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このへんの時代の作品が持っている登場人物の
人生をうかがい知ることが出来る
ちょっと切ないスパイスを足した感じで
しっとりしたお話を探してました。
1巻で綺麗にまとまっていますが足りない所など
なくゆっくり丁寧なストーリー展開が
悲しみや喜びをより一層深く感じさせてくれます。
1話と4話では何回読んでもチョロっと涙がでちゃいます。
高校の時の初恋にとらわれている2人。
何も言わずに転校されてしまい振られたと傷ついている攻めの嵯峨と、キスした恥ずかしさとサヨナラしたくない気持ちでテンパってしまい無視したままの最後を後悔している受け、家田。
10年以上経って家田の弟が所属する芸能事務所の社員と保護者という立場で再会します。
大人同士、一線を引いた気持ちでは名字呼び。
思いがあふれてしまったら一気に「家ちゃん、嵯峨くん」呼びで初恋の時に戻ってしまうのがすごーく良かったです。
攻め、受けともに自分の予想とは全く違うセリフや行動をとる箇所がいくつかあり、そちらも想定外で印象に残りました。
高校生の時に戻った過去シーンも結構ありましたが分かりやすいし、お話のリズムと雰囲気の乱れがなく集中して読めました。
何回読んでも飽きない大当たり作品に出会えてハッピーです。
多くを語らないで人物の気持ちを表現する感じがすごくよかったです。
初めは何を考えているのかわからない攻めですが、後半攻め視点になってそれが明らかになって、そうだったのか、よかった~ってなりました。
途中髪を切っただけで、なんだが受けがすごく可愛くなって、攻めのときめきがこちらにも伝わってきました。最後のシーンはキュンとしました。
はなぶさ先生の作品は何作か拝読しましたが、絵柄も素朴で派手な展開はないですが、じんわりと心に染みる作品を描く、いい作家さんだなと思います。
有點病,有點不坦率,有點懦弱,氮素很米,偶爾流露出來的那些小細節也好,氣質也好,很蠱人www攻也是我喜歡的那種強勢男(?)啊喜歡,破鏡重圓,很好
好喜歡作者這種感覺的作畫與敘事,喜歡喜歡wwww
私の神本です。人生No.1漫画です。
人とは違うセクシュアリティに
悩んでいる主人公とそれを初めて受け入れてくれた同級生との出会いと別離とさらに再会を
はなぶさ数字先生の美しい絵柄で
丁寧に描かれていているのが最高に素敵です!
目線や表情と台詞がコマを追いかけるたびに
何度も心を鷲掴みされました。
どちらかと言えば映像のドラマや映画を見ているような感覚!!
グズグスと泣きながら読みました。
はーっ良い本に出会えました。
何度も定期的に読み返しています。
初めて読んだ はなぶさ数字先生の作品です。
芸能事務所マネージャー 嵯峨 玲治と在宅プログラマー 家田 晃生のお話。
両親が海外勤務のため、晃生くんは年の離れた弟の面倒を見ています。
ある日、芸能事務所にスカウトされた弟の南が俳優になると言い出しました。
両親に頼まれた晃生は仕方なく芸能事務所に顔合わせに行くことなります。
数日後、芸能事務所を訪れた晃生くんが南の担当として顔を合わせたのは…「初恋」の人でした。
高校生の時、晃生くんは嵯峨くんとキスしているところを幼稚園から帰った南に見られてしまいました。
その出来事から、様子がおかしくなり人見知りになった南。
晃生くんは自分の責任だと感じ、嵯峨くんを避けるようになります。
しかし、親の転勤で転校した晃生くんは、ずっと「初恋」の嵯峨くんを忘れられないままでした。
幼い南には同性同士が理解できなくても、兄のいつもと違う雰囲気に不安だったのでしょう。
そして、高校生の晃生くんは弟に対する罪悪感を持ち、自分のセクシャリティに向き合う覚悟は持てなかった。
…誰も悪くないんですよ。
一方、嵯峨くんもずっと晃生くんを忘れられませんでした。
だから、晃生くんに似ている子をスカウトしたのですが、まさか晃生くんの弟なんて…人生は捨てたもんじゃないですね。
「弟」がきっかけで疎遠になり、「弟」がきっかけでまた巡り合う。
しかも、南くんは人見知りをほとんどしなくなり、俳優の夢に向かって頑張っています。
兄離れをするために1人暮らしをすると言い出して、晃生くんが考えていたより成長しているんだな~。
自分も前に進むために初恋を「終わり」にしようと思った晃生くんですが、逆に嵯峨くんの気持ちを突き動かします。
両片想いの2人だから、気持が通じたら後はもう止まりません (*ノェ`)っ))タシタシ
お互い10年以上も「初恋」の人を想い、後悔したからこそ踏み出せる一歩。
南くんも兄のセクシャリティには気が付いていたらしく、すんなりと2人を受け入れる柔軟さ。
厳しい芸能界を生きていくためには大事だね(笑)
Hシーンは、エロさはないですが晃生くんの初々しさが伝わります。
晃生くんの「やめないで」が可愛すぎた(笑)
描き下ろし『弟が家を出る』
南くんが1人暮らしするために引越しをするお話。
晃生くんは南くんに「明日も嵯峨さんも休みだってさ 頑張ってね」と応援されますが…。
はなぶさ数字先生の丁寧な絵柄と心理描写で感情移入できる作品です。
「初恋」の人と結ばれた2人。
この先はもう手を離さないで欲しい
タイトルのイメージからは想像できない純情なラブストーリー。
ぜひ多くの方に読んでいただきたいです。