朽田硝子さんのレビュー一覧

白線の向こう側 コミック

朽田硝子 

抱えた傷も一緒に持って行こうかね。

じんわりと沁みるお話でした。
すごくドラマがあるわけじゃなく、ほんと普通の人々の出会い。出会ったそれぞれが、自分の中の幸せとか、進む道とかに気がついて行くのです。
【まじわるパラレル】
タイトル名になった話。
駅員と派遣社員が駅で出会ってから、互いに気持ちを近づけて行くんですが。2人とも臆病になっています。傷ついた経験が有れば、やっぱり傷つきたくないし、逆もしかり。
派遣社員の白石と駅員…

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白線の向こう側 コミック

朽田硝子 

どちらかというとネガティブなお話なんですが

可愛くて優しい感じのお話を表紙から連想していたのですが、すごく胸にズッシリくる話でした。
けっこう重くて、病んでるといえるくらいかもしれません。
すごくリアルでそれが面白くて読み終わってすぐまた読み返してしまいました。

ネガティブな箇所も多いので人によっては好みが分かれそうな気もします。自分が辛いときに読んだら引きづられて辛くなるかも…という感じです。でも表現の仕方が素晴らしく上手いです…

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白線の向こう側 コミック

朽田硝子 

同人で何となく買っていた作者さんでした。

同人で何となく買っていた作者さんでした。
書き下ろしあるかなと思って買ったら、全部同人で持っていたという(汗)まあ、いいか。
優しい絵柄で読みやすいのですが、こうやってコミックスで見るとかなり白いかもしれません。
あと内容も悪くはないのですが、商業BLとして読むならば萌えが足りない。あともう少し!それと受けがいい子そうに見えて結構勝手なのはリアルっちゃリアルなんですけれど、キャラの意外な一面…

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白線の向こう側 コミック

朽田硝子 

貴方と一緒にいるだけで…

■感想
本書には「まじわるパラレル」「鴨川サガン」「きみに届くまで~続・鴨川サガン~」の3作品が収録されています。
「社会」に揉まれる苦しさの中に、偶然とも運命とも言える恋の出会いが描かれています。
全体的に軽いタッチの作風なので、サラサラっと読める手軽さはとても好印象です。
また、主人公が抱えている不安と葛藤が絶妙に表現されており、思わず引き込まれるストーリー性もGOODです。
どの作…

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白線の向こう側 コミック

朽田硝子 

おしいかな。

「白線の向こう側」駅員x派遣社員。(キスまで)
「鴨川サガン」古書店オーナーx高校生。(完全プラトニック。仄めかす程度)

「白線の向こう側」はお互いが仕事で、進む道で悩んでいる。そんな二人が出会い惹かれ合う。
感想としては、受けがちょっと打算的というか、自分が辛かったら人を頼ろうとするけど、何かあればすぐに逃げる性格なのにイラっときた。
すごく心情を大切にしたいという作者の気持ちは分か…

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