強面な年下助手×お金持ちで天才肌、でも押しに弱い探偵

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探偵事務所の飼い主さま

tanteijimusho no kainushisama

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表題作探偵事務所の飼い主さま

中村狼,20歳,探偵助手
佐狐史佳,探偵

その他の収録作品

  • 探偵とオオカミくん
  • カバー下:狼の部屋/あとがき

あらすじ

佐狐探偵事務所には、狼という優秀な助手がいる。
ピンクの髪で強面だが、動物に好かれるのでペット探しに大活躍なのだ。
そしてその助手・狼は、探偵の史佳(フミさん)が大好きである。
フミさんを支え事件解決に励む傍ら、キスを仕掛けたりと隙を狙って押しまくる──。

落ちてるものは拾ってしまう、悪い癖で──最強な助手を拾った。

作品情報

作品名
探偵事務所の飼い主さま
著者
noji 
媒体
漫画(コミック)
出版社
プランタン出版
レーベル
Cannaコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784829686539
4.4

(155)

(90)

萌々

(44)

(17)

中立

(2)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
21
得点
679
評価数
155
平均
4.4 / 5
神率
58.1%

レビュー投稿数21

長期連載希望します!!

こういうのめっちゃ好き!大好きです!探偵と助手のカプで、片思いの助手が探偵に迫ったり、二人で事件を解決したりの賑やかコメディ。絶妙な関係を保つ二人のやりとりがたまらんのです。もう一生やってて欲しい~。
探偵のフミは、元警察官で笑顔が胡散臭く掴みどころがないタイプのキャラ。まだまだ明かされていない背景がありそうで、とても気になります。助手の狼はフミに拾われた恩があるフリーター。いかつい見た目の二十歳です。
依頼された事件は浮気調査やペット探し、敵は幽霊だったりストーカーだったりと、一冊の中にバラエティ豊かな出来事が詰め込まれていて楽しいです。シリアスになりそうな場面で入れてくるギャグも面白くて…!特に狼のケンカシーンが笑えました。
フミと狼はお互いに上手く相手に無い部分を補い合っていて、それがすごく良かったです。バディものの萌えどころも押さえてます!助手としては従順な肉体派、でも隙あらばフミに迫っていく狼が最高。狼をボコって逃げるフミも最高!笑。
終盤は探偵もののお約束でフミがピンチに陥り狼が助けに来ます。関係はまだ曖昧なままかと思いきや、進展しちゃった…?それはそれで、気持ちが繋がってる感はありつつ、今まで通りぎゃんぎゃん言い合う表面上の変化のなさを見せてくれたら萌えます!
フミの人間性はまだまだ深堀りする余地がありそうなので、ぜひ長期連載でやって欲しいと思います。ツボにはまる一冊でした!

12

我が町にもあってほしい探偵事務所

noji先生の新作の舞台は、探偵事務所。大きな事件は起きないけれど、日常の中にある小さな事件や人々の関係が丁寧に、そして魅力的に描かれていて、やっぱりnoji先生の世界観、大好きだと再確認できた一冊でした!
探偵のフミさんと助手の狼くんの関係性もとても素敵です!直接的なラブなシーンはあまりないですが、ふたりのやりとりを見ているだけで萌えます!笑
品はあるけど、ひとくせもふたくせもあるフミさんは可愛さが溢れているし、飄々としている狼くんは真っ直ぐな忠誠心があるし、そんなふたりの魅力に物語を読んでいくと、すぐにハマってしまいます!
今回も小ネタ(というか思わず突っ込みたくなるコマ)も多くて何度も読み返してはにやけてしまいました。どうしたらいいか困った時に、こんな探偵さんと助手くんがいたら少し気持ちが楽になるだろうなと...読んでいてほっこりしました。(我が町にもこんな探偵事務所があって欲しい....)
ふたりの探偵のお仕事と、なんとも言えないふたりの関係を見続けたいので続編を強く希望します!!

8

問題は メロン…か?

表紙に惹かれて衝動買いです
クリームソーダと帯が気になって

毎度のことながら はじめましての作家さん
あたしが好んで読んでた世界って ほんと狭くてちっさかったんだなって思う


美人の探偵が猛獣助手に襲われかけてたら 

萌えるだろ そりゃッ!


デカい・コワイ・髪の毛ピンク そんな見た目のワンコ通り越した年下猛獣は 動物が勝手に寄ってくる奇妙な体質の持ち主

かたや胡散臭い美人のゆるふわ?ヘンテコ雇い主ときたら なぜか動物に警戒される質の人


盛りは一瞬で消え 図らずしもペット探偵として成果をあげるふたりのシュールな日常とやり取りがはじまる


面白いです 地味だけど
難ある子を拾った事ではじまったふたりの日常 それを取り巻く人間模様
なぜか次々集まるペット ??? ペットか?

