岬ひろしさんのレビュー一覧

満天の星の下 小説

火崎勇  岬ひろし 

時代を感じるコミカルな作品

1冊すべて表題作の長編です。
火崎先生は一人称(受けか攻めどちらかの固定の視点)の作品が多いのですが、こちらは主役二人以外の視点も入っています。

章博(受け)は兄の克巳に見合いを勧められます。兄が男に抱かれている現場を見たことがある章博は、自分のことを棚に上げてと怒り、家出をすることにします。友人の速水に相談して、別荘に隠れることにしましたが、そこに先に久世(攻め)がいて…という話です。

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恋愛に似た季節 小説

火崎勇  岬ひろし 

言葉の裏を察して欲しい

1冊丸ごと表題作です。
紫(受け)の目線でストーリーは進んで行きます。

紫と朝日は従兄弟。年下の和雅を入れて、3兄弟のように仲は良い。
紫は朝日に、子供の頃と高校生のときで、二度プロポーズされたことがある。断って気まずい別れをしてから会っていなかった二人であったが、紫がフォト雑誌の編集長として忙しくする中、突然朝日と同居をする羽目になり…という話です。

紫は、朝日の「嫁になれ」には…

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