みとう鈴梨さんのレビュー一覧

ショコラは夜に甘くとける 小説

みとう鈴梨  緒田涼歌 

天然×男前女王様の掛け合いが楽しい

「今すぐブランデーが飲みたい!」という衝動に駆られるような、
嗅覚を刺激されるカフェロワイヤルの描写もさることながら、
本書の魅力はなんといってもキャラクターにあると思いました。

話術と洞察力にすぐれたナンバーワンホスト・九条と、
正論大好きの説教魔で、しかし人柄は良いリーマン・朝輝。
特に、九条は、誰に対しても常に敬語というスタンスがかっこよすぎるし、
朝輝も同僚ホストもおちょく…

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臆病者は初恋にとまどう 小説

みとう鈴梨  花小蒔朔衣 

リバじゃないのに受け攻め逆転な雰囲気がする

とっても可愛らしいと言っていいものかどうなのか迷うような攻め様が登場します。
無骨とも違うし、朴念仁とも違う、読み始めた時は受け様と攻め様が違うのではと
作品情報の受け攻めキャストをまじまじと見つめてしまう程でした。

もっとも、受け様は初めからネコではなくて、ゲイのタチ専門で遊び相手はいるけれど
恋人はいらない一見すると軽いノリのタイプ。
それは受け様が育った家庭環境に若干影響されて…

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臆病者は初恋にとまどう 小説

みとう鈴梨  花小蒔朔衣 

純な攻と遊び人な受

初読み作者さんだったのですが、
あらすじの遊び人と朴念仁という組み合わせに惹かれて
購入しました。
あとがきで知ったのですが、ルチル文庫では初めての発表とのことでした。

人違いで見知らぬ男、秋季に殴られた、射手谷。
秋季は、自分の大切な妹が射手谷と結婚しようとしていると勘違いしており、
そんな男が、男とラブホに入っていたので、浮気をしていると勘違いしたのでした。
そして、射手谷は…

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