BARBARITIES IV

BARBARITIES

  • BARBARITIES IV
  • 電子専門
  • 同人
  • R18
  • 神108
  • 萌×217
  • 萌4
  • 中立2
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
18
得点
622
評価数
131
平均
4.8 / 5
神率
82.4%
著者
鈴木ツタ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
発売日
電子発売日
ISBN
9784799755631

あらすじ

昔々、どこか遠い異国の物語。
無実の罪で囚われたジョエルの身代わりになったアダム。
サイモンの昏い野望がロラインを飲み込む時、それぞれの思惑が動き出す。
陰謀と政治。恋と罠。
動乱の中、二人の運命が交差する。
アダムとジョエルの恋物語、ついに終幕。

表題作BARBARITIES IV

ジル,元奴隷の従者
フレデル公(ルイス),タンセ次期国王

同時収録作品BARBARITIES IV

アダム・エリック・カニング子爵,司法卿の警護,色男
モンタギュー・ジョエル・リトラー,司法卿,堅物

その他の収録作品

  • and more/あとがき

レビュー投稿数18

「ヒゲ!?」と思っていた時代が私にもありました。

もともとBE×BOY本誌を買っていて『BARBARITIES』をチラッと見かけることもあったんですが、主人公におヒゲがあり、しかも受けになりそうな雰囲気…ということに抵抗を感じ、毎回読まずにいました。
でも最終巻が出て、ちるちるさんで評価が高いもんだから、「えーそんなにいいの?」と半信半疑で読んでみたんです。
そしたらまぁどっぷりハマってしまいました。
世界観もしっかりしていて、登場人物がみんな魅力的!
そして何より見た目に抵抗があったはずのジョエルがかわいい!なに!なんなの!すき!
1巻では完全にアダムに振り回されていたジョエルが、最終巻ではアダムを翻弄している(無自覚)!
はぁーっ最高なんですけど!
くっつくまで長かったんですが、これリアルタイムで追っかけてた姐さん方は6年間もヤキモキさせられたって事ですか?え、修行?修行かなんか?
もっと2人のイチャイチャ(出し入れを伴う)が見たいので、番外編、続編を熱烈希望ですー!

9

待ちに待った最終巻

表紙のジョエルがキュートで可愛い。髭があっても。美形軟派風の年下攻め(金髪ロングヘア)×頭が良くて頑なな年上受け(黒髪チリチリヘア)の架空の中世ヨーロッパ風世界観の物語、大団円にて終了です。

満身創痍でジョエルを守るために体を張ったアダムが男前でカッコよかった!こんなにカッコいい人だったんだ。難攻不落に見えたジョエルもついにアダムの愛に絆されて落ちましたよ。もう落ちないかもと思ったので4巻まで焦らされた初夜が本当に良かったです。幸せそうで、ねちっこくて。

前半はシリアス展開でしたが、平和になってからはアダムの従者の恋のアシストがハンパなくて笑えました。寝屋でのジョエルが緊張から言葉数が多くなって可愛かったです。おじさん受けっぽいのも結構気にしてる様子でした。アダムは大満足で幸せ噛みしめているんだけどね。

亀の歩みのカップルだったけど最終巻でガッツリ結ばれて読者の私も大満足です。衣装もとても素敵ななんちゃって中世ストーリー、最後まで楽しかったです。最初から読み直したい。

8

続編待ってます!

めっっっちゃ楽しかった!
最高!大好き!!情報多くて萌え死ぬ!!!

どこがって書き出したら止まらなそうだしせっかくなら前情報なしで読んでわぁーってなってほしい。

表紙のⅣが追いやられてるのめっちゃ笑った~

5

美しいは正義。

私をbl沼に沈めた罪深き作品。
blは長らく食わず嫌いをしていたのに、BARBARITIESをチラ見して続きを欲してしまったがために、電子書籍に手を出してしまい、沼にどっぷり。
アダムが美しい。とにかく美しい。アダムが神。
完結した感慨も深いですが、まだ何年か待つことになったとしてももっと続いて欲しかった気もします。
広がっていた風呂敷が、広げた勢いで描ききられていたら。もっと長編になっていたとしても、アダムだけじゃなく作品全体が神だと言いきれたかなとは思います。
よし、電子が出て深夜の内にスマホでⅣ読み終えただけだから、家族のいない内にパソコンのでかい画面でⅠから通して堪能するぞー。

5

ようやく結ばれましたね

思えば、第1巻を読んだのは随分と前の事。
ジョエルのガードが固すぎて、この二人、BL的なラブに、果たしてたどり着けるのだろうかと思っていましたが、
ついに最終巻という事で、
ようやく、、
ようやく、結ばれましたね。
ジョエルが可愛いやら、男前で、実に眼福でした。
作画コストがべらぼうに高そうな中世風コスチュームや、家具調度、お庭のお花、等々、映画でも西洋時代劇大好きなので、隅々まで楽しませていただきました。
ツタ先生、お疲れさまでした。

5

大満足の完結巻でした!

