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ワケあり股間の童貞ピアニストが松茸探し中に遭難して!? 小説『きのこの谷の、その向こう』

801 AUTHORS 108 腐っていいとも! やおよろずのBL作家をゲストに迎え、新刊について聞く!

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2015/03/20 18:24
コメント:3

名倉和希先生インタビュー ワケあり股間の童貞ピアニストが松茸探し中に遭難して!? 小説『きのこの谷の、その向こう』

山で暮らす謎の男に助けられ、股間の秘密を知られた挙句…
ピアニストの真佐人は、坊ちゃん育ちの25歳。実は下半身に秘密があり、童貞をこじらせています。そんな彼が、とある理由で山に入って遭難! 運よくその山で暮らす男、高坂に助けられるのですが、下半身の秘密を知られてしまい気持ちいいことに……。3月24日発売、名倉和希先生の新刊小説『きのこの谷の、その向こう』。なんと、今作は名倉先生の記念すべき作品で、また「股間に事情がある主人公を書きたかった」という意欲作! インタビューでは、私たちが親近感をおぼえずにはいられないご回答もいただきました!! それでは「801 AUTHORS 108」第574回、名倉和希先生どうぞ!

Q. 作品紹介をお願いします!
主人公は25歳のピアニスト。股間に諸事情があり、童貞をこじらせている。バイオリニストの弟と仲良しで二人暮らし。その弟と賭けをして負けてしまい、罰ゲームとして無謀にも冬の山へ松茸狩りに行かされる。松茸なんてあるわけがない。案の定、遭難しかけた。助けてくれたのは山守をしているという森のくまさん(攻め男)だった。一見、怖そうな山守だけど、家に連れて帰ってくれてケガの手当てもしてくれた。明るいところで見たら、わりと若い…三十代か? そこでひた隠しにしてきた股間の事情を知られてしまい、興味をそそられた森のくまさんに襲われて、気持ちよくなっちゃって……という話。
股間に事情がある主人公を書きたかった。出版社によってはNGになる事情なので、なんでもアリのシャレード文庫にプロットを持っていったらOKが出た。ありがたい。

Q. メインカップルはどんな攻×受ですか?
謎の森のくまさん×坊ちゃん育ちのピアニスト
受けの両親は音楽家で、一年中多忙。弟とともに家政婦に育てられたようなもの。だから弟とはべったり。攻めと出会ったことによって、弟離れをしていく。
攻めは……詳しく答えるとネタばれになってしまう。素性は最後まで明かさない。でも受けを愛する気持ちは本物で、股間の事情にも理解を示す心の広い男。

Q. 当て馬や重要な脇役は?
重要な脇役として、主人公の弟が出てくる。じつは血の繋がりがない兄弟。両親がそれぞれ子連れで再婚したから。弟は兄に執着している。でも遊び人で、男女かまわず自由にやっちゃっている。そんな弟だが、攻めの同僚のインテリ眼鏡(Sっ気あり)に追いかけられてパクッと食われて逃げられなくなりそうな予感…。

Q. 今作のこだわりポイントはどのあたりでしょう?
やっぱり主人公の股間事情ですね。ふふふ。どんな事情かは、読んでみてください~。

Q. 苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください!
最後のエロシーンが難しかったです。4Pに見せかけた、2カップルによるエロ。だれがどこでどうしているのか、こんがらがりそうになりました。私には複数人プレイは難しすぎます…。

Q. 今作にまつわる裏話ってありますか?
じつは、この文庫でデビューから数えて50冊目。イラストレーターが小山田あみ先生に決まったと聞き、いろいろな意味で気合いを入れて書きました!

Q. 執筆中の、思い出に残る日常エピソードをご披露願います!
去年の三月に、娘が学生生活を終えて帰ってきました。私と息子と娘の三人暮らし。平和で幸せ~。
でも、待てよ。幸せすぎて、このままだとあっという間に10年くらいすぐにたってしまいそうだぞ。10年たっても三人でのんびり暮らしていたらどうしよう? 娘には嫁に行ってもらいたい。その点について娘に聞くと「そうだなぁ、やっぱ一回くらい結婚したいな」と答えた。えっ……結婚は一回でいいんだよ。バツ1の母親でごめんね…。(いまのところ再婚予定はないけど)
という出来事がありました。

Q. 今、何かハマっていることは?
もうずっとハマっているのは、フィギュアスケート。出身が愛知県なので、伊藤みどりの時代から大好きだった。高橋君が引退しちゃって寂しいです…。

Q. 発売前の今のお気持ちはいかがでしょう?
読者さんの反応が怖い…。毎回、ドキドキしています。我慢できなくて、発売日には書店へ行ってしまいます。そして並んでいる自分の本を確認。そして周辺をうろうろ。この作業を49回も繰り返してきました。またおなじことをして、記念すべき50回目になるでしょう。

Q. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
ちるちるのレビューは、私もときどき見ています。私の本だけでなく、ほかの作家さん、マンガ家さんのも。じつは私、根っからの腐女子で、小説とマンガを合わせて年間で300冊くらいは読んでいます。私自身はレビューを書きこんだことはありませんが、みなさんの感想を読むと、BLへの愛を感じて心が温かくなります。とっても深く読みこんでいて、いつも「すごいな」と感心しています。
これからも、たくさんBLを読んで、たくさんレビューを書いてくださいね!
担当編集より
イチャイチャしている二人の様子がとても微笑ましいお話になっています。受けの真佐人が抱える事情が股間にまつわるものなので、どうしてもすぐにそっちの方向でくっつきたがる困った人たちですが……。ラブラブに一生懸命な二人を見守るような気持ちで楽しんで読んでいただければ嬉しいです!

特典情報
イラストカード:ホーリンラブブックス
SSペーパー:中央書店コミコミスタジオ

(c)名倉和希/小山田あみ/二見書房

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投稿順|最新順
匿名2番さん (1/1)
15/03/21 02:32
  • 今まであまり読んだことない作家さんだけど、これは読んでみたいかも!
    表紙イラストもきれいです~。小山田あみさん、昔はさわやかなイメージだったけど
    最近のグレイッシュトーンでアンニュイなかんじのイラストも素敵だなー。
ココナッツ
15/03/21 01:13
  • 23日に発売してしまうのに、まだわたしの狙うサイトでは販売が始まらないんですよね〜(^^;;
    でも、購入予定です。
匿名1番さん (1/1)
15/03/21 00:56
  • 童貞で松茸で山男でピアニストって(笑) すごくおもしろそう。