あらすじからイメージしたのと違う印象でした。
珍しい攻め視点。無気力ドン底ダサ野郎から這い上がり恋をして努力を覚えて。
心や生活が潤ってくのが良かったです〜。
トラウマでやる気も自己評価も低く不眠症のロイ。彼が世界的なモデルで同じ事務所のアルテと出会って…。
ロイの愛されなかった自分の欠落感を、アルテに影響を受けて自分を磨くことでアルテに並びたい気持ちで、アルテに焦がれる足掻くロイがとっても読み応えがありました。
アルテを諦めることを諦める。
どんだけ好きなんだよ〜(泣)
アルテが素直な性格で懐に入ると優しくてこちらも嬉しい予想外でした。
ロイ視点での絶望的な緊張感と、両想いがわかってからの緩和?二人の甘々幸せぶりとアルテこと碧の内面がわかるところが対照的でとっても効いてました!
は〜良かった。二人の関係がすごく良いです!焦がれる攻めとそれを可愛いと思う受け。久しぶりに良い攻め視点作品を読んで満足です。
途中で、ロイ、早く自分でティーバッグを買いに行くんだ!とツッコミました。
2巻!
2巻はマックとヴィデロがあんまり一緒にいられなかった印象です。
本が分厚くて重いからかメール便じゃなく宅配便で届きました。読むのに3〜4日かかりました。
あらすじに「ヴィデロに激似な男ヴィルに出会う」とあったので楽しみにしてたのに、数ページだけで特にその後に繋がることもなく。でも最後まで読むと、もしかして?な。
2巻もアレコレ作ったりクエストをこなしたりしつつ、新たな出会いもいくつかあり。
そしてヴィデロさんの出自やスキルを聞いたり…。
どうもこの世界はゲームがスタートするよりずっと前から時間が流れて住民たちの暮らしがあったようで。異邦人がゲームだと思って参加するのは国の意思が働いたような。
ますます凝ってきましたね!現実と何かリンクしたりするんでしょうか?
ヴィデロとヴィルはどんな関係なのか?
ゲームの中でも異色なマックの存在はこの先どうなるのか?
健吾はこんなにゲームに夢中で生活は大丈夫なのか?
内容が多すぎるのと読むのに疲れてレビューに何を書けばいいのかわからなくなりました。こりゃまだまだお話は続きそうです。
誕生日ビフォーアフター?
電子書籍で読みましたらすごく長かったです。
ダイナミクスに抗う梗一郎。
抗い方が痛々しいです。そうだよね、そんなことに振り回されたくないよね。だからってお祖母ちゃん子ぶりが…。自分の好きなように生きて!と言いたくなります。
忙しそうだし本当無理しないで!
愛弥、何かあっちゃあ泣いてるし、梗一郎にコマンドを使うし。恋愛とダイナミクスとプレイは切り離せないのか?
でも梗一郎を好きになり彼の過去を知って葛藤して…。
梗一郎は好きゆえに?それとも絆され?
愛弥の誕生日からは梗一郎は振り回されちゃって。でもそれが幸せなんだね!自分の中で本能と決着がついたのかな?
今までにないお話でした。
2巻は表紙の色が明るいですね。
内容はとっても切ないのに(泣)
バートがすごい行動力とツキ?ですね!
ロイを連れ戻そうと旅に出るもあっさり奴隷商人に捕まって…。
究極のピンチなのに藤峰式さんだと悲壮感がなく、逆にどんな展開が待ってるんだろうとワクワクしますね。
相変わらず楽しくて笑える2巻。
でもせっかくバートが城まで辿り着いたのに。ロイは第一王子に弱みを握られ、バートが見つかったら絶対ヤバい。
突き放そうとするロイが!辛いだろうに冷たい顔して(泣)
どうなるんでしょう?次巻でハッピーエンドになるか、第一王子との決着がつくか。
国も大変みたいだしロイが王になって善政しいちゃったりして?
悲しみにくれるかと思いきや怒ってやけ酒なバートがたくましくて大好きです。
ピンチをチャンスに変える男、バート。
番外編が出てるのを見つけて読んでみました。懐かしい〜。今は絵がすっきりしてますね。
二人のお付き合いは続き今や半同棲生活。
島野は32歳。育ったね〜!
休日の今日は黒川の姪っこちゃんの上京の案内役として原宿へ。
島野がナチュラル紳士なので姪っこちゃんはドキドキ!
