total review:308281today:66
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
111/138(合計:1371件)
立野真琴
葡萄瓜
満を持してBLへ、と言う形容が相応しい様な 作品です。 展開を一口に言えばBL版「ロミオとジュリエット」 ですね。悲劇にならない様に所々補正が 加わっていますが。 同時収録作は謎めいた雰囲気の兄弟もの。
光彩書房のB6サイズアンソロジーシリーズの一。 アンソロジーのテーマ毎に作品を集めると言うよりは 小出しに発表するべき作品があって、その作品を 中心にアンソロジーを編んでいる、と言う感じです。 単発作品流通の為の救済策、と言う見方も出来ますね。 全体のトーンとしては十代のオトコノコの性の暴走 から生じる色香、と言う感じでしょうか。
両想いだった筈なのに攻の前から失踪した受。 離れていた時間は攻の心も体も育たせていた。 離れていた間の受の心を知ろうと彼と同じ制服を 着て…。 元々ボーイズラブに限りなく近い空気の少女漫画を 編み出して来られた方の作品だけに安定した作品 かと愚考します。 受も攻も少女漫画では御馴染みのキャラクター造形 ですが、立ち位置が変わればなるほどと言う新鮮味 がありますね。 同時…
安南友香子
ニオイとカラダを除いて、残るものはなんなのでしょう。 作中人物のまなざしが何処に向かっているかが 気になってしまいます。 物語の遥か向こうを覗き込んでしまっている様で。
葵二葉 紅三葉
才人に弄ばれる凡人。そして二人は恋に落ちる… と言う王道展開がそのまま進行するかと思ったら 随所随所に細かい障壁が設けられており、王道 なのに王道ではないと言う趣の展開になっており ます。 仮想現実の自分の気持ちが本物なのか、それとも 内包していた本音が触発されて目覚めたのか。 単純なエロではなく、心の微妙な揺れをきちんと 背景として描き出しているからこそピンポイントで 深いエロ…
さくらあしか
傷心の日々を五月の笑顔で救われていた直紀。 二人が再会した時、新しいリズムが刻まれ始める。 この作品群のエロは確かにさくらあしかさんによって 描かれていますが、心象の多くを占める切なさはきっと 極楽院桜子さんが描いているのでしょう。 エロだけで読んでしまったら、確実に60%は損を しそうです。
青池周 鐘ヶ江しょうこ
独占欲の強すぎる攻と恋心に鈍感と言うよりも 恋心の存在すら理解していない受。 この物語を愛せるかどうかは恐らく攻の性格の 裏表を把握できるかどうかに掛かっている様な 気が致します。 1997年の環境だから書けた物語、かと愚考します。 2008年の環境下では、差し替えを要求されそうな 部分が幾つか生じるかと。
夏咲たかお
南洋の小国の王子と教育係の恋模様。 舞台装置はきちんと出来上がっており、 両者のキャラクターも充分浮き彫りに なっては居ります。 然しながら、何かが足りないのです。 恐らくそれは表題シリーズが中途半端な 結論で終わっている所為なのでしょう。 表題シリーズ以外は現代の学園を舞台に した小品であり、それらの歯応え味わいは 誠に結構なのですが。
南野ましろ
『マーブルベリー・ビーンズ』にも登場する 双子の弟・自称おかまの朱羽(あけは)の 恋物語。お相手は優柔不断とトラウマの 余りに時々自然に日常の向こうに行って しまうペットショップ『犬屋』のオーナー・ 波留一志(はるかずし)。 展開としては結構シリアスで、一口に言えば 受が攻を癒すお話です。その過程で他の カップルが一組自然に絡んでるから少し 入り組むだけで。 多分この話を自…
『マーブルベリービーンズ』の高鳥藍羽の勤務先・ 高鳥コーポレーションには変な社員が二人います。 生粋のヤンキー家庭に育ちながら妙に真面目な 汎用社員・冴木鷹牡(さえきたかお)と美人なのに ヤンキーな家庭の影響で奇天烈な格好が板に ついてしまった商品開発担当社員・桃生春威 (もものおはるい)が。 この二人の織りなす余りにも激しいラブコメ…と 言うのが本作です。 ええ、激しいですとも…