谷崎泉さんのレビュー一覧

リセット 下 小説

谷崎泉  奈良千春 

大好き

のっけからお詫びですが、BLとしての評価ではありません。
甘さとかエチとか夢見ちゃうとかそっちの要素はまったく足りません。
でもっ
男のひと同士の、たぶん女性にはほんとのところ理解しきれない関係、
恋愛感情だけでもなく、友情だけでもなく、同志というかツレというか
わたしたちがわからないけどいいなと感じてるものが書いてあります。

谷崎さんはそんな関係を淡々とした語り口ながら、しっかり…

9

リセット 下 小説

谷崎泉  奈良千春 

すごい!

がっつりと、上下巻合わせてすごい存在感と読み応えでした。
本格的な小説を読んだ感じです。
評価が萌×2になっていますが、はっきりいってしまうと、恋愛とかいう意味あいでは、キャラに属性の確固たる萌えがあるかというと本当はそうでもないです。
しかし、話として主人公達の抱えた問題の元である事件と、現在彼等が追っている事件がある一点がリンクしたことで、どちらも明確になるという、その流れを作る手腕にう…

7

最後のテロリスト 3~鳴動~ 小説

谷崎泉  シバタフミアキ 

離れているのが良い、甘くないのが良いんです!

はぁ~読み終わってしまった!
何回も戻った所から読みまたその前に戻って読んでいたのに!

3巻の主人公は「セキ」。
興津組直系・宗興会の懐刀「菅生蓮」の征服欲を沸かせた唯一の男。
いつも傍にいない、会えた時もキツイ、そんな刹那の甘くない蓮との繋がりが途絶えてから5年が経ち、セキは故買屋を続けていた・・・。

慎重を重ね今の自分の位置を守ってきたセキに、接触を望まない自分の力以上の数団…

4

しあわせにできる(1) 小説

谷崎泉  陸裕千景子 

しあわせにできる

本田さん・・・カワユシ(嬉´Д`嬉).。.:*☆
なんかちょっと不憫なキャラクターって萌えません?
私ちょっとかわいそうな子とか大好きなんですww

そもそもCDを最初に聞いてからの作品です。
森川さんが受けているとな!?で聴き始めたシリーズだったんですが
これがまた可愛くて好きでした。ほのぼの&ラブ
安心して読めるのもいいですね。

お話はといいますと、出来るサラリーマン・本…

2

最後のテロリスト 2~鼓動~ 小説

谷崎泉  シバタフミアキ 

「逃げるくらいなら死んだ方がマシだ!」

谷崎先生2冊め。ヤクザものです。

主キャラの若者3人が、関東関西同系組の権力抗争の波に揉まれて、人間的に地位的に上がっていくストーリーと言えば良いのでしょうね。
でも、脇役達もとても魅力的で、3人だけの狭いBL話になっていないところが、ホント好みです!
1行1行に新たな発見があり、そこから想像するその人物の思惑、主キャラにあっては嫉妬や思いやりとか見えてくる!
だから、のめり込んで読ん…

4

最後のテロリスト 1~胎動~ 小説

谷崎泉  シバタフミアキ 

面白い!早く次のページを捲りたい!

谷崎先生、初読です、多分。
「うわっ!面白ーい!これ!」
1ページ目読み始めから興味の加速がどんどん上がって飛ばして読んでました!
文章は飾り気なくストレートなんですが、それが、このヤクザの世界にすごく合っていて良いんです!
だから読み易いのか、ズンズン進む!
多くの老若の男達の人となりが詳細に魅力的に書かれていて、自分の中でちゃんと整理したくて相関図まで作ってしまった程でした!

7

リセット 上 小説

谷崎泉  奈良千春 

下巻が待ち遠しい!

この話はかなりのシリアスと厚みがあり読み応えは充分です。
読み進めるとその重さにラノベというより普通の小説を読んでいる気分になってきます。
時間を現在から過去にさかのぼり、それぞれの関係について、かなり丁寧に書き込まれていますので、そこに面白みを見出してのめり込めるかどうかがこの本を好きになれるかどうかの分かれ目かも?
だけどかなり、かなり面白いです!!
もう下巻が待ち遠しい、早く読みたく…

9

好きになるということ 小説

谷崎泉  高座朗 

まだ片想い?

『愛するということ』の続編になりますが、
まだ想いを通じ合わせられないもどかしさで
前作以上に切なさ溢れています。
特に今作では、自分の気持ちを無理矢理押し付けたりせず、
一途に壱を想い続けている灰田の心境がメインに語られているので、
壱の厳しい態度やセリフにこっちまでつらくなってしまいました。
でも、やっぱり前作よりは少しは2人の距離が近付いたかな?

事務所を経営するデザイナー…

1

愛するということ 小説

谷崎泉  高座朗 

声は大事です!

声フェチとしては、一声聞いただけで元彼と同じ声だってわかる声が
どんな声なのか気になりますよね~
好きな声優さんの声にはすぐ反応して、
アニメ見てるだけで誰の声か言い当てられるぐらいだけど、
何年も付き合った元彼の声なんてキレイさっぱり忘れましたww

話は戻って、谷崎泉さん初読みでしたが、
句点(。)が多くて慣れるまで少し気になりました。
普通なら読点(、)だと思うところが句点(…

3

恋の仕方 小説

谷崎泉  楢崎ねねこ 

ほんわかじんわり

朝陽[受]美容師は、ゲイでDV浮気駄目男恋人と別れて半年後でまだ不安定ながらも恋愛メンタル面ではやっと落ち着いてきたかな?って感じ。
その彼がよく行くクラブで、飲んでいた客重森[攻]に声を掛けられます。
重森は一流サラリーマンっぽいけれど地味で誠実で優しそうな男。
彼は店で見かける朝陽の事が好きで、静かに温かく見守ってくれます。
朝陽の職場の同僚の女の子や先輩が実にいい人達揃いな事もあって…

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