姪っこちゃんの案内という用事があれば休日デートらしきことができるんだな、としみじみ。
姪っこちゃんからいったい彰ちゃんのどこが好きになったの?と素朴な疑問。
これまで色々あったんだよ…。かっこよくてゴリラで仕事が出来てリーダーシップがあるゴリラで…。
ようやく疲れ切って帰宅した島野にお前も歳とったな(笑)と。島野の価値が若さや顔の良さや御曹司だったのに、その若さがなくなって価値が下がったなと思ったら…。
黒川が良いことを言いました。
こうやって二人で歳をとっていくのもいいな、な日になりました。
スピンオフです。
前作を読んでなくても大丈夫ですよ!
アライグマ獣人の璃玖が可愛くって。イラストもたまりません。
璃玖が子供時代の体験や獣人として勝手に期待されることの弊害か、臆病で悲観的で。
せっかく初恋の相手である狼獣人の悠馬と再会し囲い込まれ、全力で良い男アピールされ落としにかかられ恋人になれたのに…。
こんなに甘やかされ尽くされても不安の種を作り出しては悲観的になり空回りの繰り返しで。
そこが長かったですね。悠馬の顔色をうかがったり勝手に不安になったり。いい加減しんどかったです。
お互い素直に言いたいことを言ったり聞いたり不安を共有したりしてたら!
そこまでが長かった…。
だけど、璃玖が悠馬の励ましで乗り越えてきた数々の経験を思い出して奮起したあたりからが良かったです。
最後は悠馬の本音も聞けて二人とも全開でぶつかって良かったです。悠馬、そんな人だったの!?
なぜここまで璃玖にモヤモヤしたかというと、自分を見てるようで。
自信がなくてすれ違って空回って。どんどん気分が下がって上手くいかなくなるところが共感できちゃって。自分ってはたから見たらこんなだったんだと。
でも璃玖は自力で立ち上がりましたね。
甘々からの空回りでうーん、でしたが終盤でヤッター!でした。
攻めの誠実さがすごいですね!
二人の十五年が対照的でした。
最後まで読むと、もっと早く再会していれば…。と思ってしまいますが、攻めがちゃんと待ったからこそですね!
切なくて辛いお話なのかな?でも文章は軽い感じだしと思いながら一気読みでした。
二人の両親がちゃんとした人達で良かったです。感情的になりすぎず尊重してくれて。
二人の交流が始まってとうとう受けが心を決められたのも攻めの誠意が伝わったからですよね。
その後の二人がやっと会えたねな、やり直してスピード交際で楽しかったです。
受けが自立した大人なのも良かったし、攻めが大型ワンコぶりを隠さなくなって、受けにメってされるのも良かった。
気がついたら仲良しカップルのお話になってましたね。
オメガバースものでもアルファに寄り添ったお話ですね、新鮮でした。
早寝さん独特の空気感ですね。
読者の力量を問われるといいますか、静かな落ち着いた表現といいますか。
正直読んでてはじめはよく理解できませんでした。オメガバースものだと知って読んでるのにピンとこなくて。
和巳さんが波止を構うのや過保護なのや特別扱いなのはどうして?とか。
最後の方まで読むとやっと、和巳さんにとって波止が特別なのや惹かれてるのやらが納得できました。
また、波止が鈍いということもなんとなくわかると、これまでのことがわかってくるというか。
波止にとっては初めてのことばかりですからね。
過保護な波止の兄の影響もあるのかな?大丈夫って言う言葉の使い方とか。
運命に流されない二人、いいですね。
ちゃんと交流を深めて。
でも和巳さんの構いたがりや独占欲や嫉妬やらも萌えました。プロポーズみたいな台詞も。
早寝ワールドをちゃんと理解できるようになりたい!何回か読み直すとわかるのかな?
まるでジェットコースターに乗ってるようでした!
自分の力じゃない物語の力でものすごい勢いで急下降したり急上昇したりカーブをグルグルしたり。
笑えてジーンとしてツッコんで忙しかったです。
伊鶴の童貞拗らせっぷり!
でもそれってそもそもは…。
二人の子供時代が随所にはさまれ、微笑ましく幼馴染っていいなあ?ほんわかしました。
相変わらずほぼエロなのに喜怒哀楽、全方位を余すところなく描かれて、二人のこれまでや心の動きや読み応えたっぷりです。
伊鶴は脱童貞の刷り込みじゃないんだよ!
優人だってやっと満たされたでしょ?
長い片想いが実って良かったなあ(泣)
伊鶴が猫みたいにシャーシャーするのや、跳びさるところが笑えるし、ジャンケンでいつもパーを出す理由が感動しました。
好きな人の笑顔が見たい喜ばせたい、あの頃からずっと君は…。
大人気なのが納得でした。
さすがです!