あきさんのマイページ

レビューした作品

エキスパートレビューアー2022

女性あきさん

レビュー数11

ポイント数55

今年度48位

通算--位

  • 絞り込み
条件

指定なし

  • レビューした作品
  • 神作品
  • 萌×2作品
  • 萌作品
  • 中立作品
  • しゅみじゃない作品
  • 出版社別
  • レーベル別
  • 作品詳細
  • レビューした著者別
  • レビューした作画別
  • レビューしたイラスト別
  • レビューした原作別
  • レビューした声優別
媒体

指定なし

  • 指定なし
  • コミック
  • 小説
  • CD
  • DVD
  • ゲーム
  • 特典
発売年月
月 ~
レビュー月
表示モード

人狼と人間の、恋物語…?

※4巻まで通しての感想です。

謎が謎のまま始まって、謎のまま終わった感じです。

1巻だけ読んだ時点では、面白そう!ジェオかわいい!ロッドかっこいい!カミオなんか怖い!不思議な雰囲気の不思議な話、この謎は一体なんなんだろう?と、もうワクワクしていました。人間になれる獣の謎、13番など数字で呼ばれる街の謎、薬の謎、森の謎…世界観が知りたくて読み進めました。

しかし最終的にはほとんど解かれることはありません!なんというモヤッと感…。世界への謎はそのままに、恋愛的にはどうなのかというと、それもそこまでの要素はなく。ジェオとロッドは最初から惹かれあい、関係も持ち、その上で2人仲間で進んでいくことはなく最後にようやくくっつく感じです。おそらくBL要素の方がオマケなんですよね、このストーリー展開では。うーん、難しい。

最後まで謎解きを期待していたのでこの評価となりました。

春眠男の誘惑 3 電子 コミック

鈴代 

健気攻め、万歳!

※3巻通しての感想です。

ドハマり作家買いです。単話もすべて購入しました。

まず絵が好きです。いつも思うんですけど、受けの色っぽさが半端なくて…トロンとした顔がもうね…なんですかねこの色気は。細身でもしっかり男性として描かれているのもホント好きです。たまらん。攻めはガッチガチだし、エロもバッチバチだし。

さて、お話としては、過去に恋愛で傷付いた斗真と、生い立ちに問題のある會田。2人が傷を埋めるように求め合い、愛し合うストーリーです。

會田の顔が常にニヤけていて、最初は胡散臭げなんですけど、ふと見せる真剣な表情とのギャップもあり、根が真面目で実は紳士で…だんだんとこのニヤけ顔が好きになっていきます(笑)
會田は自分が傷付いてきたからこそ、自分が傷付いても誰かを傷付けたくないんですよね。それがね、もう健気で…。笑って自分の傷を隠してるんです。あのニヤけ顔は彼の誠実さを表しているんだと思うともう、好きになるしかない。

1巻途中から斗真を傷付けた過去の男が出てきて、こいつが本当にクズで。なんの同情もできないほどクズなのですが、当て馬としては優秀なんです…。斗真を想って我慢する會田がホントに切ない…。でもここは最後にスッパリと會田が切ってくれるんで。当て馬反対派は安心してください。

その後、ラブラブ同棲生活を送ったり、2人で合コンに連れ出されたり、かつてゲイの斗真を拒絶した親が出てきたりして、各エピソードで愛を深めていく様子を見られ、最後は幸せに終わります。

おじいちゃんが本当に斗真の幸せを願っているのもすごく良かったです。ただ、いくらおじいちゃんが経営しているアパートとはいえ、2人には防音された部屋に引っ越してほしいですわ…。3巻描き下ろしで、日曜は隣人の気配に敏感、低音量エッチが癖になってると(笑)下の階の入居をきっかけに、ぜひ引っ越して!

こちらは特装版とありますが、描き下ろしも入ってますし単行本版と同義なのでしょうか?前作は合本版が出てからかなり時間が経ってコミックス版として別に発売されているので、もしかしたら単行本版がさらに別売されるかもしれませんね。そのときはまた買います。課金します。

最後になりましたが、鼻息が荒くてすみません…。これからも鈴代先生を応援しています。いつも素敵な健気攻めを描いてくださってありがとうございます。

BARBARITIES Ⅰ コミック

鈴木ツタ 

始まりのバーバリティース

ワクワクする始まりの巻です!
魔法や妖魔は登場しませんが、中世洋風の異世界物語。遊び人アダムと堅物モンタギュー卿のドタバタコメディながら、切なさも感じるラブストーリーとなっています。4巻まで続いておりますので、1巻を読んで、ワクワクしたらぜひ続きを読んでほしいです!

