元俳優でストリップダンサーの流星
元会社員で真面目なストリップダンサー志望の真空
真空が無一文でひとりぼっちになってしまった時に流星と出会い、サンダーソニアでストリップダンスを目にして、その世界を目指していくお話です。
そして、筋肉と色気が足りないと言われ擬似恋人役に流星が志願して…立派なストリップダンサーになるために擬似恋人といちゃいちゃしながら、ダンスを磨いて頑張っています。
相変わらず綺麗なイラストで眼福でした…!ダンスのシーンもめちゃくちゃ美しい!ちなみにサンダーソニアは、過去作に出てくるお店です。続編?なのかな?そのお話に出てくるカップルもこのお話にも登場しています!
一生懸命な真空が可愛くて、どんどん輝いて自信をつけていく姿に元気をもらえました。
そして流星が良い人で、彼も真面目に頑張ってきた人で、真空と入れ違いで頑張る彼を応援したくなります。
擬似恋人、真面目な受、キラキラした攻が好きな人にぴったりです。前作が好きな人にもぜひ!
前作が好きだったので、続編が楽しみでした。
今作では恋人同士になったリックとディビスが、7ヶ月間仕事の関係で離れ離れに過ごすことに。リックは一緒に暮らしたいと言おうと思っていたのにお預け状態に。会いたい気持ちを抑えて我慢して、ディビスへの手紙を書いたり、ディビスの留守を預かっているとディビスの甥っ子がやってきたり、おばあちゃんがやってきたり、なんだかんだと忙しい日々を送る中、冬眠の時期がやってきて…。
というお話。
相変わらずリックの尻尾や耳の動きの擬音が可愛い笑
ディビスの甥っ子が、ディビスそっくりの無口さ素っ気なさなんですが、心を開いてからが可愛い…良い子すぎました。祖母や、シリーズで出てきたテイラーとフィンも登場します。
会えない期間の2人が、互いに想いながら、成長して愛情を育てている様子にほっこりです。
幸せそうな冬眠生活が好きだった前作ですが、今作の起きている日々が中心のお話も良きでした!嫌な人が出てこなくてほっこり楽しく読書したい人にぴったりです。
リック目線のお話が本編なのですが、ディビスの無口ながらリック溺愛の様子がディビス目線の小話で楽しめます。私もリックの寝言聞きたい!
現代ではバレエダンサーで、オメガに転生したセシリア 前世のこともあって恋に臆病ですが、アルファに必要以上には怯えず、我慢強い人です。
市井でセシリアに出会い、後宮で再会した使用人の母から生まれた第二王子アンドレス 王位を目指していて、自信家だけど気さくで民を愛する、かっこいいのにどこか可愛い人です。
セシリアが父の失敗のために奴隷として売られて、後宮に買い取られた先で、一度市井で身分を知らずに出会った第二王子アンドレスと再開。実は2人は運命の番だったのです。王位の継承という理由もあり、すぐに番になりたがるアンドレスと、前世の記憶から恋に溺れたくないセシリア。2人の攻防が始まるのです。
本能に抗って無理強いしないアンドレスがかっこいい!セシリアも陰湿な後宮の中でぐっと我慢したりアンドレスに言いたいことを言ったり…素直になれないだけで終始言い合ってる様がいちゃいちゃしてるみたいで良いです!アンドレスもセシリアも、独占欲が滲み出ちゃってます。
あと何より獣人の従者2人が可愛い!王子とセシリアに甘えながら、しっかりとお仕事していて偉い!2人に癒され、セシリアとアンドレスの恋にキュンもできるお得な一冊でした!
受はトラウマで海と船が怖い、海軍の海兵ライハ
攻は漁村に暮らす熊のような風体の漁師レオ
ある出来事のせいで海と船がダメになってしまった海兵のライハ。そのせいで左遷され、有名な海賊の船が見えたとされる漁村で常留することになり、熊のような風体で粗野な男レオに家事を条件に一緒に住まわせてもらうことになる。そして、真珠養殖をするヤナという老女の手伝いをすることになり…。
ある海賊を見つける事が海軍からの命令だったライハが、真珠養殖の弟子になり、自身の所属する海軍の絡む事件に迫っていくお話です。
レオが粗野だけど面倒見が良かったり、ライハが色々と大変な目にあってるのに前向きに素直なところが好ましい。ケンカップルなところもモダモダ初心者な恋も可愛い。2人の心境の変化もわかりやすく、前向きになりたい時にオススメです!
