夢乃咲実先生インタビュー

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夢乃咲実先生インタビュー 不器用若さま×健気な側仕え… 大正主従ロマン!! 小説『お側にいます いつまでも』

2019/01/22 18:00

お望みならば女装まで! 御曹司の愛妾代わり!? 甘々主従関係♥

 


BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第1876回
夢乃咲実/篁ふみ/二見書房/シャレード文庫
小説『お側にいます いつまでも』1月24日発売
サイン本プレゼントあり! 詳しくはインタビュー後に!

 

STORY
大実業家、折坂家の長男・威史のもとへ奉公に出されることになった志信。幼い頃一度だけ会った優しい若さま。己の不遇に腐らず、精一杯お仕えしようと決意した志信の前に現れたのは、思い出を覆すほど奇妙に明るい…しかし間違いなく本人。女の子の服を着せられ、膝に抱かれ、愛妾のように扱われながらも、志信は次第に威史の真意を察するように…。和と洋が溶け合う大正期の資産家の屋敷を舞台に繰り広げられる、甘やかな主従ロマンス。

 

――作品紹介をお願いします
大正時代の主従関係、テーマは「甘々」です。「甘やかされることが仕事」という出発点から、主従関係を越えた恋になっていくお話です。女装も入れてみました。


――主人公たちはどんな攻×受ですか?
攻めである「若さま」は、若き実業家でできる男ですが、父親との確執があり、人間関係には少しばかり不器用です。
受けの志信は、優しく健気、攻めである若さまの望みなら女装だってしてしまうという素直で真面目な子です。

――当て馬や重要な脇役は?
攻めである若さまの友人であり、受けの志信にいろいろ入れ知恵してくれる、梶という男がお気に入りでおすすめです。軽い感じで茶々を入れつつ応援してくれる友人というのは書いていて楽しいですね。

――今作のこだわりはどのあたりでしょう?
何より大正時代の主従関係ということで、時代の雰囲気を出しつつ、でもそこにこだわりすぎず、わかりやすいお話にしたいと思いました。包容力のある、できる男である攻めに何かしらの欠落があって、健気な受けがそれを癒やしつつ幸せになる、という私の大好きな展開が、現代よりも時代物にした方がすんなり描ける感じがして、楽しみつつ書きました。

――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
現代ならカタカナ語で現す言葉を、どういう言葉で表すかを考えるのが苦労しつつ楽しい部分でした。エプロン姿のメイドさん→前掛け姿の小間使い、という感じです。

――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
引っ越しました。このお話を書いたあとに引っ越して、このインタビューは新居で答えています。ちょっと大変な引っ越しだったので、それが無事に済んで、この本も無事に出て、かなりほっとしています。

――今、何かハマっていることは?
アメリカのドラマシリーズで、以前観ていた『フリンジ』をもう一度最初から見始めてしまったら止まりません…。今も頭の中にずっと『フリンジ』の曲が流れています。

――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?
今年最初の本ということで、みなさまに喜んでいただけて、いい一年のはじまりになりますように、と願っております。

――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
いつも応援してくださってありがとうございます! 寒い冬ですが、ほのぼの心が温まるようなお話を目指したつもりです。どうか楽しんでいただければと思います。

担当編集より
シャレード文庫では三冊目となる夢乃先生の作品。現代物、大陸ファンタジー、そして今作の時代物とさまざまな世界を描きながら、通底するのはいつも受が健気で応援せずにはいられないこと。モダンなお屋敷と洋風な生活にドギマギする志信(受)も可愛いです!

 

小説『お側にいます いつまでも

 

 

特典情報


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詳しくはシャレード文庫ホームページへ
 

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(C)夢乃咲実/篁ふみ/二見書房

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