不思議と目が離せない作品でした。
流れが上手いといいますか、飽きないといいますか。
攻めが何年もかけて積み上げて干された受けをカムバックさせるお話です。
受けがゲイバレして干されて5年。
「時代が変わった」で納得いかない展開ですが、攻めの何考えてるかわからないのにやたらグイグイくるところ、なんでそんなに俺のことを?なところ。読み手を離しませんね!
受けのために常識を変えちゃう攻め。新しい攻め像です。
キスはするものの性的な香りは全然しなかったのに、わお!絶倫だったんですね!
トンデモ攻めが窮地を逆手にとったり、全国に受けは俺のもの発信したり、受けのためにこんなふうに育ったのかな?と思うと感慨もひとしおです。
なぜ?をいっぱい浮かべながら、そういうものかと読み進めると…。
なんてことでしょう!な答え合わせが最後に!
なお話でした。そこへ繋げるまでがもどかしいやらお見事やら。
王女護衛騎士のシヴァを好きでたまらない王宮料理人のイーサン。ここぞというチャンスに捨て身でアタックしたら!
なんだかシヴァの反応が不思議なのに、なぜか執着と独占欲を向けられ…。
イーサンの嘘がシヴァの思い込みでますます複雑に絡まり本当のことを言うに言えなくなっていく展開。切ないものの鈍いイーサンとショックを受けたり嫉妬を燃やすシヴァが楽しかったです。
登場人物も多いのにみんな魅力的で。
どんどんお話が膨らんでまさかのイーサン逮捕劇。
そこからが怒涛の展開でした。
なぜ?だったところが明らかになったり、ええ!あなたそうだったの?やらワチャワチャです!
平民で地味なしがない料理人かと思われたイーサンがモテモテで。
こんなに良い子で美味しい料理もできて引っ張りだこですね。
早く嘘ついたって本当のことを話して誤解をときなよ!と何度思ったか。それが最高の形ですべてを明かされるところ!お見事です。
番外編は〇〇の鉄人のパロディ?なんてシヴァに不利な勝負なんだ!な王女が決めた舞台とルール。
こちらもとっても楽しかったです。
1冊を通してあたたかい世界というか、切ないけど辛くはないところが主人公イーサンの性格のおかげでしょうか?
実は小悪魔で魔性の男?
どうやら俺達には話し合いが必要なようだ、ですね!
なってるなってるなってるよ〜!!!!!
泣きそうでした。刺さった!
表紙とタイトルは前から知っていたものの、こんなに素敵なお話だったとは。教えてくださった某レビュアーさんありがとうございます!
自分の人生に幸せそうにしていた課長に高木がぶつかっていったら…、こんな幸せが訪れるなんて(泣)本気の恋をしている!2人が!
本気のロマンスがここにある!
高木と過ごして課長が自分自身と向き合って価値観や人生観が変わったり、大切な人と人生を送ることに幸せを感じたり。
どんどん高木が大人になって思いやりに溢れて。
課長が素直になって穏やかで本当に幸せそうになって。
その課長の笑顔の一因になってるよ!高木!
課長の実家問題が自分とすごく重なって苦しくて。でも兄嫁のはからいや高木の優しさに救われました。
田舎の平気で咎める子作り問題や跡取り問題。
家の存続の重責や家を離れた兄弟へ向く憎しみの矛先。
すごい重なって辛くて。
それなのに課長は誰も恨まず憎まず。
あんなにも遠かった実家が兄嫁と高木のおかげで近づきましたね。
1年後の課長プロデュースのクリスマスデート。課長宅でのホームパーティー。思いやりや優しさの対面通行?そんなあなただから!
このあたたかい世界観、課長を守り支える高木、いつか高木を守る課長。
見守ってくれる高木妹や兄嫁やホテルの店員さんやバーの仲間たち。
諦めるだけじゃないんだよって教えてくれた4冊。
ありがとうごさまいました!
え!ええ?エエェェ!な?お話でした。
正当性がない強い悪意が2人をこんなにも苦しめたのに、最後に軽く流されたようなところが読後感にトドメを刺したかな?
