電子限定版
今さら書かないでも、素敵なレビューがたくさんあるんですが、永井さんが好きです。
彼女に幸せになって欲しい!!本編が忙しくて永井さんのことが今後どれだけ出てくるか分からないけど、本当にいい子で表情豊かでかわいい。
いい話って脇役のキャラもきちんと立ってていいですよね。
お姉ちゃんもこのまま幸せになって欲しいし、BLだけど、女性キャラの幸せを祈りたくなります。
3巻の肝になりそうな、久世さんも気になる!あの人正義側の人なの?本当に??
3巻待ち遠しいです
本編では何かと重たい空気がどこかしらに潜んでいましたが、この番外編は純粋に二人の自然な生活が読めてとっても楽しかった。
食べ物の好き嫌いを言う辰巳。辰巳が嫌いな物は別の具材に変更して美味しく料理してくれる大地のお母さんみたいな優しさ。などなど、ほっこりしたり、ちょっとヤキモチ妬いたり。でも、結局はお互いからかい合いながらも〈好き〉な気持ちを確認して満足してたりが見られます。
二人で自宅で過ごす時、辰巳は長袖Tシャツにスウェット姿なんですが、それでもセクシーダダ漏れているのが凄いです!
それにしても永井さん、あんなに美人で可愛いのに、辰巳と大地を観察して二人のツンデレラブを楽しんでるけど、彼女にも幸せになって欲しいなぁって、思ってしまいます。でも、辰巳と大地を見ていた彼女は、どんな恋愛ドキドキするのかな?とか。そんな事を心配してしまいました。
「羊の皮を着たケモノ 電子限定版番外編集」となります。
小冊子などで発表された短編が5編と、描き下ろしが収録されています。
以下、収録順にざっと。
「僕の好きなひと」
辰巳はイケメンだからバーで女性客からモテモテ、だけど実際は口も悪いし食べ物も好き嫌いがある。
でも自分だけに素を見せてくれてると思うと嬉しい、という大地。
「ケモノ、ときどき羊」
女の子にモテる大地を見て妬いてイラつく辰巳。でも大地は辰巳一筋!
「熱に浮かされて見た夢」
風邪でダウンした大地。大地が朦朧としている間に優しく介抱する辰巳。ほっぺにチュッを覚えてて治ってから問い詰めるんだけど、照れて隠す辰巳です。
「ケモノの躾は難しい」
飲み会の後潰れた友人を家に連れてくる大地だが、先に辰巳が来ていて…
声を出せない大地にイタズラする意地悪辰巳。
「絶対認めない!」
辰巳はストーカーされた事あるの?と質問する大地。あるけどコントロールしてたから、という辰巳。
「でも結局一番めんどくせえやつに捕まっちまったけどな」
めんどくさくねえ!ってその後小一時間モメたんだって。
「続・ケモノ、ときどき羊」
辰巳さんもヤキモチ妬くんだ〜…という流れで、辰巳さんに「男性客」がオとしに来たらど〜する?って言われて、発狂の大地。
でも自分もわんこ男子なんだよね。
番外は可愛く軽く読めるエピソード中心なので読みやすいですね。
番外編にもいくつかの楽しみ方があるかな?なんて思っているのですがこの番外編は作者様からの読者への素敵なギフト、最高のファンサのような内容ですね
ちゃんと本編の地続きでの辰巳と大地だけれどリラクスして読めて、読み返しも体力を使わずにそれこそ日常的に読み返せる「彼らの日常風景」が楽しめます
ボリュームも程好くてこの短編集の中だけでも時系列がちゃんとあるのも読み応えや楽しみ方の幅がある
日常だからと言って2人だけの部屋の中だけで進むお話しでもなく、ちゃんと本編でもお馴染みのキャラが居てくれたり、普通に生活してたら出会うような場面の中での2人であったりなのも本当に読み心地がいいです
アワードきっかけで本編を購入しましたが(前から存在は勿論気にはなっていました!)読んで良かった本編&番外編でした
本編でハラハラ、ドキドキ、シリアスな展開に肩に力が入りっぱなしでした。この番外編は本編とは違い不安にならずにのんびり読める甘いラブエピソード満載でホッとしました。
決して本編のストーリーを否定しているのではないのですがあちらは比重がかなり社会派寄りなので、真面目にしっかり読まないと自分の理解力ではついていけない部分があります。
しかし、こちらはのんびりベッドに寝転がってスマホ片手に笑顔で読めました。
当初の印象とは逆に辰巳は可愛く、大地は凛々しい面が見えて正にギャップ萌を満喫しました。