久喜わかめ先生インタビュー

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久喜わかめ先生インタビュー 凹凸な幼馴染2人の苦くて甘い純愛! 感情表現が下手なお人好し×鈍感素直 コミックス『ノーダウトライラック』

2020/10/14 17:00

憎らしいけど大好き。気持ちを抱えきれず距離を置きたいけど…

 


BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第2501回
久喜わかめ/竹書房/バンブーコミックスQpaコレクション
コミックス『ノーダウトライラック』10月17日発売
サイン本プレゼントあり! 詳しくはインタビュー後に!

 

STORY
タイプも性格も違うのに、まるでパズルのピースがハマるようにどこか居心地がよくて、いつの間にか一緒にいるようになった幼馴染の京介とあたる。けれど次第にあたるに抱く感情は変わり、恋を自覚して想いは募る一方なのに、これまでと変わらない友人のままふたりは同じ大学に進学することに。「これからも変わらずに続くであろうふたりの日々」を楽しそうに話すあたるに、自分の気持ちも知らないで…と憎らしくて、でも大好きで…ぐちゃぐちゃな気持ちを抱えきれずあたるから少しずつ距離をとろうとするが――…。

 

――作品紹介をお願いします
性格もタイプもなにもかも凸凹な二人。ぴったりと枠にはまったかのように気の合う幼馴染。京介があたるへの恋を自覚した時から少しずつぴったりの枠に収まらなくなって、少しずつ関係が変わっていくお話。

自身の初コミックス『インサイドフルブルーム』のスピンオフなのですが、この二人ノーダウトライラック』だけでももちろん読んでいただけるようなお話になってます!
インサイドフルブルームからの読んで下さっている方には、ケゴカナの「その後」完結編でもあります!



――主人公たちはどんな攻×受ですか?
感情表現下手なお人好し(小野京介)×鈍感猪突猛進型男子(渋沢あたる)
凸凹な幼馴染のお話です! ふたりをオノシブって呼んでます!


――今作のこだわりはどのあたりでしょう?
幼馴染から恋仲になるまでの障害や「好き」について考えました。
千差万別にある好きの形を2人がどう考えてどう一緒になっていくのかを描いていきました。


――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
ノーダウトライラックの二人(オノシブ)、インサイドフルブルームの二人(ケゴカナ)。ほぼ真逆と言っていいほど、育った環境も在り方もお話の雰囲気も違うのでお話を考えるのも楽しかったですし、『ノーダウトライラック』にでてくるケゴカナが本編後なので生き生きしてるな~と描いていてとても楽しかったです!
友人関係にある4人の絡みはいつ描いても本当に本当に楽しいです! 楽しいづくめですね!! はい! 今、苦労はもう忘れました!


――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
原稿の締め切りが迫っていた時、どうしてもシャインマスカットが食べたくてお買い物にでようとしたら、階段で転んで背中と肘に痣をこさえました。
その後、購入したシャインマスカットが美味しすぎてそんなことはなかったことになりました!!みなさん足元は本当にお気をつけて。転ぶと痛いですほんとに!



――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?
毎回とてもドキドキしてしまうのですが、2冊目のコミックス『ノーダウトライラック』を形にできたことがとても嬉しいです!
いつもたくさん助けてくださったりご迷惑をおかけしてしまう担当様、編集部の皆様、制作販売等の過程に携わってくださった皆様、ありがとうございます!
お手に取って読んでくださる読者の皆様のおかげで『ノーダウトライラック』形にできたことを心より感謝しております!! 



――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
『ノーダウトライラック』が少しでも皆様の癒しになればと思います!
私にとってBLは心のお薬です。セロトニンとノルアドレナリンがでます。大好きです。
お手にとってくださると嬉しいです! どうぞよろしくお願いいたします!


竹書房Qpa 担当編集より
久喜わかめ先生2年ぶりの新刊は、デビュー作『インサイドフルブルーム』のスピンオフが登場!
頼りがいのあるお人好しな京介と、ちょっと鈍感で猪突猛進なあたる、そんな凸凹な幼馴染の苦くて甘い拗らせ純情ストーリーです。

タイプも性格も違うのに、どこか居心地がよくていつの間にか一緒にいるようになったふたり。しかし次第に京介があたるへ抱く感情は、友情を超えて恋心と下心でいっぱいになっていきます。
まるでぴったりはまったパズルのピースみたいだったはずが、少しずつ歪に形が変わっていくのを感じあたるから距離を取ろうとする京介の複雑な感情や、そんな京介の少しの変化には敏感なのに肝心なところでは鈍感なあたるの想いなど、久喜わかめ先生ならではの空気感で描かれる、恋をして自分の気持ちに一生懸命向き合う男子たちの、思わず胸を打たれる青さをぜひ味わっていただきたいです。

またもうひとつの見どころとして、スピンオフ元である前作『インサイドフルブルーム』のケーゴとカナの"その後"が描かれており、これにてシリーズ完結となります。 前作から読んでいただいている方には更に楽しんでいただける内容になっているかと思いますので、"ケゴカナ"の恋の終着点も併せてぜひ見届けてもらえたらと思います。

久喜わかめ先生の描くキャラクターたちは、本当に等身大で、一生懸命で、応援したくなったり、胸を打たれたり、良い意味で読んでるこちら側の感情をかき乱してくれる素敵な魅力が詰まっています。
そんなキャラクターたちが、全身で精一杯 自分自身にも相手にも向き合って答えを見つけていく恋愛模様をぜひ最後までお楽しみいただけるとうれしいです。
どうぞよろしくお願い致します!

 

コミックス『ノーダウトライラック

 

 

特典情報

 

■アニメイト:描き下ろし4Pリーフレット
■とらのあな:描き下ろし4Pリーフレット
■中央書店コミコミスタジオ:描き下ろしペーパー
■ホーリンラブブックス:描き下ろしペーパー
■全国特約書店共通:ペーパー
■電子版:描き下ろし4Pマンガ

特典一覧は竹書房サイトの特設ページをご参照ください!

※その他、Qpaの情報はお知らせページTwitterで随時お知らせしております。

 

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(C)久喜わかめ/竹書房

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