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119/138(合計:1371件)
つくも号
葡萄瓜
前作から、又作風が静謐な方向に 進化している印象があります。 Hな部分にしても性行為の為の性行為 ではなく、会話の延長としての繋がりと 言う感じです。無論一方通行の会話も その中にはある訳で、その点も静かに 描かれていますが。 耽美ほど閉鎖的ではなく、そして時に 息遣いが聞こえる程に猥雑。 実に深い味わいでした。
あらなが輝
一部古い作品もありますが凡そが 2000年代になってから描かれた作品 です。 あくまでも受のショタっ子は男の子と 言う観点で描かれていますので抵抗感は 少ないかと思われます。 男性向寄りの香りは少ししますが、 どちらかと言えば女性向の感覚で あるのやも知れません。
諸汰鎮孝
男性向けショタのパターンに嵌り込んで いる様に見えて実は…という細かい視点の ずらし加減が心地好い感じです。 物語の展開法は正統派のBLに近いものが あるかも知れませんね。 版元の方針の為か男女ものも併録されて いますが、そちらの味わいもよろしいかと 思われます。 表題作相応作シリーズのテーマは「心の開放」 と言う所でしょうか。
小瀬秋葉
この方は、恐らく商業作家の中で男性であると 明言した上でBL・ショタ寄りの位置にいた珍しい 例ではないかと思われます。 容赦ない艶っぽい描写と時折覗くさりげない深み。 この名義での単行本化がこの一冊のみであると いうのは非常に惜しまれます。 収録作品はショタからオヤジまで手広く味わえる 様になっております。 この方の描くオヤジの美味しさは隠れた逸品かと。
柊柾葵
過激な暴走があるからこそさりげなくちりばめられた 細やかな心情が浮かび上がります。 思い切ってコメディの部分を前に出しても又違った 味わいが出て来ると愚考しますが。
多分、男性向ショタとして捉えるならば もう少し評価が甘くなるかも知れません。 安易な女装ではなく、微妙なバランスの 上で感情を描き出しているが故に女性向 にも美味しい一品になっていようかと。
小島祥太朗
作品初出誌に一切BL誌が含まれない、と 申し上げただけで敬遠される方もおいでかも 知れません。 しかしそう言う方にこそ是非読んで戴きたい。 何故に? 恋するオッサンの可愛らしさにしっかりと嵌り 込んで戴く為にです。 洗練されているであるオヤジとは一味違った オッサンの可愛らしさをご堪能下さい。
品川かおるこ
佳人の美を強調したい時は如何したら良いか。 言葉と言う余分な要素を排し、美そのものに 語らせれば良い。その方が遥かに雄弁だから。 物語の筋としては正当なBLであると感じます。 が、絵柄の煌びやかさと過剰に詰め込まれ 気味の言葉がぶつかってしまい、焦点がやや ぼやけている感じが否めません。 それも作風と言ってしまえばそれまでの話なの でしょうが。 なお、改名の経緯に就いて後…
山田参助
作品初出の殆どがBL誌ではない為、 違和感を感じつつ読み進められる方も おいでなのやも知れません。 しかし、ページを進めて行く内にあなたは 気付く筈です。 コマの間を満たす恥じらいと純情に。 『雄らしい』と言う形容の裏側には、身悶え してしまう様な恥じらいと純情が満ち満ちて いるのでしょう。
星逢ひろ
ショタよりは少し年齢が高いと思われる層を 主役に据えた作品を収めた作品集。 その為一抹の違和感を感じる方もおいでかと 思われますが、初出の大半は1990年代の ショタブームの終盤であると申し添え説明に 代えておきます。ある意味曖昧さが求められる 状況でもあったのです。 味わいとしてはBL風味のショタと言う感じで しょうか。