total review:308267today:52
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
102/138(合計:1371件)
藍川さとる
葡萄瓜
便宜的に受攻を記述したものの、この二人は そう言う行為をほぼ一切行っておりません。 少なくとも作品中に具体的な描写はない、と だけ申し添えます。 ただ、目に見える行為を行っていないからと 言って何の関係も無いかと言えばそうでもなく… 二人の純情故の鈍感さでBLにおける恋愛に 発展していない、と言う話ですね。 この二人の恋心は、摩擦で発生した静電気の 様なものでしょう。静電…
天王寺ミオ
迷える受には普通強引な攻がくっつくものかと 思われるのですが、この一冊に登場する攻は 強引な様でどこか受に対して腰が退けている 様に感じます。 受の迷いと攻の戸惑いが融合して、甘酸っぱい 空間を醸し出しているのでしょう。
沢城利穂 つたえゆず
今この評を書いている時点の言葉で言えば、 ゲームからのスピンアウト作品と言うべき位置に ある一冊。 世界観の中に流れる空気の裏付がよく判る 一冊となっております。 中々に色褪せない煌きがありますね。
一宮思帆
高校の同級生が再会をきっかけに関係を持ち、 互いの気持ちを再確認して改めて恋に落ちる 表題作。その他の作品もどこか展開が懐かしい。 良くも悪くも古典的な要素がちりばめられた一冊で あると言えましょう。 ですのでオリジナル作品として読むには若干の 物足りなさを感じてしまう方もお出でやも知れません。 それもまたこの作家さんの持ち味なのでござい ましょうが。
七唄あむ
一巻全て銀魂二次創作で構成された同人個人選集であり、 構成としては六章収録されている長編『蔵』に加え掌編が三篇、 『蔵』からの派生掌編が一篇となっております。 原典の補完をしつつ又新たな世界観を生み出す二次創作の技法、 それは誰にでも出来そうですが、一歩間違うと原典への愛着を 殺しかねない諸刃の剣。 その剣を上手に扱われた一冊ではあるまいか、と愚考します。
菜槻さあり 穂波ゆきね
『育生&国立』シリーズよりのコミック化。 原作はそれぞれ以下の通りです。 表題作 ← 『2・14事件』 http://www.chil-chil.net/goodsDetail/goods_id/418/ 同時収録作 ← 『PROPOSE<求愛>』同時収録作 http://www.chil-chil.net/goodsDetail/goods_id/615/ …
『め組の大吾』二次創作アンソロジーの中の一点。 メインカップリングに偏らず色々な味わいを盛り込んでおります。 直接表現を避けてあざとさを醸し出した、そう言う時代の遺産 とも言えましょう。
十條かずみ
90年代後半のショタブームの終盤に刊行された作品ですので、 目指す所が過激な方向に向きがちなのは仕様と思った方が。 攻が行為に詳しい理由に母親の職業と言う整合性が組み込まれたり、 表題作を含め全作の受が生意気な男の子と言うのも、 その当時の流行を反映した仕様であるのやも知れません。 読む人によっては少し古びた感じを受けるかな、と愚考し、 この評価と致しました。
※受攻は便宜上冒頭作から。 アンソロジーと銘打たれ、そう言う装丁ではありますが 掲載作9作の内7作が連載を意図した作品である事から 実質的には雑誌であると考えられます。 全体のトーンとしては性描写に頼った展開ではなく心理的な 起伏を重視した作品が揃い、新機軸のアンソロジーの内容と してはハズレではない、と言えるでしょう。 じっくりと味わって胸をときめかせるのがよろしいか、と。…
みはしあん
作家さんには二つのタイプがある、と評者は考えます。 作品を作品として昇華できる作家さんと、作品の隙間から 自分の黒さを覗かせてしまう作家さんと。 この作品は、後者の作家さんによって編み出された、と お考え下さい。 この作品を読むと言うことは、すなわち作家さんの抱える どす黒い感情と向き合うという事です。 この作品はそう言う黒さの塊です。題材自体がいじめに 起因するトラウマですし。 …