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椎崎夕 雨澄ノカ
茶鬼
ネタバレ
とことん臆病で逃げるのが上手い主人公に、いったいどうやってケリをつけさせるのか? よくある本当の恋には臆病になる、同級生再会ものではあるのですが、 初回ざっと流し読みの時には、はずしたか?と思い放置してしまったのですが、じっくり読みの時には思わず引き込まれてしまった、評価が上がった作品でした。 最近萌えは?と聞かれると、この作品もどこに萌えるというのはないのですが、物語として読み手があ…
藤本ハルキ
すみません、タイトルが意味不明で(汗、、) 何と言ってもこれが一番インパクトだったのですよ。 って、何がて言うと局部周辺描写でございます。 実はイチモツ修正がペンで引っ掻いたような跡でなされているのですが、全身描写になった時に、その周囲の毛とイチモツ修正のコントラストがまるで「ミドリムシ」だったのです(爆笑) 藤本ハルキさんといえば、ものすごく草食な雰囲気のあっさり絵柄に、時としてエッチが…
春原いずみ Ciel
弓道の宗家を舞台にしたお話ですが、最初まるでお姫様のような世間知らずの主人公と、主人公命の世話役、そしてまるで正反対の男、冷徹な宗家という登場人物展開に、前半イライラさせられ、中盤やっぱりそうきたかと思わせ、終盤こういう選択肢を選んだか! と、読んでいると幾タイプにもお話がつくれそうな前哨展開が、ユニークな作品だったと思います。 結局のところ、恋愛というよりは主人公の成長物語。 そして、年寄…
田亀源五郎
田亀源五郎さんのゲイポルノの短編集は、いつも読み応えがある。 その都度何か実験的なアイデアを生みだして、新しい世界を見せてくれていたりもします。 今回目を引いたのは、田亀作品といえば実に濃い体毛だったりするのですが、それがないものがある! 剃毛じゃないんですよ、スネ毛や胸毛やヒゲがないんです! あと、まるで藤子不二夫作品の某ブラック作品をほうふつとさせるファンタジーだったりと、なかなかに面…
こむすびはるか
初読みの作家さんですが、中々に絵も綺麗でみやすいし、何より何より・・・面白かった~♪ おバカギャグコメディなんですが、何と相手は幽霊! しかも、戦国武将の殿さまで、恋人と四十八手を果たすまでは死なぬ~!と約束したものの、二人とも討ち死にしてしまって、それが未練で500年も成仏できずに相手が転生するのを待っていたと言う、執念というかボケというか(爆笑!) その殿様がまっていた相手というのが高校…
秀香穂里 有馬かつみ
警察と新聞記者の組み合わせ。 事件を通して二人がくっつく組み合わせであることは明白なのだが、いかんせん相反する立場の主人公達だけに、一体どこに呼び合うものをもっていくかがBLとしての課題だと思います。 自分の過去の記憶だと、刑事と記者という組み合わせは今一つなものが多かった気がします。 お仕事がっつり秀さんなので、そんな点は、そして事件の謎解きの部分など、けっこうしっかりえがかれているのです…
津賀みこと
時代モノだったりファンタジーが多い作家さんですが、今回は舞台が現代でも霊とかアヤカシとかが出てくるものが2本、そして珍しい全くの現代モノが1本の合計3本です。 絵がノスタルジックで今風でないので、ちょっと好き嫌いが出るかもしれないのですが、お話としては面白いのですよ♪ 表題は、”ゲイでネコ”の霊限定で憑依されてしまう大学生・日雪と、彼の幼馴染で、憑依され出した中学の頃から彼の受け皿になって…
高岡ミズミ 水名瀬雅良
すっごく王道路線だったんです。というか王道だと思います。 両親と兄を事故で亡くし、自分だけ怪我はしたものの生き残ってしまい、そんな主人公を引き取って世話をしてくれた家族の歳の離れた兄の存在の人。 優しく接して面倒を見て、それは10年経った今も過保護なくらいに主人公を気遣い思いやり、 そんな年上の人を好きなんだけど、言えない主人公。 まるで大事なモノを扱うような、その優しさと、彼に近づく者に…
「蛇淫の血」「蜘蛛の褥」の新装版が発売されたのを記念して応募者プレゼントになった小冊子です。 この2作品、ヤクザ絡みなので共通するのは ”刺青” 今回のこの番外小冊子はテーマが 刺青と虹 になっておりました。 『虹雲』 自分と相対する検事である神谷と恋人になったヤクザの久隅。 本編で彼は神谷の為に蜘蛛の刺青を焼いてしまいます。 それを叔父の桜沢に見せに行き、帰りに神谷に出会うという…
桜城やや
「天然一途な小児科医×バツイチ子連れ駄菓子屋」 帯にはそう書いてありましたが、表紙には子供は載っていません。 子連れモノだと、子供の絡みが何らかの影響があってそして二人が子供を通してとかそんな点を重視して見てしまうのですが、この話はこの表紙がきちんとどこに比重があるのか、明確にしているようで好感の持てる表紙です。 だから子連れにこだわることなく、すごく面白く読めました! 未読ですが「夢…