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幸せな2人の日々

6ページの番外編の小説です。
アフターストーリーでは朔太郎がつぐみのことを
呼び捨てで呼んでいるのですが、それまでの経緯のお話。

家族なのにさんづけで呼んでるのは変、と
仕事で出向いた先の家の子供に言われてしまった朔太郎。
呼ぼうとしても中々タイミングが合わず、
その不自然な様子から、つぐみは逆に心配してしまう。
そして朔太郎はようやく「つぐみ」と呼ぶようになったのですが、
つぐみからは今でも「朔太郎さん」と呼ばれていることを住民に指摘される。
朔太郎は「朔太郎さん」と呼ばれる方が好きみたいで、
そのことを語っている部分は、本当につぐみのこと
大好きなんだなあと思わずニヤけてしまいました(笑)

本編がずっとくっつきそうでくっつかない2人だったので、
「maison 荒野」の住人の前で惚気て幸せそうな
朔太郎の姿が見れるのが嬉しかったです。

2人の演技力に脱帽

原作未読。
CDの「恋愛前夜」は既聴。
そのスピンオフ作品ということで今回聴かせていただきました。

役柄的に歳の差があるCPではありますが、
朔太郎曰く、つぐみの見た目は自分と同じ歳くらいに見えるようなので、
2人の声と演技もそこまで歳の差がある感じはしません。
どこか儚く、切なさを感じさせるつぐみを演じる松岡さんと、
好青年だけど、たまに暗い影が見える朔太郎の古川さんの
キャスティングが絶妙。

2人のシーンは会話を聴いて微笑ましくなる一方、
話が進んでいくに連れて、会話の端々や行動に朔太郎の秘密の伏線が…。
CD2枚目早々に朔太郎が自身の秘密…恋人を作らない理由を語ります。
古川さんの語りが、朔太郎の辛さや恐怖がひしひしと伝わってきて、
聴いていてとても辛い。
朔太郎のつぐみを拒絶する言葉が一つ一つ、重くずっしり来る。

そんな2枚目ですが、合間に出てくるヤコ先生が
ちょっと空気を和ませてくれました(笑)
つぐみの元彼を罵倒してる所は聴いていてスッキリ(笑)

終盤、朔太郎のお祖父さんが亡くなり朔太郎とつぐみが別れた後、
つぐみの泣いている場面、朔太郎の「それまでは…俺の傍にいて欲しい」。
上のシーンを聴いたとき…私はあまり本や映画などで感動して
泣く人間ではないのですが…思わず目頭が熱くなり、
またアフターストーリーで再度泣かせられました…。
美しく、愛に満ちた、綺麗な物語でした。

とても素敵なお話だったので、
これを機に原作を読んでみたいと思いました。

2人の成長に影響される脇キャラにも注目

2人の恋路を応援していましたが、話が進むに連れ、
桂木の兄・高之殿がものすごく好きなキャラになってしまい(笑)
今回は高之殿好きの私としてはもうたまらない巻でした…!
久世家と桂木家との”決まり事”に縛られ続けていた高之殿が
ようやくその呪縛から解放されて事業拡大が叶うことに…!
自分の小さい頃の写真(黒歴史)を暁人に要求され動揺したり、
いい大人なんだから智之と仲良くしてくれと暁人に怒られていたり、
奥さんに養子を取ろうかと相談する(もといデレる)高之殿。
見ていてとても微笑ましいです。人間臭くて良いキャラですよね。
主人公の暁人と桂木の成長ぶりも素晴らしいですが、
それに影響された脇キャラもまた良い方向へ変化していってます。

他にもたまらない場面満載の巻なのですが、
やっぱり後半の鎌倉で再び暁人と桂木が逢う場面が一番です。
あんなに鎌倉に行くのを渋っていた桂木が、
夜も更けっていく中、急いで鎌倉へと向かいます。
大番頭と教育係を解かれ、精神的に参っているであろうところ、あの再会…!
桂木の目を見開いたあの表情、グっときました…!
思いが通じ合っている2人なので、その後の絡みの場面も甘く良い雰囲気。
暁人に微笑みかける桂木が美しく、柔らかい表情。
今までお互いが譲らず、ずっと対立し合ってきていたので、
桂木のあんな表情をされたら…暁人はたまらないに決まってる!!

