04/16 ソラノハル太先生インタビュー 童貞世話焼き×マイペースな秀才の学園青春BL♥初コミックス『彼方へ届いて恋は咲く』
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2019/06/23 18:00
BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第2025回
稔ねんこ／オーバーラップ／リキューレコミックス
コミックス『神様はちょっとだけいじわる』6月25日発売
サイン本プレゼントあり！ 詳しくはインタビュー後に！
STORY
平凡なβの直は、ある日昔引っ越した幼なじみのα・凪と再会する。綺麗で完璧で王子様のようなαの凪は、成長しても昔交わした“約束”を大切に覚えていた。愛おしく抱きしめられ、思わずときめいてしまう直。ところが久々の再会を懐かしむ中、直の身体になぜか「βに起こるはずのない発情」が起きる。それは第二の性別が数万分の一の確率で変異した兆候だった――…
――作品紹介をお願いします
平凡な直(β)が幼馴染の凪(α)と久しぶりに再会、だけど直は凪のことをすっかり忘れてしまっていて……というところからはじまり、再会をきっかけにβだったはずの直がΩへと体質変異してしまうという直視点のオメガバースなお話です。
――主人公たちはどんな攻×受ですか？
幼い頃から受のことを想い続けてきた年上α攻×平凡で恋愛関係にはうといまま生きていた大学生β(後にΩ)受です。
――当て馬や重要な脇役は？
日和という女の子がでてくるのですがとてもお気に入りです。
描いていてとても楽しくて本編以外にもちょこっと登場しました！
――今作のこだわりはどのあたりでしょう？
そのシーンに流れる空気感を読んでいて感じてほしいなと思いながらキャラクター達の表情を特に意識しながら描きました。
あとは幼い頃の二人をとにかく可愛く！ という気持ちをこめて描きました。
――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
実は今までこんなにたくさんのえっちなシーンを一度に描いたことがなかったのでシーンの効果音の書体や文字の配置、気持ちよさそうな表情などとても考えながら描きました。(笑)
――今作にまつわる裏話はありますか？
いつも直に対しては穏やかに接している凪ですが、直がそばにいない時はわりと冷めているという設定があります。
今回購入特典の漫画でそんな凪をちらっと描かせていただきました！
――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
作業椅子を途中で替えたことにより腰への負担がかなり減りました。
今までは普通の食卓椅子を使っていて……今思えばなんで……？ って思います。(笑)
――今、何かハマっていることは？
最近空いた時間によく『ツムツム』しています。
『アベンジャーズ／エンドゲーム』(最高でした)から映画公開を記念してマーベル限定キャラが登場していることを知って数年ぶりに起動したのがきっかけです。スコアが伸びなくて悩んでいます……！
――BL作家になったきっかけを聞かせてください
趣味で描いていたところを担当さんにお声をかけていただきました。
以前から私のことを知ってくださっていたようで、お話をきいて大変嬉しかったです。そしてそのおかげで挑戦することへの不安も減りました。とても感謝しています！
――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう？
コミックス発売に向けての作業中はまだ実感がなかったのですが、最近はカレンダーを見る度緊張と嬉しさとでそわそわしています。
またオリジナル作品で長いお話を描くのは初めてだったので、無事に完結できて安心していますし、携わってくださった方々、応援してくださった方々にも感謝の気持ちでいっぱいです。
――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ！
初めまして、稔ねんこと申します。今回が初コミックスとなります。
お話を既に知っている方もそうでない方も、少しでも楽しんでいただけましたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！
担当編集より
稔ねんこ先生デビューコミックス『神様はちょっとだけいじわる』が6月25日にリキューレコミックスより発売です！
両親に愛されて幸せに生きてきた直と、エリートα一家のしきたりに縛られ生きてきた凪。数万分の一の確率で起こる、予想外な性別変異でがらりと運命が変わってしまった二人を待ち受けるものとは……！
まずオメガバースといえば刺激的なエロスを思い浮かべる方も多いと思うのですが、本作はそういった部分だけでなく、ねんこ先生の描かれるあたたかみに溢れた絵柄のおかげでオメガバースがちょっぴり苦手な方も楽しんでいただける作品に仕上がっていると思います！
特に注目してご覧いただきたいのは二人を取り巻く空気感と圧倒的画力で描かれる魅力的なキャラクターの表情。もともと攻めのα・凪は幼い頃から直に想いを寄せ生きてきたのですが、抗えないΩのフェロモンに引き寄せられ、とある理由からΩを快く思わない性格に。
そんな凪の「Ωじゃなくて、直だから好き」な葛藤が心を鷲掴みにする表情でこれでもか！ と描かれており、彼の一途な想いに胸が締め付けられます。
特に担当のお気に入りは1話の中盤にある再会してすぐの抱擁シーンです。このシーンに凪の全てが詰まっていると思います……。
直は悩んだり赤面する表情が多めで、急に第二の性別と向き合うことを余儀なくされ、必死に凪との関係性を考え前に進もうとしている健気な可愛らしさが大爆発。
これは凪が溺愛するのも無理はないな……という平凡受けへのねんこ先生の愛に溢れたちょっとしたしぐさやセリフの可愛らしさもぜひ作中でご覧いただきたいです。
そんな二人が迎えるハッピーエンドな結末は、ぜひ紙のコミックスでお手にとっていただきたい仕様になっております！
まるで風がその場で吹いているような、二人がいる風景が目の前に広がるような、見開きで読むしかないクライマックスのシーンは担当超絶おすすめ。回り道してよかったなと思える、神様が用意してくれたちょっとしたいたずら。読後心があたたかくなるオメガバースをぜひご覧ください！
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(C)稔ねんこ/オーバーラップ
コメント2
匿名2番さん(1/1)
絵柄が自分好みでオメガバースが好きなので、この記事を見て予約しました！読むのが楽しみです(・∀・)
匿名1番さん(1/1)
担当さんから作家さんに対する愛が伝わってきたので、読んでみようと思いました。
楽しみです。