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表題作ノーダウトライラック

小野京介,小学生〜大学生,あたるの幼馴染
渋沢あたる,小学生〜大学生,京介の幼馴染

同時収録作品スプリングハズスプラング

三浦景吾,大学生
斎藤果也,大学生

その他の収録作品

  • フィールライラック(描き下ろし)
  • …one day(同人誌より再録)
  • Spring in Bloom(描き下ろし)
  • あとがき
  • カバー下:イラスト

あらすじ

タイプも性格も違うのに、
まるでパズルのピースがハマるようにどこか居心地がよくて、
いつの間にか一緒にいるようになった幼馴染の京介とあたる。
けれど次第に幼馴染に抱く感情は変わり、
思春期真っ盛りの頃には京介の頭の中は
あたるへの恋心と下心でいっぱいになるばかり。

恋を自覚して想いは募る一方なのに、
これまでと変わらない友人のまま
ふたりは同じ大学に進学することに。
「これからも変わらずに続くであろうふたりの日々」を
楽しそうに話すあたるに、自分の気持ちも知らないで…、と
憎らしくて、でも大好きで――。

ぐちゃぐちゃな気持ちを抱えきれず
あたるから少しずつ距離をとろうとするが――…。

『インサイドフルブルーム』完結編、
ケーゴとカナの"その後"ショートストーリーも同時収録!

憎らしくて、大好き。
噛みしめるほどに愛おしい、日々と恋心。

感情表現下手なお人好し×ちょっと鈍感な猪突猛進型男子
凸凹な幼馴染の、苦くて甘い拗らせ純情ストーリー。

作品情報

作品名
ノーダウトライラック
著者
久喜わかめ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
シリーズ
インサイドフルブルーム
発売日
電子発売日
ISBN
9784801971110
3.7

(85)

(24)

萌々

(24)

(30)

中立

(5)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
12
得点
311
評価数
85
平均
3.7 / 5
神率
28.2%

レビュー投稿数12

心温まるストーリー

小学生の頃の話から始まり2人は凸凹がぴったりはまるみたいに相性がよく、中学生で攻めの京介が受けのあたるを恋愛対象として好きになり、高校生であたるが京介と同じ大学に行くと言い、同じ大学に行く。
ここまでの流れでもだいぶ京介が片思いで苦しんでいて、そんなこととは知らずあたるは親友として接してくるので、その様子が切なかったです。

大学生になっても変わらず、あたるが原因で悩んでいるのに京介を元気付けようと合コンに誘ったり祭りに行く、そして『いい幼馴染をもった、京介が女の子だったらよかったな!』と追い討ちをかけるあたるを、それ以上はやめて!!と止めたくなりました笑
それがきっかけで京介が想いを伝え、『あたるはどうしたい?』と聞くのですが、それもずるいなぁと思ったりでもしょうがないか、とか読んでいてどうしようもない感情になりました(汗)

その後、あたるが一生懸命考え、セックスしてみよう!となりやってみますが京介が耐えきれずやめて、気まずくなり距離をとり、ようやく両想いになります。
あたるが悪いわけではないですが、いままで振り回していたのは自分だ!みたいなシーンは感動しました(泣) 凸凹がぴったりはまった感じがしてとてもよかったです!!

5話の最後の『俺は 俺自身が思ってるよりもずっと京介が好きだったみたいだ』(略) のあたるのセリフが全て解決してくれました!読みながらいろいろ考えながら読んでいたので最後のセリフを読んでスッキリしました!笑
恋が実ってよかったです!!!!

0

言葉選びが秀逸

前作『インサイドフルブルーム』の際にも感じたことですが、言葉選びが秀逸で……
その場の情景が浮かび上がるような表現に、ついつい引き込まれてしまいました。

幼馴染から恋人になる2人。
変わる気持ちと変わらない気持ちを感じることの出来る、素敵な作品でした。

ケゴカナもたくさん登場している為、2冊同時に楽しむことがオススメです!!

同人誌収録作品が再録されており、少し懐かしい気持ちになりました。
J庭から1年以上経ってしまったのですね……

また何処かで、ケゴカナ&オノシブに出会えることを楽しみにしております。

0

大切なキミ

「離れないっていうのはこういうことなんだよ」
「ちゃんと考えて?」
「ちゃんとあたるがどうしたいか教えて」

切ない!くるしい!

でも、あたるのアホさに救われた、、!(インサイド〜の二人とは違う空気感)このままラブラブゴールだ!決めてくれ!たのむ!

と思ったけど、思ったけど、、!オノの気持ちはそんなんじゃなかった。ヤレればラッキーなんて、そんなんじゃなくて、本当にほんとうにあたるを大事に思っていて、あたるの今も未来も大事にしたくて。自分の気持ちだけで突っ走れるほど、自分勝手にはなれなかった

で、当たるも悩んで、悩んで。でも答えは割と簡単だった。これからもオノと一緒にいたいし、キスも、それ以上も、不快感なんて無かった

「自分だけ完結させようとしてんじゃ、ねえ」

あたるの思い切りの良さが勝った。ちょっと時間がかかったけど、無事に、ゴール



そして!ケーゴとカナも良い感じに、、ゴールした!!おめでとう!みんな幸せでうれしい!

おまけで高校の頃制服モノが好きだったあたるがオノと制服でしたがるのが幸せいっぱいだった

0

切ない片想い

『インサイドブルーム』のスピンオフです。
前作未読でも大丈夫なのですが、描き下ろしが前作の補完作品なってるんじゃないかと思います。


あらすじ通りの内容で、幼馴染の片想いを描いた作品です。
もどかしくて苦しくて、片想いの切なさがこれでもかってほど詰まっています。

幼馴染のあたるに片想いする京介。
この気持ちはいつか薄れるはずと思っていたのに、想いは募る一方。
離れようとしても、京介の気持ちに全く気付いてないあたるに無自覚に振り回されて……という感じで、とにかく切ない片想いなんです。

そばにいたら切なくなる。
追いかけられると逃げ出したくなる。

京介の気持ちの揺れがリアルで、望みのない恋だと思っているからこそ、あたるに自分の気持ちを押し付けないし、初めから期待もしていなくて……
そこがとても切ないなと感じました。

あたるは鈍感だけど、優しくて機微に聡い子。
きっと、自分の気持ちに気付いてなかっただけなんだろうな。
片想いの切なさに悩み苦しみ、京介の辛さを思い知っていくところにグッときました。

紫のライラックの花言葉は、「恋の芽生え」「初恋」
二人にとって、これは正真正銘の初恋なんでしょうね。
小学生時代の二人が可愛すぎ^^

期待はしていなかったのですが、Hは意外にも煽情的でした。
それでも、手を握りあったり嬉しくて泣いてしまったりと、キュンとする場面が満載♡


二人の友人として登場しているのが、前作のCP・ケーゴとカナ。
前作では、「好き」を伝えないまま終わった二人でしたが、本作でやっと言えた!
幸せ過ぎて泣いてる二人を見たら、胸がいっぱいになりました。
素敵な完結編をありがとうございました‼︎

4

(^^)b

ストーリー重視の方にはオススメかなという感じです

結構言葉がストンと落ちたりして自分は好きだったのですが、ところどころなんか表現というか言い回しというか引っかかるところあったので萌2で

2

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