井上ハルヲ(オハル)さんのレビュー一覧

テミスの天秤 とある弁護士の憂い 小説

井上ハルヲ(オハル)  みずかねりょう 

ケンカをやめて〜ふたりをとめて〜

オハルさんの作品を読むのは二冊目です。
柔らかい感じではないのですが、読みやすい。
今回は痛いシーンなし!
そして、キチンと調べて書かれていらっしゃるのだなあと感じます。
お仕事系がお好きな方向けの作家さんだと思います。


受けの白石は、雇用主でもあったエリート弁護士の三上と長い間、不倫状態。
しかしその関係を断つ決意をし、事務所を辞め藤巻の事務所でノキ弁(まさに事務所の軒先を借…

5

SH(シュガ-ハイ) 小説

井上ハルヲ(オハル)  佐々木久美子 

うまい!と唸りました

オハルさんの本は初読みです。
文体の特徴は良くわからないのですが、硬い内容ながらスイスイ読めました。
先は若干読める部分はありますが、とにかく「うまい!」という感じです。


攻めの柘植は組対課のキャリア刑事。
キャリアといっても落ちこぼれで、兄と義姉を殺害された過去があります。

麻取の早瀬は潜入捜査官。
見た目の美しさに反して意志も気も強く、職務と上司に忠実な男です。

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テミスの天秤 とある弁護士の憂い 小説

井上ハルヲ(オハル)  みずかねりょう 

『新宿裏通り法律事務所』

……とでもタイトルをつけて、よく出来たドラマになりそうな物語。
読み易く、そして予想以上に面白かったです。

白石は、まだ20代の若手弁護士。
六本木の一流弁護士事務所でアソシエイト(年次の低い雇われ弁護士)をしていたが、
上司の三上との実りのない不倫関係を清算して、
三上の同期で犬猿の仲の藤巻の事務所でノキ弁生活を送る日々。

 (※ 新米弁護士が先輩の法律事務所に給料を貰って「…

5

テミスの天秤 とある弁護士の憂い 小説

井上ハルヲ(オハル)  みずかねりょう 

あれ?おもしろい

こういう業界物は、あまり読まないようにしています。
弁護士ものとか、刑事ものの作品だと
どうしても、設定のみになりがちで、嘘くさいのがぬぐえないんです。
なのですが、この作品、楽しめました!
オハルさんの作品は初めて読みましたが、
と~ても勉強されたに違いないと思えました。

そして!!評価が「グ~ン」と上がったのは、
誘い受け具合です!!!ドキンとしてしまいましたよ。

ずっ…

4

テミスの天秤 とある弁護士の憂い 小説

井上ハルヲ(オハル)  みずかねりょう 

スタンダード

すごく定番なBL話でした。わかりやすいストーリー。主人公たちの関係や、過去の絡み、そして二人の関係の盛り上がり・・。定番すぎて、物足りない気がしました。挿絵もお話に合っているし、読みやすいのでスラスラ読み終えてしまいました。欲を言えば、もっと心理的にドロドロして欲しかったかなぁ・・。すごく割り切りが早い展開に思えたので、ラブが足りないもやもや感がありました。リーマン話がお好みの方には、読みやすい本…

2

「テミスの天秤 とある弁護士の憂い」初回特典ペーパー 特典

オヤジ形無し。。。

本編、エチがラストしか登場しなかったんですが、やはり白石くんは男前というか、この子すっごい好きだ!!
同じ事務所で仕事していても、そうそうに甘い雰囲気になるはずもなく、藤巻に夕食に誘われてきっと「あ、今日は二度目のエッチがあるのね♪ルンルン」なんて、絶対密かに乙女発動して(爆)期待してたんだと予想するんですが~
ところがどっこい!
藤巻酔いつぶれて寝ちゃうんです(涙)
やっとこさ部屋の前ま…

2

「テミスの天秤 とある弁護士の憂い」初回特典ペーパー 特典

本編のすぐ後のお話

今晩夕食を一緒にとってその後は攻様のお家にいって・・・むふふ
の約束をした本編のすぐ後のお話です。
いきつけの料理屋さんで食事をしたのはいいが、酔いつぶれてしまった攻様を自宅まで
文句をいいながら連れてきた受様が2回目の逢瀬を楽しみにしていたのに裏切られ
腹を立てて、攻様が寝ているのをいい事にちょっとしたイタズラ(仕返し)をすると言ったお話です。
どこまでもヘタレわんこなんですか・・・年…

1

テミスの天秤 とある弁護士の憂い 小説

井上ハルヲ(オハル)  みずかねりょう 

無難な感じですかね

オハル先生初読み作家様です。
文章はとても読みやすかったです。弁護士系のお話にあまり萌えを感じたことが
ないので無難な評価になりますが好物の方にはお薦め作品ではないかと思います。
受様がぐるぐる悩んでいた時とは打って変わり、攻様を好きと認めてからの襲い受っぷりが
本編の醍醐味ではないでしょうか。
私自身、襲い受は大好きです。ちょっと攻様がヘタレわんこ的な要素があるので
積極的な受様で丁…

2

テミスの天秤 とある弁護士の憂い 小説

井上ハルヲ(オハル)  みずかねりょう 

次世代の英田サキ!?これはイチオシ。

法曹モノですが、堅苦しくなく、しかしリアリティも十分にある、
コレは今年度のイチオシ作品かもしれない。

「あらすじ」は↑を見てね♪あらすじ語ってる場合じゃないから!
前回は「愛は裏切らない」で筆力あるのに無理やりな詰め込み感あって
惜しいな~と、まぁこのように思ったわけですが、今回は非常に集中力の高い良作!

オハル先生、寡作な人である。
2008年に「シュガーハイ」、2011年…

4

テミスの天秤 とある弁護士の憂い 小説

井上ハルヲ(オハル)  みずかねりょう 

弁護士を身近に感じる臨床感

痛い作品、自虐的主人公が特徴的な警察モノが主流のオハルさんの1年半ぶりの新刊待ってましたー!
今回は全然痛くありません、むしろ甘いです。(作者基準)
そして自虐的ではなく、すごくしっかりした人間的なで、ちと女王様的な(エッチのときねw)主人公。
ラブ度は低いのですが、お仕事がっつりでその中で通して見えてくる相手との関係が魅力でもあるのです。
今回は、題名からもわかるように弁護士が職業設定で…

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