翌日、縁側での会話。桂木がようやく鎌倉に訪れてくれて、
束の間の、2人だけの穏やかな時間。
暁人が「夢みたいだ」と言うんですが、桂木が「夢ですよ」と。
この桂木の台詞が切ない…。
この後暁人は留学してしまう為、しばらく桂木には会うことができない。
留学してまた一段と成長して帰国する暁人も見たいですが…
でもやっぱり一番見たいのは2人が仲睦まじくしている姿だから…!

予定では次巻8巻で終わるはず…だったそうですが、
現時点では確実とは言い切れず、もしかしたら9巻で終わる可能性もあるそうな。
9巻だと中途半端だし、まだまだ2人のイチャイチャが見たいので、
個人的には9巻で本編終わらせて、10巻でちょっと番外編みたいな感じを
やってくれないかなあ、なんて思っていたり…(無理でしょうけど!!)
何にせよ、次巻の発売もとても楽しみです。

いろんな設定の詰め合わせ!

前回の「リスタート(新装版)」同様、旧版を購入後、
新装版が出るのを知りました(笑)
「リスタート(新装版)」で旧版を持っていてもとても楽しめたので、
今回の「知らない顔」も旧版を大事にとっておきつつ、
発売を心待ちにしていました。

初収録作品が加わったことで、現代ものから時代ものまで話が収録されており、
それぞれの作品の毛色が違っていて楽しめる1冊になっています。

「リスタート(新装版)」に比べると大きい加筆修正はないのですが、
(日高先生のブログ曰く、トーンが劣化で殆ど剥がれてしまい、
そっちの修正作業にだいぶ時間を費やしてしまっていたみたいです…。
先生お疲れさまです…!)
表情などの細かい修正で、更にキャラが引き立った感じがしました。
旧版時よりも目がキラキラしてる…!


今回、初収録作品の2作品について。

「二度目の恋」は
「初恋のひと」(元不細工・現イケメン美容師×不細工好きの美形)の
続きの話で、攻めキャラ視点で描かれています。
この話が収録されることで「初恋のひと」の印象がだいぶ変わり、
結構好きな話になりました。
当て馬キャラが出てくるのですが、普通のBLの話では
あまり出てこないような感じのキャラで、
更に日高先生がこのキャラを描かれているのがとても面白くて…(笑)
恋人がイケメン好きなのも苦労しますが、
不細工好きなのも結構苦労しますね…(汗)
ギャグと切なさが絶妙に合わさったお話です。

「灰色の海」は
舞台が江戸時代で、硯職人×武家出身の坊ちゃん。
「職人特集」に収録された話だそうですが、
内容的には身分違いの叶わぬ恋、といった感じ。
日高先生は他作品でも時代ものを描かれていますが、
ここまで和が強いキャラは見たことがなかったので、とても新鮮でした。
そして色気がたまりません…!

そういえばあとがきで「運命のひと」(歯科医×患者)の
続きをもし書くとしたら…というのが書かれていて、
その設定がとても面白そうだったので読んでみたいと思いました。
杉田さんがいろいろ大変な目に合いそうな気がするけど!(笑)

じっくり眺めていたい

待ってました、左京先生のイラスト集!
画集のタイトル通り、主にクロネコ彼氏のイラストを中心に載せてあります。
それに加え、不機嫌彼氏シリーズとネコ科彼氏のイラストも数点収録されてあります。

表紙で使われたカラーイラストはもちろん、私用で描かれたものまであります。
個人的には「愛し方」1・2巻連動企画のポストカードイラストの全体を見れて満足です。
しかし、圧倒的な肌色率(笑)
でもその中で「あふれ方」1巻カバーの青や、
私用ペーパーイラストの高見沢×兄の赤い薔薇のイラストが
とても色鮮やかで、引き立っていて美しいです。

書き下ろしの4ページの漫画も収録。
「クロネコ彼氏のリングの秘密」
「あふれ方」終盤で圭市から貰った指輪の秘密についての話です。
最後ページの兄と真悟の会話が好きです(笑)言われてみればそうだ…(笑)

最後のあとがきのページには圭市と真悟の部屋の間取りも描かれてあります。

旧版を持っていても楽しめる

日高先生は透明感のある透き通った色を使うイメージが強かったのですが、
今回の暖色系でまとまった素敵な雰囲気ある表紙のイラストを見て、
発売を心待ちにしていました…!

