北川拓巳さんのレビュー一覧

花火降る海へ 小説

北川とも  北川拓巳 

電子撤退

評価は変えられないので、今だと「萌」。

本編は最初、19歳の時に書いたそう。それを書き直して書き下ろしを二編加えた体裁。それでも刊行されたのは作者様24、5歳の時ですよ…(本編はシャレード2000年11月号初出+「伝えたい言葉」「真夏の苦悩」)

書き下ろしSSって、本編との間に時間経過を感じて熱量やトーンが変わる感じがするけど、最後のSSは本編に組み込んでも全く違和感がないです。文章が…

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雨の日をマークしろ コミック

北川拓巳 

高校生だらけ

『雨の日をマークしろ』
『The Line is Busy』
表題作シリーズは、「恋愛に踏み込んだかな…?」ってところで終わる、エッチのない高校生同士の関係。
なんだろ、等身大って雰囲気でやたらときめきました。
ちょっと昔の作品だけど、そこに込められてる感情は変わらないよなァと思います。
即物的ではない作品ならではの萌えがある。
全体的に語りすぎていないところがいい。
たまにこういう作品を読むと爽…

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それ以上はBAD! コミック

北川拓巳 

眼鏡に萌えて

秘密のお薬”を作っちゃったから、人間関係が変な方向へ転がりだしちゃった話。
そもそも、いくら製薬会社の息子だからといって、高校生が薬を開発するなんていうことはファンタジー以外の何者でもないわけですが、ダイエット薬を必要としている安岡くんに、若返り+副作用として催淫効果のある薬を飲ませちゃって、更に弟にまで・・・
以外にも幸太郎は、エッチよりも薬の開発の方に熱心なので、表題作では壮太郎×安岡オン…

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雨の日をマークしろ コミック

北川拓巳 

エロのない恋と、愛のないエロと・・・

11年以上前に出版された作品ですが、本棚に立っていてすぐに読める状態だったので、読み返してみました。どれも高校生中心のお話です。

雨の日にバスで会う、中学の時の同級生。気になるんだけどその気持ちがなんだかハッキリしない。受験で行き詰っているのもあり、頭のいい八木に勉強を見てもらうことになり・・・。
動的なキスと告白まではあるものの、表題作だけでは「まとまった」とは言い切れない雰囲気がありま…

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