途中間が空きましたがようやくの完結巻!
お話のまとめ方も絵の上手さもさすがです!
ジョエルとアダムの恋の行方が気になりつつも、陰謀に巻き込まれお互いを護る為に命を懸けハラハラドキドキ、とうとう結ばれた二人に拍手喝采でした。
アダムを好きだと認めたジョエルの腹の据え方たるや!
男前でキュンキュンし、アダム良かったねぇと胸が熱くなりました!
ふたりの初夜はそれはもう素晴らしく、至福の時でした…

ルイスとジルの複雑な関係性も不毛ながらすごく好きです。
お互いが憎み合っているとわかっていながら求め合うことに肯定と否定を繰り返し続けていることに、ルイスもジルも時間がかかってもいいからどうか少しずつでも開放され、喜びを見出してほしいと願わずにいられません。

それにしてもアダムの出自には驚きました。
よくグレなかったね…いや、グレたのか…
ジョエルを護る為に剣を携え椅子で眠るアダムがとてもカッコよかった✨
ジョエルはアダムの長髪を好んでましたが、短髪も良かったなぁ〜♥
完結なのが残念です。
小さな国のお話とのことでしたが、この後のみんなの物語がまだまだ読みたい!

5

アダム強い!流石!

4巻発売で初めから一気に読みました
このページ、ルイスのとこがメインみたいになってるけど、それは良いんだろうか

あちらこちらに散りばめられた情報が全部(あ、そういえばあんとき!)って繋がるようになってて緻密に練られた細部に何度も感心した

ジョエルの覚悟はあの経験を経なければ崩れることはなかった
ジョエルと添えるのはアダムくらいの冗談級に生き物として強い人だけだな
アダムでなければその経験はそのようにはならなかったと思うもの
歌になって芝居になって、そんな風に忘れられないつらい過去にならなくて良かった良かった

ジョエルの好みをポールによって実装されていくアダム、きっと何年後でも麗しいんだろうな
ジョエル、アダムの見た目相当好きそうだもの

タンセの彼らもなんか良いじゃん、ルイスがルカのこと可愛いってジルのこと誰にもやりたくないって、隠さず見せられるんなら定期的にロラインに滞在すると良いのにな

リストがオリヴィエのこと子供扱いしてあしらっているのもなんか良い
憧れてるみたいだけど、子供は子供として見られる大人なの安心する

5

全4巻読了してのレビュー

BARBARITYを1巻読み終えて調べた。野蛮人?残酷非道な振る舞い?
この題名はどうして付けられたのか私は分かっていません。そこで中世の物語風
だからかな、なんて思いながら読んでいました。確かに読中何度かシェイクスピア劇場を思い出しました。

作者は全3巻のつもりで描いていたが、盛り上がって4巻分になってしまったというあとがきを見ましたが、この4冊は丁度起承転結になっており読み進めるワクワク感が損なわれず最後の大団円を迎えます。

サブカップルの「ジル」x「ルイス」のカップルシーンを全編から覗いても十分楽しめる筋書きの良さですが、このカップルの様子を定期的に挟む事でBLとして問題ない連載となったので、配役や設定の妙技も素晴らしい。

4

最後までアダムが大好きなままでした!

アダムの顔の良さに1巻から打ちのめされていた私は、最後までアダムにやられっぱなしでした。美形は正義。
歴史物は苦手でよくわからないなぁとなりがちな私ですが、ふんわりとでも楽しませてくれるのが鈴木ツタ先生の構成力。最後まで置き去りにされることなく楽しめました。

4巻では短髪アダムがものすごく刺さりました。
あとメインCPのエロ。ご褒美です、ありがとうございます。2人の温度差があるようでなくて、ある感じ(笑)のエッチが大好きです。
じれじれが長めでストーリー重視ですが4巻通してかなり満足できるお話でした。おすすめです。

4

終わってしまった…

巻数が進む度に自分の中で評価があがった「BARBARITIES」ですが、Ⅲ巻のレビューで「Ⅳ巻で終わらなくても良いし、なんならⅤ巻まで読みたい気持ちです」と書いていたんです。

でもやはりⅣ巻で終わりという事で…(TT)、Ⅰ巻から再読して一気読みしました。

久しぶりに読むとまた違った視点で楽しめて、何でⅠ巻の評価を萌にしたのかと後悔しました。なんだろう1冊で2冊くらい読んだ様な濃さでした。

脇役まで魅力的で特にジョエルの屋敷の家事長のフランクや、アダムの従者のポールの主人を思うばかりのやり取りが凄く面白いのです。

更に今回はジルとルイスの強い結びつきにも萌えまくりました。ルイスが酔った時のジルに甘える様子が最高に滾ります。

サイモン有利に進むと思いきや、アダムの危機にジョエル等が現れてサイモンを追い詰めて行くシーンには興奮しました。
そして、意外にも中盤までにサイモンの事が終わったのにビックリしました。
事件が解決して両想いになって身体を繋げて、すぐにメデタシメデタシで終わらないところがこのお話の面白さだったと思いました。

決してジョエルのルックスは好みじゃないのに、可愛くて色っぽく見えるマジックに掛かってしまいました。
アダムの出自は想像した通りでしたが、彼の母親は想像の遥か上を行く異常さでした。

アダムの父親と母親の件をあれだけ膨らませてたのに、あそこで終わってしまったのは残念でした。
でもこれで丁度良いのかなとも思います。

3

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