BARBARITIES IV コミック

鈴木ツタ 

4巻通しての感想です

わー、もう完結から2年も経っているんですね。早い。完結まではめっちゃ遅かったけど…(笑)

【ロライン国の司法の要であるモンタギュー卿ことジョエルを護衛するため、隣国テハナよりやってきたカニング子爵ことアダム。博愛主義者の奔放なアダムだったが、ジョエルに恋をしたことでその運命が大きく変わる…】

まぁストーリーの詳しいことは本編にお任せするとして。

架空の世界の架空の国の架空の…いわゆるファンタジーです。魔法や妖魔は出てきませんが、中世風のきらびやかな世界ですね。話の筋は教会やら政治やら絡んで少々複雑。登場人物も多いです。でも各々にキャラが立っていて、どのキャラも愛しく感じられるのは本当にすごい。お話として楽しく読める。

中でも主人公の1人であるアダム。彼がもう一人の主人公、ジョエルに恋をするのですが、最後まで読むとその変わり身の凄さに驚きます。恋とはこんなにも人を変えてしまうのかと…。いや、元々は情熱的で一途な人なのかもしれませんね。出自や美貌によって周りの扱いからああなっちゃってたのかも。とにかく楽天的で、欲望に忠実なアダムが面白くて仕方ありません(笑)不憫でもあるけど、そこがこのお話のミソなのだから仕方がない(笑)

ジョエルはBLには珍しく(?)なかなか堕ちない堅物です。友人であることを望んでいるときには可哀想にもなりました。自分に恋している相手に友情を持つことは、お互いにツラいものなんですね…。すごく同情してしまったり。しかし、それでも絆されていくのがBLです(笑)最後はすんごく可愛くラブラブになっています。デレたジョエルはとても良い!良いものが見れた!!

他には大国タンセの次期国王ルイスと元奴隷のジルの関係がアダルトで、進展のない主人公たちに変わってズッコバッコとやってくれてはいるんですが、まぁそこはエロという色を添えるためのキャラということで、そこまでの入れ込みを私は感じませんでした。

それよりも、ロラインの若年王クリスとルイスの義弟ルカが、なんとかくっついてほしい世界線を望んでおります…。好きなんです、王や王位継承権を持つ者同士のハードルの高い恋が…!ええやんね?ルカをロラインとの交渉の材料にしても、幸せであることには変わりないんやからねえ?ねえ!?とルイスに顔面から迫っていきたい勢い。私のロライン史の中ではそうなる予定。

また鈴木先生のBLを読みたいです!

物足りなさを感じる

読み放題で途中まで読んで気になったので購入しました。

テーマとしては唇フェチ、なのですが、その描写がもうちょっと足りなかったような…?何か物足りなさを感じてしまいました。恋愛においてもそうで、先輩はどこで好きになったのかな?とか、おそらくノンケ?の二人なのに抵抗なかったのかな?とか、ちょっと詰めが甘いというか、納得のいくエピソードが足りなかった気がします。エロみも…線が硬めなので、柔らかい唇ではないフェチだともっと良かったかもしれないですね。

雰囲気がやっぱり好き

noji先生の初のビッチ受け!若干趣味からは外れるのですが、noji先生なのでいけるかと思って買いました。

【小南島唯一のスーパーで店長を務める本田は、嵐の夜店に入り込んだ珍入者、百瀬を成り行きで助ける。そのお礼を身体で返され、行く当てもない百瀬とこれまた成り行きで同居生活を送ることになり…】

ガチのおっさん本田のくたびれ具合と、百瀬の適当さ、得体の知れなさが妙にマッチしています。百瀬はビッチですが、一応本編では本田以外との関係はなかったのでセーフ(?)です。いろいろユルユルな百瀬に絆されていく本田が話のメインですかね。

私としては島の雰囲気だとかスーパーのみんなのキャラとかが好きで、この辺が上手いのがやっぱり作家さんの力だなと思いました。百瀬がビッチ受けでなければもっと入り込めたかも…。あとがきでも触れられておりましたが、レーベル的にエロメインになったのですね。致し方なし。「百瀬史上、一番の百瀬です!」ってセリフがすごい良かったです!もちょっと大ゴマで見たかった(笑)