すごく衝撃的な始まりにこちらもダメージをくらって立ち直りきれないうちに、あれ?主人公がコミカルで…。早くちゃんと言わないと!と思ってるうちにあれよあれよとで。
復讐してやる!なやることが可愛いすぎて(笑)22歳なのに!
ジェレミーの気持ちが揺れるところ、フェルディナンを憎みきれず大好きで、もういっそ彼の幸せのために…と考えるところ。良い子すぎるでしょ!
色々気になることが散りばめられてて。そこが気になってお話の流れになかなか乗り切れずって感じでしょうか?
なぜフェルディナンはこんな反応と思い込みを?なぜジェレミーの祝福は言えぬなの?理由をなぜ聞こうとしなかったの?ジェレミー兄は長男なのになぜ家庭内の彼の扱いをなんとかしなかったの?
フェルディナンの孤独な戦いを思うと、こんな激情をジェレミーの兄の言葉を守り続けて…。
醜くなんてないよ!重すぎる愛なんてウェルカムだよ!
読み終わった直後なのでまとまりません。かといって書き残さないと忘れてしまう。
お互いに支え合ってきた2人が強い悪意に負けずやっと乗り越え幸せにたどり着いたお話ですね。
強い悪意をもっと断罪する部分が読みたかったです。
どのエピソードもキャラもとっても素敵だけれど、このあたたかい世界観!作者さんが大切に大切に描いているんだろうなあと伝わるのがたまらないです!
乙女で恋に臆病で強がりだけど本当はすごく優しい課長。そんな課長を丸ごと大好きな部下の高木。
恋人同士なんてありえなかった人生の課長が高木に寂しい顔をさせたくない、ちゃんと伝えたいって頑張るところ、正直に言うところ、良かったなあ。
1巻での傲慢さが嘘のようにスパダリに成長した高木。相手の気持ちを考えられるようになり、押し付けもなくなり、ただただ課長を好きで。
誤解がとっても切なかったですが、ちゃんと話し合いができて良かったです。
駆け引きとか察するとかそんなんじゃないんだよ!欲しい、好き、興奮する、したい、ちゃんと伝えないと!
2人を囲む脇キャラもみんな良い人ばかりだし、なにより2人が幸せそうなのが最高です。
なんでこんなに刺さるの?ありがとうございます!!
高木の成長がすさまじい!
そして課長(勝手にゲイの代表みたいに思ってます)の切なさや悲哀をコミカルさで包み込むお話の運び方も愛を感じます!
やっとやっと!
わかってくれたね、高木。
そうなんだよ。喜ぶ顔が見たい、それは自分でありたい、押し付けたくない、心から欲しがってほしい。やっとスタート地点に立ったね!
課長の恋愛に奥手で戸惑うところ、いつも相手のことばかりなところ、本当に優しいところ。
好きにならずにいられましょうか?
高木妹もなんて良い子なんだ!あの言葉がすべて詰まってますよね。〇〇してごめん。
同性愛の厳しさや世間の偏見をよく知っている課長が心配してたこと。高木はきっと少しずつ身をもって知って乗り越えていきそうですね。
課長がゲイのセフレ界の聖母みたいなところもさすが課長です(笑)
某レビュアーさんに昨日教えてもらったお話ってこれですよね?
すっごく面白かったです!
ゲイな課長犬飼とそんなメルヘン課長を可愛いと思ってしまう部下の高木。
はじめはゲイだからって一方的にできるできないの判断して手を出してきて何様だコノヤロー!
と高木に腹が立ったんですよ。
同意もなしにそんなことして犯罪だよ?相手がゲイだからいいとでも思ってるの?
でもこんなにも犬飼のことを分析して興味を持って最高の?クリスマスデートをエスコートしてきて。
だけど、わかってないのは高木、お前だ!!ですよ。
だからお前は何様目線だ?
お前が好きだと思ったらヤレると思うその一方的で傲慢さが、課長の寛容さに許されたのをわかれ!
最後の高木の焦り。やれるかやれないかじゃないんだよ?奪われたくない手に入れたいなんじゃない?そしたら手に入れるのに相手の気持ちを尊重してもっと知りたいと思うんじゃない?
ずっとタイトルと表紙は知ってましたがこんなお話だったなんて〜!すっごく面白かったです!