ちるちる談話室:BLファンの掲示板 「初心者の質問」



趣味でBL漫画or小説を創作している姐さんに質問です。

匿名

21/01/22 19:54

回答数:9

ずばり、作品を作る際の資料集めってどうしていますか?

私は最近、趣味でオリジナルのBL漫画を描いています。その際、登場人物の職業などをプロット段階で設定しても、うまくリアリティを持たせることが出来ず行き詰まってしまうことがあります。
学生物などはあまり悩まずに描けるのですが…。

もちろん最低限の資料集めはしますが、職業によっては中々参考になる資料が見つからなかったりします。

そこで冒頭の質問に戻るのですが、作品を作る際の資料集めってどうしていますか? 
本やインターネットといったテキストのみで資料を集め、後は想像力でカバーするのがいいのでしょうか?
実際にその職業に就いている人や、作品内でテーマにしたい事柄について詳しい人に取材したことのある姐さんはおられますか?

趣味とはいっても自分が納得のいくように作品を作りたいし、かと言って知らないうちに非常識な振る舞いをして、顰蹙を買ってしまうのも避けたいのでこうして質問させてもらいました(他の方がどのように創作しているのかも純粋に気になります)。

ちょっとしたコツやアドバイスでもかまいませんので、回答お待ちしております( ;∀;)

※冷やかしは無しでお願いします。

回答一覧

9. No Title

回答を締め切らせていただきます。
回答して下さった方、本当にありがとうございましたm(__)m とても勉強になりました。質問を投稿して良かったです!

8. No Title

>>7
襖くろーらーさん、回答ありがとうございます。

襖くろーらーさんの回答を読んで、ためしにYouTubeで色々と検索してみました。想像以上に様々な職業の方が動画を上げられていてびっくりしました!
職人系の仕事は未知の世界で、素人の私からすると少し敷居が高く感じていましたが、ネットでは気さくに情報発信している職人さんがたくさんいらっしゃるのですね。
職人系の仕事の登場人物を書く時は、ブログやYouTubeをたくさん活用しようと思います。

仕事の情報をどのようにキャラクターに落とし込んでいくのか、詳しく教えてくださりありがとうございます。
鈑金塗装工というとあまり聞きなれない仕事でしたが、仕事の属性をひとつひとつ分解して検証することで、その仕事がどんな仕事か、またキャラクター造形にどのような影響を及ぼすのかを丁寧に考察できるようになるのですね。
登場人物の性格や価値観、相手との関わり方などを考えるのに、仕事の属性や性質がどれだけ重要なのかも伝わってきました。
自分が作品を作る際に、そういった部分の詰めがかなり甘かったのだなということにも気づかされました…。
自分の今取り組んでいる作品を早速見直して、仕事の情報などをもっとちゃんとキャラクターに落とし込んでいこうと思います。
(それと、攻めにやたらと触られるアンドロイドの受けちゃんを想像して萌えました!)

色々と詳しく教えてくださりありがとうございます。苦手で曖昧にしていた部分が分かった分、今まで以上に楽しく創作できそうです。ありがとうございます(*^^*)/

7. No Title

BL小説を書いています。

資料は主にネットで集めました。何故かというと、私が題材にしたのは職人系の仕事でして、職人さん達はブログやYouTubeをバリバリ活用して情報交換や情報発信を沢山しておられるからです。

取材はほとんどしたことがありません。趣味の為に他人の仕事場にお邪魔するのは気が引けるので。しかし、遠目にでも見られる場所は見たり、話を聴ける人には聴きました。ほんの少しですが。

具体例を挙げます。私は鈑金塗装工(自営業)という、少しマイナーな職業の人物(攻め)を書いたことがあります。鈑金屋という職業について得た情報をどのようにキャラ作りに落とし込んだか、参考までに書きますね。

・車関係の仕事である。
→マイルドヤンキーなイメージ。(車の)オタク気質。ツナギ服が似合いそう。

・車のボディの傷を治したり新品同様に塗装し直したりする仕事である。
→マメな性格。細かい作業が得意。ものをぞんざいに扱われるのを嫌う。傷を付けるという行為が許せない。古いものを大切にする。→受けの性格の大雑把さに腹を立てる。受けの身体を大事に扱う。受けを傷つける奴絶対許さない。

・自営業主である。
→礼儀正しく愛想がいい。誠実。社交性が高い。→陽気な性格。しっかり者。無礼と不誠実を嫌う。お節介。気前がいい半面、日常では質素。

・職人の一種である。
→頑固で気難しい一面もある。

・車体の状態や仕上がりを掌の触覚や視覚で確認する。
→受けのほっぺたを両手で触って凝視する。受けをやたら触りたがる。

といった感じに、仕事柄からキャラクターを造形していきました。

なお、古びた車体を綺麗に直すのが仕事の攻め対して、受けが掃溜めから拾われてきたボロボロのアンドロイドという設定だったので、相性がよかったです。鈑金屋さんにアンドロイドは直せませんが。攻めが受けをどういう風に可愛がるのか、想像がしやすかったです。

私の場合はそんな感じです。

4

6. No Title

>>3
匿名3番さん、回答ありがとうございます。

その方法は全然考え付かなかったです!目から鱗です。
確かにそういったwebページなら仕事の情報が満載ですよね。
わ~、さっそく漁ってみます!

