渦井先生インタビュー

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渦井先生インタビューセレブ紳士の執着… スパダリ社長×陰キャ舞台俳優!! コミックス『スパダリ社長に陰キャな俺が強引に迫られてます』

2020/02/18 20:25

ハンバーガーショップで運命の出会い？褐色大富豪は超積極的♥

BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第2261回
渦井／フロンティアワークス／Dariaコミックス
コミックス『スパダリ社長に陰キャな俺が強引に迫られてます』2月21日発売
サイン本プレゼントあり！詳しくはインタビュー後に！

STORY
俺はとんでもない人物に愛されてしまった――
売れない舞台俳優・諏訪は、世界的なセレブの芸能人・アゼルに、ストーカーの如くバイト先で待ち伏せされ、「一目惚れした！」と告白される。戸惑いながらも、真剣な眼差しで紳士的に口説いてくる彼に絆される諏訪。つい「友達からなら…」と言ってしまうが、突然抱きしめられ、キスされて!?

――作品紹介をお願いします
ほぼタイトルの通りの内容です。舞台役者をやってる陰キャな受け(諏訪)が、バイトを掛けもちして食いつないでいる中、ハンバーガーショップのお客さんとして来店したとんでもない外国人社長(アゼル)に一目ぼれされるお話です。

同時収録された短編漫画は民族アンソロジーに収録された漫画です。駆け出しの売れない芸人がバラエティ番組の取材班としてよくわからない土地に迷い込み、その現地の民族に惚れこまれるお話。
表題作、短編共にどちらもイケメン外国人(押しが強い)×売れない〇〇日本人(黒髪)という設定になってます。偶然です。

――主人公たちはどんな攻×受ですか？
主人公の諏訪は陰キャだけど頑張り屋さん、攻めのスパダリ社長アゼルは外国人特有の自己表現の強い、強引だけど紳士的なキャラです。

――当て馬や重要な脇役は？
主人公の諏訪になにかとちょっかいを出してくる、売れっ子若手役者の高橋。大学時代、諏訪と演劇部をやっていました。
当て馬で嫌われそうなキャラですが根はいいやつで、要領がよさそうに見えて実は不器用で私は好きです。

――今作のこだわりはどのあたりでしょう？
普段はあほエロ系ばっかり描いておりますが、今回は胸がキュンキュンしそうな話を目指しました。
自分の殻に閉じこもった自己表現の苦手な諏訪が、舞台のきらびやかな世界に憧れを抱き、自分も舞台上でなら頑張れるかも…。と信じて役者を続けてきた。しかし、なかなか芽がでず、また昔のトラウマで笑う事が出来なくなってしまった。でも、アゼルに出会ってから少しずつ明るくなっていく、二人出会えて良かったねえと思われたい作品です。

――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
褐色肌キャラが好きなので、アゼルの肌トーン貼る作業は楽しかったです。

――今作にまつわる裏話はありますか？
諏訪が舞台役者を目指すキッカケになった、中学時代観たお芝居の役者ですが、のちに出会う事になるアゼルにする設定が最初からありました。
ずっと設定には盛り込んでいたのですが、結局はボツに。むしろこれは裏設定でもよいかなとも思ってます。

――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
この作品自体、結構前に描いていた作品なので…。
一人旅が好きなので、たぶんこの作品を描いている間も液タブを持ってどこかしら出掛けていたと思います。

――今、何かハマっていることは？
グラブｒ…終わりがないので怖いです。

――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう？
商業デビューして今年でたしか5年目になると思います。これまでも沢山コミックスを出させて頂きましたが、何冊目になってもやはり発売前はドキドキが止まりません。

――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ！
前回のコミックスから結構間が空いてしまいましたが、自身13冊目となるコミックスです。
普段はあほエロ、年上受けで好きなもの描いてきましたが、今回は少しテイストを変えてみました。
途中、二人の間に邪魔が入ったりしますが、最後はハッピーエンドなので、ぜひ手に取って頂ければ、そして少しでも楽しんで頂けたら幸いです。
インタビュー最後まで読んで頂き有難うございました！

担当編集より
この物語は、超有名人なスパダリ男・アゼル×がんばり屋さんなのに上手くいかない陰キャな舞台俳優・諏訪のラブコメディです。大富豪なのに、庶民チックなアゼルは親しみやすく、頑なになってしまった諏訪の心を優しく包み込みます。とても包容力MAXな攻め様なのですが、いつでもどこでもチュッチュと迫ってしまう、ちょっと迷惑な男です。コミカルでハートフルなお話になっておりますので、ぜひ、楽しんでいただけますと幸いです！