと思ってなめやがって…!!

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冴えない童貞の俺が年下のヤリチンに懐かれたんだが

saenai doutei no ore ga toshishita no yaricihin ni natsukaretandaga

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表題作冴えない童貞の俺が年下のヤリチンに懐かれたんだが

井波将吾,16歳,高校1年生
秋葉智己,20歳,大学生,家庭教師バイト

その他の収録作品

  • 4年も経てばほだされる(描き下ろし)
  • あとがき

あらすじ

童貞をこじらせているせいで、リア充が大嫌いな大学生の秋葉智己。小説家になるという夢を叶えるため割の良い家庭教師のバイトを始めるも、生徒の兄であるチャラい高校生・将吾が男とセックスしている現場に遭遇してしまう。セフレとやりまくっている上、智己のことまで誘ってくる将吾に、智己は…!?
強引な年下ヤリチン×冴えない童貞家庭教師、キャラ違い過ぎなふたりの恋、前途多難!

作品情報

作品名
冴えない童貞の俺が年下のヤリチンに懐かれたんだが
著者
はなぶさ数字 
媒体
漫画(コミック)
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
arca comics
発売日
ISBN
9784866692746
3.8

(143)

(41)

萌々

(60)

(27)

中立

(11)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
18
得点
537
評価数
143
平均
3.8 / 5
神率
28.7%

レビュー投稿数18

心くすぐられる人物描写

今作からペンネームがはなぶさ数字先生に変わられました。
(以前のペンネーム:英数字先生)

小説を書いている大学生・秋葉智己(受け)
知人の紹介で井波家の双子の小学生の家庭教師をすることに。
双子には年の離れた高校生の兄・将吾(攻め)がいますが、なんだか家族と微妙な仲。
勉強に使う地球儀を双子に代わって将吾の部屋に借りに行った智己は…。

ヤリチンにはヤリチンの理由があります。
すぐセックスに直結する攻め×セックスとは無縁だった受け
リア充はすぐそういうことを…に何度も笑わされました。
先生特有の人物描写がもう堪らなくツボで大好きです。
(おそらく一生)童貞の智己と懐いたヤリチン将吾が可愛いっ!!
井波家の人たちや智己の先輩もすごく素敵で大好きになりました。

描き下ろしはその後の二人で、なんと○○!最高です、読んでください。
カバー下・特典ペーパーどれも面白くって顔が緩みました。
ネタバレタグ付けているので堂々言います、ハピエンです。

11

タイトルと表紙に惑わされるべからず!とてもいいお話です‼︎

なにこれ、すごい好き!
表紙とタイトルで損してると思います。
ヤリチンと童貞のHメインな話だと思ったのですが、
二人の心情を深く掘り下げた、心動かされるストーリーでした。


リア充が苦手な大学生の秋葉には、小説家になる夢があります。
夢を叶えるため、家庭教師のバイトを始めた秋葉ですが、
その家ではチャラい高校生・将吾がセフレとやりまくっていてーー…!

秋葉と将吾は水と油で反発し合います。
挙句、将吾が男とセックスしているのを目撃してしまい、
口止めとして将吾にイカされてしまった秋葉。
その頃からお互いを意識するようになっていくのです。

将吾は強気だけどまだ16歳で、時々見せる寂しそうな困ったような顔が印象的な少年です。
家族から疎ましがられていると感じている将吾は寂しさを募らせていて、家庭事情を知った秋葉が首を突っ込む中、少しずつ心を開いていきます。
秋葉が潤滑剤となり、家族が打ち解けていく様子がとても良かったです^^

寂しさを紛らわすために、人から求められたくてセックスばかりしていた将吾。
そんな将吾はセフレを全て切り、秋葉に心の拠り所を見つけていきます。
秋葉が不器用で少し面倒くさいけど、一生懸命で純粋。
強引でちょっと意地悪な将吾に惹かれていくものの、
セフレの様に思われていると感じ、ショックを受けます。

秋葉は将吾の特別になりたかったんですよね。
将吾も秋葉が好きなのに駆け引きばかりしてハッキリ伝えることが出来ない。
結局、どっちも不器用で大人ぶってるε-(´∀`; )
やっと将吾に告白されて付き合いだす二人ですが、
家族公認みたいな雰囲気も出ていてほのぼのします。

付き合ってから初Hですが、将吾がよく我慢していたなと^^;
描き下ろしがまた良くて、4年後なんですけど同棲してます。
童貞のまま外堀埋められていく秋葉ですが、
狡くても秋葉をもう絶対に手放せないと思っている将吾がいて、
実は将吾の愛は秋葉よりも大きいのかもーーと思いました。

ヤリチンが溺愛攻めになっていくところも良いのですが、
二人ともが初恋だったのかな?と思う純愛が素敵な作品でした。


シーモア 修正は白抜きとトーン

8

タイトルで損してるかも!

とても面白かったです。

将吾 は16歳なのに家にセフレを連れ込んでて、最初は不遜な態度でした。
しかし智己と接するうちに素直に変化して、不器用だけどとても可愛いらしく魅力的だと思いました。

智己も恋愛経験も無い童貞くんで小説家志望で、観察する為に将吾に近づきました。でも将吾の幼い時からの寂しさに寄り添って、家族との橋渡しをするのです。

将吾が大学生になって智己と同居生活をしてからのお話も描かれています。お正月に帰省した将吾の家族は智己との関係を知っているようで、お母さんは一緒に連れて来いと言ってるし、お父さんに至っては智己の家族構成を聞き出していました。

読んでみると将吾の家族は素敵で家庭教師の智己との関係も暖かくて、タイトルで損をしていると思いました。
とても素敵で読後感も良い作品でした。

6

タイトル長いな!(笑)

最近やたらと年下攻めの作品を読んでいる気がする…本当は年上攻めの作品が好きなはずなのに…なぜ?でも、読んだ結果大好きな作品になったので気にしない(^^)

最初は、年下でしかもチャラい攻め…この攻め苦手~なんて、思っていたけど…
最終的には可愛くてカッコいい攻め君でした。
家族との距離の取り方が分からず、爛れた高校生活を送っていた将吾くん。秋葉先生との出会いでどんどん変わっていって、素直な良い子に!

描き下ろしの二人の同棲話がキュンときて、とても好き~

1

大人と子供の間のよう

小説家になりたい秋葉は
自分が書く小説の描写に厚みをもたせるため
苦手なタイプの将吾と積極的に関わろうとする。
すべては小説のためにしていたつもりが
次第にそれ以上の存在になっていって‥。
(ざっくりあらすじ)

将吾の冷めた眼差しや言動は
家族からの自分の対する壁を感じてそうなってしまっていただけで、実はすごく良い子でした。
自分から求める術を知らなくて
不器用になってしまっていたのかな。

他の誰にも打ち明けられない胸のうちを吐き出させてくれる秋葉は、将吾にとっては唯一の存在なんだろうなと思います。
悪そうにしているけど、なんだかんだ可愛らしい一面のある将吾と
なよなよしていそうで意外に行動力のある秋葉。すごく良いカップルでした。

1

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