中島梓さんのレビュー一覧

小説道場 3 実技編 小説

中島梓 

栗本薫(中嶋梓)さんの短編集

この実技編には JUNEに掲載された栗本薫さんの短編が収録されています。
したがいまして各作品のファンにとっては必読の書だと思われます!?

目次(後ろの数字は頁数)

恋ケ淵心中 5
終わりのないラブ・ソング 65
逃げ水   125
悪魔大祭―グインサーガ外伝 147
The END of the World―続・翼あるもの 179
解説(指導および各作品コメント)    …

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小説道場 2 小説

中島梓 

両作品とも受けは白く小柄で女性的な少年なのは時代か

内村梨津子『闇の塔』
今読むと耐えられない。頬に傷のあるヒーロー「縄手竜二」の第一声が「かわいいべべが泥だらけだぜ」なんだもんな~
野村史子『テイク・ラブ』
こちらもその時代に読めば入り込めたのかな。元学生運動家のヒーローです
相当調べてあります。いい意味で一般小説みたい

道場主は松○修三並みにウザいほど熱い
「テクは後からついてくる、情熱は取り戻せない」って台詞にうっかり感動しま…

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非BL作品

小説道場 1(新版) 小説

中島梓 

叩けよさすれば開かれん

「小説道場を始める!」
凛とした掛け声が道場に響く情景を思い浮かべます。
実際は、肉声はおろかご尊顔を拝したことすらないのですが、
中島梓(=栗本薫)先生の遺された功績の1つに、この
「小説道場」があった事は随分前に知りました。。

これは、1983年に隔月刊として創刊された「小説JUNE」の
上記コーナーにおいて、投稿作品への講評をまとめたものです。
現在もBL界で活躍されている…

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小説道場 4(新版) 小説

中島梓 

ラストを飾るのが榎田尤利さんという、感慨

小説道場は幕を閉じました。最後なので神評価にしました。トータルでの神評価です。
そして、その功績への神評価です。

後半、中島梓さんのモチベーションが低下してるのが分かってしまいましたね。
また、拡大し続けるBL市場(当時はBLと呼ばれてなかったけど)のなかで、道場をはじめた当初の『行き場のないアナーキーな小説に場をあげよう』みたいな動機が、どんどん意味をなさなくなっていたんだなというのも分かりま…

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小説道場 3(新版) 小説

中島梓 

秋月こおさん登場、ヒートアップしまくってます

秋月こおさんは途中でペンネームを変えたので、変わった瞬間に『えっ!秋月さん?!』と思って、また遡って読みかえしてしまいました。
秋月さんに限らず、ペンネームを変える方がちょこちょこおられるので、後に活躍してても見逃してるというパターンもあるんだろうな~。
富士見シリーズの第一話目を投稿したときの、道場主や門番たちのヒートアップぶりが面白かったですねー。批評ではなく、ただの感想大会になってましたw

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小説道場 2(新版) 小説

中島梓 

後に活躍するBL作家さんが続々と登場してます

旧版の二巻が第18回までで、この新盤の二巻は第19回からです。
のちに大活躍するBL作家さんが続々登場しています。
新門弟として、知ってる名前が登場するたびに、オオッ~!と興奮してましたw

まず、鹿住槇さん。
最近鹿住さんの著作を大量に入手していろいろ読んでたところなので、初登場した瞬間に「キター!」と思いました。
のちにBL界で五本の指に入るほどの多作作家さんとなった方です。
二級で少し足踏み…

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小説道場 2 小説

中島梓 

二人目の有段者が登場

まだまだ初期の小説道場、野村史子さんがセンセーショナルに登場しました。
初投稿ですぐさま仮初段となり、次作で『仮』が取れて初段になってました。
江森備さんに続く、二人目の有段者です。
私、野村史子さんの小説が大好きなんですよ。
活動期間は短く、『テイク・ラブ』と『レザナンス・コネクション』の二冊だけを上梓され、その後ぱったり本を出されてない方なんですが、ムードのある素晴らしい中編ばかりでした。

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小説道場 1 小説

中島梓 

ちるちるさん、仕事が早いぜ!

ダメモトで掲載依頼してみたところ、掲載してくださいました。
ありがとうございます、ちるちる!

この『小説道場』シリーズは、かつて『JUNE』誌上で連載されていました。
中島梓(栗本薫)さんが道場主となり、作品を募り、門弟たちをビシバシしごきあげて、今日も活躍する数多くのBL作家を育てあげたのです。
英田サキ、榎田尤利、秋月こお、鹿住槇、野村史子、江森備、金丸マキ、須和雪里、尾鮭あさみなどなど、門…

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