葡萄瓜さんのレビュー一覧

二次創作

独占欲 vol.6 コミック

尾崎南 

たぎる様に、プラトニック

『絶愛』と時折重なりつつ、時に『絶愛』よりも
深い部分を見せる。
尾崎南の構成要素としては商業も同人も必要
だったのでしょう。

荒々しい劣情を至高の関係の構成要素とした、
その手腕は両輪が無ければ成立し得なかった
でしょうし。

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二次創作

独占欲 vol.5 コミック

尾崎南 

一区切り

恐らく、『絶愛』の基盤となった感情を描く手法で
出力された同人誌の総集編としてはこの巻で
一区切りになる筈です。
絵柄もまだ80年代の名残を留めておりますし。
いわば正伝の終わり、と言う感じでしょうか。

しかし伝説はここでは終わらなかったのです。
終わらせる事が出来なかったのかも知れませんが。

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二次創作

独占欲 vol.4 コミック

尾崎南 

表裏一体

『絶愛』を深く知る為には、『独占欲』を通読した
方が良いのかも知れません。
『独占欲』が裏に当たるのか表に当たるのか、
評者も未だに判じかねておりますが。

目に見えない空気に劣情を含ませるのは、
技でしょうか。

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二次創作

独占欲 vol.3 コミック

尾崎南 

性悪な毒

尾崎南さんの紡ぎ出す作品が単純にエロだけ
だったならば、評者は多分BLの世界からさらりと
足抜けが出来ていたでしょう。
まったく。
劣情を綴ったその筆で永遠を説かれては、つい
コロリと行ってしまうじゃないですか。
そう言う時代だったのかも知れませんが。

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二次創作

独占欲 vol.2 コミック

尾崎南 

孤高の理由

尾崎南が尾崎南でしかなく、他の作家さんと
同じ位置に安住出来なかった理由はこの本に
収録された『汚レタ純情』を読めば判り易いかと。

アンソロジーに収録されているのは、無毒化された
尾崎南の出汁ガラに過ぎないか、と。

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二次創作

独占欲 vol.1 コミック

尾崎南 

冷静に読めない熱さ

多分これは評者の勝手な思い込みですが、
キャプテン翼同人誌に触れた方の中で
尾崎南さんの作品に触れた事のない方、と
言うのは多分居ない様な気がします。
評者も彼女の作品に洗礼を受けてしまった
一人です。

粗筋にある様にこの「独占欲」と言う再録
シリーズはこの版に至るまでに二回版が
重ねられています。
筆者が触れたのはこの版になる前、二回目の
版だった筈です。
もしこのシリ…

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恋人と別れる51の方法 コミック

烏山千歳 

遺された快作

収録作の初出の割合を考えればこの版元ではなく
ビブロスから刊行された方が幸せだったのだろう、と
思いを馳せてしまう一冊です。
何故ならこの本が刊行されてから一年もしない内に
版元が夜逃げ同然に倒産してしまい、再販が困難な
状況に追い込まれてしまったので。

閑話休題。
表題作は読み取り方によってはBL作品の筋の
組み立て作法とも読み取れる作品です。
が、陰湿な部分が一つも無い。…

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好きだけど理不尽 コミック

西原ケイタ 

脳内補完が必要かも。

『我慢できない』以外の全作品に対する所感は
一言に集約できます。
ずばり「じゃじゃ馬慣らし」です。
舞台設定を変えてはありますが、展開の基本は
「じゃじゃ馬慣らし」。攻は受より下の位置にいる
事は無い。
そう言う作品が四皿続いて箸休めも同じ様な
趣向で続いたら…正直飽きます。
『我慢できない』で漸く逆の構図が見えたので
読者としては救われましたが。

ただ、表題作含む四作品の…

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GUSHpeche vol.1 特集 ツンデレ攻め コミック

香辛料・程好し

評者は正直テーマアンソロと言う奴がどうも苦手です。
テーマの縛りだけでも充分なのに、たまに地雷の様に
要素を盛り込み過ぎて個々の作品の持ち味を殺して
るんじゃないかと閉口するものがあるので。

で、この本ですが。
各作品個々のバランスが良く、又全体のバランスも
非常に良い。丁度コース料理を食べる様な感じで
違和感なく胃に収まりました。
〆のデザートに当たる山田酉子さんの作品が若干…

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非BL作品

調味料擬人化~旨み成分100%~(アンソロジー著者等複数) コミック

思い入れが隠し味

擬人化もここまで来てしまったのか、と
溜息が出る一冊には違いないでしょう。
その溜息が失望か納得かは別問題として。
評者は結構美味しく戴きました。
表紙のキャッチコピーでボケツッコミを
かましているのは一寸どないやねんとは
思いますが。

閑話休題。
きちんと練り上げた設定の上で世界観が
展開されておりますので安心して読める
部類の擬人化本であろうと思われます。
惜しむらく…

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