実は少し前に旧版を購入し、その後新装版が出ると聞いて
「旧版買ったの失敗したかな」と思っていたのですが、
その考えをしていた私が愚かでした(苦笑)
日高先生のことなので加筆修正やるんだろうなあと
思ってはいたのですが、
「リスタート」は絵は勿論、コマ割り、台詞なども
多いに加筆修正がされており、
他の話にも細かい加筆修正が入っていました。
連載を持ちながら大量の加筆修正…大変だったことでしょう。
先生、本当にお疲れさまでした…。
なので旧版と一緒に読み比べると加筆修正箇所が一目瞭然で
また別の楽しみ方が出来ます。

10年前の作品ばかりですが、
それを感じさせない素敵な作品に生まれ変わっていました。
キャラクターの表情が以前よりもハッキリ描かれていて、
キャラクターの心情が伝わってきて読みやすさが増したなと感じました。
アキの匡さん大好き度もなんだか増し増しになっている気がします!
あと全体的に冒頭や最後に入るモノローグの修正も
言葉を選んで修正されてあって良いなと思いました。

今回初収録の「並んだ過去」は
幼い頃兄弟のように育ってきた親友(4歳差)との再会もの。
雑誌掲載時のを読んだことがないのですが、
あとがき曰く「大改造を行った」そうなので、
かなり加筆修正されているのかもしれません。

おかえり、恵ちゃん!みいくん!

5年ぶりのドラマCDの続編、とても待ち望んでました…!
恵ちゃん第一声の「みいくーん」に思わず
「2人ともおかえり!」と思いました…!

話は2巻の本編をまるごと収録してあります(特別編はなし)
サブCPのハルくん(岸尾)×北原さん(平川)の絡みは
イチャイチャしてちょっとキスするくらいです。出番も少なめ。
1巻は上京したてでゆるふわ〜な恵ちゃんを演じてる鈴木さんですが、
2巻では基本ゆるふわだけど、少しずつまたたび壮の人達にも慣れてきて、
ちょっと強くなってキリッとした雰囲気も感じます。
鳥海さんも、恵ちゃん大好きすぎて変態なみいくんの演技が最高です(笑)

私的な聴き所(というかツボ)は
●ポンちゃん録音による、恵ちゃんの「良かったよ」連続再生(笑)
●恵ちゃん「ばんざーい」 みいくん「びよーん」
●ケンタ「ドーナッツたべた!」
●恵ちゃんのへたくそなかわいい鼻歌
●気持ち長めになってる、ポンちゃんのマッサージを受ける火野さん
●恵ちゃんの女装時、高めの女声
●ゆっちが可愛くてデレデレなみいくん
●酔っぱらい不機嫌恵ちゃん

後半は若干2人に不穏な気配が漂いますが、
基本終始幸せそうにラブラブイチャイチャしてる
恵ちゃんとみいくんに思わずにやにや。
ゆっちが本当に可愛くて…
女性陣の子供演技が本当に素晴らしかったです…!
キャスト陣も特典フリトで「続編はギリギリ40代(30代)までには…」
と希望していたので、近いうちに続編が出ることを祈ってます。

期待の序章

本誌での美しいカラー絵や内容が気になり、発売をとても心待ちにしていた1巻です。
歌舞伎ものは初めて読むのですが、演目の説明などをキャラクターが分かりやすく喋ってくれているので、物語に入りやすいと思いました。

最初は主人公である惣五郎(受)は、同世代の歌舞伎役者である源介(攻)の才能に嫉妬して敵視をしていますが、共演をきっかけに源介が自分のことをどう思っているのかを知り、徐々に打ち解けていく惣五郎。
それと同時に、色気がないと師匠である祖父に言われていた惣五郎が、源介を意識し始めて(無自覚ですが)段々と色っぽくなっていく様…う〜ん、夏目先生のツンデレ受け、本当にたまりません…!

1巻はまだBL的展開はありませんが、2巻以降、惣五郎がどういう風に源介に落ちるのかとても楽しみです。

大好きなシリーズだけど…

このシリーズ、とても大好きでいつも発売を楽しみにしているのですが、この5だけは…ごめんなさい、私には合いませんでした…。

聴き始めてみるとキャラがどういう状況なのかが伝わってこず、2人の演技も息が微妙に合っていないようでした。
あと音割れをしていて、増田さんが喋っている時がちょっと聴きづらいと感じました。
上記の理由で聴いていて苦しくなってきてしまって、トラック1の途中でしたが、停止ボタンを押してしまいました…。

過去のシリーズと比べて聴いてみると雰囲気が違うように感じていたのですが、今回の脚本はいつも脚本を担当されている方ではないのですね。
ああ、なるほど…って納得しました。
今回の脚本担当の方はジンジャーベリー所属の方ではないみたいなので、シリーズの一連の雰囲気を掴みきれていなかったように感じました。