イシノアヤさんのレビュー一覧

夢みた週末 コミック

イシノアヤ 

好きな人は好き……

独特のタッチ。独特の世界観。独特の物語展開。好きな方は大好きだが、苦手な方も出るだろうなと感じた。

全体的に題材が重たい。あまあまほのぼの系あたりが好きな方は理解に苦しむやも。ハッピーエンドと言い切れない作品も有。

ダメ男が多く、恋心に悩む不器用な男たちを楽しめる。苦しむ姿が大好物の私は、どの話も満足できた。汗や唾液にエロスを感じた。

擬音語や吹き出しが少なく、絵だけでぱたぱた進んでいくコマ…

3

夢みた週末 コミック

イシノアヤ 

表紙の高校生sだけを見て

同時に出た「恋などとうに…」と同じような、かわいい学園物かと思ったりすると大やけど、
こっちの本の本質は、表紙をめくった扉絵の方にありました。
んまに、こん表紙、とんだツリやで、

こちらは初出が[opera」と同人誌。
雰囲気系というか、自己満足、自己完結したい放題系?
[恋など…」のような、わかりやすいエンターテインメント系じゃありません。
絵も、一こま、一こまのアート感が優先さ…

2

恋などとうに成就してた コミック

イシノアヤ 

最初、大学生同士で始まったお話が

最終的に、テッパンの年下攻めって所に結局落ち着きそうな、かわいい甘甘ストーリーの詰まった本。
さすがに掲載誌がルチルだけあって、かわいくて、きれいで、わかりやすい。
もともと基本のデッサンはしっかりしているから、ちゃんと、キレイかわいいにも出来るんじゃないですかぁ、って、詰りたくなるような、かわいくわかりやすい、絵とストーリー。
本編の中ではどのカプも、キスすら満足にしていないので、受け攻め…

4

君に沈む コミック

イシノアヤ 

間を語る

内容は多分殆どの人の口に合う筈です。
障害になるとすれば絵柄なのですが、
厄介な事にこれ等の物語はこの絵で
語られないと説得力が多分半減します。
作り込まれた華美ではなく、叫び出す様な
殴り描きではなく、ただありあわせの紙に
さらりと描かれた様なスケッチの累積。

心情を整理する為のスケッチは、時に
意気込んで作られた芸術より雄弁なのです。

7

恋などとうに成就してた コミック

イシノアヤ 

さまざまな恋愛模様

 最初、あらすじを読んだら、ん、どんな話なんだろうと思ったのですが、実際読んだらあ~こういう繋がりなのねと納得。
 イシノ先生が描くものはなんか漫画を読んでいるというより、じっくり絵を眺めてしまう美術作品みたいで素敵~
 テンパ、ヒゲの近江は、メガネ・インテリ風な竹花に恋してます。きっかけは些細なことだけど、それから二人はつるむように。竹花にはきっと彼女がいると思ってる近江。実は彼女でなくて溺…

2

恋などとうに成就してた コミック

イシノアヤ 

恋の一歩通行が両方通行になる、あったか~いお話デス

今回、エッジコミックとで2冊同時発売ですが、比べてみて、こちらの作品はセリフが多く、解り易いつくりになっていることが一目で解ります。
もう一方が「OPERA」誌掲載なので、イメージや雰囲気を前面に出し、読者のイマジネーションを必要とするのに対して、こちらはルチル掲載なので、万人に解るようにされているからでしょう。

表題含む前半6編が同じ主人公を軸とした繋がり作品です。
大学講師・笹岡 ?…

3

夢みた週末 コミック

イシノアヤ 

スタイリッシュを求める方へ

クマのぬいぐるみと暮らす男とその隣人のお話。未来を夢見て静かにマイペースに暮らしている男の世界に、突然入り込んできた隣人。かきかまわされるだけかき回されて離れたとき、一人の寂しさに気付くのでした。

同時発売の「恋などとうに成就してた」よりも感性で読むべき作品が集っていると思います。
そういう意味では難解です。
高校生ものですら自己解釈が必要な部分があると思います。
昔はこういった難解で…

5

恋などとうに成就してた コミック

イシノアヤ 

なんだか優しい

表題作は3話目。
親の再婚で兄弟になった二人のお話ですが、他の5作とシリーズになっていて、兄・竹花は大学の同級生近江に惚れられています。
ところがまるっきりそんなの関係ない状態で、ただひたすら弟を思っている竹花と、思われることに戸惑いながらも結構兄のことが好きな弟・圭なのでした。

中途半端に優しいけれど、恋愛対象として見てくれない竹花に一喜一憂する近江。
そんな近江のことに本気になりつ…

2

夢みた週末 コミック

イシノアヤ 

「幸福の男」はリアルの幸福を手に入れました

ファーストコミック「君に沈む」の最後の短編、まだ見ぬ恋人をクマのぬいぐるみに託していた男が今回の表題作になっています。
作者が後書きで書いているように、社会人・学生・モラトリアム・擬人化とバラエティに富んだ作品郡ですが、どれも心の描写がとてもうまく、読めば読むほど味のあると言った作家さんです。
「椿びより」より少し大人な感じですが、じれったさはこの作家さんの得意技(?)かもしれません。

8

君に沈む コミック

イシノアヤ 

ゲイであることのタカタの切なる気持ちが心に痛いです。

「椿びより」でほのぼのしたマンガを発表したイシノさんの前作は、とてもディープでナイーブで繊細な気持ちを表現した短編集です。
くねくねした線と、白ヌキ多めの画面に黒のベタが印象的な絵と、醸し出す雰囲気も注目です。

☆「ドリップ」以下3作は、ゲイのタカタの心情が切ない話です。
夜は塾講師、昼は喫茶店でバイトをする妹尾と、妻持ちの喫茶店店長の浮気相手の作家のタカタ。
タカタは報われない愛に、…

9
PAGE TOP