岩本薫さんのレビュー一覧

絶体×絶命 小説

岩本薫  宮城とおこ 

レトロな王道なので・・・

ちょっと辛口の評価になりました。

お坊ちゃん高校の、美形のオレ様お坊ちゃん・雅也と、編入組奨学生のダサ眼鏡君(但し、磨くと光るタイプ)・忍のお話です。
話そのものは読みやすくて、分かりやすかったのですが、如何せん王道すぎました。
それも、懐かしさを感じる展開でして・・・

既に人生に飽きてきた雅也は、悪友と“忍が落とせるか”の賭けをします。
まんまと彼らの策略にはまり、雅也を好きに…

1

絶体×絶命 小説

岩本薫  宮城とおこ 

マンガ的ドラマティック学園もの

ウッヒャー!背中がかゆくなるような、ベタコテドラマティック展開設定学園ものに、一部マイフェアレディ的調教が入って、一体ここはどこの世界?みたいなお話に、地雷に近いものが。。。

超金持ちのエスカレーター式の学校に通う、日常が退屈でしようがない少年達が思いついた面白い賭け。
クラスで一番冴えない、高校からの外部入学のチビで眼鏡のダサ男くんを堕としてセックスするという賭け。
それが成功した暁の…

3

YEBISUセレブリティーズ(1) (新装版) 小説

岩本薫  不破慎理 

働く男のセクシーさが満開です。

超一流のデザイナー集団、容姿端麗で仕事も何もかもパーフェクト故に『YEBISU セレブリティーズ』略して『エビリティ』と呼ばれている彼ら。

こういう華やかな設定は大好きです。
内容としては、美人で対人恐怖症の受けが大嫌いだったハズの攻めと体の関係になり、それから本当の気持ちに気付いていく…という超王道なパターンです。
攻めの家に押し掛けたらキレイな女が出てきて愕然としたけれど、でもそれは…

1

Special Sweets(合同誌) 小説

  かゆまみむ  天城れの  義月粧子  水壬楓子  水戸泉  深沢梨絵  バーバラ片桐  遠野春日  鈴木あみ  愁堂れな  木原音瀬  柊平ハルモ  華藤えれな  榎田尤利  岩本薫  和泉桂  あさひ木葉  スナエハタ 

番外編多し。

「スイーツ」「乳首」「自由課題」の中から一つ選んでお話を作る、というテーマアンソロジー。
執筆陣が商業誌で活躍の作家さんばかりで豪華でした!
収録作品の19作品中10作品が番外編。
9作品が同人誌オリジナル作品。
小説は2段組み、作家さんによりますが5~8頁平均で、10頁をこえる作品は3~4本。
漫画は2~3頁でした。
現代劇・時代劇・学生・リーマン…設定も色々でちょっと統一感が無いな…

1

騎士と野獣 小説

岩本薫  円陣闇丸 

期待はずれ

さんざん家族思い、弟思いをアピールしながら、主人公が弟たちの片方を選べることに不快感を持つ。こんな受けっていうか、兄貴はいやだ。この設定、展開だと、弟たちのどちらかとくっついてしまうのは、振られたほうに残酷すぎる。片方を選ぶと決まっているなら、最初から、どちらも平等に扱うことなく、どちらかに主人公が傾いている設定で書いてほしかった。
どっちとくっつか、ハラハラさせる展開にしたかったのかもしれない…

2

発情 小説

岩本薫  如月弘鷹 

アホエロ

イラストのせいもありますが、これが森本あきさんとか若月京子さん、それこそ、南原兼さんだったら、素直に楽しめたかも?

なんちゃってBLらしい、ぶっとび設定にトンデモ展開、場所を問わずにエロエロしまくりで、ハイスペックなはずの主人公の頭の中は終始恋愛脳っていうテンプレだったら、他の作家さんのほうが、ずっと気軽に読めるし。

でも、岩本さんだともうすこし違ったものが読めるかも、と+アルファのい…

2

不遜で野蛮 小説

岩本薫  円陣闇丸 

うーん

手コキのシーンだけ萌えた。
それだけ。
警察関係者が色ボケしてる話は好きじゃないんです。

1

月夜ばかりじゃないぜ 小説

岩本薫  奈良千春 

これなら、ヤクザもいいな!

子供のころから、一回り年上の神武の虎こと、甲斐のことが好きな、
鳴海は、本当はやくざの親分の息子で、でも家業を嫌って、
アメリカの渡り、探偵の修業をして、また地元へもどってきた。

小さな探偵事務所を作るが、依頼も少なくいつも貧乏、
甲斐を気にしながら、知らんふりをする、けなげな鳴海です。

ある日、依頼がはいって、ターゲットと接触するけれど、甲斐に邪魔され、
仕事を、降りろといわ…

2

恋愛志願 小説

岩本薫  木下けい子 

綺麗なのにはわけがある・・・僕の癒しの為だよ・・・甘いィィーー

ルビー文庫にしては厚めの一冊ですが、スラスラスラと読めてしまいました。
フードプランニングの会社の兄弟をそれおぞれ主人公にしたお話ですが、いやはや、全体にほんわりと甘い雰囲気がただよって、大人の可愛い恋って感じですね。
ちょっと乙女っぽくて、逆にそれがリーマンで30歳前後の大人達によって繰り広げられるのが却って新鮮で、癒し系のお話でした。

表題は、兄の経営するフードプランニングの会社でコ…

5

恋愛志願 小説

岩本薫  木下けい子 

書下ろしが甘々でとっても良かったです

弟編と兄編が載っています。
弟はほんとうに「ほわ~ん」としたイメージでしょうか?いい子いい子ってしたくなる感じのタイプですね。
で、お相手が、元大学の講師です。今は家具卸の商社マンですね・・
昔は天才と謳われ、アメリカに行ったのですが・・・陶芸家です。

そしてそんな彼が、兄が経営しているフードプランニングの担当として現れる・・そんな出会いです。
終始ほわ~んとした感じのお話…

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