04/23 朝葉 紫先生インタビュー 美形商人の奴隷に!?イケメン商人×会社員のほのぼの異世界BL♥小説『売れ残り異世界奴隷ライフ』
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2018/10/19 17:32
BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第1779回
鈴木あみ／コウキ。／二見書房／シャレード文庫
小説『九尾狐家異類婚姻譚～黒い瞳の花嫁～』10月24日発売
サイン本プレゼントあり！ 詳しくはインタビュー後に！
STORY
おとなになったら、俺のところにお嫁においで。翰林院に編入してきたドラゴネアの王子アレク。世話役に指名された炯都は同室で寮生活を送ることになるのだが…。九尾狐王家直系の王仔・炯都は父や兄が金毛九尾であるにもかかわらず黒い被毛の一尾。秀でた能力もなく、家族に愛されながらも少しだけ劣等感を持って育ってきた。そんな炯都が仔供の頃に見た、弟たちを助けてくれた綺麗な天使の夢――。あれから時は流れ、炯都は成じんの儀式・お添い伏しを迎えるが、寝所に現れたのは遊学中のドラゴネアの王仔アレク。大事な儀式で、彼の真意もわからないまま純潔を奪われて……。九尾狐家シリーズ第五弾！
――作品紹介をお願いします
同じ種族であれば男同士でも仔どもをつくれる世界でのお話です。
もふもふな九本の尊いしっぽを持つ狐族の王仔・焔来と、焔来の従者で猫族の八緒のあいだには仔どもが生まれるはずがないのに、八緒が何故か孕んで……？ というところからはじまった『九尾狐家』シリーズの5冊目です。
スピンオフなのでこの本から読んでくださっても大丈夫です。
――主人公たちはどんな攻×受ですか？
受は、上記の焔来と八緒の次男・炯都。攻は、瑞獣八家のひとつでドラゴネア王家の王仔・竜族のアレクサンダー。幼なじみ？ の異類婚姻譚です。
攻のアレクは目的のためには割と手段を選ばない俺様執着系、受の炯都は引っ込み思案のやや天然気味健気系。かな。
――当て馬や重要な脇役は？
脇役としては、九尾狐家の面々ですね。今回出番が少ない……もっと出したかったです。
――今作のこだわりはどのあたりでしょう？
炯都がなかなかひと型になれず、やっとなれても手足だけ毛もの姿のまま残ってしまったところ。肉球可愛い……。
――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
炯都の成長と、恋愛的な気持ちの流れを調和させるのに苦労しました。
楽しかったのは、幼い頃のふたりのシーンですね。手足(とミミとしっぽも)だけ毛もののままって可愛くないですか!?
あと、竜のしっぽで拘束してHするところが楽しかったです！
――今作にまつわる裏話はありますか？
炯都を嫁に出すことになって落ち込む焔来と慰める八緒の後日談があったんですが、書ききれないままになってしまったのが心残りです。どこかで書きたい。
あと、途中でレイプシーンを書いたんですが、やっぱりここでレイプするのは違うな……と思って削除しました。もったいなかった……。
――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
うちの猫様が歯周炎を悪化させ、ほとんどものを食べられなくなってしまい、結局手術で抜歯しました。以前から歯が悪いのはわかっていたのですが、麻酔をかけるのが(少ないながら命の危険をともなうので)怖くてそのままになっていたのでした。でも術後の快適そうな姿を見ていると、やっぱりやってよかったなと思います。あのままもう何年か放置していたら高齢でますます手術は難しくなっただろうし、歯槽膿漏で餓死する結果になっていたかもしれないし、毎日歯が痛いまま何年も過ごしていたのかと思うと、やっぱり可哀想過ぎたなと……。
――今、何かハマっていることは？
最近たまに2.5次元などの舞台を見に行ったりしていてとても楽しいんですが、チケット取るのが本当に大変ですね……！ もうちょっと簡単に取れたらいいのに……！
――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう？
出てよかったです……本当によかった。
――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ！
もふもふ第5弾、コウキ。先生のイラストといつもの巻末ラフ、本当に可愛いです。
ぜひお手に取ってご覧ください。
担当編集 Sさんより
おなじみのシリーズもついに第5弾となりました。
鈴木先生の作品はキャラの名前も華やかで凝ったものが多いのですが、今回の難関は熱中症になった侍女「小砡」。
メインキャラは事前に確認するものの、侍女は盲点だった……のですが、漢和辞典と首っ引きで珍しく一発正解！(喜)
そんな鈴木先生の、細部にまでこだわった世界観を今回もお楽しみください！
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(C)鈴木あみ／コウキ。／二見書房