しかしですね、島民1500人の島に東京本社のでっかいスーパー、わんさといる店員、アパートで一人暮らしする浪人生なんかがちょっと設定に無理ないかな?と思ってしまうので、もうちょっと島民を増やしてほしかったです…。

普通なら中立だけど、迷ったこの評価は…

ぶっちゃけ顔がいいから(笑)

【転校の多い穂高は、キャラを作ることでみんなの印象に残るように擬態している。現在のキャラは経験豊富男子だが、実際は未経験。ところが新しく転入してきた染谷に師匠と仰がれ、恋愛指南をすることになり…】

話やキャラは正直、荒唐無稽です。ギャグマンガだと思えばアリなキャラですけど、恋愛ものにはちょっと現実味がなさすぎる…。染谷のことも早い段階で「そうだろうな」って気付くし、オチも全部分かった上で進んでいく感じです。

で、何を楽しみに最後まで読んだかというと、顔です!顔がいいから読めた!(笑)このビジュアルは作家さんの武器ですね。かわいい、かっこいい、丁寧、キラキラしてるDKを存分に楽しめます。絵柄が好きなら読めると思うので、試し読みをどうぞ。

セフレの存在が…

セフレが気になって気になって、なかなか読み始められませんでした…。実際には当て馬としての存在はあるのですが、完結の3巻までの話の中ではそういう行為はありません。ので、モヤッとしながらも一応読み進められました。なければもっとすんなり入れたんだけどなぁ…。

高校生と先生のピュアい恋愛

※1巻からのまとめて感想です

【美術教師であり萌芽寮の管理人でもある丸山は、寮でセフレから迫られるところを寮生の郁に見られてしまう。それをきっかけに郁は丸山への複雑な気持ちを抱え、丸山に迫り…】

といった始まりで、攻め以外のセフレという存在が気になってなかなか読み始められませんでした…。読んでみると、意外とその事についてはさらっとしてて、本編にはあまり出てこなかった(当て馬としての存在はあった)です。

郁の高校生らしいまっすぐさとかこじれ具合とか、丸山の絆されキュンに同感しつつ楽しめました。高校男子って、なぜか夏が似合いますよね!

じっくりと2年程の時間を3巻をかけて進めていくのですが、正直、3巻もかける必要あったのかな?と。ストーリーとしては目新しさはないんです。エピソードの一つ一つが丁寧に描かれている。にやま先生の描かれる雰囲気が好きなので楽しめましたが、それ以外はそこまでの感動を覚えませんでした。

でも、寮内や学校内でがっつくエロラブでなかったのは良かったです!倫理が…倫理感が妄想の邪魔をするお年頃…(笑)

engageの名の通り!

めちゃくちゃ甘い!激甘!!すんばらしいエクストラでした!

【トリプルSランクのDomアオハと、特殊ランクのSubシノはパートナーに。アオハの忙しさになかなか会えない2人だったが、夏休みは南の島へバカンスにー】

時系列としては1巻から1年後。もう出来上がってる2人なので、恋愛模様にそこまでの波乱はなく。恋人でありDSパートナーであるお互いへの愛情も信頼もあります。なので本当にこの巻は『両想いになった2人のいちゃラブエクストラ』なのです!

まずエロが多いッ!えっ、ずっとベッドにおるやん?外出てる??(ちゃんと出てるw)と思うくらい、プレイしつつのエッチが拝めます。ありがたや~。修正も白海苔でちょこちょこと。1巻では物足りなく終わってしまったので、その欲求不満が作家さんに届いたのかな?と思うくらいでした(笑)

そして、テーマとしてはパートナーからさらに一歩進んだ関係に踏み込むところにあります。こちらのDS世界観にはオメガバースでいうところの番関係のような『クレーム』があるのです。2人がこのクレーム関係を結ぶところがクライマックスとなります。その後のアオハの会見も良かった!

ところでこのクレームに関しては新キャラ、孔雀レオにとっては何やら思うところがあるようで…。このあたりが続編へと繋がっていきそうです。そう、続編!まだ続くみたいなんですよ!フロラがね!いやもう楽しみ~!