事件性より関係性や関連性を楽しむつくりに エロ描写はほぼないもののふたりの性根は読めてしまう

たまに入る少女漫画のノリと スローペースなコミカルさ
妙なテンションに わかりやすいストーリー 独特なセンス 間合いや空気感

ふたりの掛け合いもさることながら
おねぇなマスターも 自称ライバルの元同僚も へっぽこストーカーのこの先までもみんな気になる


あぁぁぁああもぉ これッ ドラマ化してもいいくらい面白い
いや ダメだ この面白さはマンガたってのもの 

若干の物足りなさはある でも後ろ髪ひかれつつもいい感じにまとまってる
下手に続きなんてない方がいいのか? いやあるなら俄然読みたい
むしろ今すぐ「おかわりくださーーーい」の域

終始ニヤニヤがとまらない面白さ あ~ん 続編でないかなぁ 本気で

んんんん  ちっょとほかの作品も総当たりしちゃおっかな

てか 最初に目を惹かれたクリームソーダ メロンフロートっておんなじものなも?
昭和生まれの血と脳が クリームソーダって言葉しか受け入れようとしないんだけど?

問題は メロン ってとこか? クリームソーダってイチゴもあるしな ← すみません ここに期待以上に良すぎた本のせいで いろいろぐちゃぐちゃになってる人がいますw

7

1話ごとにペットが増えてゆく探偵事務所…(呪いではない)

陳腐な感想になってしまいますが、面白かったです!
noji先生というと温かくて優しい作風のイメージでしたが、
今作はこれまでの作品よりもいくぶんコミカル色が強めで
新たな一面が垣間見えた1冊でした。

今作の舞台は探偵事務所で、登場人物は所長の佐孤と助手の狼。
決して繁盛はしておらず、舞い込む依頼も探偵!といういかにも感はなく、
ペット探しから失踪者の捜索、浮気調査に対象者の尾行、とショボめ。
だけど、それでも毎度何かしらの事件は起きてしまうわけで、
ストーカー、拉致誘拐と物騒な事件に巻き込まれることも。
うんうん、これぞ探偵ものの定番♪
そんな賑やかでときにスリル満点?な日々がユーモアたっぷりに描かれています。

ちょっぴりええ話だったり、ホラーだったり、サスペンスだったり、
毎話テイストの違うストーリーも楽しいのですが、本作の一番の魅力は
何といっても佐孤と狼のキャラクターと関係性なんです。

まずは探偵事務所の「飼い主さま」こと、佐孤。
黒髪ツンデレ美人だけど、フリーダムすぎてちょっと変わり者臭漂い、
依頼人の事情にはあまり深入りしないドライなタイプ。
だけど、落ちているものを拾ってしまう悪癖もちで
助手である狼もそんな佐孤に拾われた一人だったのです。

そして、そんな佐孤に拾われた飼い犬もとい助手の狼は
一言でまとめると、ピンク頭の強面大型ワンコ。
物騒な見た目とは裏腹に情に厚いタイプで、飼い主である佐孤が大好き。
日々ぐいぐいとアプローチはしているものの相手にされず。
ちょっぴり強引だけど、ダメと言われれば
ちゃんと待ての出来るお利口ワンコです。

あと、狼には異様に動物に好かれる体質という設定があり、
依頼を受ける度に猫、オウム、金魚と事務所のペットが増えてゆき、
次は何の動物がくるんだろうと毎度楽しみでした。

仕事中は頼もしい相棒だけど、プライベートでは恋人未満な二人。
そのくせ佐孤は狼を甘やかすし、狼も佐孤以外眼中にないし、
なんだかんだ甘々がだだ漏れな二人の関係性が好きすぎました。

描き下ろしでは晴れて恋人同士になった二人のお話が描かれています。
いつもは所かまわず迫ってくる狼にツレなくされ、寂しさのあまり
「愛してる」と求愛までしてしまう佐孤がチョロすぎて可愛かったです。
直接的なエロはありませんが、バカップルと化した二人に
表情筋を緩めずにはいられない最高のアフターストーリーでした。

途中、狼の不憫な生い立ちなどシリアスな要素もありましたが、
深刻すぎず、あくまでベースはコミカルで読み心地が良かったです。

決して派手な展開はないけれど、読めば読むほどに愛着がわき、
じわじわとくる面白さがありました。
先行レビューにもありましたが、ぜひ続編が読みたいです!
でも、続くとなると事務所はそのうち動物園化してしまうかも…?

7

探偵事務所の飼い主さまについて

一言で申し上げて面白い!noji先生は読んでましたがさらに面白い作品でした、続編が読みたくなります、淡々と行う2人のやりとりや、要所にでてくる面白さ、読みやすい作品でした、エロなしですが、コレは本当楽しい、受けの探偵のフミさんのお金持ちらしく、優秀、天才的なのに、チョロ甘い、甘さがいい、年上の優しさ?なんだかんだの包容力も良かったです。攻めの狼(ロウ)くん、強面で、とっつきに食い感じな表紙だったのに、1ページ開けただけで、なにこの子可愛いってなります。笑った顔とか、んん!?可愛すぎか!助手で、とても良い子、2人のやりとり読んでたいです。続編希望と大声で叫びたい作品です。少しハラハラする場面もありましたが、ほっこりする作品です。

6

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