沼である
本当に深い深い沼
温かい底のない沼に沈んで息が出来ず意識が遠のいていく
久しぶりに涙を流した作品
細かいことはほかの方のレビューをご参照ください
救済とか極道とかカテゴライズされるとは思いますが お互いがお互いの救いになり大きな胸で包み込むことが私たち読者の凝り固まった感性をホロホロと崩し溶かしていく、そんな一冊です
天授×聖高
出逢うはずのない2人が 夜の闇の隙間で遭遇し
ゆるゆると身体の接触をはじめてしまう
お互いの生きる世界、抱える闇、それを知って相手を大きく抱きとめる
大きなうねりを越えていく2人の姿が本当に映画のクライマックスシーンのようです
仄暗い世界に、灯りが点る
そんな物語でした
皆様、一読お願いします
こんな作画と物語はもっと称えられて良いです
欲を言えば出版社さま、大人版を追加お願いします