タイトル通り、BLゲームに転生した主人公があらゆるフラグを折りまくるために奮闘したら、サイコパスな攻に溺愛されちゃうお話です。
攻の三輪は、色んな生徒たちからの憧れの穏やかで優しい先輩。その中身はサイコパスなラスボスです。銀髪長髪な美しい攻です。
受の守は、現代から転生した主人公。生前ゲームに触れていた事があるので、BLゲーム的展開を回避したりストーリー展開を回避したり奮闘します。ツッコミ気質な常識人な印象ですが、流されやすい気が…。
攻の三輪がまぁバイオレンスな方向にサイコパス度を振り切ってて恐怖なんですが、受の守の能力だったり順応性が高過ぎて色々受け入れちゃったり、守の心の声のおかげで悲壮感なく楽しく読めました!
サイコパスなので、流血だったりバイオレンスなシーンがあるので非常に苦手!という方は要注意なのですが、基本的にはコメディですので、バイオレンス系苦手な私でも楽しめました。まずはネタバレ抜きに気になった方には読んでいただきたいお話でした。
不憫な受と、不憫な攻なのですが、2人とも淡々と静かに穏やかに生きている感じなので悲壮感は少く、安心して読めました。
受のミルカが、父の死後遺言で縁切りを明言されたのがストーリーの始まり。縁切り後の処遇についても決められていて、攻であるヴァレンティレの元に嫁ぐ事になるのです。
ヴァレンティレは、王妃殺しの噂のある第二王子で、その魔力の強さから人と長時間過ごすことができないのです。ミルカは魔力がないために家族や使用人たちから冷遇されていたという、家族や身近な人に縁のなかった2人が、互いを大事にしあっていく様子が良かったです。2人が不憫であるからこそ、2人の恋の様子が尊い!幸せになってほしいと思えます。
あと、2人に欠かせないリィネという鳥さんが愛らしかった。こんな「先輩」羨ましい!
お仕事ものです。
中間管理職で上からも下からも色々押し付けられちゃう営業の慶一(40歳)が受
穏やかでどこかおっとりした印象で、仕事は有能なのに謙虚すぎる努力家。素直な可愛らしい人です。タイトルのお豆腐は慶一の好物です。
慶一の働く会社にある工場長代理になって工場の正常化に奮闘する深見(24歳)が攻
深見がめちゃくちゃ健全な若い男の子!という感じの青年で、大柄強面なのに可愛い大型わんこ感。興味のなかったお豆腐も慶一に勧められると興味を持って食べてくれる素直な人。
お仕事描写がリアル…受の慶一と一緒に胃が痛くなりそうなくらいでした笑 仕事をしていて、慶一達の環境(好き勝手言われて振り回されたり押し付けられる)に共感を覚える人にぜひ最後まで読んでほしい。すかっとしますので!!
2人の恋も、歳の差もあってなかなかにモダモダするんですが…待てのできる歳下わんこが好きな人におすすめです。
小中先生の死に戻りもの(?)なので間違いないだろう!と迷わず手に取りました。序盤は目が中々進まなかったのですが、中盤以降引き込まれて大満足です!
あらすじなどは他の方が書かれていたので割愛しますが、序盤のスバルが中々に可哀想。辛い…辛い…と思いながらもみなさんぜひ読み進めてください。一度目の人生では盛大にすれ違っていたエイダンとスバルですが、二度目の人生ではスバルが素直に爆発させたお陰で好転していきます。一度目の人生では命を失った2人の、その原因を探るミステリー的な部分と、素直になったスバルとエイダンの恋愛も必見です。2人とも不器用で可愛い夫夫。
萌2にしたのは引き込まれて以降がちょっと短く感じてしまったところ。エイダンとスバルの夫夫生活をもう少しじっくり楽しみたかったです。
小中先生のrebirthややさぐれ男〜、気難しい王子〜などの過去作が好きだった方は必見です。