とても有益な情報を教えてくださり、ありがとございます(*^^*) 資料集めがすごく捗りそうです♪

5. No Title

>>2
匿名2番さん、回答ありがとうございます。

子ども向けの本ですか! 盲点でした…。
確かに入門用の資料として最適ですね。ビジュアル資料としてもすごく参考になりそうです。
たまに資料を読み始めると情報の洪水に溺れそうになることもあるので(多分私だけだと思いますが…)、子ども向けの本でざっくりと概略を知ってから資料集めの戦略を立てれば、こんがらがったりせずに上手く情報収集できそうな気がします( ;∀;)
業界研究的な本だけにこだわらず様々なジャンルから情報を集めることで、作品内でリアルに描写することができるようになるんですね。エッセイや小説もあわせてチェックしてみようと思います!

情報収集のちょうどいい止め時についてもアドバイスしていただき、ありがとうございます。
趣味だと提出期限などがない分、いつまでも設定を固めるのに時間を割いてしまいそうだったのでとても参考になります。

長文でも一言だけでも、回答をしていただけるだけでとても嬉しいですし助かります! 色々と参考にさせていただきます。ありがとうございます。
コロナも早く収まってくれるといいですよね…。

4. No Title

>>1
匿名1番さん、回答ありがとうございます。

なるほどです。確かに作品内で「へ~、この仕事の人はそんな悩みがあるのか」や、「こういうこと言ってる人本当に居そう」と感心させられる言葉やシーンがあると、読んでいる側としてすごくリアリティを感じます。
ちゃんと登場人物たちがそこで働いて生きているように見せられるかは、実際の現場の声が入っているかどうかに大きく左右されるのですね。
今後は現場の声のほうにもアンテナを張って、そこで得た発見や驚きを大切にしてみようと思います!

パティシエさんのお話面白いですね。
BLに出てくるパティシエはどちらかというとアーティスト気質か職人気質なタイプの人が多いように感じますが、実際のパティシエさんは商売気質もガッツリと持ち合わせているんですね~。
乙女のドリーム問題(?)はBLならではですよね。リアルさとBLらしさのバランスの取り方って難しそうです…。
原価計算の話題が出てくるBL…私的にはありです^0^)ノ

色々ととても勉強になりました。本当にありがとうございます。

3. No Title

ある業界を舞台とするBLを書きたい時は、その業界の会社(または団体・機関)の採用ページを見たりします。
大きな組織だと、採用ページが充実していて、「先輩社員・職員へのインタビュー」のページがあります。
そこには先輩が新人の時に初めてその業界について知って衝撃だったことや当時の苦労・葛藤、また現在の挑戦・やりがい、仕事に対する姿勢など詳しく書いてありますので、人物描写の際に大変参考になります。

2. No Title

だいたい年に1〜3冊くらい長編小説の同人誌を作っています。
資料集め、悩みの種ですよね。

私個人のやり方ではありますが、初めて踏み込む領域の物語を作るときには、まず子供向けの図鑑や資料集から調べ始めます。図表が多く、難しい単語にも解説があるので取っ掛かりとしては最適です。
あとは、その業界に関わっているひとのエッセイや小説を読んで、テーマにより近い目線を学ぶようにしています。
本を探すときには、図書館で片っ端から手に取ってみて『これは!』という本は買うようにしていました。最近はコロナでちょっと難しいですが……。

私は一冊書くのに最低十冊くらいは資料をあたりますが、そこは人それぞれかと思います。調べすぎると、逆に解説やうんちくばかりの冗長な本になる危険もあるので、資料から知識を集める過程で『頭の中で物語が動き出してきた!』となったら止めるくらいがちょうど良いかな? と思います。

長くなってすみません。少しでもお役に立てれば嬉しいです。

1. No Title

今まで、BL小説を少ししか書いていないし、これまでの作品では自分がよく知っている職業が多かったので、あまり参考にならないかもしれませんが。

異業種の友人との会話からの発想が多いです。
特に、「へーえ!! この仕事の人は、こういう発想をするんだ! 同じものを見ても着眼点がこうなんだ!」と、私自身が感心した言葉からパーッとイメージが広がるんです。
技術や作業工程などは、本やできるんなら現場見学で、いくらでも取材できるんですが。「現場の声」って、私は作品の中の厚みになるような気がして、「ぜひ入れたい」と思うんです。
自分の「へーえ!!」が、私には一番大事。
そういう友達がいなくても、書きたい職業の方のインタビューや対談の中にも、よく「へーえ!!」が転がっています。そういうテレビ番組も多いですよね。
ある有名パティシエさんたちが鼎談で言った、「僕ね、新しいケーキの最初の発想から、もう材料の原価計算込みなんだ」「僕も」「僕も」が、忘れられません。「へーえ!! 売れるケーキを作るパティシエとは、かくもシビアなものか!」と思いました。でも、シビア過ぎてちょっと乙女のドリームを壊すかな。

この質問に関する回答は締め切られました

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